北海道の不用品回収とは
北海道で不用品を処分したい方は、自治体や不用品回収業者の利用を考えるでしょう。
基本的には自治体の利用が多いはずですが、リサイクル家電など一部は対応していないため、不用品回収業者も含めて考える必要があります。
どのようなポイントを押さえて不用品を処分できるのか内容を紹介しましょう。
リサイクル家電とは
家庭用エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機の4品目について、小売業者による引取り及び製造業者等(製造業者、輸入業者)による再商品化等(リサイクル)が義務付けられ、消費者(排出者)には、家電4品目を廃棄する際、収集運搬料金とリサイクル料金を支払うことなどをそれぞれの役割分担として定めています。
引用:環境省
北海道の特徴
北海道は日本最北端の都道府県で、太平洋、日本海、オホーツク海の3つの海に囲まれています。観光、食品、情報接触度などの面で高い評価を得ており、2023年まで、「都道府県の魅力度ランキング」で15年連続1位に選ばれています。
北海道はかつて蝦夷地(えぞち)と呼ばれていました。13世紀頃から江戸時代にかけては、先住民アイヌ民族の居住地として、独特の文化が栄えました。16世紀以降は、北海道南西部の渡島半島を領地とする松前藩が豊臣秀吉と江戸幕府から蝦夷地との交易権を認められます。蝦夷地との交易権が事実上の支配権に拡大していきました。そして、北海道の太平洋側と千島を東蝦夷、北海道の日本海側と樺太を西蝦夷地と呼ぶようになりました。
その後一時期、幕府は南下政策を強力に推し進めるロシアを警戒し、蝦夷地を天領とします。天領とは幕府の直轄地のこと。1799年に東蝦夷地を、1807年に西蝦夷地を天領にしました。幕府は1821年に蝦夷地の大半を松前藩に返却しましたが、諸外国との緊張が再び高まった1855年に、渡島半島の一部(松前藩領)を除いて再び蝦夷地を天領としました。明治2年(1869)に、箱館戦争が終わったあと、北海道の歴史は大きく変化します。明治維新後の北海道開拓使時代を経て、現在の北海道の姿が形成されました。
北海道の地形は多様で、山岳地帯、森林、湖沼、渓谷、そして海岸線が特徴を作っています。南部は比較的平野が広がり、中央部には大雪山脈や十勝岳などの高い山々が連なっています。北部は非常に寒冷であり、自然の荒々しさが特徴です。北海道は日本海と太平洋に面しており、長い海岸線を持っています。特に日本海側の海岸は断崖絶壁や風光明媚な景色が広がり、観光地としても人気です。
2020年の国勢調査によれば、北海道の人口は約522万人。5年間で16万人減少していることになります。北海道の人口は1985年までは増加していましたが、その後、長期的に減少傾向が続いています。2020年の統計では、札幌市や千歳市、恵庭市などの人口は前年に比べて増えています。一方、函館市、小樽市、旭川市などの人口は減少しました。必ずしも農村部の人口が減っているとは限らず、俱知安町や上士幌町、占冠村といった小さな町村では人口が増えています。
北海道の市区町村は下記のとおりです。
札幌市・函館市・小樽市・旭川市・室蘭市・釧路市・帯広市・北見市・夕張市・岩見沢市・網走市・留萌市・苫小牧市・稚内市・美唄市・芦別市・江別市・赤平市・紋別市・士別市・名寄市・三笠市・根室市・千歳市・滝川市・砂川市・歌志内市・深川市・富良野市・登別市・恵庭市・伊達市・北広島市・石狩市・北斗市・当別町・松前町・福島町・知内町・木古内町・七飯町・鹿部町・森町・八雲町・長万部町・江差町・上ノ国町・厚沢部町・乙部町・奥尻町・今金町・せたな町・島牧村・寿都町・黒松内町・蘭越町・ニセコ町・真狩村・留寿都村・喜茂別町・京極町・倶知安町・共和町・岩内町・泊村・神恵内村・積丹町・古平町・仁木町・余市町・赤井川村・南幌町・奈井江町・上砂川町・由仁町・長沼町・栗山町・月形町・浦臼町・新十津川町・妹背牛町・秩父別町・雨竜町・北竜町・沼田町・鷹栖町・東神楽町・当麻町・比布町・愛別町・上川町・東川町・美瑛町・上富良野町・中富良野町・南富良野町・占冠村・和寒町・剣淵町・下川町・美深町・音威子府村・中川町・幌加内町・増毛町・小平町・苫前町・羽幌町・初山別村・遠別町・天塩町・猿払村・浜頓別町・中頓別町・枝幸町・豊富町・幌延町・礼文町・利尻町・利尻富士町・美幌町・津別町・大空町・斜里町・清里町・小清水町・訓子府町・置戸町・佐呂間町・遠軽町・湧別町・滝上町・興部町・西興部村・雄武町・豊浦町・洞爺湖町・壮瞥町・白老町・厚真町・安平町・むかわ町・日高町・平取町・新冠町・浦河町・様似町・えりも町・新ひだか町・音更町・士幌町・上士幌町・鹿追町・新得町・清水町・芽室町・中札内村・更別村・大樹町・広尾町・幕別町・池田町・豊頃町・本別町・陸別町・浦幌町・釧路町・厚岸町・浜中町・標茶町・弟子屈町・鶴居村・白糠町・別海町・中標津町・標津町・羅臼町
足寄町
北海道は北部ということで、気候は全体的に低温であり、冬になれば雪が積もる地域です。
梅雨がなく台風も滅多に上陸しません。
ジャガイモや稲作など農業が盛んなだけでなく、酪農業や漁業、食品加工など、様々な産業があります。
北海道の不用品回収の傾向
北海道は最北部ですが、人口は多く、札幌などの都市部は人が密集しています。
冬になればスキーや特有の観光スポットに訪れる観光客もたくさんおり、外国人にも人気なので往来は多いです。
また、仕事や学業などによって引越しする方や移住先としてもいろいろな人が候補に上げるため、不用品の量も多いです。
北海道の自治体で不用品を処分する方法
北海道で不用品を処分する場合は、自治体を利用する人もいるでしょう。
北海道では、耐久消費財、固形廃棄物、指定ゴミ袋に入らないものを粗大ゴミとして処分できます。
ただ、エアコンやテレビ、冷蔵庫、洗濯機、衣類乾燥機、パソコンなどのリサイクル家電、事業活動に伴って生じた産業廃棄物、タイヤ、バッテリー、プロパンガスボンベ、オートバイ、ピアノなど一部の不用品は回収してもらえないので、注意が必要です。
そして、北海道で不用品を処分してもらうには戸別回収と持ち込みによる処分があります。
それぞれ内容を紹介します。
戸別回収による処分
戸別回収による処分はまず、受付センターに申込みをする必要があります。
住所や氏名、電話番号、ゴミの品目個数などを電話連絡して伝えてください。
すると、受付センターから、ゴミの個数や大きさ、一戸建てかマンションか、またゴミを出す場所を打ち合わせします。
その後、不用品の処分が可能であれば、受付番号と手数料の支払いについて知らせてくれるので、準備しましょう。
収集日は希望した日の2週間前から受付するため、直ぐに回収してくれるわけではありません。
その点を明記して電話連絡をしてください。
また、ゴミの手数料シールはスーパーやコンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンター、などで販売されているので、料金分購入しておきましょう。
不用品に手数料券のシールを貼り付け、受付番号を記入すれば収集日当日に回収してくれます。
持ち込みによる処分
持ち込みは、各市区町村にある処理施設に持ち運び不用品を処分します。
施設へ自己搬入する際は予約の必要はありませんが、受け入れ時間内に持ち込みする必要があります。
混み合う場合は時間に余裕を持っていないと、後々面倒になるため、計画的に持ち運びしてください。
処理施設では重量によって料金がかかるため、その点を把握して支払うようにしましょう。
北海道で無料で不用品を処分する方法
自治体で処分すると、お金を支払わなくてはいけないため、もし無料で処分したい方がいれば、フリマサイトを利用するのも1つの良い方法です。
フリマサイトにはメルカリやヤフオクなどがあり、出品すると買取りを期待できます。
サイト内で相手から購入したいコンタクトが来れば、価格について交渉してお互いに納得できれば、不用品を搬送します。
不用品を搬送する際は手数料がかかりますが、小型品であれば数百円程度です。
買取りの際に手数料以上の価格設定にしておけば、実質無料で処分できるためお得です。
多少の汚れや傷などがあっても需要が高いものは買取りできる可能性が高いので考えてみましょう。
ただ、大型の家具や家電製品はヤフオクなどの場合、送料が数千円以上になる可能性もあり、搬送も難しくなるケースがあります。
その際は、ジモティーの利用を検討してみましょう。
ジモティーは相手から引き取りに来てもらえるため、自分で搬送する手間が省けます。
不用品によって使い分けができますが、フリマサイトに出品して必ず買取りができるわけではなく、中には連絡が突然取れなくなるなど、トラブルにつながるケースもあるため注意してください。
北海道の自治体やフリマアプリで処分できなければ不用品回収業者に依頼
自治体やフリマサイトを利用しても不用品を処分できない場合は、不用品回収業者の利用について検討できます。
不用品回収業者は費用がかかりますが、即日で対応してもらえるため、直ぐに不用品を処分できます。
また、不用品の持ち運びから処理施設への搬送まで、全てスタッフが対応してくれるため自分は何もしなくて大丈夫です。
また、不用品の種類によっては買取り対応してもらえるため、費用削減することも可能です。
不用品回収業者にもいろいろな種類がありますが、片付け侍であれば1,000を超える買取品目、またお得な積荷プランや遺品整理など、サービスが提供されています。
ランキングや口コミでも確認できるので、内容を確認してください。
北海道の不用品回収の料金相場
北海道の不用品回収には料金相場があります。
各都道府県で価格が異なるのでチェックしてください。
まずは定額パックの料金相場を解説します。
北海道の定額パックの料金相場
定額パック | 料金 |
単品回収 | 2,000円~9,000円 |
軽トラパック | 10,000円~20,000円 |
2トン車回収 | 20,000円~60,000円 |
2トン車(箱車) | 50,000円~110,000円 |
3トントラック以上 | 80,000円~140,000円 |
不用品回収の定額パックの料金相場は上記表のとおりです。
表から大きくかけ離れた価格設定の場合は妥当ではないので注意してください。
ただ、回収物によっては処分費が増えるケースもあるため、目安としてご確認ください。
北海道の単品回収の料金相場
不用品を単品で回収業者に処分を依頼するときの費用は下記が目安となります。
品目 | 料金 |
自転車 | 500~1,500円 |
タンス | 3,500円~ |
ソファ | 4,000円 |
テレビ | 2,000円~6,000円 |
冷蔵庫 | 6,000円~10,000円 |
洗濯機 | 2,000円~6,000円 |
カーペット | 1,500円~3,000円 |
本棚 | 3,000円~6,000円 |
ベッド | 4,000円~10,000円 |
電子レンジ | 1,000円~3,000円 |
単品の金額だけなら、業者と行政の回収サービスで大きな差額はありません。
不用品回収業者に単品依頼する場合、料金相場は500円~10,000円前後です。
不用品回収でお悩みなら片付け侍が即日回収!
北海道の不用品回収業者【片付け侍】が回収できる品目
片付け侍では、生体、生ごみ、土、生木、汚物、砂、液体、ブロックなど以外はすべて回収可能です。
家具類・大型家具の不用品回収
鏡台・本棚・パソコンデスク・ダイニングテーブル・タンス・ベビーダンス・和ダンス・テービル・ベッドマットレス・洋服ダンス・食器棚・チェスト・ハンガーラック・下駄箱・畳・学習机・椅子・ゲーミングチェア・ピアノ等々
リサイクル家電等の家電類
エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビ・ビデオデッキ・掃除機・炊飯器・照明器具・除湿器・キーボード・こたつ・スピーカー・時計・乾燥機・DVDデッキ・小型家電・ポット・ミシン・チューナー・空気清浄機・食洗器・扇風機・ルーター・アンプ・IHコンロ・ガスコンロ・オーブントースター・電話機・コピー機・複合機などなど
日用品の不用品回収
食器・スノーボード・傘立て・植木鉢・筆記用具・段ボール・楽器・カラーボックス・布団・水槽・物干しざお・ヘアアイロン・ハンガー・5月人形・衣装ケース・ヨギボー・コンクリートブロック・
ライター・土・ダンベル・チャッカマン・スノーボード・パワーストーン・フライパン・チャイルドシート・ヘルメットなど
オフィス用品の不用品回収
ロッカー・事務机・店舗用品・応接セット・椅子・パソコンデスク・ホワイトボート・電話機・複合機・パソコン・パソコンデスクなど
その他の不用品回収物
鉄くず・雑誌・電子ピアノ・バイク・自転車・オートバイ・空き瓶・ペットボトル・古新聞・古雑誌・古着・書籍・空き缶・落ち葉・農機具・タイヤ・バッテリーなど
その他、記載のない不用品も必ず解決可能です。
北海道の不用品回収【片付け侍】を利用するメリット
北海道には数多くの不用品回収・粗大ゴミ回収業者があります。その中でも、片付け侍に依頼するメリットは下記の5点です。
- 北海道内は即日回収!
- パック料金でお得に処分!
- 専任の担当者で安心!
- 相見積もり時の成約率85%!
- 全国展開で北海道以外も安心!
北海道は即日回収!
札幌市や函館市はもちろん、北海道内であれば最短お電話をいただいたその日に回収が可能です。
お急ぎの場合はもちろん、作業日が先の場合も日にち指定が可能です。
土日祝でも対応しておりますのでお気軽にご相談いただけます。
パック料金でお得に処分!
3つのパックをご用意しております。
お客様に合わせたお得な方法で処分いたします。
パックには積みきれない大量の不用品回収でも問題なく解決いたします。
専任の担当者で安心!
お見積もりから作業終了まで、専任のスタッフが担当いたします。
見積もり時と作業スタッフが違い、条件が変更されたなどのトラブルを防ぐことが可能です。
相見積もり時の成約率85%!
金額はもちろん、スタッフの人柄で片付け侍が選ばれています。
多くのお客様から「選んでよかった」をいただいております。
全国チェーン店でその他の地域にも安心!
片付け侍では東京、神奈川、千葉、埼玉、静岡、群馬、愛知、京都、広島、福岡、沖縄など、全国47都道府県で対応しております。
ご実家等が北海道以外にある場合でも当社をご利用いただけます。
行政の不用品回収に依頼するメリット・デメリット
北海道が実施している行政の不用品回収ですが、もちろんメリット・デメリットがあります。
それぞれの特徴を下記の表にまとめました。
北海道の不用品回収業者 | 行政の不用品回収 | |
メリット | ・即日に回収してくれる
・大量の不用品回収にも対応している ・処分だけではなく買取もおこなってくれる ・家具を運び出す手間がない ・土日祝でも対応してくれる ・分別などをする必要がない |
・立ち合いをする必要がない
・単品拐取であればお得 ・ |
デメリット | ・単品だと費用が高くなる
・少なからず悪徳業者がいる
|
・即日に回収してくれない
・回収までに時間がかかる ・家の外まで運び出す必要がある ・多くの品目を引き取ってもらえない ・分別や仕分けをしなければならない ・有料の粗大ゴミ処理券を購入する必要がある ・回収日時の指定ができない |