着物を処分する6つの方法!無料回収・寄付・買取など徹底解説!

着物を処分する6つの方法!無料回収・寄付・買取など徹底解説!

お祝いごとで使った着物や、母や祖母の形見として残された着物が押入れに眠っていませんか。着物は洋服と異なり、着付けに時間がかかるため、好きでなければ着る機会が少なくなります。

この記事では、着物の処分方法や処分すべき着物の判断基準をまとめています。さらにオススメの買取業者も紹介しているので、参考にしてみてください。

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着物の処分方法6選

着物の処分方法6選

着物を手放す際、その処分方法について悩むことは珍しくありません。処分の際は自治体ごとに異なるルールが存在するため、まずはホームページで確認しましょう。

また中古市場では需要が高いため、状態の良い着物は買取業者に買取依頼を出すのもオススメです。自分に合った方法を選び、着物を大切に次の人へ繋げていきましょう。ここでは着物の処分方法を6つ解説します。

  • 自治体にごみとして捨てる
  • リサイクルショップに買取してもらう
  • ネットオークションやフリマアプリで販売する
  • リメイクして再利用する
  • 着物の買取専門店に依頼する
  • 不用品回収業者に回収してもらう

着物がなかなか捨てられない、迷いがちな方は、着物の断捨離のコツをこちらの記事で紹介しています。

自治体にごみとして捨てる

着物をゴミに出すなら、自治体ごとのルールに従って処分しましょう。自治体によっては、主に3つのカテゴリに分けられています。

  • 燃えるゴミ
  • 資源ゴミ
  • 古布

しかし着物は中古市場での需要が高いため、軽々しく処分してしまうのはもったいないことです。汚れや変色が目立つ場合や、価値が低い安価な着物に限定してごみとして処分することが望ましいでしょう。

リサイクルショップに買取してもらう

リサイクルショップは着物の買取にも積極的に取り組んでいます。店舗に直接持参する方法が一般的ですが、最近では「出張買取」や「宅配買取」などの便利なサービスがあることも。

特に遺品整理や引っ越しの際など、多くの着物を一括して処分したいという場合に重宝します。

ただし一般的なリサイクルショップによっては、着物の専門知識が不足していることがあり、適正な価格で買取ってもらうことが難しい場合も。そのため価値の高い着物を持ち込む際には慎重に検討する必要があります。

また、一部の地域では古着や古布のリサイクルボックスが設置されているため探してみるとよいでしょう。

ボックスに入れられた着物はリユースされるか、再度加工されることが一般的です。

大切に保管していた着物を捨てるのが心苦しいと思ったら、探してみてくださいね。

ネットオークションやフリマアプリで販売する

ヤフオク!とメルカリなどは、インターネットを介して商品の出品や購入が可能なサービスです。

ヤフオク!は競売形式での取引が特徴であり、一方のメルカリはフリマアプリの形式での売買が行われます。そのため「買いたたかれたくない」と感じている人にもぴったりの方法です。

ただし、どちらも若い世代から人気を集めています。そのため着物などの特定の商品は売りにくい場合も。売りたい商品について事前にリサーチを行い、相場を確認したうえで利用しましょう。

リメイクして再利用する

着物に思い入れがありながらも処分を考える場合や、着物のサイズが合わずに着られない場合は、リメイクしてもよいでしょう。

裁縫技術がないという不安を感じる方も、生地を活かした財布や巾着袋などのアイテムにリメイクしてくれる専門店もあります。思い入れのある着物はリメイクし、いつまでも手元に置いておきましょう。

下記サイトで生地を再利用する方法が記載されていました。
服地パイセン

着物の買取専門店に依頼する

和服や着物の専門店では、使い古した着物を買い取ってくれるサービスが提供されています。専門店なら着物について豊富な知識を持ち適正に評価してくれるでしょう。査定は専門スタッフが行い、その価値に見合った金額を提示してくれます。また買取の方法も以下から選べます。

  • 店舗に直接持ち込む「持込買取」
  • 宅配による「宅配買取」
  • 出張による「出張買取」

いずれの方法も自分の都合に合わせて依頼することができますが、注意が必要です。悪徳業者に依頼すると、価値の高い着物を安く買い取られる可能性があります。依頼する前に、ネットなどで買取専門店の評判や口コミを確認するとよいでしょう。

バイセル

バイセル

https://buysell-kaitori.com/

大切な品物を、「早く、高く、丁寧」に買い取ることをモットーに掲げるのが、バイセルです。

バイセルでは、売りたいと思った時点で査定に進むかどうかを決めることができます。査定金額に納得できない場合でも、無理な交渉をすることはありません。安心して利用できるよう、お客様の意思を尊重する姿勢を大切にしています。

また、バイセルは着物だけでなく硬貨、切手など様々な品物を買取可能。宅配買取、出張買取、店頭買取の3種類のサービスを提供しており、依頼人の希望に合わせて選べますよ。

福ちゃん

福ちゃん

https://www.fuku-chan.info/kimono/

「適正価格で買い取ってほしい」と思ったら、福ちゃんがオススメ。福ちゃんの査定はプロが担当するため、適正価格で行われます。800万点以上の買取実績があり、自社オークションによる高額買取が期待できますよ。さらに出張査定や宅配料はすべて無料。査定額に納得できない場合は全額返品可能です。

和服や帯、帯留めなど、着物の種類や状態を問わず、丁寧に査定を行います。色褪せやシミ、汚れがある着物でも、査定してもらえるため、安心して着物の買取を依頼できますよ。

ザ・ゴールド

ザ・ゴールド

https://www.the-gold.jp/

創業61年の実績を持つザ・ゴールドは、3つの部門で第1位を獲得するなど、買取専門店としての評価が高いです。

ザ・ゴールドは全国に77店舗を構え、着物の店頭買取にも対応しています。全ての店舗が直営店であるため、査定や鑑定において一貫性があり、どの店舗でも安心して依頼することができるでしょう。

飛び込みでの査定も可能ですが、待ち時間が気になる方は、公式サイトから予約をしておくのがオススメ。スムーズな査定手続きを行えますよ。

着物10

着物10

https://kaitori-yamatokukimono.jp/

着物や和装小物など、さまざまな和装品を一括で査定するなら着物10に依頼しましょう。着物10では、非対面での取引を行っているため、押し買いなどのトラブルの心配もありません。

また着物をダンボールに詰めて送るだけで査定が行われる点も楽なポイント。持ち運びが困難な大量の着物でも安心して依頼することができます。値段が付かない品物でも無料で引き取ってくれ、寄付やリサイクルに役立てることもできます。

おたからや

おたからや

おたからやは、20年以上の歴史と信頼に裏打ちされ、多くの人々に愛されています。全国に約1,300店舗を展開し、買取業界の最大手としてその地位を確立しています。

おたからやでは、店頭買取と出張買取の両方を提供しており、査定料や出張料が無料です。これにより、気軽に利用することができます。

また、買取してもらえないと思っていた品物でも、実際には買取してもらえる可能性があります。一度、査定してもらうとよいでしょう。

着物買取業者のおすすめを投稿しているメディアもありますのでぜひ参考にしてみてくださいね!
着物買取の案内所

不用品回収業者に回収してもらう

不用品回収の業者なら、着物の回収にも対応していることが多く、着物と一緒に和箪笥なども回収してもらえることもあります。

引っ越しや生前整理、遺品整理などで出た不用品の処分に役立つでしょう。ただし不用品回収には重量や数量に応じて料金がかかりますので、注意が必要です。

不用品回収会社へ依頼する際は、以下の手順で行いましょう。

  1. 複数の会社に見積もり依頼をする
  2. 予算に合った会社を選び契約
  3. 着物を査定してもらう、もしくは処分を依頼
  4. 着物の引き取りが無事完了すれば終了

不用品回収業者に依頼すれば、着物だけでなく汚れがあったり買取不可な状態の着物も回収してもらえます。ただし着物単体の回収だけを依頼すると割高になることがあるため、大量に物を処分する際に利用するとお得です。

生前整理や遺品整理、引っ越しなどで多くの着物や不用品が出てきた場合は、不用品回収業者に依頼するのがよいでしょう。

不用品回収、遺品整理、買取も同時にできる業者もいます。遺品整理と買取を同時にできるおすすめ業者の記事で紹介しています。

着物処分の費用相場

着物処分の費用相場

着物は、その種類によって買い取り価格が大きく異なります。一般的な訪問着や留袖、振袖などはもちろん、有名作家の作品や伝統工芸品は高値がつくことも。

しかし着物の価値は時にその歴史や作家、素材などに左右されるため、着物を買い取ってもらう際には、その相場を把握しておくことが重要です。ここでは有名作家の着物につく価格相場を見ていきましょう。

種類買取相場
小千谷縮~30,000円
牛首紬~35,000円
久米島紬~80,000円
久留米絣~130,000円
結城紬~150,000円
黄八丈~250,000円
芭蕉布~250,000円
大島紬~550,000円

参考 買取専門店「ザ・ゴールド(THE GOLD)」

着物は日本の誇る伝統文化の一つであり、世界的にも高い評価を受けています。そのため、有名作家や伝統工芸品は現在でも高く評価され、思わぬ高値がつくかもしれません。

ただし着物は保存状態によって劣化し、価値が下がってしまうこともあるため、買取りを検討している方は早めの査定がオススメです。

七五三の着物の処分でおすすめ

七五三の着物の処分でおすすめ

着物と聞いて七五三を思い出す人も多いのではないでしょうか。七五三の着物は子供の成長と共に必要なくなりますが、思い出の品である点は間違いありません。大切な着物だからこそ、処分の際は寄付がオススメ。ここでは安心して処分依頼ができる団体を紹介します。

NPO・支援団体に寄付をする

NPOやNGO団体は着物をほぼ100%リユースしており、国内外に物資の提供先を持っています。

また着物以外にも様々な不用品を物資として提供している場合も。着られる状態であれば、汚れやシワがあっても問題ありません。

また小物も一緒に寄付できますよ。送った物や寄付金は、団体によって大切に利用されますので、安心して寄付できるでしょう。寄付は、社会貢献にも繋がります。

セカンドライフ

セカンドライフ

セカンドライフは、NPO法人グッドライフが運営する不用品のリユース事業です。2008年からは不要なリサイクル家電や家具を海外に輸出する活動を行っていましたが、2017年にはぬいぐるみや人形、おもちゃなどのリユース活動を始め、2018年にはNPO法人グッドライフを立ち上げました。

このセカンドライフでは、リユースだけでなく、ワクチン募金などの様々な社会貢献活動も行っています。

また、ランドセルやおもちゃ、本など、子供に関するさまざまな物品も寄付が可能です。ただし寄付をする際は、専用の段ボールの購入が必要となるため注意しましょう。

セカンドライフへ寄付を依頼する際の費用

梱包サイズ料金
リユース中箱 120cmまで2,300円
リユース大箱 160cmまで2,900円

※上記には送料が含まれています。

セカンドライフ公式サイト

もったいないジャパン

もったいないジャパン

もったいないジャパンは、フードバンクを主体として、食べ物や日用品・古本・雑貨類など、まだまだ使えるのに廃棄されてしまう「もったいない物資」を活用させるために活動しています。

また、被災地支援や海外孤児院支援、地域の生活困窮者支援など、様々な支援活動も。寄付の際の送料は自己負担となります。

寄付できる品物の幅は広いですが、以下のものは対象外です。

  • 使用済みの衣類
  • 蛍光灯
  • コード
  • 衣料品
  • 開封済みの化粧品
  • 生き物
  • 大型家電
  • ビニール傘
  • 中古の文房具類

など

国内の福祉施設向けに品の衣類(下着やTシャツなど)」のみを受け付けています。古着類は受け付けていないため、注意しましょう。

食器は中古品でも問題ないものの、ヒビや欠け、汚れなどはきれいにしてから寄贈してください。食器は割れないように十分に梱包し、送付しましょう。

もったいないジャパン公式サイト

きもの笑福

きもの笑福

この支援事業は、児童養護施設で過ごす子供や、福祉施設の人へ向けた七五三・成人振袖支援事業を行っている団体です。

児童養護施設で過ごす人や一般社会で七五三や成人式を迎える方々に振袖をレンタルし、着付けやヘアーセット・写真撮影などを行っています。

きもの笑福公式サイト

買取なら七五三の前に買取に出す

七五三の着物はシーズンが近付くにつれて需要が高まります。そのため需要が高くなる9月以降がおすすめですが、できるだけ早く着物買取専門業者に依頼することが大切です。

正絹で状態の良いものや流行の柄であれば、小物とセットで売ることで買取してもらえることもあります。男の子は羽織や袴、女の子は扇子や帯締めなども一緒に売るとより高値で売れるでしょう。

他にも着用回数が少ないほど高く売れるため、きれいな状態で売ることが重要です。売ると決めたら早めに買取に出しましょう。

着物を高く売るコツ

着物を高く売るコツ

タンスの奥に眠る着物を、衣替えの季節や整理整頓の際に買取りに出そうと考えている人も多いのではないでしょうか。せっかくならできるだけ高値で手放したいと思いますよね。

しかし無名の着物でも買い取ってもらえるのか、気になる部分です。そこでは着物を少しでも高値で売るポイントを紹介します。

  • キレイな状態で保管されているもの
  • 希少性が高い着物
  • 証紙がついていること
  • 時期やタイミング

きれいな状態で保管されているもの

着物を高く買い取ってもらうためには、なるべくキレイな状態の物を持ち込みましょう。

少しでもよい状態を保つために、桐たんすなどの湿気を避ける収納方法がオススメです。特に高価な着物は、上段に収納することで湿気から守れます。

また湿度が低い時期にはたんすを開けて湿気を逃がし、定期的に虫干しを行いましょう。親族の着物でも、長期間使用していない場合はカビや変色のリスクがあります。たとう紙の交換や虫干しを行い、時折状態を確認しましょう。

着物の状態が良ければ、査定額も高くなりますよ。定期的なメンテナンスで、キレイな状態を保ちましょう。

稀少性が高い着物

伝統工芸品や有名作家の手による着物は、その希少性から高額で買い取られることがあります。例えば以下の着物が挙げられます。

  • 大島紬
  • 結城紬
  • 芭蕉布

しかしこのような貴重な品を高値で売るためには、査定をしっかりとしてもらわなければなりません。

また保存状態や未使用の状態が良いと、さらに高額な取引が期待できます。特に訪問着は未婚者や既婚者を問わず幅広く着用され、中古市場でも需要があります。

他にも産地や伝統の技術が凝縮された着物も高額査定の対象となるでしょう。伝統の技によって作られた着物は、折り方や布地に特徴があり、一般企業では簡単に再現できません。それゆえ手に入りにくく希少価値が高まります。

証紙が付いていること

着物の価値を確認する際に欠かせないのが、以下のような証明書です。

  • 証紙
  • 落款
  • その他証明書

これらの資料は着物の品質や価値を示すものであり、査定額に大きな影響を与えます。

証紙には着物の生産地や織り元、伝統工芸品であるかどうかが記されており、落款は着物作家の作品であることを証明します。詳細な情報が分かれば着物の信頼性が高まり、買取市場でも需要が高まるでしょう。

新品の着物を購入する際、伝統工芸品や有名産地ものなら証紙が、有名作家ものなら落款が付いていることが一般的です。保証書があることで、着物の価値が確かなものとして評価されやすくなります。

大切な着物を保管する際には、証紙や落款を紛失しないように注意してください。そして買取の際には必ず提示するよう心がけましょう。着物の価値をより正確に評価することができます。

時期・タイミング

着物の需要が高まる時期として、1月から4月にかけての期間が特に高く売れます。なぜなら成人式や入学式、卒業式などのイベントが多く、着物を着る機会が増えるからです。

この時期には買取業者も着物の在庫を確保するために買取価格をアップさせる傾向があります。急いで着物を処分する必要がなければ、1月から4月の間に買取を依頼することを検討してみましょう。

夏用の着物も売却のタイミングに注意しましょう。夏の着物といえば浴衣を思い浮かべる方も多いかもしれません。

しかし実際には夏用の生地を使った着物全般を指します。

例えば以下の生地でできた着物です。

  • 上布

これらの着物は風通しが良く、着心地がよいのが特徴。夏着物の買取を考えるなら、春先から少しずつ暖かくなってくる時期が最適です。

売れない着物・処分すべき着物

売れない着物・処分すべき着物

着物とはいえ、残念ながら売れないものもあります。ここでは処分を検討したほうがよい着物について見ていきましょう。

汚れ・しみ・臭い

着物を買い取ってもらう際には、汚れや傷の程度が極めて重要です。クリーニングしても落ちない頑固な汚れがある場合、買取の対象外になることがあります。ただし裏地部分に汚れがあったり、着用時に目立たない汚れであれば、買取が可能な場合も。

一方で、黄ばみや虫食いなどの大きな損傷がある着物は、ほとんどの場合買い取ってもらえません。

着物の魅力は美しい柄にありますので、柄に影響を及ぼしているものは買取価格がつかないことがあります。

絹以外の素材

多くの場合、絹以外の着物は引き取ってもらえません。特に多くの業者が、ウール素材の着物を買い取らないという方針を持っています。その理由は、以下の通りです。

  • 虫害がつきやすい
  • 保管に手間とコストがかかる
  • 他の着物に虫が移る可能性がある

ウール(羊毛)はカツオブシムシという虫の大好物であり、防虫剤を使わないと虫害が起こりやすい素材です。

万が一ウールの着物が虫害に遭うと、他の着物にも虫が移りやすくなります。さらに、防虫剤の匂いが他の着物に付着することも買い取り価格を下げる要因です。

他にもウールの着物は買取価格が高くならない割に、保管にかかるコストが大きくなる傾向があります。このような理由から、多くの買取業者がウール素材の着物を「買取NG」としているのです。

ただし一部の店舗では人気の色柄やブランド、デザイナー着物などのウール素材の着物でも買い取りを行っている場合も。一度相談してみるとよいでしょう。

着物のサイズが定形外

着物のサイズも買取時に重要なポイントです。大きすぎるまたは小さすぎる着物は、買取を断られる可能性があります。

特に特別サイズで作られた着物も、売却が難しくなる傾向があります。なぜなら必要とする人が限られるためです。

処分すべき着物と残すべき着物の判断基準

処分すべき着物と残すべき着物の判断基準

ここでは、買取業者に買取依頼を出しても値段が付かなかったり、処分すべき着物の判断基準をまとめています。

着物にはさまざまな種類があり、手軽に手に入るものから高価で手に入りにくいものまで幅広いです。着物の価値を確認せずに処分してしまうと後悔すること…。そのため、事前によく確認しましょう。

特に処分を検討したい着物は以下の通りです。

  • 小紋付着物
  • 訪問着
  • 木綿素材
  • ウール
  • 留袖
  • 振袖

小紋の場合

小紋は、着物の中でも気軽に着られるものの1つです。友達との食事会からお稽古や観劇など、さまざまなシーンで活躍します。

さらに小紋と帯の組み合わせによっては結婚式の披露宴でも着用できることも。着る機会の多い小紋は1着残しておくことをオススメします。

一方で、礼服や準礼服などの格式の高い着物には家紋が付いていることが一般的です。家紋は家族や親族を識別するための紋章であり、各家庭ごとに異なります。

しかし、家紋が入っている着物はリユースや譲渡、販売には向かず、買取価格が下がるため注意しましょう。

現在は家紋を取り除いてくれる業者も存在しますが、手間や時間、業者に頼む費用を考慮すると、家紋付きの着物は買取には向かないかもしれません。

親族間での譲渡を検討するか、思い切って処分することが賢明です。

訪問着の場合

訪問着は、入学式や結婚式などの格式の高い場面でよく着用されます。そのため普段着としてはあまりふさわしくありませんが、正装として活用するとよいでしょう。

しかし着物で行事に出席する機会がない場合は、訪問着を処分しても問題ありません。もし将来的に行事で訪問着を着る機会があるとしても、1着あれば十分です。必要のない訪問着なら思い切って手放しても問題ありません。

木綿素材・ウールの場合

木綿やウール素材の着物は、普段着として頻繁に利用されることがあります。特に木綿素材の着物は、春・秋・冬の3シーズンで着用できるのが特徴です。

手軽に購入できるため、新規購入した方が流行りの柄を楽しむことができます。しかし日常的に着物を着る習慣がない場合は、思い切って処分しても問題ありません。

留袖の場合

留袖は、着物の中でも格式が高く、結婚式などのフォーマルな場で親族の既婚女性が着用することが一般的です。しかし着用場面が限られているため、他の着物と比べると出番が少ないといえます。

黒留袖と色留袖の2種類がありますが、結婚式以外での着用機会はほとんどありません。必要な場合はレンタルで借りられることもあり、持っていなくても不自由はないでしょう。

そのため、着物の中でも高値で買い取られることがある留袖は、処分の際には買取業者に依頼して売却することがオススメです。思い切って手放して、新たな価値を見つけるチャンスとして捉えるのも良いでしょう。

振袖の場合

振袖は、成人式などで着用されることが多く、その他の場面ではあまり利用されない着物です。一度だけ着て、その後はタンスにしまったままの状態であれば、思い切って処分してもよいでしょう。

しかし本振袖であれば次の世代の人が着用できるように残しておくのも1つの方法です。また思い入れの強い振袖であれば、小物やバッグなどにリメイクしてみるのも面白いアイデアではないでしょうか。新たな価値を見いだすきっかけとなるかもしれません。

纏めて処分したいなら不用品回収業者へ依頼

纏めて処分したいなら不用品回収業者へ依頼

着物は、やはり着てこそその意味があるものです。だからこそ、たんすの奥にしまい込んだり捨ててしまうのではなく、欲しい人の手に渡してあげることが大切です。

そのため着物の処分には、買取依頼がオススメです。もし買取に出しても値がつかなかったり、売却が難しい場合は不用品回収の片付け侍にお任せください。どんな状態の着物でも回収し、まとめて処分できます。お気軽にご相談ください。

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この記事の参照サイト:リサイクル着物 和ものや傳 公式サイト

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