給湯器の5つの処分方法と取り外し・廃棄費用を紹介!処分する時の注意が必要!

「給湯器ってどうやって取り外して処分するの?」

「給湯器を処分する場合、どのくらいの費用がかかるんだろう?」

給湯器が古くなる、故障するなどして新しいものに交換する際、元の給湯器をどのように処分すれば良いのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事は以下の点について解説します。
・給湯器の5つの処分方法
・給湯器を処分する際にかかる費用
・給湯器を処分する際の注意点

これら全てがわかります。

最適な処分方法は個人の状況によっても異なるので、給湯器の買い替えや処分を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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給湯器は処分前に取り外しを依頼する

給湯器の処分を行う際は、まず取り外しの手配が必要になります。素人が自分で取り外しを行おうとすると、ケガや火災につながる恐れがあるので、必ず専門業者に依頼しましょう。

取り外しを依頼できる業者としては、主に以下の3つの選択肢があります。

  1. ガス会社・電気事業者
  2. 給湯器メーカー
  3. 一部の不用品回収業者

それぞれに依頼するメリットや特徴が異なるので、詳しく見ていきましょう。

風呂釜の取り外しや処分を同時で行う場合は、風呂釜の処分方法の記事もご覧ください。

ガス会社・電気事業者

ガス給湯器や電気給湯器の場合、ガス会社や電気事業者に直接取り外しを依頼するのが一般的です。安全基準を満たした上での作業が保証されるため、安心して依頼できます。

取り外し作業を依頼する際には、作業費用やスケジュールについて事前に確認しましょう。

給湯器メーカー

給湯器の購入元のメーカーでも、製品の取り外しサービスを行っている場合があります。

同メーカー内で新しい給湯器への交換をする場合、メーカーが取り外しから設置までを一括で請け負ってくれるオプションや割引サービスなどが設けられていることも少なくありません。

メーカーによってサービス可否や料金などが異なるので、メーカーに問い合わせてみましょう。

一部の不用品回収業者

不用品回収業者の中には、給湯器の取り外しと回収までを請け負ってくれるところがあります。中には、ガス会社や給湯器メーカーよりも安価で回収を行ってもらえる可能性もあるので、一度見積もりを出してもらうことをおすすめします。

>>不用品回収・粗大ゴミ回収の片付け侍

不用品回収業者に依頼すれば、取り外しした給湯器をそのまま処分してくれるので処分方法を検討し直す手間がなくなります。

また、給湯器以外の不用品もまとめて処分してくれるので、他の不用品もついでに処分したい方にも、向いています。不用品回収業者に依頼をする場合は、資格を持っているか、信用できる業者かを確認して業者を選びましょう。

給湯器の処分方法5選

給湯器の取り外しができたら、今度は処分方法を検討しましょう。給湯器の処分方法としては、主に以下の5つあります。

  1. ガス会社・電気事業者に処分を依頼する
  2. 給湯器メーカーに処分を依頼する
  3. 不用品回収業者に処分を依頼する
  4. リサイクルショップに買取してもらう
  5. 粗大ゴミで捨てる

それぞれに依頼するメリットや特徴が異なり、状況に応じて適切な業者を選ぶようにしましょう。

ガス会社・電気事業者に処分を依頼する

多くのガス会社や電気事業者は、古い給湯器の取り外しおよび処分のサービスを行っています。

料金やサービス内容は業者によっても異なるので、複数の業者から見積もりを取り、比較した上で最も条件の良い業者に依頼するのが良いでしょう。

特に、電気給湯器の取り外しをしたい場合は「第二種電気工事士」という資格が必要となるので、依頼先の業者が適切な資格を持っているかは十分に確認しましょう。

作業者が無資格であれば、業者には法律違反として30万円以下の罰金か、1年以下の懲役が科せられる恐れがあります。基本的には、名が知れている業者であれば資格を持っていることがほとんどですが、稀に無資格で営業をしている業者もいるので、ホームページを確認しましょう。

給湯器メーカーに処分を依頼する

取り外しと同時に新しいものに取り換える場合は、給湯器メーカーや給湯器の販売会社に依頼するのがおすすめです。

処分と取り付けを一括で依頼する場合、工事費用や処分費用が割引されることが多いためです。

同メーカー内での交換だけでなく、メーカーによっては、他社商品からの乗り換え割引のようなサービスを行っている場合もあるので、事前に良く確認しましょう。

不用品回収業者に処分を依頼する

不用品回収業者に処分を依頼する場合は、電気事業者やガス会社に取り外しを依頼した後になるのが基本です。

取り外しから処分までを一括して不用品回収業者に依頼する場合、業者が適切な資格を持っているかを忘れずに確認しましょう。不用品回収業者に依頼する場合の手順は以下の通りです。

  1. ネットや電話で不用品回収業者に問い合わせ
  2. 料金見積もりを行う
  3. 納得したら、引き取りの日時や場所を指定する
  4. 当日、業者が食器乾燥機の運び出しと処分を行う

基本的に業者が運び出し、処分作業を行うので、楽に処分可能です。

取り外し済みの給湯器は一般的に、2,000円~4,000円程度で回収されることが多いですが、業者やプランによって異なるので無料見積もりを行いましょう。

不用品回収業者の相場はこちらの記事を参考にしてみてください。

リサイクルショップに買取してもらう

まだ使える状態の良い給湯器や有名なメーカーの給湯器は、処分せずにリサイクルショップに買取してもらう方法もあります。買取してもらえれば、臨時収入を得られます。

リサイクルショップによっては、出張買取や宅配買取に対応しているところもあるので、自宅に居ながらにして手軽に処分可能です。ガス給湯器は動作しなければ中古品として買い取ってもらえないのでリサイクルショップに給湯器を買取ってもらうには、事前に動作確認を行いましょう。手順は以下の通りです。

  1. 買取条件を確認する
  2. LINE査定や出張など査定方法を選択し、査定
  3. 査定額に納得したら、給湯器を引き渡して買取額を受け取る

買取条件に合致しない場合や状態が悪い場合には、買取不可になるので確実に処分したい場合には不向きな方法です。高く買い取ってもらうには、複数の買取業者から買取査定を受けることで、価格を比較検討するのがおすすめです。

基本的に査定は無料なことがほとんどですが、自宅まで来てもらう場合は出張費用がかかる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

粗大ゴミで捨てる

自治体により異なりますが、給湯器を粗大ゴミとして処分できることがありますが、基本的には給湯器を粗大ゴミで処分できる地域は少ないです。

給湯器は取り外しにも専門的な資格を要しますが「産業廃棄物」の扱いになるため処分にも専門的な知識が必要となります。そのため、自治体では対応していないケースが多く、他の専門業者に依頼するのが一般的です。

粗大ゴミで処分できれば数千円で済ませられるので、業者に依頼するなどの他の方法よりも費用が安く抑えられるメリットがあります。各自治体によっても処分ルールは変わるので、自治体のホームページなどで確認してみましょう。

給湯器処分にかける費用

給湯器処分にかかる費用は、給湯器の種類によっても異なります。給湯器処分にかかる費用をタイプ別に紹介していきます。

取り外しの費用

まずは、取り外しの費用について紹介します。給湯器は、大きく分けて以下の3つの種類があります。

  • ガス給湯器
  • 石油給湯器
  • 電気給湯器(電気温水器)

それぞれ、取り外しにかかる目安の費用が異なるので、詳しく見ていきましょう。

 ガス給湯器

ガス給湯器の取り外し費用の目安は、30,000~50,000円ほどです。また追い焚きができる製品は配管が複雑なため、10,000円~20,000円高くなる傾向があります。

ガス会社によっては、リースプランなどが用意してあることがあり、そのプランの場合には撤去費用が掛からないこともあるので、確認してみましょう。

 石油給湯器

石油給湯器もガス給湯器同様に、30,000~50,000円ほどが取り外し費用の相場となります。

撤去の際には、中の灯油がすべて抜いてある状態にする必要があるので、撤去の日までに対応しましょう。

電気給湯器(電気温水器)

電気給湯器もガス給湯器、石油給湯器同様に、30,000~50,000円ほどが取り外し費用の相場です。

ただし、電気温水器が設置してある場所の土台も撤去する場合には、別途費用が発生することもあるので、業者に確認を取りましょう。

処分費用の一覧

以下はそれぞれの方法ごとの処分費用の一覧です。

処分方法費用相場
電気事業者・ガス会社3,000円~5,000円
※取り外しの費用に処分料金を含む場合もある
給湯器メーカー2,000円~5,000円
※メーカーによって料金や処分可否が異なる
不用品回収業者2,000円~4,000円
※別途運搬費や出張料がかかることも
リサイクルショップ処分費用0円
※受け取り不可となる場合もある
粗大ゴミ500円~1,000円
※サイズ、自治体によって異なる
※粗大ゴミとして処分できない場合もある

処分費用としては、電気事業者・ガス会社に依頼するのが最も高額になやすい、取り外し費用にそのまま処分料金を含む場合、他の方法よりもお得に処分できる場合があります。

また、リサイクルショップは基本的に処分費用がかかりませんが、給湯器の状態や型番などによっては、受け取り不可となる場合もあるので注意しましょう。

不用品回収業者に依頼すれば、即日中に処分可能で、中には取り外しも承っている可能性もあります。料金はサービス内容や業者によって異なるので無料見積もりを行いましょう。

それぞれの方法に、金額以外にもメリット・デメリットがあるので、自宅の給湯器の状態など、状況に合わせた最適な方法法法を検討してみてください。

給湯器を処分すべきタイミング

給湯器を処分するタイミングとしては、新しい給湯器に交換する際や古くなってしまったなど、様々な理由が考えられます。それ以外にも、以下のような状態になったら、給湯器の処分を考えてみても良いかも知れません。

  • 温度調整が上手くいかない
  • タンクから水漏れがしている

順番に解説していきます。

温度調整が上手くいかない

給湯器の温度調整がうまくいかない場合、給湯器や混合栓、ガスメーターなどが故障している可能性があります。給湯器の一般的な寿命は10年前後と言われています。寿命を超えていて、温度調整がうまくいかない場合は、処分・交換を検討した方が良いかもしれません。

ただし、温度調節ハンドルの調節不良やリモコンの設定ミスの可能性もあるので、故障と断定する前に、まずは確認してみましょう。ハンドルは、各家庭の環境によって水圧や水温が異なるため、自身で任意の温度になるようハンドルを調節する必要があり、水圧が高いと温度が不安定になり、温度調節が難しくなります。

水側の止水栓を絞って水圧を調整すると改善される可能性があるので、試してみてください。これでも直らなかった場合は、温度調節ユニットの故障も考えられるので、一度専門業者に点検してもらうのが良いでしょう。

また、給湯器のリモコンの設定温度が低いままになっているとお湯が温かくならないので、故障と決めつける前に、こちらも合わせて確認してみてください。

タンクから水漏れがしている

給湯器の貯湯タンクから水漏れしている場合は、まずは給湯器本体の電源を落とし、水漏れを一旦完全に止めて一時しのぎするのが大切です。

その後。水が出ている箇所を探り、亀裂や穴があいていないか確認して、目視できる水漏れ箇所があれば、簡単な応急処置としてテープで塞ぎ、その専門業者に連絡しましょう。

給湯器タンクの水漏れは、主に配管接続部のパッキンやシールが経年劣化によってヒビ割れ・故障していることが原因です。基本的には給湯器の寿命を意味するので、取り替えタイミングの一つの目安となります。

自身で修理を使用とすると事故につながる可能性もあるので、業者に依頼するのをおすすめします。

給湯器を処分する時の注意点

給湯器を処分する際には、以下の3つに注意しましょう。

  • 取り外しを自分でやるのは危険
  • 給湯器の種類で依頼する業者が違う
  • 業者が取り外すと産業廃棄物扱いになる

順番に解説していきます。

取り外しを自分でやるのは危険

給湯器の取り外しは、素人では難しい作業なので、絶対に自分では行わないようにしましょう。そもそも給湯器の取り外し作業には資格が必要なので、資格を持たない一般人が行うことはできません。

漏電やガス漏れにより、事故や火災に発展する恐れもあるので、必ず専門業者に依頼しましょう。

給湯器の種類で依頼する業者が違う

使用する熱源によって給湯器の種類が異なるため、給湯器の種類によって、取り外し工事の依頼先が異なります。それぞれ以下のようになります。

熱源給湯器の種類依頼先
ガス・都市ガス給湯器
・プロパンガス給湯器
・エコジョーズ
ガス会社
電気・エコキュート(エコ給湯器)
・電気給湯器
電器店
石油・石油給湯器販売店

不用品回収業者に依頼する場合、業者によって対応範囲が異なるので、直接確認しましょう。

業者が取り外すと産業廃棄物扱いになる

取り外しにガス会社などの専門業者が関わった給湯器は産業廃棄物扱いになります。産業廃棄物扱いになると、本来自治体で粗大ゴミとして扱ってもらえる場合でも、粗大ゴミとしては捨てられません

業者やリサイクルショップなどに引き取ってもらう必要があります。

先ほど触れたように、素人が自分で取り外すことはできないので、多少コストがかかっても業者に依頼せざるを得ないということになります。

給湯器の処分は片付け侍へ相談を

給湯器の寿命は一般的に10年前後とされているので、寿命を迎えた際には、処分や交換を検討する必要があります。

本記事で紹介したように、処分や交換にはいくつかの手段があるので、状況に合わせてもっともお得かつ手軽に処分できる方法を選びましょう。

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