大きさからタイプまで、さまざまな製品が生み出されているマットレス。今では多くの人が愛用する商品となりました。
また寝具専門店だけでなく、ニトリなどのファストインテリアショップでも幅広い商品が登場しています。
しかしこのマットレス、かなり大きく処分に困っている。そんな人も多いのではないでしょうか。
マットレスは種類によって処分方法が異なるため、きちんとした知識がないと処分できません。そのため、この記事ではマットレスの正しい処分方法について解説していきます。
読んでわかること
・マットレスの基本知識
・処分方法
・処分時の注意点
この記事を読めば、マットレスについての基本的な知識が身に付きます。最後まで読んで、きちんと処分できるようになってくださいね。
ベッドも併せて処分するなら下記の記事を参考にしてみてください。
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目次
マットレスは種類別で捨て方が違う
それではさっそく、マットレスの処分方法について解説していきます。結論からいえば、マットレスは種類によって捨て方が違うので注意しましょう
マットレスを処分する際の基礎知識として、以下のポイントを押さえておいてください。
- サイズ
- スプリング(コイル)マットレス・普通のマットレス
それぞれについて、解説します。
ウォーターベッドは処分方法が大きく異なるのでこちらの記事をご覧ください。
サイズ
サイズは処分方法については大きくは関与しませんが、処分費用について大きく関与します。大きくなればなるほど処分費用が高くなるためです。
マットレスは縦の長さは一律で195cmですが、幅が種類によって変わります。サイズ一覧は以下の表をご覧ください。
シングル | 100cm |
セミダブル | 120cm |
ダブル | 140cm |
クイーン | 160cm |
キング | 190cm |
参照サイト:日本の寝室と寝具
スプリング(コイル)マットレス・普通のマットレス
続いては、マットレスの種類別で処分方法をお伝えします。マットレスには2つの種類があり、それぞれ処分方法が異なるので注意しましょう。
2つの種類のマットレスと、その特徴は以下の表を参照してください。
スプリング(コイル)マットレス | マットレスの中心部に螺旋状になったスプリング(コイル)を使用しているマットレス。スプリング(コイル)によって弾力がある。比較的安価に購入可能。 |
普通のマットレス | スプリング(コイル)を使用していないマットレス。ポリエチレンやウレタンなどの素材で弾力感を実現している。 |
スプリングが入っているか否かの差ですがその差によって処分方法が大きく異なります。なぜならスプリング(コイル)がある分、処分が難しくなるためです。そのため、適正処理困難物に指定されています。
スプリング(コイル)マットレスは残念ながら、自治体が回収してくれないことが多々あります。また、自力での処分もスプリング(コイル)によって切断が困難なため、難しいでしょう。
そのため、スプリング(コイル)マットレスを処分する場合は店舗による回収か、不用品回収業者を利用せざるを得ません。
逆にスプリング(コイル)の入っていない普通のマットレスであれば、自治体による粗大ゴミの回収や自力での分解も可能です。費用が大きく異なるため、マットレスの種類はしっかりとチェックしましょう。
マットレスの処分方法7選
マットレスの基礎知識を知ってもらったところで、さっそく処分方法をご紹介します。処分方法は以下の7つ。
- 粗大ゴミで処分する
- 切って解体して燃えるゴミ・燃えないゴミで捨てる
- クリーンセンターへ持ち込む
- ベッド・家具関連の買取業者に買取してもらう
- 家具店の買い替え引き取りサービスを利用する
- フリマアプリ・オークションサイトで販売する
- 不用品回収業者に引き取りしてもらう
それぞれ解説していきますので、しっかりと確認していきましょう。
粗大ゴミで処分する
1番単純な方法は粗大ゴミとして処分する方法です。粗大ゴミとしての処分であれば、持ち運びするだけで処分してもらえますよ。
方法としては通常の粗大ゴミと同様に、粗大ゴミ用のシールを購入してゴミステーションに出すだけ。そのため、費用は200〜400円程度で事足りるでしょう。
また、自治体によっては事前にゴミ処理場へ連絡しないといけない自治体もあります。それぞれの自治体のルールに従ってください。
ただし、スプリング(コイル)マットレスは回収していない自治体も多くあります。もしわからなければ、役所に問い合わせましょう。
切って解体して燃えるゴミ・燃えないゴミで捨てる
続いての方法は、自分でマットレスを解体して小さくし、燃えるゴミ・燃えないゴミとして処分する方法です。解体する手間はありますが、粗大ゴミとして出すよりさらに費用を抑えられます。
スプリング(コイル)マットレスを回収していなくても、この方法であれば回収してもらえる可能性が高いです。
普通のマットレスでも大きい分、苦労するでしょう。スプリング(コイル)マットレスであればより苦労するはずです。
特にスプリング部分を切断するために、力が入ります。また、スプリング(コイル)は非常に太いためボルトカッターなどで切断できない可能性も。
その場合には別の専用カッターを用意しないといけません。普段から作業に慣れている人でも10時間、不慣れな初心者であれば30時間ほどはかかると覚悟した方が良いでしょう。
危険も伴うので注意してくださいね。
クッション・布・カバーは燃えるゴミ
実際に切断した場合には、クッション・布・カバーは燃えるゴミとして処分可能。これらはどの自治体でも燃えるゴミに分類されるため、燃えるゴミとして処分してください。
ただしマットレスは大きいため、ゴミの量はかなり多くなることが予想されます。一度に出せるゴミの量は決まっているため、多くなりすぎるようなら2度に分けて出しましょう。
また、ノコギリなどがない場合には購入する必要があります。その費用がかかるため、注意してくださいね。
スプリング(コイル)・ファスナーは燃えないゴミ
一方でスプリング(コイル)・ファスナーは燃えないゴミとして処分します。これらのパーツは燃やせないため、燃えるゴミで出すと回収されないでしょう。
切断する際に、通常のボルトカッターではカットできない可能性もあります。その場合には専用の工具が必要なので、注意してください。
また、切断にはかなり力が入ります。慣れていない人では1日で作業が終わらない覚悟が必要でしょう。
怪我には十分気をつけて作業してくださいね。
クリーンセンターへ持ち込む
ゴミ回収や自分での裁断が難しい場合、クリーンセンターへの持ち込みも検討してみてください。
クリーンセンターとは地域ごとに設置されている行政管理のゴミ処理施設のこと。ほとんどの施設で料金はかかりますが、持ち込むことで回収が難しいゴミも引き取ってもらえます。
とはいえマットレスを処分してもらえるかどうかはクリーン施設ごとによって違います。そのため、事前に施設のホームページなどで確認しておきましょう。
ベッド・家具関連の買取業者に買取してもらう
ゴミとして処分するほかに、ベッド・家具関連の買取業者に買取してもらうのも一つの方法です。買い取ってもらえたら、不要なものがお金に変わるためお得感もありますよ。
ただし、どんなマットレスでも買い取ってもらえるわけではありません。買い取ってもらいたい場合の注意点は以下のとおりです。
- 高級ブランドの商品であること
- 無名ブランドであれば新品未使用に近い商品であること
マットレスは残念ながら、中古品の需要が非常に低い商品。なぜなら、毎日使用するために使用感が非常に出やすいから。
ニオイや汚れはもちろん、スプリングマットレスなど10年ほどが耐久力の限界といわれています。また、カビなどが繁殖しやすい特徴もあるため使用時間が経つほど劣化も大きくなりやすいです。
そのため、ニオイや汚れなどの使用感が強い商品は買い取ってもらえない可能性が高いでしょう。
ただし、高級ブランドであれば買い取ってもらえる可能性があります。その場合、自宅まで査定に来てくれる可能性もあるので、お店に問い合わせてみてくださいね。
もし良い値段で買い取ってもらいたい場合には複数店舗に査定依頼するのが基本です。そのため、時間がかかることは覚悟しておきましょう。
フリマアプリ・オークションサイトで販売する
ベッド・家具関連の買取業者に買取してもらう以外にも、フリマアプリ・オークションサイトで販売するという方法もあります。ただし、こちらの方法でも中古品の需要が少ないので注意しましょう。
加えて、フリマアプリ・オークションサイトで販売する場合には自分で梱包・発送する必要があります。さらに、フリマアプリ・オークションサイトの利用手数料もかかることを考慮しないといけません。
例えば、佐川急便を例に送料を見てみましょう。佐川急便では荷物の大きさが奥行き・横幅・高さの3辺合計の長さで算定されます。
また、80kg以下のものが対象です。サイズによる値段は以下のとおり。
サイズ(cm) | 値段(円) |
170~200 | 4,620 |
220~240 | 5,170 |
260~300 | 5,720 |
350 | 7,370 |
400 | 9,570 |
450 | 12,870 |
500 | 15,070 |
550 | 18,370 |
600 | 22,220 |
この表を見ると、マットレスの送料が非常に高くなることがわかりますね。せっかく売れたとしても、送料などの諸経費で赤字になる可能性があります。
そのため、経費も考慮した値段設定をするように気をつけてくださいね。
家具店の買い替え引き取りサービスを利用する
マットレスを処分したいときは、ほとんどの場合新しいマットレスを買ったときでしょう。新しいものを買った場合には、店舗が引き取ってくれる可能性があります。
多くの家具取扱店では一般的で、新規購入した数だけ古い家具を引き取ってくれるサービスです。マットレスも対象となっていることが多く、店舗によっては引き取ってもらえるでしょう。
ここからは、現在人気のファストインテリアショップについて買い替え引き取りサービスをご紹介します。紹介するファストインテリアショップは以下の3つ。
- IKEA
- ニトリ
- 無印
それぞれのサービスを確認してみましょう。
IKEAは?
IKEAはスウェーデンに本社を構えるインテリアショップで、日本にも10店鋪展開している企業です。そのIKEAではマットレスを引き取るサービスがあります。
マットレスを購入し、配送サービスを利用した場合が対象で、配送時に不要になったマットレスを引き取ってくれるもの。料金は無料です。
ただし、注意点が以下2点。
- 引き取り手数料は無料だが、商品の配送料が5,500円かかる
- 配送サービスエリア外の場合は利用できない
このような注意点があるため、サービス利用を検討している人は注意してください。事前に住んでいる地域が配送エリア内かどうかを確認しましょう。
ニトリは?
ファストインテリアショップの先駆け的存在であるニトリでも、マットレスの引き取りサービスを展開しています。
内容は、新しく購入した家具と引き取りする家具の数量または容量が同程度のものを引き取るというもの。つまり、マットレスを一つ買えば古いマットレスを引き取ってもらえるということです。
ニトリでは手数料として4,400円かかります。ただし、11,000円以上で送料が無料になるほか設置・組み立てなどすべて配送員がしてくれますよ。
マットレスはほとんどの商品が11,000円以上するので、送料がかからないことがほとんどでしょう。古いマットレスの処分を考えると、マットレスを買った場合にはこのサービスを利用した方がお得といえます。
無印は?
シンプルなデザインが人気なファストインテリアショップの無印。ニトリと同様に購入したものと同数・同容量の不用品を引き取ってもらえます。
基本的に不用品の引き取り手数料はかかりません。ただし、商品を運び出す際に吊り下げ作業が必要な場合、別途作業量として11,000円かかります。
そのため、マットレスが2階にある場合にはこの手数料がかかる可能性があるので、注意してください。
不用品回収業者に引き取りしてもらう
最後にご紹介する方法は、不用品回収業者に依頼すること。不用品回収業者であればお金はかかりますが、すべての作業を業者がしてくれるため自分でする手間はありません。
さらに、スプリング(コイル)マットレスでも問題なく処分可能。マットレスの処分がけでなく、フレームまで処分したいときにも対応できます。
加えて、マットレスと一緒に他の不用品やゴミの処分までしてもらえます。断捨離や急な引越しで不用品を引き取ってもらえない場合などにおすすめです。
手間をかけたくない人に特におすすめですよ
不用品回収業者に依頼するメリット・デメリットを知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
マットレスの処分費用一覧
マットレスの処分方法についてなんとなくわかっていただけたでしょうか。ここからは、マットレスを処分するときにどのくらいの費用がかかるのかをご紹介します。
種類によって費用が変わってくるため、ぜひ確認してくださいね。
普通のマットレス
スプリングレスマットレスの場合、もっとも安く処分できる方法は自分での解体です。とはいえ手間がかかりますので、業者の利用がおすすめです。
費用一覧表はこちらになりますので、ご参考ください。
処分方法 | 費用 |
燃えるゴミ | 0円 |
粗大ゴミ | 400〜1,000円程度 |
家具取り扱い店鋪引き取り | 4,000円〜10,000円程度 |
不用品回収業者 | 2,000円〜5,000円程度 |
スプリングマットレス
スプリングマットレスの場合、普通のマットレスとの違いは不用品回収業者に依頼した場合割高になること。解体作業が面倒な分、少し高くなります。
そのほか粗大ゴミ料金や家具取り扱い店舗での引き取り額に差はありません。ただし、粗大ゴミとして回収してもらえない可能性がある点には注意が必要です。
処分方法 | 費用 |
燃えるゴミ | 0円 |
粗大ゴミ | 400〜1,000円程度 |
家具取り扱い店鋪引き取り | 4,000円〜10,000円程度 |
不用品回収業者 | 5,000円〜10,000円程度 |
マットレスを分解する方法
次にご紹介するのは、マットレスを分解する方法です。種類別に分解する方法をご紹介するので、お金をかけたくないという人はぜひ参考にしてください。
普通のマットレス
解体方法は以下の手順です。
- 上部の布を切り離す
- 中のウレタンなどを引き出し、細かく刻む
スプリングが入っていないため、比較的簡単に作業できるでしょう。とはいえマットレスはとても大きい家具。
そのため、DIYになれっていない人なら数時間はかかると考えても良いです。また、ゴミの量はとても膨大になるでしょう。
刻む時の注意点は、刻んだアロのゴミが30cm未満になるようにすることです。30cmより大きくなると、燃えるゴミで回収してもらえないので注意してください。
スプリングマットレス
スプリングマットレスの場合、スプリングが入っている分非常に大変な作業になります。手順は以下のとおりです。
- 上部の布を切り離す
- スプリングとクッション部分を引き離す
- クッションを細かく刻む
- スプリングを切り離す
この手順で解体できます。とはいえスプリング部分が非常に硬いため、時間はかなりかかるでしょう。
DIYに慣れていなければ、1日で作業が終わらない可能性があります。2日程度は覚悟して作業してください
スプリングマットレスの分解は非常に難しい
スプリングマットレスは解体が非常に難しい家具です。人の体を支えるためのスプリングが非常に硬いため、解体に時間がかかる可能性が高いでしょう。
しかしスプリングを燃えないゴミで捨てるためには、30cm未満になるように切断しなければなりません。ボルトカッターなどを利用して切断してください。
ただし非常に硬いため、怪我には十分に注意してくださいね。
マットレスの処分なら不用品回収業者へ
ここまでマットレスを処分する方法を解説してきました。ポイントは以下のとおり。
- 普通のマットレスは粗大ゴミで出せるがスプリングマットレスは自治体によっては回収していない
- 解体すれば燃えるゴミ・燃えないゴミで出せる
- マットレスは中古品としての需要が少ない
- スプリングマットレスは解体がとても大変で危険を伴う
これらの注意点を考慮すると、マットレスは自分での処分が非常に大変です。そのため、処分するなら業者への依頼がおすすめ。
特に不用品回収業者であれば、マットレスの種類や大きさに関わらず処分が可能。厄介なスプリングマットレスの処分も問題ありません。
もし業者選びで悩んでいるという人は、「不用品回収・粗大ゴミ回収の片付け侍」を検討してみてください。片付け侍を利用するメリットは以下のとおり。
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など、こんなにも多くのメリットがあります。マットレスだけでなく、一緒にベッドフレームまで処分可能です。
時間がないという人でもほか業者では難しい時間しても可能です。急な処分が必要な人でも、見積もりは無料でできるのでぜひご検討ください。
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