植木鉢の9つの捨て方を紹介!処分費用や土・砂の処分方法まで網羅!

「植木鉢はどうやって捨てるのが正しい?」「素材や大きさによって処分方法が違うの?」など悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

植木鉢の捨て方は素材や大きさ、自治体によっても異なります。誤った捨て方は、違法になる場合もあるので注意しましょう。

本記事では、植木鉢の捨て方を9つ紹介します。処分費用や再利用のアイデアも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

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植木鉢の分別方法

植木鉢は、大きさや素材によって処分方法が異なります。処分方法を検討する前に、以下の条件を確認してみましょう。

  • 一辺が30cm以上の植木鉢
  • 一遍が30cm未満の植木鉢
  • 陶器とプラスティックの分別

順番に解説します。

一辺が30cm以上の植木鉢

植木鉢の縦幅・横幅・高さの一辺が30cmを超える場合は「粗大ゴミ」として扱う必要があります。

粗大ゴミの回収は月に1回程度と限られている場合が多く、申し込みから回収まで1カ月以上かかることもあります。

緊急に処分が必要な場合や、引っ越しなどで期日が迫っている場合は、他の処分方法を考えましょう。植木鉢の処分方法に関しては後ほど解説します。

自治体によっては特別な規定があるため、事前に確認するようにしましょう。

一遍が30cm未満の植木鉢

一遍が30cm未満の植木鉢は、一般の「家庭ゴミ」として処分が可能です。

家庭ゴミとして捨てる際は、曜日や時間帯など自治体のルールを厳守することが大切です。ごみ袋に入らない大きな鉢は、適切に解体してから処分するようにしましょう。

粗大ゴミと同様に、自治体によって分別ルールが異なるため、自身の自治体のルールを確認してください。

陶器とプラスティックの分別

植木鉢を処分する際は、素材ごとの分別も必要です。

素材に応じた処分方法は以下のように分類されます。

  • 不燃ゴミ: 陶器製、テラコッタ鉢、化粧鉢、ガラス鉢などの素材か
  • 可燃ゴミ: 木製の鉢。プラスチック製の鉢。

先ほど説明した通り、30cmを超える大きな植木鉢は、「粗大ゴミ」として扱われます。金属や陶器製の植木鉢は解体が難しく、危険を伴うこともあるため、専門業者への依頼も検討しましょう。

植木鉢の素材とサイズを確認し、自治体のルールに従った処分が必要です。

植木鉢の処分9つの方法

植木鉢は、以下の9つの方法で処分できます。

  • 粗大ゴミで捨てる
  • 家庭ゴミで捨てる
  • 不用品回収業者へ依頼する
  • 花屋の回収サービスを利用
  • フリマアプリ・オークションサイトで販売する
  • リサイクルショップで買取してもらう
  • アンティーク・骨董品の買取業者に依頼
  • 知人・ジモティで譲る
  • 寄付をする

それぞれでメリット・デメリットが異なるため、処分に要する時間や手間などを考慮し、最適だと思える方法で処分しましょう。

鉢と併せて植木・庭木を処分が必要な場合、植木・庭木の処分について詳しく解説していますので、下記の記事をご覧ください。

粗大ゴミで捨てる

植木鉢が一辺が30cmを超える場合、粗大ゴミとして処分する方法があります。

粗大ゴミとして植木鉢を捨てる流れは以下の通りです。

  1. 事前申し込み: 自治体に電話またはインターネットで植木鉢のサイズや種類を伝える
  2. 処理券の購入: スーパーやコンビニエンスストアで粗大ゴミ処理券を購入し、植木鉢に貼り付け
  3. 指定日に出す: 貼り付けた植木鉢を指定された日に出す

植木鉢を粗大ゴミ出出す場合、指定の場所まで運ぶ必要があるので、自身で持ち運べるかどうか確認しておきましょう。

粗大ゴミとして植木鉢を処分する場合、申し込みから実際の回収日まで時間がかかる場合があります。1週間から1ヵ月程度の余裕を見ておくことが望ましいです。

家庭ゴミで捨てる

一辺が30cm以下の植木鉢であれば、家庭ゴミとして処分することが可能です。

植木鉢が30cm以上で家庭ゴミとして処分する場合には、適切なサイズに砕く必要があります。植木鉢を砕く作業は、ノコギリなどの工具が必要です。

植木鉢を砕く際は、怪我を防ぐために軍手を着用して破片が飛び散らないようにビニール袋の中で行うか、布で包んでください。

植木鉢を砕く際は、大きな音が鳴るので近隣の住民に迷惑がかからない場所で行いましょう。袋には「キケン」や「割れ物在中」と書いた紙を貼ることも忘れずに行ってください。

家庭ゴミとして捨てた場合、費用がかからない点がメリットですが、時間と労力がかかります。

一部の自治体では、砕かれた植木鉢も粗大ゴミとして扱う場合もあるので、事前に確認しておきましょう。

不用品回収業者へ依頼する

手間をかけずに植木鉢を処分したい場合には、不用品回収業者がおすすめです。植木鉢を自宅から運び出す必要がなく、業者が全て処理してくれます。

即日回収が可能で 土や植物が入った状態の植木鉢も回収してもらえることが多いです。大きさや種類がバラバラな植木鉢を処分する場合や他の不用品もまとめて一度に捨てたい場合に活用すると良いでしょう。

処分にかかる費用は他の方法と比較して高くなることがありますが、即日中に赴き、運び出しから分別まで不用品回収業者が行ってくれるので、時間と労力の節約につながります。

依頼する際には必ず費用の見積もりを取り、追加料金が発生しないかどうかを明確に確認するようにしましょう。

無料回収を謳っている業者は、不法投棄などを行う「悪徳業者」の可能性が高いので注意しましょう。

ぼったくり不用品回収業者についてはこちらの記事で詳しく紹介をしています。

花屋の回収サービスを利用

花屋の回収サービスを利用する方法は、少量の植木鉢を処分したい場合や特定の植物の鉢を回収してもらいたいときに適しています。

近隣の花屋に持ち込むだけで良いため、手軽に処分が可能です。近くの花屋が植木鉢の回収サービスを提供しているかどうかを確認してみましょう。

花屋によって回収できる植木鉢の種類や条件が異なるため、事前に確認も必要です。多くの場合、土は処分してもらえませんので、土は別途処分する必要があります。

フリマアプリ・オークションサイトで販売する

状態が良く、価値のある植木鉢を持っている場合は、フリマアプリやオークションサイトで販売するのも良いでしょう。

売ることができれば、処分だけでなくお小遣い稼ぎにもなります。一方で、売れるまでに時間がかかることはデメリットです。

また価格設定や出品の際の説明、梱包などの手間も要するので注意しましょう。

植木鉢のブランドがあれば、記載しておくと売れやすくなります。

リサイクルショップで買取してもらう

汚れやキズの少ない、比較的状態の良い植木鉢であれば、リサイクルショップに買取依頼をするのも手です。特に人気のあるブランドやデザイン性の高い植木鉢は買取価格が高くなる可能性があります。

リサイクルショップで買取してもらう際には、買取の条件や、大きな植木鉢の場合は出張買取の可否を確認しましょう。

持ち込みや出張買取の手続きを行い、植木鉢の査定をしてもらいます。フリマと同様に不要な植木鉢を処分でき、少しでも収入源になる場合があります。

一方で、必ず買い取ってもらえるわけではなく、安価な植木鉢や状態が悪いものは、買取を断られる可能性があるので注意しましょう。

ショップや植木鉢の状態によって買取価格は異なるので、複数のショップで査定を受けると良いでしょう。

アンティーク・骨董品の買取業者に依頼

芸術的価値のある植木鉢の場合には、アンティーク・骨董品の買取業者に依頼する方法もあります。

大まかに、専門家による査定を受け、骨董品としての価値を判断し、買取という流れです。特に古い植木鉢や磁器製、作者の在銘があるものなどは、専門家の鑑定によって意外な価値が見出されることもあります。

遺品整理の一環として、他のアイテムと共に買取を依頼することも1つの効率的な方法です。

一般的な植木鉢は買取を断られる可能性がありますので、事前に買取可能な品物かどうかを確認しましょう。

買取価格は植木鉢の状態のほか業者によって大きく異なる場合があります。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。

知人・ジモティで譲る

植木鉢に破損や極端な汚れがない場合には、人に譲るのも良いでしょう。

自身の周りに植木鉢を欲する人がいなくても、ジモティなどのプラットフォームを使って、植木鉢の譲渡希望を募ることもできます。

不要な植木鉢を他の人に有効利用してもらうことができ、処分にかかる費用や労力を節約できます。

自宅近くで植木鉢を欲している人が見つかれば、指定の受け渡し場所まで取りに来てくれるため、配送料も気にする必要がありません。

一方、ジモティーなどサイトでは個人間取引が基本で、個人情報を不正に収集しようとする目的でコンタクトをとる場合もあるので注意しましょう。

個人情報の公開を極力控え、何か不審な点を感じた場合には迅速に取引を断ることが重要です。

寄付をする

状態が良い植木鉢であれば、寄付をする方法も良いでしょう。不要になった植木鉢を有効活用し、地域社会や環境に貢献するための良い手段です。

幼稚園、学校、福祉施設などでは、植物を育てる活動に役立つため、特に喜ばれることが多いです。

ホームページや地域の掲示板を利用して、住んでいる地域に寄付を募っている団体があるかどうか探してみましょう。植木鉢を受け入れる条件がある場合は、事前に確認しておくのも重要です。

不要になった植木鉢を必要としている団体に寄付することで、持続可能な社会貢献にも繋がります。

植木鉢の処分費用

植木鉢を処分する際にかかる費用は、処分方法によって異なります。まとめると以下のとおりです。

処分方法費用
自治体(粗大ゴミ)400円〜800円程度
自治体(家庭ゴミ)無料
不用品回収業者2,000円~3,500円程度
花屋の回収サービス1,000円~2,000円程度
フリマアプリ・オークションサイトで販売送料のみ
リサイクルショップで買取運搬費用がかかることも
アンティーク・骨董品の買取業者に依頼運搬費用がかかることも
知人・ジモティで譲る送料のみ
寄付をする無料
※植木鉢の種類に応じて費用相場は変動します

手間や時間をかければ、無料で植木鉢を処分することも可能です。

とはいえ、手間や処分にも時間がかかるため、不用品回収業者で労力かけず即日に処分する方法を選択するのもひとつの手です。費用対効果を考慮し、自分に合った植木鉢の処分方法を選びましょう。

植木鉢を売るコツ

中には、なるべく費用かけずに植木鉢を処分したいと考えている方もいるでしょう。

植木鉢を売るコツは以下の通りです。

  • 古いものはアンティーク・骨董の価値があることも
  • デザインが良いものは売りやすい
  • 汚れはキレイにする

順番に解説していきます。

古いものはアンティーク・骨董の価値があることも

​​古い陶器の植木鉢の中には、骨董品として価値がつくものがあります。本人は不要と思っても、収集家や愛好家にとって高い価値を持つかもしれません。

特に、底に刻印がある植木鉢などは、骨董品としての価値がある可能性が高いです。素人では価値を見極めるのが難しいため、骨董品の専門家に鑑定を依頼することが重要です。

骨董品としての価値がある場合、一般的な中古市場ではなく、骨董品やアンティークを扱う専門の市場やオークションで販売するのが良いでしょう。

古い植木鉢を売る際には、その骨董品としての価値を見落とさないことが肝心です。

デザインが良いものは売りやすい

植木鉢を売る際、デザインの良さはその売れやすさに大きく影響します。アンティーク調やユニークなデザインの植木鉢は、フリマアプリなどで人気があり、比較的高値で売れる可能性があります。

フリマアプリでは、自分で価格を設定できるため、デザインの良さを考慮した適切な価格設定が重要です。他にも、植木鉢単体や観葉植物とセットでの売却が注目されています。

 観葉植物とのセットで売却することで付加価値をつけられますが、植物の大きさによっては運搬や送料が課題になることもあるのでどちらが良いのか検討してみましょう。

汚れはキレイにする

植木鉢を売る際、清潔に保つことは販売成功の鍵となります。中古の商品を購入する際、なるべく綺麗なものを安く買いたいと思うのが購入者の心理です。

きれいな状態で販売することで、購入者からの信頼を獲得し、買取金額の向上にもつながります。

植木鉢の表面を水で洗い、汚れやほこりを落として、写真を撮影し、植木鉢の清潔さを目で見て確認できるようにすると良いでしょう。

植木鉢の土・砂の捨て方

結論として、土や砂は、自治体でごみとして出すことができない可能性が高いです。少量の場合は不燃ごみもしくは可燃ごみで処理可能な場合もあるので各自治体に確認してみましょう。

近隣の公園や山、河川敷など公共の場所に土を撒くことは禁止されており、不法投棄となる可能性があります。

廃棄物処理法により「五年以下の懲役もしくは一千万円以下の罰金、またはその両方の刑に処する」という厳しい罰則が科せられることがあるので注意しましょう。

土や砂の量が多い場合や自治体での処理が困難な場合は、専門の土の回収業者や不用品回収業者があります。土専門の回収業者は土以外は回収してくれないことも多いです。

石や根などの除去が必要な場合、料金が高くなることもあるので、事前に見積もりを取っておくと安心です。


土の捨て方についてこちらの記事をご覧ください。

もし土や砂の他にレンガも処分する必要があるようなら、レンガの処分方法を下記の記事で詳しく解説をしています。

大量の植木鉢の処分

大量の植木鉢を処分する場合、専門の回収業者に依頼するのが良いでしょう。

自治体のゴミ処分と異なり、回収業者は時間や曜日に制限されず、利用者の都合に合わせた回収が可能です。

回収業者は植木鉢や植物をそのままの状態で回収してくれるため、梱包や運搬の手間がかかりません。多くの植木鉢をまとめて処分することができるため、時間と労力を節約できます。

量や種類によって料金が変わることがあるため、事前見積もりを取ることが重要です。

土も纏めて捨てるなら不用品回収業者

土も纏めて捨てるなら不用品回収の業者がおすすめです。土や砂は、基本的に自治体で処分することができず、土も纏めて捨てる場合には、他の方法を検討する必要があります。

専門の土の回収業者もありますが、土以外の回収はしていないところが多いです。不用品回収業者の場合、土や植物が残った植木鉢もまとめて引き取ってもらえるため、別途処分する手間が省けます。

一部の業者では、土の処分に別途料金がかかることがあるので、土を含む植木鉢の処分についても、詳細を確認しましょう。

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片付け侍編集部

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片付け侍では全国47都道府県で不用品回収サービスを展開しています。最短30分で緊急駆け付け!粗大ゴミ回収や遺品整理、ゴミ屋敷片付け、不用品の買取も行っております。捨て方や処分方法、断捨離などの記事を紹介しています。

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