扇風機の捨て方!何ゴミか疑問にお答え!タイプ別の処分方法も解説

自宅に眠っている、不要になった扇風機。そのさよならの仕方にも心地よい風を感じたいですよね。そこで、今回は扇風機の捨て方について、環境にもお財布にも優しい方法をご紹介します。気持ちよく手放して、新しい季節へと心地よく移りましょう。

最後まで読めば、自分にぴったりの処分方法が見えてきますよ。

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扇風機は小型家電リサイクル法が適用

扇風機には「小型家電リサイクル法」が適用されます。小型家電リサイクル法とは、主に生活家電やデジタル機器など、小型で使い捨て可能な製品を対象としています。例えば、電子レンジや冷蔵庫・テレビ・洗濯機などもそのひとつ。

平成25年に施行され、製造したメーカーは製品の製造だけでなく廃棄に責任を持つことが規定されました。

メーカーは、自社の製品が廃棄される際に、リサイクルについても考えていかなければなりません。環境に配慮し、回収した製品は分解・再生され、再利用するのが目的です。

小型家電リサイクル法は、廃棄される製品が不適切な処分をされるのを防ぎ、リサイクルを通じて環境への配慮を行う仕組みです。

小型家電の処分方法とルールについてこちらの記事で更に詳しく解説しています。

自治体により捨て方が違うので確認が必要

多くの自治体では扇風機を「粗大ごみ」として捨てるようルール決めがされています。多くの自治体では「1辺30センチ以上のごみ」は粗大ごみに該当するケースが多く、扇風機も当てはまっているためです。

ただし卓上タイプやハンディタイプといった小型扇風機の場合は不燃ごみで処分可能なことも。不燃ごみであれば、専用ごみ袋にいれて回収日に捨てるだけでOK。

処分費用もかかりません。ただしモバイルバッテリーが搭載された製品は注意しましょう。モバイルバッテリーは不適切な捨て方をすると、発火や爆発の危険性があります。

またバッテリー内には有害な物質が含まれており、漏れ出すと周囲の環境に悪影響を与える恐れも。特にリチウムイオンバッテリーは有毒物質を含んでおり、地球環境への影響が懸念されます。

モバイルバッテリーには再生可能な資源が多く含まれているため、一般ごみで捨てることで貴重な資源の無駄遣いとなります。そのため不燃ごみではなく、地域のリサイクルボックスなどに入れましょう。

多くの地域で電池やバッテリーの適切な廃棄方法が法的に定められており、違反することは罰則が科せられる可能性があります。扇風機は住んでいる地域のルールを確認のうえ、処分するようにしましょう。

扇風機の捨て方おすすめ7選

ここでは扇風機を捨てる方法を7つ解説します。それぞれの手順を確認し、自分が捨てやすい方法を選んでください。

もちろん捨てるだけでなく、「買い取ってもらう」「欲しい人にあげる」といった方法もあります。それぞれ見ていきましょう。

粗大ゴミとして捨てる

扇風機を粗大ごみとして捨てる場合、前もって予約が必要です。自治体のホームページにある申し込みフォームや電話番号から予約しましょう。

予約が完了したら、捨てる準備に入ります。まず扇風機を分解することができる場合は、可能な限り分解しましょう。分解しておくとリサイクルしやすくなります。ただし、分解が難しい場合はそのままでも構いません。

扇風機を外に出す際は、自治体が指定するルールに従って梱包しましょう。処分費用を粗大ごみシールで支払う場合は、金額分を扇風機に貼り付けます。分解した部品やコードはしっかりとまとめ、紛失のないよう注意してください。

最後に、指定された回収場所に扇風機を出します。自治体によっては、直接自宅前に出すか、指定された集積場所に持ち込むよう指示されることも。回収されれば処分は完了です。

不燃ごみ・燃えるゴミとして捨てる(卓上・ハンディタイプ)

卓上タイプやハンディタイプの扇風機は、不燃ごみや燃えるごみとして処分しましょう。まず、扇風機をできるだけコンパクトにし、分解できる部分は外しておきましょう。

コンパクトにするとゴミ袋に入れやすくなりますよ。ただし、難しい場合や分解できない部分がある場合は無理をしないでください。専用のごみ袋はスーパーや薬局で購入できるため、予め買っておくとスムーズに捨てられます。

扇風機を一般ごみ袋に入れたら、自治体が指定するルールに従って出しましょう。回収日に指定の収集場所に持って行くだけです。ただしゴミ袋には他の生ゴミや資源ごみと混ぜないようにしましょう。

小型家電回収ボックスに捨てる(卓上・ハンディタイプ)

扇風機をリサイクルするなら、小型家電回収ボックスに捨てましょう。まず、自治体や家電リサイクル事業者が設置している小型家電回収ボックスの設置場所を確認してください。主にスーパーマーケット、コンビニエンスストア、リサイクルセンター、一部の家電量販店にあることが多いです。扇風機を回収ボックスに捨てる前に、できるだけ分解しておくのがオススメ。取り外し可能なパーツだけでも取っておくと、リサイクルがより効果的に行われます。

扇風機を小型家電回収ボックスに捨てる際は、指定された投入口へ入れましょう。大きな部品がある場合は、そのまま無理に入れず、ボックス内に収まるように工夫してくださいね。

特に申し込みや申告は必要ありません。回収ボックスに扇風機を入れるだけで、簡単にエコ活動ができますよ。

ただし小型家電回収ボックスに捨てられるのは一般的な小型家電に限られます。大型な家電や特定電化製品は対象外となることがありますので、自治体や回収ボックスに掲示されたルールを確認してください。

家電量販店の引き取りサービス・買い替えサービスを利用

扇風機の買い替えを検討しているなら、家電量販店で買い取ってもらう方法もあります。購入店もしくは販売店に相談をしてみましょう。

また以下の家電量販店でも扇風機の引き取りを行っています。ただし有料となる恐れがあるため、前もって確認しておくと安心です。

家電量販店リサイクル料金条件など
ケーズ電機1点当たり550円(税込)・引取のみの場合はプラス出張費
・業務用扇風機は引取不可
ヤマダ電機1点当たり1,100円(税込)~・訪問回収は別途
・ 灯油を使用した石油ファンヒーター
・石油ストーブなどは対象外・沖縄は対象外
エディオン1点当たり550円(税込)・縦+横+高さの合計が120cm以下で重さが10kg以下の家電
・取り外し工事不要で使用できるもの・人が1人で運べるもの
ビッグカメラ1箱1,958円(税込)・宅配で回収依頼可能
・段ボールに詰めるだけで回収可能
ヨドバシカメラ1箱1,950円(税込)・指定段ボールにいくつ詰めても一律料金
・故障した家電も回収可能
・回収訪問の場合は別途費用が必要

 ケーズ電機

ケーズ電機では、扇風機を1点当たり550円(税込)で引き取りを行っています。引き取りのみの訪問も可能ですが、その際は出張費がかかるため注意しましょう。また引き取り可能な扇風機は家庭用に限ります。業務用扇風機の引き取りは行っていません。

 ヤマダ電機

ヤマダ電機は家庭にある不要になった小型家電製品の回収を行っています。店舗に直接持ち込めば、曜日・日時を問わずいつでも回収可能!

予め相談の上持ち込むとスムーズです。またヤマダ電機指定の段ボールに詰めるだけで一括1,650円(税込)で回収してもらえるサービスも!数が多い場合に検討してみるとよいでしょう。

 エディオン

エディオンでは各店舗で小型家電の回収を行っています。フランチャイズ店では行っていない為、注意してください。回収費用は1点当たり550円です。

回収可能な家電は、縦+横+高さの合計が120cm以下で人が1人で運べるものに限ります。大きな扇風機を引き取ってほしい場合は、中型や大型に分類されてる場合も。前もって確認しておくとスムーズでしょう。

 ビックカメラ

ビックカメラでは400品目以上の家電を回収しています。回収費用は指定の大きさの箱にどれだけ入れても1箱1,958円なので、その他家電を一緒に回収してほしい人にもぴったりでしょう。回収された家電は国内の認定工場で安全に処理されます。

 ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラの小型家電リサイクル回収なら、一辺合計160センチの指定段ボールにいくつ入れても料金は一律1箱1,950円(税込)で処分可能です。

ただし重さは30キロ以内までとなるため、注意しましょう。公式サイトから「小型家電リサイクル券」を購入の上利用します。

不用品回収業者に引き取りに来てもらう

スピーディーに扇風機を処分したいなら不用品回収業者に依頼しましょう。多くの不用品回収業者は、不用品を次に活かすパイプラインを持っています。そのため専門業者に頼むことで、環境に配慮した適切なリサイクルが可能です。

また、業者に頼むことで手間や労力を省けます。扇風機は大きさや形状によっては自分で処分するのが難しいこともありますが、不用品回収業者なら回収から処分までスタッフ任せでOK。回収作業もプロによって行われるため、安全かつ確実に処分できるでしょう。

さらに、再利用可能なものやリサイクルが可能な部品がある場合、無料で回収もしくは買い取ってもらえることも。コストをかけずに不用品処分したい人にもオススメです。

ただし不用品回収業者には悪徳業者もわずかながら存在します。作業後に高額な請求を受けたといったトラブルも少なくないため、業者選びは慎重に行いましょう。

悪徳業者には特徴がありますので、ぼったくりの不用品回収業者の記事を参考にしてみてください。

フリマアプリ・オークションサイトで販売で売る

少しでも高く売りたいと思ったら、フリマアプリやオークションサイトの利用がオススメです。扇風機をフリマアプリやオークションサイトなら手軽な取引ができ、スマートフォンやパソコンで簡単に行えます。手間を抑えながら広く買い手を見つけることができるでしょう。

また、オークション形式を利用することで、相場に合った最適な価格での買い取りがされます。入札によって競り合いが生まれるため、相場価格で取引が成立する可能性が高いでしょう。そのため扇風機が高値で売れる可能性があります。

さらに、再利用やリサイクル活動を手軽にやりたい人にもオススメです。不用品を譲ることで環境にも優しくなれます。

少しでも高く売りたいと思ったら、しっかりとした画像や説明文を用意しましょう。詳細な情報を提供することで、信頼性もアップし、スムーズな取引が期待できるためです。傷や汚れについても正確に伝え、円滑なコミュニケーションを心掛けることが気持ちよい取り引きのコツです。

リサイクルショップに買取を依頼する

当日中にどうしても処分がしたいなら、リサイクルショップへの持ち込みがよいでしょう。リサイクルショップなら、即日査定・即日買取可能で、すぐに扇風機を処分可能です。上手く売れればお小遣いにもなりますよ。高く売りたいと思ったら、商品を持ち込む前に、扇風機の状態を確認し、できるだけキレイな状態で持ち込みましょう。

扇風機の寿命と寿命のサインはこちらの記事で詳しく解説しています。

動作が正常かどうかも重要なポイントです。査定時には、付属の取扱説明書や付属品があれば一緒に売るとするとよいでしょう。1円でも高く売却するなら、いくつかのリサイクルショップを回って査定したらうのもオススメです。

扇風機を処分するときの注意点

暑い季節の味方である扇風機も、使用期間や買い替えに伴い、いずれは不要となります。ここでは扇風機を処分する際の注意点について解説します。

モバイルバッテリー内蔵扇風機は捨て方に注意

モバイルバッテリー内蔵扇風機は、携帯性があり、屋外や移動中などで手軽に利用でき便利です。外出先やアウトドアで持ち歩く人も多いのではないでしょうか?

コンパクトな扇風機の多くにはモバイルバッテリーが搭載されています。モバイルバッテリーは物理的なダメージなどが原因でバッテリーが劣化すると、発火や爆発の危険性があります。

特に粗悪な製品や正規品でない充電器を使用すると、爆発などの危険性が高まるため注意しましょう。また処分の際も、そのまま一般ごみと一緒に捨ててしまうと、火災の原因となります。そのためバッテリーが搭載された扇風機はそのまま捨てないようにしましょう。

バッテリーの処分方法についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

バッテリーの分解が可能なら普通ゴミで捨てれる

扇風機のバッテリーが取り外し可能な場合、分解したうえで本体は普通ゴミで捨てて問題ありません。一部の大手電器量販店や携帯電話販売店では、不要な電池やモバイルバッテリーを回収するボックスを設置していることがあります。

回収ボックスに捨てればリサイクルされるため、安全に処分できますよ。バッテリー搭載扇風機を処分する際は、まずバッテリーが取り外せないか確認を行いましょう。もし分解できない場合は、そのままの状態で回収ボックスに入れても問題ありません。

電池式癜風気は必ず電池を抜いてから捨てる

扇風機に乾電池が使用されている場合は、必ず抜いてから処分しましょう。乾電池はショートや漏液の危険性があるため、捨てる前にしっかりとテープなどで端子を覆い、安全に捨てましょう。

また、リチウム電池やボタン電池など特殊な種類の乾電池は、他の一般的な乾電池とは別に収集や処理が必要なことがあります。処分方法は市区町村のルールに従ってくださいね。

業務用は産業廃棄物として捨てる

事務所や工場・オフィスで使用されている扇風機は、家庭用であっても「産業廃棄物」に分類されます。産業廃棄物を粗大ごみとして捨てるには、専門の業者を利用する必要があるため注意してください。

処分可能な業者は自治体のホームページに記載されていることもあります。確認してみるとよいでしょう。地元で産業廃棄物の処理を請け負っている業者を見つけたら、相談や見積もりを依頼します。

業者との契約が成立したら、指定された日時に産業廃棄物を業者に引き渡せば処分完了です。もしくは不用品回収業者に依頼するのもよいでしょう。不用品回収業者に依頼する際は、事業ごみの回収が可能かを確認すると安心です。

扇風機の処分にかかる費用相場

扇風機は捨て方によって費用は異なります。ここではおおよその費用について知っておきましょう。予算に合わせて処分方法を選ぶのもオススメです。

処分方法処分費用の相場
粗大ゴミ500円~1,000円程度
家電量販店500円~2,000円程度
不用品回収業者2,000円~程度
産業廃棄の場合大きさにより異なる

粗大ゴミ

扇風機を自治体の粗大ゴミとして捨てる場合、処分費用はおおよそ500円〜1,000円程度とそこまでかかりません。そのため扇風機を安く処分したい人にはぴったりの方法です。

ただし予約が必要である点や、回収日が限られている点がデメリット。急いでいる場合は、別の方法を検討するのがよいでしょう。

家電量販店

家電量販店なら扇風機を500円程度〜処分可能です。専門業者が処分を行うため、安全かつ確実に捨てたい人にオススメ。

ただし扇風機を自宅まで取りに来てもらう場合、出張費が加算される可能性があります。そのためお店まで扇風機を運ぶのが難しい人は、別の方法を検討するか手伝ってもらえる人を探すとスムーズに処分できます。

不用品回収業者

不用品回収業者なら自宅まで回収に来てくれるため、「扇風機を運搬する手段がない!」と悩む人にぴったり。予約をしたら、扇風機をスタッフに引き渡すだけで処分可能です。分解や分別の必要もありません。体力に自信のない女性や高齢世帯にもオススメの方法です。

産業廃棄の場合

扇風機を産業廃棄物として捨てるには、地元の産業廃棄物処理業者に連絡し、引き取りや処分について相談しましょう。

業者の指示に従い、指定の日時や場所に産業廃棄物を持ち込むか、回収を待ちます。事業ごみは一般的な粗大ごみでは回収がされません。必ず専門業者へ依頼しましょう。

扇風機を処分するなら不用品回収業者へ

手続きの手間を省きたい!と思ったら、不用品回収業者を検討しましょう。問い合わせや相談は電話やオンライン24時間OK。

熟練スタッフがスムーズに不用品を回収。環境への配慮だけでなく、スピーディーな処分を実現します。回収した扇風機はリサイクルと廃棄が行われ、資源の有効活用にも!簡単で環境に優しい処分方法をお探しの方にも、不用品回収業者はぴったりです。

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