バッテリーの処分ガイド!バイク・車・電動自転車・電動工具・ダイソンまで網羅!

バッテリーの処分ガイド!バイク・車・電動自転車・電動工具・ダイソンまで網羅!

「不要になったバッテリーを処分したい」「バッテリーを処分できるところってどこなんだろう」などと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

バッテリーの捨て方は、バッテリーのタイプごとに異なります。誤った処分方法を行うと法律違反になることもあるので注意が必要です。

本記事では、バッテリータイプごとの処分方法からバッテリー処分の注意点まで解説しています。

この記事を読めばそれぞれのバッテリー処分方法や知識、処分時の注意点が分かります。

・車やバイク
・スマホやタブレット
・パソコン
・電動自転車
・電動工具、デジカメ、掃除機
・膨張したバッテリー
・バッテリー処分の際の注意点

これら全てがわかるので、ぜひ参考にしてください。

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バッテリー処分方法は特殊

バッテリーの処分方法は特殊です。

本章では、以下2点の切り口からバッテリー処分のバッテリーの基本的な捨て方について解説していきます。

  • 車やバイク等の大型バッテリーは自治体回収はできない
  • 小型リチウムイオン電池は

順番にみていきましょう。

車やバイク等の大型バッテリーは自治体回収はできない

車やバイクのバッテリーは多くの場合、自治体で処分することができません。

バッテリーには硫酸や鉛が含まれており「特殊ゴミ」として扱われるため、不燃ゴミや資源ゴミとしても扱えないです。

不法投棄した場合、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に違反し、最大5年の懲役または1,000万円の罰金の対象になるので注意しましょう。

バッテリーは適切に処分されれば、鉛や繊維、合成樹脂、金属などに分けられて再利用されることがあります。

環境を守り、法律を遵守するためにも、適切な処分方法を知りましょう。

小型リチウムイオン電池は

小型のリチウムイオン電池は、自治体で回収できる場合とできない場合があります。

住まいの自治体のルールを確認して適切にバッテリーを処分しましょう。

自治体回収ができないリチウムイオン電池

車やバイクのバッテリーはもちろん、PC、スマートフォンのバッテリーパックやモバイルバッテリーは、自治体回収できない場合があります。

自治体回収ができないリチウムイオン電池の品目や処理方法は自治体によって異なる場合があるので調べておきましょう。

「小さいしバレないから捨てちゃおう」と思う場合もあるかもしれませんが、

燃えるごみやプラスチックのゴミと一緒に廃棄されることで、ごみ収集車内やリサイクル施設での火災が頻発しています。

不適切な廃棄方法により、収集車、工場の事故や環境汚染につながるので必ず自治体のルールを守るようにしましょう。

自治体回収が可能なリチウムイオン電池

電卓、懐中電灯、リモコンなどに使われているマンガン電池・アルカリ電池などは自治体で回収できます。

回収ボックスに入れるか、一部の電池は不燃ごみとして出すことも可能です。

回収ボックスの設置場所は、区役所や出張所など多数に設置されており、ホームページに記載されています。

処分する際は、プラス極とマイナス極をセロハンテープやビニールテープで絶縁してください。

袋にまとめて捨てる際は「キケン」という書き込みをするなど、自治体によって処分方法も異なるため、処分品目と合わせて確認するようにしましょう。

廃バッテリーを処分する3つの方法

廃バッテリーを処分する方法は以下の3つの方法があります。

  • バッテリータイプごとに専門店に依頼する
  • 小型バッテリーなら一般社団法人JBRCへ
  • 不用品回収業者に引き取りしてもらう

順番に解説していきます。

バッテリータイプごとに専門店に依頼する

専門店に依頼する場合は、バッテリータイプごとに処分方法が異なります。

バッテリータイプは大きく分けると、以下の6つあります。

  • 車・バイク
  • スマホ・タブレット
  • パソコン
  • 電動自転車
  • 電動工具、デジカメ、掃除機
  • ダイソンやiphoneなど販売メーカーの引き取り

自分の処分したいバッテリータイプの処分方法を見てみましょう。

車・バイク

車・バイクの処分方法は以下の2つがあります。

  • カー用品店・バイク専門店
  • ガソリンスタンド

どちらの方法も気軽に立ち寄りやすい方法です。

カー用品店・バイク専門店

車やバイクのバッテリーの処分には、カー用品店やバイク専門店の利用が1つの方法です。

イエローハットやオートバックスなどが、バッテリー引き取りに対応しています。

主に整備工場を併設している店舗がバッテリーの回収を行っており、全ての店舗でバッテリーの引き取りをしているわけではないので注意しましょう。

店舗によって、無料で引き取る場合と料金が発生する場合があるので事前に確認しておきましょう。

料金が発生する場合も500円〜1,000円程度なので比較的安く処分できます。

新しいバッテリーを付け替える際には、同時に古いバッテリーも回収してもらえるので便利です。

ガソリンスタンド

車やバイクのバッテリーの処分には、ガソリンスタンドで引き取りしてもらう方法もあります。

ガソリンスタンドはカー用品店やバイク専門店以上に至る所にあるため、様々な場所に住んでいる方も容易にアクセス可能です。

処分費用は店舗によって異なり、無料の場合もあれば、1000円程度かかる場合もあります。

セルフサービスのガソリンスタンドの場合、バッテリー回収に対応していない可能性があるため、事前の確認が必要です。

スマホ・タブレット

スマホ・タブレットのバッテリーを処分する場合には、以下2つがあります。

  • キャリア
  • 家電量販店

順番にみていきましょう。

モバイルバッテリーの処分はこちらで更に詳しく解説しています。すぐに処分すべき状態のバッテリーの状態も紹介しているので、参考にしてみてください。

キャリア

スマートフォンやタブレットのバッテリーの処分には、携帯キャリアショップが選択肢の1つです。

多くの大手携帯キャリアショップでは、使用済みのモバイルバッテリーを回収しています。

処分を希望する際は、店舗に直接持ち込み、スタッフに手渡すだけで済むため手間がかかりません。

一部の店舗では、その店舗でスマホやモバイルバッテリーを購入した顧客のみのサービスとなっている場合があります。

全ての携帯キャリアショップでバッテリーの回収を行っているわけではないため、事前に問い合わせしておきましょう。

家電量販店

スマートフォンやタブレットのバッテリーの処分方法として、家電量販店もひとつの手段です。

家電量販店では、不要になったモバイルバッテリーのリサイクルをサポートしており、手軽で安全な方法で処分してくれます。

通常、無料で利用できることが多いですが、複数のバッテリーを処分する場合には料金がかかることもあります。

多くの家電量販店やホームセンターでは、モバイルバッテリー専用のリサイクルBOXが設置されています。

全ての店舗にリサイクルBOXがあるわけではないため、事前に店舗に確認することが重要です。

バッテリーをリサイクルBOXに入れる際は、ショートを防ぐためにビニールテープやセロハンテープなどで端子を覆い絶縁処理が必要な場合があります。

パソコン

ThinkPadをはじめとするノートブックPCに使用されるバッテリーは、繰り返し充放電可能な「小形二次電池」に分類されます。

二次電池は、長期にわたり充放電を繰り返すとすり減るので、新しい二次電池と取り替える必要があります。

専門店での処分方法は、以下の2つです。

  • 家電量販店
  • PC専門店

それぞれ解説していきます。

家電量販店

パソコンのバッテリー処分は、スマホやタブレットと同様に家電量販店で処分できます。

多くの家電量販店には、専用のリサイクルボックスが設置されており、ここにバッテリーを入れることで、手間をかけずに処分が可能です。

バッテリーをリサイクルBOXに投入する際は、ショートを防ぐためにプラス極・マイナス極をビニールテープで絶縁するか、ビニール袋に入れるようにしましょう。

また、パソコン本体を処分する場合も、メーカーや家電量販店に引き取ってもらうことが可能で、この場合もバッテリーの処理が含まれていることが多いです。

必要に応じて店舗スタッフに確認するようにしましょう。

PC専門店へ

パソコンのバッテリーを処分する際、PC専門店への持ち込みもひとつの手です。

特に充電式電池リサイクルBOXでの回収が難しい場合、メーカーへの処分依頼が有効です。

バッテリーの回収にかかる費用は、メーカーによっては無料である場合が多く、着払いで送付可能です。

新しいバッテリーとの交換サービスを提供している場合もあり、これは特に内蔵バッテリーを持つ最新のノートパソコンに適しています。

処分したいバッテリーがどのメーカーの製品かを事前に確認し、そのメーカーに問い合わせてみましょう。

メーカー条件内容
OMRON(オムロン)バッテリを無料引取り
(他社製リチウムイオンバッテリ搭載UPSは対象外)
ユタカ電機製作所バッテリを無料引取り
(ユタカ電機製作所製 無停電電源装置(UPS)本体、増設バッテリ装置、交換用バッテリパック対象)
dynabookバッテリを無料引取り
(個人:「充電式電池リサイクルBOX」に投入・企業:Dynabook株式会社に相談)
Lenovoバッテリを無料引取り
(回収対象はレノボ純正品に限る・レノボ・スクラップセンターへ着払いで郵送)

メーカーでは、基本無料で引き取りしてもらえますが、多くの場合、自社製品に限ることに注意してください。

電動自転車

電動自転車の専門店での処分方法は、以下2点があります。

  • 自転車の販売店
  • 自転車買取専門店

それぞれ解説していきます。

自転車の販売店

電動自転車を購入した店舗、または同じメーカーの電動自転車を取り扱う店舗にバッテリーを持ち込むことが可能です。

自転車を新しく購入する際のバッテリー回収は、無料かそれほど高額でない料金で処分できる場合が多いです。

一方で、持ち込むには物理的な労力がかかる点はデメリットです。

また、バッテリーのみの回収依頼の場合、料金が発生することがあるので注意しましょう。

店舗によっては回収に対応していない場合もあるため、確認必須です。

自転車買取専門店

特に使える状態の電動自転車や、人気ブランドの自転車であれば、買取専門店に持ち込むことで処分料を払うどころか、買取価格が得られる可能性もあります。

査定は直接店舗に持ち込むか、オンラインでの査定サービスも利用できます。

PanasonicやBRIDGESTONEなどの有名メーカーの新しいモデルでは、10,000円から50,000円程度の買取価格が期待できます。

故障している場合や状態が悪い電動自転車は買取ができないので、他の処分方法を選択しましょう。

電動工具、デジカメ、掃除機

電動工具、デジカメ、掃除機は家電量販店で処分できます。

詳しく説明していきます。

家電量販店

電動工具、デジカメ、掃除機のバッテリーの処分は、家電量販店でも処分できます。

多くの家電量販店には、電動工具やデジカメ、掃除機などの小型バッテリー専用のリサイクルBOXが設置されています。

リサイクルボックスに入れる前に、テープを貼るなどの絶縁処理を行いましょう。

リサイクルBOXに入れるだけで、不要になったバッテリーを簡単に処分できます。安全のため、カウンターでの受け渡しでの回収を行っているところもあります。

家電量販店は、専門的なリサイクル処理を行ってくれるため、環境に配慮した処分が可能です。

対象となるバッテリーの種類やリサイクルBOXの有無は店舗によって異なるため、処分を検討する前に各家電量販店に確認しておきましょう。

ダイソンやiphoneなど販売メーカーの引き取り

販売メーカーでの引き取りをしている場合もあります。

例えば、Appleの場合、本体から取り外したバッテリーの引き取りはもちろん、本体端末も一緒に処分したい場合は下取りしてもらえます。

下取り利用すると、iPhoneが6,000円〜112,000円割引になる場合や下取り額分をApple Gift Cardで受け取れるので、お得です。

オンラインでもApple Storeでも下取りを行っているので、手軽に行える点もメリットと言えるでしょう。

ダイソンの公式では、大型家電量販店のリサイクルボックスや地域の処分方法に従っての処分するように記載があります。

ダイソンのバッテリーはノジマヤマダ電機などの家電量販店で引き取ってもらえます。

メーカーによって対応方法が異なるので、事前に調べておくと良いでしょう。

小型バッテリーなら一般社団法人JBRCへ

一般社団法人JBRC(Japan Battery Recycling Center)は、ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池などの小型再充電可能な電池の回収を専門に行う団体です。

JBRCに加盟しているメーカーのバッテリーを対象に、リサイクルを行っており、全国の多くの協力店舗にリサイクルBOXを設置しています。

使用済みの小型バッテリーをリサイクルBOXに、投入だけで処分が完了です。環境に優しいリサイクル処理が行われるため、安心して利用できます。

以下の項目が、回収不可なので当てはまっていた場合は別の処分方法を検討しましょう。

  • 解体された電池パック
  • 破損電池
  • 膨張や水濡れした電池
  • ハードケースに入っていないラミネートタイプの電池

リサイクルBOXは、家電量販店やスーパーなど多くの場所に設置されており、JBRCのウェブ上で、最寄りの設置場所を探すことができます。

不用品回収業者に引き取りしてもらう

不用品回収業者にバッテリーの回収を依頼することは、特に複数のバッテリーやその他の不用品も一緒に処分したい場合に最適です。

即日回収可能で、自宅まで来てくれる出張回収サービスを提供している業者も多いため、重いバッテリーの運搬に困ることがありません。

費用はかかりますが、で処分できるケースも多いです。

一部の業者ではバッテリーの買取も行っている場合がありますが、条件によっては買取できないこともあるため、事前に確認しておきましょう。

無料で回収すると謳っている業者や、過剰な料金を請求する業者は、悪徳業者な可能性があるので注意が必要です。

事前に見積もりを取っておくと、安心です。

悪徳業者の手口は共通点があり、手口を知っておくだけでも防止できます。ぼったくりの不用品回収業者についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

膨張したバッテリーを処分するには?

膨張したバッテリーは不燃ごみや燃えるごみなど一般のゴミとして処分できません。

膨張したバッテリーは不安定で、扱いが不適切だと怪我や事故のリスクがあります。

処分する際には、不用品回収業者やメーカーへ連絡する必要があります。

電気製品店やバッテリーの販売店で回収を行っている場合もありますが、事前に連絡して膨張したバッテリーの取り扱いが可能か確認してください。

メーカーには「資源有効利用促進法」により、古くなったバッテリーを回収する義務があります。家電量販店の中でも、ヤマダ電機やビッグカメラは回収にも対応しています。

そのままにせず、なるべく早めに処分するようにしましょう。

自分で処分するのはやめるべき

自分で不要になったバッテリーを処分するのは避けた方が良いでしょう。

その理由は以下2つです。

  • 法律違反にあるときも
  • バッテリーを自分で処分する危険性

順番にみていきましょう。

法律違反になるときも

自分で不適切に処分すると、法律違反になるリスクがあります。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律」により、不法投棄は罰せられる対象です。

不法投棄を行った場合、最大で5年以下の懲役または1,000万円の罰金が科されることがあるので注意が必要です。

また、バッテリーに含まれる物質が環境に悪影響を及ぼすこともあります。不適切な処分方法で火災や汚染物質が発生してしまうリスクもあります。

正しい処分方法を行うことで、環境保護にも寄与できます。

バッテリーを自分で処分する危険性

バッテリーを自分で処分しようと考える方もいるかもしれませんが、これは非常に危険です。

バッテリーには、鉛、希硫酸、リチウムイオンなどの危険な化学物質が含まれています。

電解液が皮膚に触れると火傷のような症状を引き起こす可能性があり、目に入ると失明の危険もあります。

微弱な電力でも絶縁されていない場合は、バッテリー内での化学反応により微量の水素ガスが発生して発火する危険性があり、火気と接触させないよう注意が必要です。

長期間処分しないで放置しているとバッテリーが腐食や劣化し、液漏れや有毒ガスの発生リスクもあります。

これらの危険性を鑑みると、バッテリーの処分は専門の業者に任せることが望ましいでしょう。

バッテリーの処分は不用品回収業者に依頼

バッテリーを処分する際には、不用品回収の業者利用を検討してみましょう。

特に、車などの大きなバッテリーを処分する場合やバッテリー以外の他の不用品もある場合などは不用品回収業者が最適です。

不用品回収業者に連絡するだけで、即日中に専門のスタッフが自宅まで来て不用品を全て回収してくれます。

手間と時間をかけずに安心して不用品を処分してくれるため、ぜひ活用をご検討ください。

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