携帯電話の処分方法をご紹介!スマホ・ガラケーのデータ削除から買取情報まで網羅

私たちの日常生活を便利で豊かに変えてくれる携帯電話。

しかし、新しい機種を購入する前まで使っていた携帯電話の処分方法がわからず、家の中に古い携帯電話が眠っているお宅が多いようです。

携帯電話に個人情報が多く入っているため、処分方法に悩む人も多いですよね。

携帯電話は適切に処分しないと、情報漏洩や犯罪などに巻き込まれる恐れないため、今回はプライバシーを守りながら、いらない携帯電話を安全かつ確実に処分する方法について解説します。

ライフオーガナイザー®木原 ことのさん
ライフオーガナイザー®木原 ことのさん

情報漏洩を防ぎ、犯罪に巻き込まれないためには適切に処分する必要があります。



最後まで読めば、不安なく携帯電話を手放せるようになっているでしょう。

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不要な携帯電話の処分方法

携帯電話は個人情報が詰まっており、なかなか捨てにくいもの。しかし正しい手順を踏めば、プライバシーを守りつつ安全に処分できます。

ここでは不要になった携帯電話の処分方法について見ていきましょう。主な処分方法は6つです。

  • 自治体の回収ボックスに入れる
  • 携帯ショップに持ち込み処分する
  • 家電量販店の回収サービスで処分する
  • フリマアプリ・オークションサイトで売る
  • スマホ・PC買取専門ショップで売る
  • 不用品認定の回収業者に依頼する

携帯式のバッテリーは携帯電話とは別の捨て方になるため、バッテリーの処分方法の記事をご覧ください。

自治体の回収ボックスに入れる

携帯電話は自治体の回収ボックスに入れるだけで、無料で簡単に処分できます。

まず、携帯電話に保存された個人情報を初期化しましょう。初期化の方法は、後で説明しております。


携帯電話回収ボックスは、自治体が設置している市役所や周辺の公共施設、電器店などに設置されています。


ボックスに携帯電話を入れる前に携帯電話のバッテリーを取り外し、リサイクルできるよう、電池の専用ボックス(小型充電式電池リサイクルボックス)に入れましょう。


携帯ショップに持ち込み処分する

携帯電話を安全に処分したいなら、携帯ショップに持ち込む方法もオススメです。直接スタッフに手渡しするため、情報漏洩の心配もありません。

携帯電話を携帯ショップで処分する前に、携帯電話に保存された個人情報やアカウントを削除し、初期化してください。その後携帯ショップへ行き、スタッフに処分希望の旨を伝えましょう。

多くの携帯ショップでは、古い携帯電話の回収サービスを提供しており、無料で受け付けています。スタッフが機種や状態を確認し、引き取ってくれるでしょう。

ショップによっては携帯電話の下取りを実施していることがあり、新しい機種の購入時に割引や特典が得られる場合もあります。

携帯電話を携帯ショップで処分すると、確実かつエコで、新しい機種への移行もスムーズです。

家電量販店の回収サービスで処分する

携帯電話を家電量販店の回収サービスで処分するなら、まず携帯電話に保存されたデータやアカウント情報を削除し、初期化しましょう。

その後、近くの家電量販店を訪れ、スタッフに処分したい旨を伝えます。多くの家電量販店では古い携帯電話を無料で回収し、リサイクルや処分をしてくれるでしょう。

もし個人情報漏洩に不安があるなら、データを消去してくれるサービスを利用すると安心です。

家電量販店によっては、郵送で回収しているところもあります。店舗へ行くのが難しい人は、検討してみるとよいでしょう。

フリマアプリ・オークションサイトで売る

フリマアプリやオークションサイトで不要となった携帯電話を販売可能です。人気機種なら高額で売れる可能性もあり、お小遣い稼ぎにもぴったりでしょう。

売却する前に携帯電話のデータのバックアップを取ったうえで初期化しておきます。携帯電話は連絡先やカード情報などが入っていることもあり、いわば個人情報の宝庫です。

必ず初期化したうえで売却しましょう。稀に携帯電話の個人情報が復元され、悪用されるケースがあります。可能であれば専門業者にで初期化を依頼した上で販売すると安心です。

出品する際は詳細な商品説明と鮮明な写真を用意し、わかりやすい説明文でアピールすると売れやすくなります。

ライフオーガナイザー®木原 ことのさん
ライフオーガナイザー®木原 ことのさん

メルカリでは「あんしんデータ消去」という有償サービスを出品時に選ぶことができます。取引が成立したスマートフォン本体について、必要な初期化が行われているのかを確認し、データを修復不可能にする手続きをおこなったうえで購入者へ配送してくれる安心のオプションです。


価格を設定する際は他の出品物を参考にするとよいでしょう。スマホや携帯電話はトラブルの多いジャンルでもあります。高額となった場合は、公共の場での受け渡しを選ぶのもよいでしょう。

スマホ・PC買取専門ショップで売る

携帯電話をスマホ・PC買取専門ショップで売ると手軽かつ安全に処分できます。まず携帯電話のデータを初期化してください。

初期化は買取ショップでも行っている場合があります。不安であれば相談してみるとよいでしょう。次に、信頼できる買取専門ショップを選び、無料査定を申し込みます。

査定額は機種や状態により異なるため、複数のショップに依頼してみるのもオススメ。付属品が揃っているとより高く売れる可能性があるでしょう。

宅配買取を利用するなら、丁寧に梱包したうえで発送します。ショップが商品を受け取り、検品が完了次第振込が行われます。

不用品認定の回収業者に依頼する

時間がない人は不用品回収業者に携帯電話の回収を依頼するとよいでしょう。不用品回収業者なら、都合のよい時間帯に自宅まで取りに来てくれ、携帯電話を引き渡すだけで処分が完了します。

その際も内部データは確実に削除しておきましょう。不用品回収業者によっては、データ削除や物理的に穴を開けるなどの作業を行ってくれるところも。

不安な点があれば、依頼までに相談してみてください。もし買取を依頼するなら、ネットの口コミや評判から信頼できる不用品回収業者を選びましょう。

また忙しい場合は、オンライン査定が便利です。オンライン査定なら、携帯電話の写真や説明文を送るだけ。回収業者は無料査定を行い、査定額を提示します。

査定が納得できる金額であれば、回収業者が指定した方法で梱包し発送しましょう。受け取り後、携帯電話の検品が行われ、査定金額が確定します。

その後指定された口座に売却代金が振り込まれれば処分は完了です。売却した携帯電話はリユースやリサイクルされるため、環境に気を配りつつ処分できます。

まずは不用品回収業者のメリット・デメリットから知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

壊れた携帯の個人情報の消し方

もし壊れていて電源すら入らない携帯電話のデータを削除したい場合は、契約している携帯会社に相談してみましょう。

携帯会社が引き取り、データを復元できないよう処理してくれます。壊れているからと、自身で携帯電話を破壊するのは危険なので避けましょう。

携帯会社にはリチウムイオンバッテリーが搭載されており、発熱や発火の原因となる恐れがあります。

またデータ削除が不十分な場合、復元されないとも限りません。初期化できない携帯電話は、携帯会社や専門のデータ会社などに相談しましょう。

携帯電話を処分するときの注意点

携帯電話には個人情報はもちろん、クレジットカード情報やID・パスワードなど様々な情報が入っています。そのため処分を誤ると、以下のトラブルに巻き込まれる恐れがあるため注意してください。

  • クレジットカード情報の不正利用
  • アドレス帳に登録された情報の悪用
  • 画像の流出
  • IDやパスワード流出による乗っ取りやなりすまし行為

ここでは携帯電話の情報を確実に消去するための方法について解説します。

初期化

初期化する場合、パスコードやApple IDの認証を求められるかもしれませんので、必要に応じて入力しましょう。

■iPhoneの場合

  1. 設定を開く
  2. 一般をタップ
  3. リセットオプションを選択する
  4. 全てのコンテンツと設定を消去を選択
  5. 削除完了


■アンドロイドの場合

  1. 設定アプリ」を開く
  2. システム → 詳細設定の リセット オプションを選択
  3.  すべてのデータを消去(出荷時リセット)



この方法で、スマートフォンやアンドロイド上のほとんどのデータが削除されます。

可能であればリセット前に、大切なデータをバックアップしておくのがオススメです。

ただしデータを削除しただけでは、復元される恐れがあります。そのため悪用が心配な人は、専門業者への依頼が安心です。

スマホの場合はSIMとSDを取り除く

スマホを売却する場合、SIMカードを入れた状態では販売ができません。SIMカードが入った状態で他人に渡ってしまい、スマホを使われてしまったら、料金の請求を受けてしまいます。

万が一、SIMカードを抜き忘れてしまったら、早急に携帯会社へ行き、利用停止の手続をしてもらいましょう。その場合、もとの携帯番号は使えなくなります。

くれぐれもSIMカードを入れた状態で携帯電話を人に渡さないようにしてください。またSDカードが入っていたら、必ず抜きましょう。

SDカードにも様々な個人情報が登録されており、悪用の可能性もゼロではありません。携帯電話を手放す際は、SIMカードとSDカードを必ず取り除くようにしましょう。

電池パックを取り外す

携帯電話の電池パックは取り外したうえで引き渡しましょう。そのまま発送すると発火の恐れがあるためです。

ただし最近のスマートフォンでは、ユーザー側で電池を交換することが難しくなっています。背面が密閉されているため、ユーザーが電池を簡単に取り外すことができません。

一部の機種ではバッテリーの取り外しが可能ですが、プロの技術が必要であることも多く、素人が簡単に行えるものではありません。

さらに無理な電池の取り外しや交換を行うと、保証に影響を与えることがあります。自分で電池を取り外すことで保証が無効になる可能性があるため注意しましょう。

他にもスマートフォンによっては、内蔵電池が固定されているため、無理に取り外すと内部機能に損傷を与える可能性があります。

また、内蔵バッテリーはリチウムイオン電池が一般的であり、無理に取り外そうとすると発火や火災の危険も。電池パックを外すのが難しいと感じたら、そのまま引き渡して問題ありません。

スマホ・ガラケー・キッズ携帯は処分方法は違う?

携帯電話には様々な種類がありますが、スマホやガラケー・キッズ携帯なども基本的に処分方法は同じです。主な手順は以下の通りです。

スマートフォンの処分方法

スマートフォンを処分する際は、データをバックアップして工場出荷時の設定にリセット。

さらに、SIMカード、SDカードを抜いてから機器リサイクルボックスや携帯販売店へ持ち込みましょう。

もしくはフリマアプリやオークションサイトで売却してもOKですが、その際は内部データが復元できないことを確認してください。

スマホの処分方法だけでなく費用まで知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ガラケーの処分方法

ガラケーの処分をする場合、必要に応じてデータのバックアップを行い、リセットしましょう。その後、携帯会社や回収ボックスに持ち込みます。

大手家電量販店では、郵送で引き取ってくれるケースもあります。ガラケーには貴重な金属資源が含まれているため、リサイクルできる方法で処分するのがオススメです。

ガラケーの処分方法だけでなく費用まで知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

キッズ携帯の処分方法

キッズ携帯を処分する場合、まず子供のプライバシーを守るためデータを削除します。データは復元されない状態にしてください。

またストラップやシールなど個人情報の特定に繋がりそうなものは全て外してください。最後に携帯会社や地域のリサイクルボックスなどに持ち込みましょう。

壊れた携帯電話でも買取処分できる?

壊れた携帯電話でも、画面割れやバッテリーの交換などで修理が可能な状態であれば、一部買取可能なこともあります。

ただし、故障の状態によって査定額が変わることがあるため注意してください。中古品取引業者やリサイクルショップでも、壊れた携帯電話を買い取っています。

壊れていても、部品としての再利用を目的に買い取りをする場合もあるため、相談してみるとよいでしょう。

また携帯会社では、壊れた携帯電話も引き取り対象となることがあります。お店によっては下取りとなり、新機種が安くなる可能性も。

ただし画面が割れていたり、電源が入らないなど明らかな機能不全の場合は、対象とならないケースもあります。その際は、携帯ショップにそのまま回収を依頼するか、リサイクルボックスへ入れましょう。

またフリマアプリややオークションサイトでも、壊れた携帯電話の取引が行われています。ジャンク品として出品してみるとよいでしょう。

ただしデータを削除していない場合は注意してください。修理された上でデータを抜かれてしまう危険があります。

どんな情報が入っているか分からない携帯電話は、むやみに売らないほうが安全です。

外観の割れ・軽度の破損は売れる

携帯電話は、外観の割れや軽度の破損程度なら売れる可能性があります。理由は修理が可能な場合があるため。修理によって再販売できそうな携帯電話なら、売りに出すのもよいでしょう。

また修理ができなくても、壊れた携帯電話は、部品として再利用されることがあります。使える部分を他の同型機に組み込んで修理するのはもちろん、修理専門の業者やマニアに部品の需要はあります。

ゴーストタッチがあっても売れる

ゴーストタッチは、スマートフォンやタブレットなどで画面に触れていないにもかかわらず、勝手に動いてしまう現象です。故障の一種ですが、もしゴーストタッチがあってもスマホは売れます。

理由は、画面さえ交換すれば再販できる可能性があるためです。そのため携帯電話専門の買取店やリサイクルショップ・不用品回収業者などに相談してみるとよいでしょう。

壊れたスマホでもパーツが売れるため売れる場合もある

壊れたスマートフォンでも、まだ動く部品が含まれている可能性があります。例えば画面やバッテリー・カメラ・ボタンなど。これらの部品は他の同型機に組み込んで修理するため再利用される可能性があります。

またスマートフォンの修理を専門に行う業者や個人が、壊れたデバイスを購入して、修理用の部品として活用することも。部品取りとして使われるスマートフォンは、新しい部品を購入するよりもコストが抑えられる場合があります。

中古の壊れたデバイスを購入し、その中から必要な部品を取り出すことで、修理コストを下げるのです。メーカーが製造中止になったり、新しいモデルが出たりすると、一部の修理パーツが入手困難になることがあります。

壊れたスマートフォンは、そのような場合において予備パーツの確保源として需要が大きいのです。そのため壊れてしまったスマホも売ってみるとよいでしょう。思わぬ利益を生み出すかもしれません。

壊れて処分が面倒なら不用品回収業者に依頼しよう

携帯電話の処分は、プライバシー面を考慮すると慎重に行う必要があります。もし処分方法に迷ったら不用品回収の片付け侍を選びましょう。

不用品回収業者は、携帯電話などの電子機器の扱いに慣れており、プライバシーを守りながら回収・処分を行っています。情報漏洩にも最大限の配慮をしているため、「携帯電話を早く・確実に・安全に処分したい」と考えている人もオススメです。

参照サイト:しむきっず

この記事の監修者

木原 ことのさん

1977年生まれ、広島在住、元テキスタイルデザイナー。夫婦2人、犬と暮らす。
2017年に片づけサポートで起業。
インテリアの力で片づく仕組みができることに気づき、夫婦2人暮らしだからこそ、大人の暮らしを楽しみたい方の力になれるようサポート中。「インテリアで片づく 上質な暮らし」がモットー。
公式サイト:https://kiharaspace.com


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片付け侍編集部

片付け侍編集部さん

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