「断捨離を始めたいけれど、何から手をつけていいのかわからない」
そんな風に思っている方は多いのではないでしょうか。
物が多すぎると、どこから片付けを始めればいいのか迷ってしまうもの。でも大丈夫です。
断捨離は、正しい方法さえ知っていれば、誰でも簡単に成功できます。
本記事では、断捨離のはじめ方や、具体的に何から捨てるべきかなど、断捨離の秘訣とコツを徹底的に解説します。
自分のペースでコツコツと取り組んで、確実に断捨離を進める方法をマスターしましょう。
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断捨離で始めにする事
断捨離を成功させるためには、どこから始めるかが重要です。
最初にするべきことは、目につくゴミや不要な物を処分すること。散らかった部屋を少しでもすっきりさせることで、次のステップへのモチベーションが上がります。
何から捨てるかも大切で、使っていない物やすぐに捨てられる明らかなゴミから手をつけると効果的です。
続けられる断捨離のコツ
- 一度に片付けようとしない
- 期限を決める
- 大きなものから捨てる
- 断捨離後の暮らしを考える
断捨離のはじめ方に悩んだら、小さな引き出しや机の上など、簡単に整理できる場所から始めると続けやすくなります。
この初期段階での片付けが、「物を減らす」という断捨離の目的を達成するための第一歩となります。
断捨離の成功のコツについてはこちらの記事で解説していますので、併せてご覧ください。
断捨離はどこから始めるべきか
どこから手をつけたら良いかわからない断捨離の悩みを解決しましょう。
ここでは、断捨離をスムーズに始めるための場所選びについてご紹介します。
ゴミなど散らかってる物をまずは片付ける
断捨離はまず、散らかっているゴミや不要な物を片付けることから始めるのが効果的。
初歩的なステップに思えるかもしれませんが、断捨離をどこから始めるかを迷わなくて良いので非常に効果的です。
床に散らばっている古新聞や空き箱、使わない広告チラシなど、明らかにゴミとわかるものから処分しましょう。
目立つところから重点的に片付けます。
具体的な場所の例
- 床
- テーブル
- ソファー
- 棚の上
- デスク
- 洗面台
- キッチン
何から捨てるか決める際には、視界に入る不要物を除去することで、すぐにでも空間がすっきりし、次の断捨離作業への取り組みが楽になります。
このようにして、部屋全体の整理整頓を行うことが、物を減らすためのきっかけとなります。
鞄や引き出しなど簡単なところから
断捨離を始める際は、鞄や引き出しのような小さなスペースから手を付けると良いでしょう。
具体的な場所の例
- 普段よく使うカバン
- 財布
- ポーチ
- メガネケース
- 洗面台下の引き出し
- キッチン下の収納
- 文房具入れ
- 薬箱
- コスメポーチ
日常的に使うものが多いため、どこから始めるかの判断がしやすく整理が比較的簡単です。
例えば、使用していない古いレシートや不要な文房具、見ることのないメモなどを処分します。
小さな場所から整理を始めることで、実際に物が減っていく達成感を感じやすく、物を減らすための動機付けにもなります。
何から捨てるかが明確になると、断捨離が容易になっていくはずです。
棚やクローゼットなどの収納場所
断捨離を進める際に、棚やクローゼットなどの収納場所の整理は特に重要です。
使用頻度の低いアイテムや忘れ去られた物が溜まりがちであるため、順調に断捨離を進めるためには大切なエリアとなります。
具体的な場所の例
- 洋服のクローゼット
- タンス
- 靴箱
- 食器棚
- 本棚
- おもちゃ箱
- 納戸
- 押入れ
整理を始めるには、まずは目に見えるものから手を付け、何から捨てるかを判断します。
期限が切れた商品、長期間使っていない衣類、気に入らなくなった装飾品など、明らかに不要なものを取り除くことからスタートしましょう。
このように、棚やクローゼットを整理することで、空間を有効活用し、必要なものだけを残せるでしょう。
クローゼットの断捨離方法と効果はこちらの記事で解説しています。
使用頻度が高い部屋から
断捨離を効果的に進めるためには、使用頻度が高い部屋から整理を始めましょう。
リビングやキッチンのような日々多くの時間を過ごす場所の断捨離は、生活に直接影響する環境の改善につながります。
具体的な部屋の例
- 寝室
- リビング
- キッチン
- 洗面台
- トイレ
具体的には、不要な雑誌、使わない調理器具、飾り物など、何から捨てるかを見極めて処分すると良いでしょう。
使う頻度の高いスペースがすっきりと整理され、物を減らす目的が実現されます。
使用頻度が高い部屋を片付けることで、生活全体がより快適になります。
断捨離は何から捨てる
断捨離を始めようと思っても、何から手をつければいいのか迷ってしまうものです。
そこでここでは、すぐに捨てられるものからクローゼットや押し入れの奥底に眠っているものまで、断捨離でまず捨てるべきアイテムを10個ご紹介します。
すぐに捨てられるゴミ
まずは、すぐに捨てられるゴミから断捨離を始めましょう。
すぐに捨てられるゴミの例
- 使用済みのティッシュやペーパータオル
- 食べ残しや調理くず
- ペットボトルや缶、瓶などの容器
- プラスチック包装
- レシートやメモなどの紙類
- 壊れた電球
- 衣類のタグ
- 髪の毛やホコリ
- 靴底の泥
初期段階ですぐに捨てられるゴミを除去することで、部屋の見た目がすぐに改善されます。
簡単なステップから断捨離を進めることで、次のステップへの取り組みも活発になります。
2シーズン着てない洋服
断捨離の過程で、特に注意したいのが洋服の整理です。2シーズン着ていない洋服は捨てる対象として最適です。
状態をチェックする際には、以下の点に注意しましょう。
- シミや汚れがないか
- 傷やほつれがないか
- 色褪せしていないか
- 生地が傷んでいないか
洋服は季節ごとに使い分けるものが多いため、2シーズン以上着用していないものは、今後も使用する可能性が低いと考えられます。
こうした洋服を処分することで、クローゼット内のスペースが有効に活用され、物を減らす目的が達成されます。
また、不要な衣類を断捨離することで、残った洋服に対する見直しや再評価も行いやすくなるでしょう。
服の断捨離は他にも捨てる基準とコツがあります。詳しくは服の断捨離の記事をご覧ください。
期限が切れているもの
断捨離を進める際、期限が切れているものを捨てることは重要なステップです。
期限切れの物は、場合によっては健康を損なう恐れもあるため迷わず処分するべきです。
- 食品
- 医薬品
- 化粧品
- クーポン券
- チケット
- 電池
期限が切れているものを溜め込んでおくと、場所を取るだけでなく、害虫が発生したり、カビが生えたりする原因になることもあります。こまめに処分しましょう。
破損や汚れがひどいもの
破損しているものや汚れがひどいものは、優先的に処分すべきです。
修理やクリーニングで再利用可能かをまず判断しますが、修理のコストが価値を超える場合や、清掃が困難である場合は迷わず捨てましょう。
汚れている物は使用感を著しく損なうため、保持していても実用性が低く、空間を不必要に占めるだけとなります。
家具や家電は、粗大ゴミとして処分しよう
不要なものをため込まずに捨てるなら、家の中が整理され、物を減らす目的が達成されます。
整頓された空間は見た目もよく、生活にも心にもポジティブな影響を与えるでしょう。
機能や用途が重複しているもの
断捨離を進める上で、機能や用途が重複しているものの整理も必須です。
キッチンの調理器具やオフィスの文房具、電子機器などが含まれます。
同じような目的で複数持っているアイテムを選び、必要最低限のものだけを残すと良いでしょう。
例えば、複数の同様の機能を持つキッチンツールから最も使いやすいまたは品質の高いものを選び、残りは処分することで、キッチンの引き出しの使い勝手が向上します。
特に文房具は外出先で急に必要になって購入したり、貰ったりすることも多く、機能が重複するアイテムが増えていく傾向があります。文房具の断捨離のコツはこちらに記事で紹介しているので、ご覧ください。
重複しているアイテムを処分することは、スペースを有効に使い、整理整頓を促進するのに役立ちます。
使用してないもらい物
断捨離を行う際には、使用していないもらい物も処分対象として考慮してください。もらい物には、感情的な価値が絡むことがあります。
例えば、もらったが一度も使っていない食器類や、インテリアグッズなどが該当します。
実際に使用していないものであれば断捨離の対象とするのが望ましいです。
プレゼントだからといって、いつまでも持ち続ける必要はありません。自分の「好き」・「必要」・「ときめくかどうか」に従って、本当に必要なものだけを残すと良いでしょう。
使用してないもらい物を処分することで、自分にとって本当に必要なものに気づけるでしょう。
大量に持っているもの
断捨離を進める際に、大量に持っているものの整理は特に重要です。
大量にあるものから手を付けると、見た目の変化が大きく、モチベーションの向上につながります。
大量に持っているものは、以下の3つのタイプに分類できます。
- 必要なもの:消耗品、衣類、趣味のもの
- いつか使うかもしれないもの:家電、家具、服
- 不要な物:壊れている、使わない、もらったもの
例えば、同じようなデザインの服が多数ある場合、本当に気に入ってよく着るもの以外は処分すると良いでしょう。クローゼットが整理され、物を減らす目的が効果的に達成されます。
また、不要なものを減らすことで、必要なものが一目でわかるようになり、日々の選択も容易になるはずです。
クローゼットや押し入れで箱を開けず置いてあるもの
断捨離の過程で特に注目すべきは、クローゼットや押し入れに長い間開けずに置かれている箱の中のものです。
箱を開けずに置いてあるものは、明らかに使用頻度が低く、必要性が低い可能性が高いからです。
箱を一つ一つ開け、中身を確認し、本当に必要なものだけを残しましょう。場合によっては、新たな使用価値を見つけたり、販売したりして処分できるかもしれません。
こうした未使用のアイテムを整理することで、不要な物を効率良く減らし、貴重な収納スペースを確保できます。
嫌な思い出を思い起こされるもの
嫌な思い出を思い起こさせるものの処分は心理的にも大きな影響を与えます。
感情的な負担となり得る物なので、優先的に手をつけるべき断捨離対象品です。
過去の失恋や不幸な出来事に関連する品物、使われなくなった贈り物などがこれに該当します。
このような物品を保持しておくことで、不要なストレスや悲しい感情が蘇ることがあります。
物と一緒に嫌な思い出を断捨離しよう
これらのものを手放すことで、物を減らすだけでなく、心理的な解放感を得られます。
部屋を整理すると同時に心の負担も軽減され、よりポジティブな生活空間になるでしょう。断捨離は物理的なスペースの整理だけでなく、心の整理にも役立ちます。
優先的に断捨離する物
断捨離はどこから始めるかで進度が異なります。
何から手をつけていいのか迷ってしまうなら、優先的に断捨離すべきものをリストアップして、少しずつ始めるのがおすすめです。
靴や靴下などの足元
「靴や靴下などの足元」は優先的に断捨離すべき対象物です。破れていたり、形が崩れていたりする靴下は処分しましょう。
処分すべき靴の例
- 1年以上履いていない靴
- 踵が減っている靴
- つま先が傷んでいる靴
- ソールが剥がれている靴
- 同じようなデザインの靴
- 流行遅れの靴
- サイズが合わなくなった靴
靴箱や引き出しを整理しておくことで、忙しい朝の準備がスムーズになるのもメリット。
毎日の気分も爽快になります。シーズンに合わせて、靴や靴下の整理を行う時期に、合わせて断捨離することをおすすめします。
靴・スニーカーの断捨離方法と手順はこちらの記事をご覧ください。
服の断捨離
服の断捨離は、空間を整理する上で大切な役割を果たします。
まずは、明らかにサイズが合わなくなった服、ファッションのトレンドが過ぎ去ってしまったアイテム、長期間着用していないものを手放すことから始めましょう。
現実的に考えて使用頻度の低い服を減らすことで、クローゼットの中がすっきりとし、選ぶべき服の数が減少します。
この1年で着たかどうかを考えよう
しばらく着ていない衣服は、断捨離の対象となります。毎日身につけるものだからこそ、お気に入りを残すようにしたいものです。
服の断捨離を行うことで、より実用的で管理しやすいワードローブが実現し、毎日の服選びが楽になるはずです。
服は断捨離しやすいので、服の断捨離の記事を参考にして断捨離を進めてみましょう。
本・雑誌・漫画
本、雑誌、漫画の断捨離は、家の中で特にスペースを取るアイテムです。
ここから整理することで、断捨離が一気に進むので非常に効果的です。
読み終わったり、もう読まないと思われる書籍や古い雑誌、興味が薄れた漫画などは、断捨離の対象となります。
断捨離した本は、以下の方法で処分できます。
- 古本屋に売却
- オンラインで販売
- 図書館に寄付
- 自治体の資源ゴミ
プレミア商品など価値ある書籍はフリマやオークションなどで販売することで、収益を得ることも可能になります。
本当に価値を感じる、または再読したいと思う本だけを残すと良いでしょう。
本の断捨離と漫画の断捨離は別の記事で捨てる基準やコツを詳しく解説しています。
書類・手紙など
紙類は簡単にたまってしまうので、書類や手紙の断捨離が必要です。
不要になった契約書、古い領収書、もはや意味をなさない通知書や手紙などが対象となります。
書類や手紙を整理することで重要な文書を見つけやすくなります。また、断捨離をきっかけに書類の保管方法を考え直す機会にもなるでしょう。
整理の際には、個人情報が含まれている書類は適切にシュレッダー処理してください。
また、思い出の手紙など感情的価値がある紙類は、デジタル化して保存する方法も考慮できます。書類や手紙などを断捨離することで、生活面の効率が向上するのもメリットになります。
キッチン用品・食器
キッチン用品や食器の断捨離は、日常生活をより快適で効率的にするための重要なステップ。
使われていない調理器具、破損している食器、重複しているアイテムなどが断捨離の対象となります。
キッチンは多くの物品が集まる場所であり、効率的な整理が求められます。
例えば、使用していない特殊な調理器具や、セットから一部が欠けた食器類、同じ種類のものが多すぎるなど、断捨離が必要なグッズが多くあるでしょう。
食器の断捨離方法はこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
持ち物を改めて見直す必要があるかもしれません。整理されたキッチンは料理の準備がしやすくなるため、日々の食事作りがより楽しいものになる効果も期待できます。
キッチンの断捨離に本格的に取り組むなら「キッチン(台所)の断捨離で捨てたものリスト!」をご覧ください。
断捨離成功の秘訣
断捨離を始めると、何から手を付けていいのか分からなかったり、思い切って処分できずに悩んでしまったりすることも多いもの。
そこでここでは、断捨離を成功させるための秘訣を5つご紹介します。
一気に終わらせようとしなくていい
断捨離を成功させるための秘訣の一つは、「一気に終わらせようとしなくていい」ということです。
時には圧倒されるほどの作業に感じられることがありますが、全てを一度に行う必要はありません。
小さなステップで進めることが大切です。一日に一つの引き出しや棚を整理する、または一週間に一つの部屋を手がけるなど、段階的に進めると良いでしょう。
少しずつ進めることで、断捨離が一つの日常的な習慣になります。
小さな成功を積み重ねることで、挫折を防げるのもメリットです。
捨てる基準をしっかり決める
断捨離を成功させるためには、まず捨てる基準をしっかりと決めることが大切です。
過去1年間使っていないものや壊れているもの、気に入らなくなったものなど、具体的な基準を設けましょう。
また、服であれば2シーズン着ていないもの、本であれば内容を忘れてしまったものなど、カテゴリー別の基準を決めるのも効果的。
明確な基準を設けることで、断捨離がスムーズに進み、不要なものを減らせるはずです。
捨てる基準は、自分基準でOK
捨てる基準を紙に書き出して目につく場所に貼っておくと、迷ったときに判断しやすくなります。
ときには、家族や友人の意見を参考にするのもよいでしょう。
自分の基準を明確にすることで、何を手放すかの決断がスムーズになり、断捨離のプロセス全体が効率的になっていきます。
断捨離で捨てるべきものと残すべきものはこちらの記事で基準と物リストを紹介しています。
迷ったら保留にする
断捨離の成功秘訣は、迷ったアイテムを一旦保留にすることです。
すぐに判断せず、別の場所に保管し、一定期間(1週間から1ヶ月程度)置いてから再評価します。
保留期間中、そのアイテムを実際に使ったり、手放した場合の影響を考えたりすることで、自分の気持ちを整理できます。
迷いを抱えたまま判断してしまうと、後悔に繋がったり、せっかく断捨離を始めたのに進まなくなってしまう可能性がある
保留期間が終わったら、もう一度アイテムを見直し、必要だと感じれば元の場所に戻し、不要だと感じれば処分します。
この方法を使うことで、断捨離後に後悔することが少なくなるでしょう。
断捨離は、物理的な空間だけでなく、心と精神も整理整頓するものなので、焦らずに進めることが大切です。
捨てるときは理由をはっきりさせる
断捨離を進める上で、捨てる物には必ず明確な理由をつけることが重要です。
例えば、服なら「サイズが合わなくなったから」、本なら「内容を忘れてしまったから」など、具体的な理由を考えましょう。
理由をはっきりさせることで、思い込みではなく、客観的な判断で不要な物を手放せます。
また、理由を明確にすることで、同じような物を再び買ってしまうことを防げます。
捨てる際に理由を紙に書いて物と一緒に保管しておくと、後で見返したときに処分した理由を思い出せて効果的。
断捨離は、ただ物を減らすだけでなく、自分らしい生き方を実現するためのプロセス。捨てる理由をはっきりさせることは、自分の価値観を見直すことにもつながります。
買い直しできないものは取っておく
断捨離で迷うのが、思い出の品や二度と手に入らないものの処分です。
以下のような物は慎重に判断しましょう。
- 感情的価値:家族から受け継がれた遺品、特別な記念品など
- 限定品や希少価値:コレクターズアイテムやアート作品など
- カスタムメイドや特注品:再び入手しづらい物
そんな時は、思い切って取っておくことをおすすめします。
アルバムの写真、手紙、子どもの作品など、かけがえのない思い出が詰まったものは、一度手放すと取り戻せません。
安易に処分したことで後悔するのは避けたいもの。判断に迷ったら、一旦保留にして時間をかけて考えましょう。
買い直しできないものは、本当に大切にできるかを自問してみてください。最終的に手放すにしても、感謝の気持ちを込めて処分することが大切です。
財産的価値だけでなく、感情的価値も考慮に入れて、慎重に取捨選択することが賢明な断捨離と言えるでしょう。
成功する断捨離の手順
挫折しないための断捨離にはコツがあります。
ここでは、成功する断捨離の手順を7ステップでご紹介します。
断捨離の基準を決める
断捨離を成功させるには、まず自分なりの明確な基準を決めることが大切です。
例えば、1年以上使っていないもの、壊れているもの、サイズが合わなくなったものなどを処分対象とする具体的な基準を設けましょう。
以下のような質問も効果的。
- 過去1年間使ったか
- 今後1年間使う予定があるか
- これがなければ、困るか
- ときめきを感じるか
また、アイテムごとに基準を決めるのも効果的。カテゴリー別に捨てる目安を定めておくと判断しやすくなります。
とはいえ、思い出の詰まった品は別です。基準だけでなく、思い出の強さも天秤にかけて、慎重に取捨選択しましょう。
断捨離の基準を明確にして、それを意識しながら不要なものを手放していくことが、物の整理と心の整理につながるのです。
散らかっているゴミをまずは捨てる
断捨離を始めるなら、まずは部屋に散らかっているゴミを片付けることから。大きめのゴミ袋を手に取って、床やテーブル、棚の上などのゴミを集めていきます。
ついでにゴミ以外の物も仮置きしておくと、後の整理がしやすくなるでしょう。
具体的には、古い雑誌や新聞、お菓子の袋、割れた小物など、明らかに不要なものを優先して処分しましょう。
散らかったゴミを一掃するだけで、部屋が見違えるようにスッキリとし、次のステップに進むモチベーションがアップします。
リサイクルできるものは分別することを忘れずに
散らかっているゴミを取り除くことは、断捨離の第一歩。自分の部屋が少しずつ片付いていく達成感を味わいながら、断捨離を進めれば挫折することはありません。
一カ所に物を集める
断捨離を効率的に進めるためには、整理したいものを一箇所に集めることが重要です。
洋服なら全ての洋服を、本なら全ての本を一か所に集中させましょう。
物が分散していると、全体像が把握しにくく、整理もしづらいもの。一か所にまとめることで、自分がどれだけのものを所有しているのかが一目瞭然になります。
改めて物の数の多さに驚くはずです。物を一か所に集める際は、広めのスペースを確保するのがポイント。
そして、クローゼットや押し入れの奥から順に取り出していきましょう。隠れた場所にこそ、不要なものが眠っていることが多いです。
一か所に集めた物を眺めながら、自分の消費傾向を見つめ直すのも断捨離の過程となるでしょう。
不要・必要・保留で分けていく
断捨離を進める上で、物を「不要」「必要」「保留」の3つに分類していくことが効果的です。
- 不要:壊れているもの、使っていないもの、要らなくなったものなど
- 必要:日常的に使うもの、お気に入りの物、すぐに買い替えられないものなど
- 保留:使用頻度は低いけれど捨てるには抵抗があるもの、季節用品など
思い出の品など、判断に迷うものは後回しにするのがおすすめ。
客観的に見られるよう、一定の期間を置くことが大切です。
こうして断捨離する物のカテゴリーを細分化していくと、自分にとって本当に大切なことが分かってきます。
保留のものを基準に基づき分別
断捨離で一旦保留にしたものは、後日改めて見直しが必要です。
その際は最初に設定した基準に沿って、改めて評価することが大切。
保留したものを手に取り、「過去1年使ったか」「今後1年使うか」「これがないと困るか」など、具体的な質問に答えていきましょう。
基準に照らし合わせ、もう必要ないと判断できれば処分する決断を。ただし、思い出の詰まったものは、写真に収めるなど形を変えて残す方法も一案です。
判断に迷ったら、さらに保留期間を設けるのも一つの方法。ただし、いつまでも保留にはできません。
期限を区切って、使わなかったものは思い切って手放すことも重要です。
保留のものを分別することは、断捨離の最終段階です。この段階を乗り越えれば、断捨離は完了となります。ぜひ、最後まで頑張ってください。
思い出のものは最後に分別する
断捨離において、思い出の詰まったアイテムの取捨選択は最も難しい判断となります。
写真、手紙、子供の作品など、感情的な価値のあるものは、最後に分別するのがコツ。
まずは、他のアイテムの整理を進め、全体の量を減らすことが先決。そうすることで、残す物を収納するスペースの目安も立てやすくなります。
その上で、思い出の品を一つずつ丁寧に見直しましょう。この際、「本当に大切なものか」「形見として残したいか」など、自問自答してみてください。
答えに迷ったら、家族や友人に意見を求めるのも一案です。取っておくと決めたものは、保管場所と方法を工夫するのがポイント。
例えば、アルバムにまとめる、デジタルデータ化するなど、効率的に保管する方法を検討しましょう。
自分で捨てるか業者に依頼するかを決める
断捨離で不要だと判断したものの処分方法には、自分で行う方法と業者に依頼する方法の2通りがあります。
どちらを選ぶかは、アイテムの量や種類、自身の状況を考慮して決めましょう。
判断のポイント
- 処分する量
- 処分する物の種類
- 時間
- 体力
- 予算
自分で処分する場合、費用を抑えられるというメリットがある一方、時間と手間がかかります。
また、大きな家具や家電など、自分では運べないものもあるでしょう。
一方、業者に依頼する場合は、費用はかかりますが、スピーディーで確実な処分が可能。大量の不用品がある場合や、粗大ゴミ、家電リサイクル品など一括処分できるのがメリットです。
自分で行うか業者に頼むかは、それぞれのメリット・デメリットを比較し、状況に合わせて選択しましょう。
処分を進める
断捨離で不要と判断したものは、自治体のルールを確認し、可燃ゴミ、不燃ゴミ、資源ゴミなどに仕分け・分別。
その上で、自治体の収集日に合わせて、指定の場所に出すのが基本です。
粗大ゴミや家電リサイクル品は、自治体によって処理方法が異なります。
事前に確認して、適切な手続きを踏むことが大切です。
処分したものは記録しておくと良い
記録をつけると断捨離の成果を実感できるとともに、必要以上に物を買わないようセーブできるようになります。
一方で、まだ使えるものは、リサイクルショップに売却したり、知人に譲ったりするのもおすすめ。フリマやオークションで売却すれば、利益を得ることも可能です。
断捨離の片付け・不用品処分なら片付け侍へ
断捨離が初めてなら、どこから始めるべきか迷ってしまうこともあるはず。
大量の不用品を前に途方に暮れてしまうこともあるでしょう。そんな時は、「不用品回収の片付け侍」のような専門サービスを頼るのも一つの手段です。
片付け侍は、全国対応の不用品回収業者で、365日いつでも依頼可能。
経験豊富なスタッフが、丁寧かつスピーディーに不用品を回収してくれます。
扱うアイテムは、家具や家電、衣類など幅広く対応。時間と手間を削減できます。重い荷物を運ぶ必要もなく、スムーズに不用品を処分できます。
不要なものが一気になくなることで、モチベーションも上がるでしょう。
断捨離は、自分自身を見つめる旅でもあります。
その旅の途中で、荷物が重くなったら、時には頼れる存在である片付けのプロを味方につけるのも良いかもしれません。
片付け侍のような心強いパートナーと共に、断捨離にチャレンジするのはいかがでしょうか。
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