断捨離で捨てるべきものの基準と物リスト24選!残すべきものの基準も解説!

断捨離で何を捨てるべきかお悩みではありませんか。

断捨離をスムーズに進めるには、捨てる物の判断基準を明確にすることが大切です。

そこで今回は、断捨離における捨てるべきものの基準と、具体的に捨てるべき物のリストを24個ご紹介します。

一方で、思い出の品や大切なコレクションなど、絶対に残すべきものの基準もお伝えします。

断捨離は、自分に本当に必要なものを見極める作業でもあるのです。

ぜひこの記事を参考に、断捨離に取り組んでみてください。

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目次

断捨離をスムーズに進めるには捨てる判断力が大事

断捨離の最中に、物を手放そうとすると、何から捨てればいいのか迷ってしまうことが多くあります。

ここでは、断捨離をスムーズに進めるために、捨てるべきものの判断力を磨く方法をご紹介します。

断捨離は捨てるべきものの判断基準を決める

断捨離を成功させるカギは、捨てる物の判断基準を明確にすることです。

捨てるべきものの判断基準の例

  • 1年以上使用していないもの
  • 壊れているもの
  • 嫌な過去の思い出につながるもの
  • 価値観の変化で不要になったもの

もらった贈り物でも、使用していないものは思い切って手放すことが大切です。

全く開けていない箱に入ったものや、デジタル化できるものも断捨離の対象として検討してみましょう。

「いつか使うかも」と迷ったら、これから解説する基準に照らし合わせて判断することで、断捨離のハードルを下げることができるでしょう。

断捨離で捨てるべきものの基準

断捨離の基準を作ることが大切だと分かっても、どのように基準を作れば良いか迷う人も多いのではないでしょうか。

そこで、ここでは断捨離で捨てるべきものの10の基準をご紹介します。

1年以上使ってないもの

断捨離で捨てるべきものの基準として、「1年以上使っていないもの」が挙げられます。

どうしても思い出せない場合は、写真を眺めてみましょう。

1年使っていなくても、もう一度使いたいと思えるものは残しておいても良いでしょう。

しかし、もし、1年以上使用していないアイテムで、これからも使う予定が明確でなければ、思い切って処分することをおすすめします。

まだ価値がある物であれば、フリマアプリやオークションで売却したり、リサイクルショップに持ち込んだりすることで、少しでもお金に換えられます。

1年以上使っていないものを処分することで、収納スペースを空けることができ、必要なものをすぐに見つけられるようになります。

また、モノへの執着を手放すことで、心も軽やかになるというメリットもあります。

期限切れ

断捨離で今すぐ捨てるべきものの基準として、「期限切れのもの」も挙げられます。

食品や化粧品、医薬品などは、期限が切れたものから優先的に処分しましょう。

期限切れのものを放置しておくと、カビや細菌が繁殖し、健康被害を招く恐れがあります。

また、イヤな臭いの原因にもなるので要注意。

整理する際には、定期的に賞味期限や使用期限を確認することが大切です。

賞味期限が近いものは、早めに使い切るようにしましょう。健康を守るためにも、使用期限が切れたものは、絶対に使用しないでください。

処分の際は、食品は生ゴミとして処分し、化粧品や医薬品は自治体のルールに従って処分するようにしましょう。

期限切れのものを見つけたら、すぐに処分してください。

買って失敗したもの

「買って失敗したもの」も、断捨離で今すぐ捨てるべきものと言えるでしょう。

衝動買いで購入した服、セールや口コミに惹かれて買ったものの使わなかったアイテム、機能性やデザインだけで選んだ結果失敗したものなど、誰にでも買い物失敗の経験があるはず。

買って失敗したものを断捨離することで、必要な物を収納する空間を空けられます。

また、同じ失敗を繰り返さないように反省し、本当に必要なものを厳選して購入することで、お金を節約することにもつながります。

失敗した買い物アイテムは、思い切って手放すことが断捨離成功の鍵となります。

「いつか使える」と思ったが使ってないもの

断捨離で今すぐ捨てるべきものの基準として、「いつか使える」と思って取っておきながら、実際には使っていないものが挙げられます。

「いつか使える」と思っていても、実際は使わないことが多いものです。

こうした物は、収納スペースを占領しているだけでなく、心の重荷にもなっています。

もし1年以上使用していないアイテムがあれば、本当に必要かどうかを見直し、思い切って処分することをおすすめします。

破損があるもの・汚れが落ちないもの

断捨離で今すぐ捨てるべきものの基準として、「破損があるもの・汚れが落ちないもの」もチェックしましょう。

捨てるかどうかを判断する基準として、修理しても元通りにならないかどうかを考えることが大切です。

自分で修理できる場合は修理してみても良いでしょう。自分で修理できない場合は、修理業者に見積もりを取ってください。

その結果、修理費用が高額になる場合は、処分した方が賢明です。

破損しているものや汚れが落ちないものを放置しておくと、怪我をする危険性があります。

また、見た目も悪く、収納スペースを占領してしまいます。

思い切って処分することで、収納スペースを空けることができ、新しいものを購入しやすくなるでしょう。

嫌な過去を思い出すもの

断捨離で今すぐ捨てるべきものの基準として、「嫌な過去を思い出すもの」があります。

そのような物を見ると、辛さや怒りなどのネガティブな感情がよみがえり、前向きに生活する妨げとなってしまいます。

ネガティブな感情を引き起こす物を無理に持ち続ける必要はありません。

見た時に嫌な記憶が鮮明に蘇ってくるか、ネガティブな感情に支配されてしまうかどうかを感じてみよう


処分の際に、誰にも見られない場所に隠すのは逆効果。思い切って処分することで、嫌な過去から解放されるきっかけになります。

処分方法は、人によって様々ですが、自分が一番気持ちが楽になる方法を選びましょう。

嫌な過去を思い出すものを処分することで、心の重荷が軽くなり、前向きに生活できるようになります。

過去は消すことはできませんが、嫌な過去を思い出すものを処分し、過去に囚われず今を大切に生きていくことが大切です。

価値観・趣味が代わって不要になったもの

「価値観・趣味が変わって不要になったもの」も、断捨離で今すぐ捨てるべきものと言えるでしょう。

人は成長とともに価値観や趣味が変化するものです。

昔は重宝していたアイテムも、現在の自分にとっては不要になっているかもしれません。

もし1年以上使用していないアイテムがあれば、もう興味がないのかもしれません。

それが分かったなら、思い切って処分しましょう。

新しい価値観や趣味に合ったものを積極的に取り入れることで、より充実した生活を送ることができます。

収納スペースが整理されると、必要なものがすぐに見つかるようになります。

また、物を処分することで、新しい価値観や趣味に出会える可能性も高まるでしょう。

学校・職場が変わって不要になったもの

「学校・職場が変わって不要になったもの」は、断捨離で処分すべきものです。

学校や職場が変わると、必要なものが変化します。新しい環境に適応するためにも、不要になったものは思い切って処分しましょう。

個人情報が含まれているものは、シュレッダーにかけて処分しましょう。

学校や職場が変わって不要になったものを処分することで、新しい環境にスムーズに適応できるでしょう。

気持ちもスッキリとし、新しい環境で前向きにスタートしやすくなります。

使用してない貰い物

断捨離で今すぐ捨てるべきものの基準として、「使用していない貰い物」もあります。

使用していない貰い物は、スペースを占領しているだけでなく、心の重荷にもなっている可能性があります。

貰った時に本当に欲しかったものかどうかを思い出してみてください。

貰った時は欲しかったけれど、今はもう必要ないものかどうかを考えてみましょう。

そもそも貰い物だからといって、無理に使う必要はありません。自分にとって本当に必要なものだけを残しておくことが大切です。

全く開けてない箱のもの

全く開けていない箱は、何が入っているのか分からず、処分に躊躇してしまうこともあります。

箱の中身を把握し、本当に必要なものだけを残しておきましょう。

注意点としては、大切なものが入っている可能性もあるので、開封する前に慎重に検討し、個人情報が含まれているものはシュレッダーにかけて処分しましょう。

中身を確認し、まだ使えるものであればフリマアプリやオークションで売ることもできます。

不要なものであれば、粗大ゴミとして出すか、リサイクルショップに持ち込みましょう。

全く開けてない箱は、取っておいても開けない可能性が大きいです。思い切って処分することで、気持ちが楽になるでしょう。

デジタル化できるもの

「デジタル化できるもの」は、すぐに処分しても困らないものです。

近年、様々なものがデジタル化できるようになりました。

デジタル化できる物の例

  • 契約書
  • 領収書
  • 請求書
  • レシート
  • 名刺
  • パンフレット
  • マニュアル
  • 書籍
  • 雑誌
  • 新聞
  • 手紙
  • 写真
  • CD・DVD
  • レコード
  • カセットテープ

紙の書類や写真、音楽、映画などをデジタル化することで、場所を取らずに持ち運びや共有が簡単になり、劣化も防げます。

デジタル化は、生活をより便利で快適なものにする可能性があるのです。

この機会に、断捨離予定の物をデジタル化できないか考えてみましょう。

断捨離で今すぐ捨てる物リスト24つ

家の中を見渡すと、使っていないものや壊れたものが意外とたくさんあるはず。

そのような物を放置していると、空間だけでなく気持ちも圧迫されてしまうものです。

ここでは、断捨離で今すぐ捨てるべき物リスト24個をご紹介します。

履く予定の無い・ボロボロの靴

断捨離で今すぐ捨てる物リストの1つ目は、「履く予定のない・ボロボロの靴」です。

靴は意外と場所を取るため、履く予定のない靴やボロボロの靴を処分することで、収納スペースを節約できるのがメリットです。

不要な靴を手放すことで、玄関やクローゼットがスッキリと片付き、気持ちもリフレッシュできるでしょう。

まだ使える靴はフリマアプリやメルカリなどで売るのがおすすめです。

NPO法人や慈善団体によっては不要な靴を回収し、必要な人に配布しているところもあるので、寄付するのも良い方法です。

寄付できる団体については、インターネットで検索するか、地域の役所などに問い合わせてみましょう。

燃えるゴミとして出す際は、靴底のゴム部分を切り離してから捨てるのがポイント

履かなくなった靴は、感謝の気持ちを込めて処分し、新しい靴で快適な生活を送りましょう。

靴・スニーカーの断捨離方法と手順はこちらで紹介しています。

ヨレヨレのインナー・靴下

断捨離で今すぐ捨てる物リストの2つ目は、「ヨレヨレのインナー・靴下」です。

ヨレヨレになったインナーや靴下は、見た目が悪いだけでなく衛生面でも問題があります。

肌に直接触れるものだからこそ、清潔で快適なものを身につけたいはず。まだ使える状態のものは、雑巾や掃除用具として活用するのも良いアイデアです。

ヨレヨレでも使える部分が残っていれば、資源の無駄にならずに済みます。

どんなに丁寧に扱っても、インナー・靴下は消耗品です。ヨレヨレになってきたら、新しいものと交換しましょう。

肌を直接守る物なので、ヨレヨレになったものは思い切って処分し、清潔で快適なものを身につけましょう。

サイズアウトした服・靴

断捨離で今すぐ捨てる物リストの3つ目は、「サイズアウトした服・靴」です。

成長に合わせてサイズが合わなくなった服や靴は、無理に着る必要はありません。

新しいアイテムに買い替えるか、必要な人に譲りましょう。

具体的な処分方法

  • フリマアプリやメルカリなどで売る
  • 親戚や友人、知人に譲る
  • NPO法人や慈善団体に寄付する
  • 自治体のゴミ収集で処分する

サイズアウトした服や靴は、リメイクするのもおすすめです。

子供服はぬいぐるみやハンカチに、大人服はエコバッグやポーチなどにリメイクなど、処分するだけでなく様々な方法で有効活用できます。

思い出を形に残したり、新しいものに生まれ変わらせたりして大切にしましょう。

服の断捨離方法はこちらの記事で断捨離のコツや捨てる基準を詳しく解説しています。

2シーズン着てない服

断捨離で今すぐ捨てる物リストの4つ目は、「2シーズン着ていない服」です。

2シーズン着ていない服は、今後も着る可能性は低いでしょう。

流行の移り変わりもあるので、思い切って手放そう

まだ状態の良い服は、フリマアプリやメルカリなどで売るのが良い方法です。

写真をしっかり撮り、商品の状態を正直に説明しましょう。トレンド感のある服は高値で売れる可能性もあります。

処分する際は、服の状態をチェックし、傷や汚れ、シミなどがないかを確認します。状態の良い服は高く売れたり譲ったりできます。

ブランド品や天然素材の服は高値で売れる可能性があるので、処分前にしっかりと査定してもらいましょう。

香りが飛んだ香水・アロマオイル・ボディミスト

断捨離で今すぐ捨てる物リストの5つ目は、「香りが飛んだ香水・アロマオイル・ボディミスト」です。

時間が経つにつれて香りは飛んでしまい、本来の効果を発揮できなくなります。香りが飛んでしまったものは思い切って処分しましょう。

香りが完全に飛んでいない場合は、雑巾に染み込ませて家具や床などを拭き掃除するのも良いでしょう。ほのかに香りが残り、掃除も楽しくなります。

アロマオイルを数滴垂らしたアロマストーンを使うと、部屋に香りを広げることができ、リラックス効果や集中力アップ効果が期待できます。

香りがほとんど残っていないなら、すぐに処分しましょう。

再生してないCD・DVD

断捨離で今すぐ捨てる物リストの6つ目は、「再生していないCD・DVD」です。

近年はサブスクの普及により、CD・DVDで音楽や映画を聴いたり観たりする機会が減っているのではないでしょうか。

再生していないCD・DVDは思い切って処分しましょう。

まだ再生可能なCD・DVDは、フリマアプリやメルカリなどで売るのがおすすめです。

人気のあるアーティストや作品は高値で売れる可能性もあります。

フリマアプリやメルカリで売るのが難しい場合は、リサイクルショップに持ち込むのも良い方法です。
まとめ売りすることで査定額がアップするかもしれません。

上記の方法で使い道がない場合は、自治体のゴミ袋に入れて処分しましょう。

CD・DVDはプラスチック製なので、燃えるゴミではなくプラスチックゴミとして出そう


再生していないCD・DVDを処分することで、収納スペースを節約し、環境保護にも貢献できます。

CDを断捨離するメリットと手順はこちらの記事で紹介しています。

いらないフィギュアや置物

断捨離で今すぐ捨てる物リストの7つ目は、「いらないフィギュアや置物」です。

愛着を持って集めたフィギュアや置物も、時間が経つにつれて埃が積もったり壊れたりして不要になってしまうことがあります。

いらなくなったフィギュアや置物は思い切って処分しましょう。

まだ状態の良いフィギュアや置物は、フリマアプリやメルカリなどで売るのがおすすめです。

人気のあるキャラクターや希少価値の高いものは高値で売れる可能性もあります。

自治体のゴミ収集で処分する場合は、フィギュアや置物はプラスチック製や陶器製のものが多いので、素材ごとに分別して出すようにしましょう。

いらないフィギュアや置物を処分することで、部屋を広く使うことができ、新しいものを購入する余裕も生まれます。

フィギュアやグッズなどのオタクなアイテムを断捨離する方法はこちらの記事で紹介しています。

読んでない漫画・本・絵本

断捨離で今すぐ捨てる物リストの8つ目は、「読んでいない漫画・本・絵本」です。

積読になっている漫画や本、絵本は、いつの間にか増えて場所を取ったり埃が積もったりしてしまいがちです。

読んでいないものは思い切って処分しましょう。図書館の中には、不要な漫画や本、絵本の寄付を受け付けているところもあります。

大量に処分したい場合は、ブックオフなどの古本買取業者に売るのも良い方法でしょう。

段ボールにまとめて持ち込めば、簡単に査定してもらえます。

処分の際は、カビやシミがないかチェックし、売ったり寄付したりできない状態のものは処分しましょう。

自治体のゴミ収集に出す場合、本は古紙として回収されることが多いので、資源ゴミとして出してください。

本の断捨離漫画の断捨離は別の記事で断捨離の基準とコツを紹介しています。

使わないおもちゃ

断捨離で今すぐ捨てる物リストの9つ目は、「使わないおもちゃ」です。

子どもの成長とともに、興味が変わり使わなくなったおもちゃが家の中に増えていくことは珍しくありません。

使わないおもちゃを処分することで、子ども部屋を整理整頓し、新たな遊び場や学習スペースを作り出せます。

状態が良いおもちゃはフリマアプリやリサイクルショップを利用して売却したり、必要としている人に譲ったりしましょう

一方、壊れていたり部品が不足しているものは、適切に処分することが重要です。

電池を使用するおもちゃは、電池を取り出してから処分することが必要です。使わないおもちゃを処分することは、子どもにとっても良い学びの機会になります。

断捨離を通じて、自分に本当に必要なものは何かを考えるきっかけにもなるからです。

おもちゃに加えてぬいぐるみの断捨離も行いたい方はこちらの記事で紹介しています。

1年使わない文房具・事務用品

断捨離で今すぐ捨てる物リストの10個目は、「1年使わない文房具・事務用品」です。

文房具や事務用品は、日常的に使うものですが、知らず知らずのうちに不要なものが増えていくことが多いです。

デスク周りがすっきりと片付き、必要なものをすぐに取り出せるようになります。

1年以上使っていない文房具や事務用品は、思い切って処分しましょう。

壊れていたり使い道のないものは、素材に応じて適切に分別して処分することが大切です。

  • ボールペンや蛍光ペン:プラスチックゴミ
  • ハサミやカッター:金属ゴミ

文房具や事務用品は、気がつけば使わなくなっているものが増えていくものです。

1年以上使っていないものは、効率的なスペース利用と整理のために処分を検討しましょう。

文房具の断捨離と基準とコツをこちらの記事で紹介しています。

使えなくなったパソコン・スマホ

断捨離で今すぐ捨てる物リストの11個目は、「使えなくなったパソコン・スマホ」です。

古くなったデバイスは、単に場所を取るだけでなく、個人情報の漏洩やセキュリティリスクの原因にもなり得ます。

処分する際には、個人情報を完全に消去しよう


ハードディスクやメモリーに残っているデータを専用ソフトウェアで完全に消去するか、物理的に破壊することをおすすめします。

また、環境に配慮した処分方法を選ぶことも大切です。

家電量販店の回収サービスや自治体のリサイクルプログラムを利用するのが良いでしょう。

新しいデバイスを購入する際は、本当に必要かどうかを見極め、適切なタイミングで買い替えることが賢明です。

グルグル絡まったコード類

断捨離で今すぐ捨てる物リストの12個目は、「グルグル絡まったコード類」です。

使わなくなった充電器や延長コード、各種ケーブルなどが絡まって引き出しや箱に放置されている光景は、多くの家庭で見られるのではないでしょうか。

コード類は、スペースを無駄に占有するだけでなく、絡まった状態では使いたい時にすぐに取り出すことができず、ストレスの原因にもなります。

コード類を整理する方法

  • コード類にラベルを貼る
  • ラベルには、コードの種類や用途などを書いておく
  • コードホルダーを使ってコード類をまとめる
  • ケーブルタイを使ってコード類を束ねる

グルグル絡まったコード類は、一見些細な問題に思えるかもしれませんが、生活空間の快適性を大きく左右する要因です。

断捨離を機に、コード類を整理整頓し、すっきりとした空間を作りましょう。

ヒビが入った食器や花器

断捨離で今すぐ捨てる物リストの13個目は、「ヒビが入った食器や花器」です。

ヒビや欠けのある食器は、細菌が繁殖しやすく、食中毒などの健康被害を引き起こす可能性があるため注意しましょう。

処分方法

  • 自治体の粗大ゴミとして処分
  • リサイクルセンターへの持ち込み
  • アップサイクル(再利用)

ヒビが入っているがまだ装飾的な価値がある食器や花器は、インテリアとして再利用することができます。

処分する際は、リサイクル可能かどうかを確認し、できる限り環境に優しい方法で処分することが大切です。

例えば、陶磁器やガラス製品は、リサイクルセンターに持ち込むことができます。

また、割れ物などの廃棄には十分注意し、ケガをしないよう気をつけましょう。

破損しているキッチン用品

断捨離で今すぐ捨てる物リストの14個目は、「破損しているキッチン用品」です。

例えば、取っ手が壊れたり緩んでいる鍋やフライパン、ひび割れや欠けがある陶磁器、使うたびに異常な音がする電化製品などが挙げられます。

壊れたまま使い続けることは、調理中のケガや事故のリスクを高めるだけでなく、調理の効率も下げてしまいます。

破損しているキッチン用品を処分する際の注意点

  • ケガに注意する:厚手の手袋を着用する
  • 他のキッチン用品を傷つけない:別々に収納しする
  • 素材ごとに分別する:プラスチックや金属などの素材ごと

破損したキッチン用品を処分した後は、新しいアイテムを購入する前に、本当に必要かどうかを見極めることが大切です。

多機能な調理器具を選んだり、シンプルで丈夫なデザインのものを選んだりすることで、長く使えるキッチン用品を揃えられます。

破損したキッチン用品を処分し、整理整頓されたキッチンで効率的に調理ができる環境を整えましょう。

賞味期限切れの食品・調味料

断捨離で今すぐ捨てる物リストの15個目は、「賞味期限切れの食品や調味料」です。

味や品質が低下しているだけでなく、健康被害のリスクもあるため迷わず処分してください。

食品ロスを減らすためにも、定期的に冷蔵庫や棚を確認し、期限が近いものから優先的に消費するよう心がけることが大切です。

処分する際は、未開封のものと開封済みのものを分け、リサイクル可能な容器は適切に洗浄。賞味期限切れの食品は、可燃ゴミとして処理しましょう。

賞味期限切れの食品・調味料を処分することで、キッチンのスペースを有効活用でき、新鮮で安全な食材を保管することができます。

食品ロス削減にも貢献できるため、断捨離を通じて、不要なものを積極的に処分するようにしましょう。

壊れている家電

断捨離で今すぐ捨てる物リストの16個目は、「壊れている家電」です。

放置するとスペースを無駄に占有するため、断捨離することで他の作業も効率的に進むようになります。

また、壊れている家電を放置すると電気代の無駄にもつながるため早めに処分しましょう。

注意すべき点として、家電リサイクル法対象の家電(テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機)は、指定された回収場所へ持ち込むか、家電量販店などで回収を依頼します。

リサイクル料金が必要となるので注意しましょう。

それ以外の小型家電に関しては、多くの自治体で小型家電の回収ボックスを設置しています。

また、家電量販店でも回収を行っている場合があるので、最寄りの店舗に問い合わせると良いでしょう。

家電は修理が可能な場合もありますが、修理のコストが新品を購入するコストと同等かそれ以上である場合には、積極的に断捨離することをおすすめします。

時間が合わない時計

断捨離で今すぐ捨てる物リストの17個目は、「時間が合わない時計」です。

壊れている時計は、日常生活に支障をきたすだけでなくストレスの原因にもなります。

電池切れなどの簡単な問題であれば、電池交換や時刻合わせで対処できますが、根本的な故障があるものは処分を検討しましょう。

処分すべき時計の例

  • 電池切れで動かない
  • 故障している
  • 時間が合わない
  • もう何年も使っていない

アンティークや高級ブランドの時計は、修理するか、コレクションとして保管するという選択肢もあります。

しかし、特別な価値がない一般的な時計は処分が賢明です。処分する際は、金属部分を取り外し、リサイクル可能な素材ごとに分別しましょう。

新しい時計を選ぶ際はデザインだけでなく、機能性や耐久性も考慮して、長く愛用できるものを選んでください。

シミが取れないソファやクッション

断捨離で今すぐ捨てる物リストの18個目は、「シミが取れないソファやクッション」です。

家具やインテリアの中でも大きなスペースを占めるこれらのアイテムは、部屋の印象を大きく左右するため、きれいに保つことが重要です。

見た目が悪いだけでなく、衛生面でも問題あり


カビや雑菌が繁殖し、健康被害を引き起こす可能性もあるため、断捨離で処分を検討しましょう。

処分する前に、カバーの交換やプロのクリーニングで対処できるかどうかを確認。それでもシミが取れない場合は、思い切って手放すことが賢明です。

ソファやクッションを処分する際は、自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用するのが一般的です。

事前に申込みが必要な場合もあるので、手続き方法を確認しておきましょう。

古いタオル・雑巾

断捨離で今すぐ捨てる物リストの19個目は、「古いタオルや雑巾」です。

古くなったタオルや雑巾は、使い勝手が悪くなり、清潔さを保つのが難しくなるため、定期的に断捨離して新しいものに取り替えるのが望ましいです。

ぼろぼろになったり、シミが取れなかったりする場合は、所持し続けるメリットはないでしょう。

ただし、完全に使い物にならないわけではない場合、古いタオルや雑巾は家庭内で再利用する方法があります。

例えば、自動車の洗浄用、ガーデニング作業時の手拭き、またはペットの足拭きタオルとして使うことができます。

処分する際には、燃えるゴミとして収集してもらいましょう。古いタオルや雑巾を捨てて、新しいタオルや雑巾を使うことで、気持ちよく使うことができます。

古いタオルや雑巾は、定期的に見直して、必要のないものは思い切って断捨離しましょう。

不要なレシート・書類・手紙

断捨離で今すぐ捨てる物リストの20個目は、「不要なレシートや書類・手紙」などの紙類です。

不要な紙類は、個人情報が記載されていることが多いため、適切な処分が必要になります。

レシートは、保証期間や返品期限が過ぎたものから順に処分。必要な情報はメモやデジタルデータとして保存、原本は処分します。

書類や手紙も、保管期限が過ぎたものや不要になったものから捨てましょう。

処分する際は、個人情報の流出を防ぐために、シュレッダーで裁断してください。

機密性の高い書類は、専門の業者に依頼するのも良い方法。紙類はすぐにたまってしまうので、デジタル化も検討できます。

不要な紙類を処分し、整理整頓された環境を維持することで、ストレスのない快適な生活を送れるでしょう。

破損した傘

断捨離で今すぐ捨てる物リストの21個目は、「破損した傘」です。

破損した傘の特徴

  • 骨組みが曲がっている
  • 生地が破れている
  • 開閉が困難
  • カビが生えている

処分する際は、自治体のゴミ分別ルールに従って適切に処理します。

傘は、金属部分とビニール部分に分けて処分することが求められる場合があります。

リサイクルできる部材は、分別して処理しましょう。

破損した傘は使い道がなくなると、ただの場所を取る物になります。定期的に傘の状態を確認して、使える傘だけを残して、玄関周りをすっきりさせましょう。

枯れている植物

断捨離で今すぐ捨てる物リストの22個目は、「枯れている植物」です。

枯れた植物は、見た目が悪いだけでなく、害虫や雑菌の温床になる可能性も。枯れた植物を放置しておくと、他の健康な植物にも悪影響を及ぼしてしまうのです。

枯れている植物を処分する方法

  • 自治体のゴミ収集に出す
  • コンポスト(有機肥料)にする
  • ガーデニング用にリサイクル

枯れた植物は、基本的には可燃ゴミとして処分可能。ただし、土や鉢は分別が必要な場合があるので、自治体のルールに従いましょう。

鉢やプランターは再利用またはリサイクルが可能です。

清掃して他の植物の植え替えに利用できれば、物を無駄にせずに済みます。

断捨離して、枯れた植物を捨てることで、スペースを新しい植物を育てるために有効活用できるでしょう。

元恋人・元家族のもの

断捨離で今すぐ捨てる物リストの23個目は、「元恋人や元家族のもの」です。

これは、断捨離で慎重に検討すべきアイテムと言えるでしょう。

思い出や感情的な価値が込められている場合が多く、一律に処分するのは難しい場合があります。

自分の感情をじっくり見つめてみよう


ネガティブな感情を引き起こすものや、過去へのとらわれを強めるものは、思い切って手放す方が良いでしょう。

一方、前向きな思い出につながるものは、保管方法を工夫するなどして残すことも検討してください。

場合によっては、心理的なカウンセリングを受けるなどして、感情的な整理を行うことも必要です。

断捨離によって、不必要な思い出が残ったアイテムを手放すことで感情が安定する場合があります。

このような種類の断捨離は、心のスペースを空けるために重要なものと言えるでしょう。

明らかなゴミ

断捨離で今すぐ捨てる物リストの24個目は、「明らかなゴミ」です。

明らかなゴミとは、誰が見ても不要だと判断できるもの、使用できない状態のものを指します。

例えば、壊れたプラスチック製品、古い包装材、使い終わった乾電池などが該当します。

これらのゴミを放置しておくと、生活空間が乱雑になるだけでなく、衛生面でも問題が生じる可能性があります。

また、ゴミを溜め込むことで、新しいものを入れるスペースが確保できなくなります。

処分する際は、自治体のゴミ分別ルールに従って適切に分別し、指定された方法で廃棄します。リサイクル可能なものは、きちんと分別して処理しましょう。

明らかなゴミを溜め込まずに定期的に見直すことで、すっきりとした空間を維持すれば、いっそう快適に暮らせるようになるでしょう。

断捨離で捨てるべきものが特に多くなる場所

断捨離をどの場所から始めれば良いのか迷ってしまう人は少なくありません。ここでは、断捨離で捨てるべきものが特に多くなる場所を6つご紹介します。

クローゼット

クローゼットは断捨離で特に注意したい場所の一つ。なぜなら、服やアクセサリーなど、使わなくなった物が溜まりやすいからです。

クローゼットは、ついつい物が増えやすい場所です。定期的に見直しを行い、不要な物を処分するようにしましょう。

目安としては、半年~1年に1回程度がおすすめです。

クローゼット断捨離のコツ

  • 季節ごとに分けて整理する
  • ハンガーの種類を揃える
  • 収納ケースを活用する
  • 思い切って処分できない服は、フリマアプリなどで売る

クローゼットを整理することで、必要なものだけが手元に残り、朝の支度の時間が減ることも。

毎日の生活の質が向上し、心の整理にも役立つので定期的な見直しをおすすめします。

押し入れ・納戸

押し入れや納戸は、普段使わない物や季節外のアイテムを保管する場所として使われがち。

普段は見えない場所なので断捨離が後回しになることが多いのですが、定期的な整理が必要です。

まず、押し入れ・納戸の中のモノを、使用頻度やカテゴリーで分類してみましょう。

その上で、以下のような基準で断捨離を開始します。

  • 寝具:古くて傷んでいるもの、使用頻度が低いもの
  • 衣類:着ていない服、サイズが合わなくなった服、傷んでいる服
  • 季節もの:使用していないもの、状態が悪いもの
  • 趣味の道具:使用していないもの、興味のないもの
  • 思い出の品:壊れているもの、状態が悪いもの
  • その他:不要なもの、壊れているもの

押し入れ・納戸は、定期的に見直しを行い、本当に必要な物だけを残しましょう。

押し入れ・納戸の断捨離は、快適な空間を作るだけでなく、安全・安心な暮らしにもつながります。

玄関・下駄箱

玄関や下駄箱は「家の顔」とも言える重要なスペースです。玄関が整理整頓されていると、家全体の印象が良くなります。

断捨離を進める際には、「履かなくなった靴」や「傷んだスリッパ」、「使わない傘」など、雑然とした印象を与える不要品を処分することがポイントです。

また、玄関に置いてある不要な飾り物や、配達物の空き箱も片付けましょう。

玄関・下駄箱は、ついつい物が増えやすい場所です。

3ヶ月~半年に1回程度、不要な物を処分しよう


断捨離を行うことで玄関がスッキリとして、訪れる人を気持ちよく迎えられるようになります。

断捨離は、見た目の美しさだけでなく、使い勝手の良い空間を作るためにも役立ちます。

キッチン

キッチンは日々の生活で頻繁に使う場所だからこそ、断捨離でスペースを有効に活用することが必要です。

以下の物は適切に処理、または整理整頓しましょう。

  • 賞味期限切れ・消費期限切れの食品
  • 使わない食器・調理器具
  • 食品
  • 調味料

使わない食器や調理器具は、思い切って処分しましょう。

食器棚や引き出しにモノが詰め込まれていると、使いにくいだけでなく、見た目も悪く見えてしまいます。

キッチンの整理整頓は、1ヶ月~2ヶ月に1回程度がおすすめです。キッチン断捨離は、料理を快適に、そして安全に行うための第一歩になるでしょう。

洗面台

洗面台周辺は化粧品やヘアケア用品、洗剤など、ついつい物が増えてしまいがちです。

衛生的な空間を作るために、しっかり断捨離しましょう。

洗面台付近の断捨離のコツ

  • 濡れたまま放置しない
  • 掃除をこまめに行う
  • 古くなったタオルや歯ブラシなどは処分
  • ストックは少なめに
  • マグネット収納などを活用

使いかけで残っている物は、ついつい取っておきたくなりますが、雑菌が繁殖しやすいため、衛生面を考えると処分した方が良いでしょう。

化粧品やヘアケア用品、洗剤などは、種類ごとにまとめて収納可能。洗面台を断捨離することで、必要な物がすぐに取り出しやすくなり使い勝手が良くなります。

洗面台は、収納スペースが少ない場所。収納グッズを活用して、空間を有効活用してください。

本棚

本棚は、本だけでなく、雑誌やCD、DVDなど、様々なモノが収納されている場所なので、ごちゃごちゃしてしまいがちです。

読まない本や雑誌、古い資料などを処分して、スッキリとした空間を作りましょう。

まずは、読まない本・雑誌を処分。以下のような基準で、処分する本・雑誌を選んでみてください。

本棚断捨離の基準

  • 1年以上読んでいない本・雑誌
  • もう二度と読まないと思う本・雑誌
  • 状態が悪い本・雑誌
  • 電子書籍で読める本・雑誌

処分しない本は、ジャンルごとにまとめて収納すれば、必要な本を取り出しやすくなるでしょう。

半年~1年に1回程度は、本棚を整理することを意識してください。

断捨離で捨ててはならないもの基準

何を手放し、何を残すべきか迷うことがあります。

しかし、生活に必要不可欠なものや、将来的に役立つ可能性のあるものは、慎重に断捨離する必要があります。

ここでは、断捨離で捨ててはならないものの基準について12の観点から解説します。

使う目的・タイミングが明確なもの

使う目的やタイミングが明確なものは、断捨離の対象から外しましょう。

  • 家電製品の取扱説明書・保証書
  • 冠婚葬祭用の礼服
  • 季節ごとの衣類
  • イベント用の装飾品
  • 旅行用のアイテム
  • 子供の成長記録

特定の時期や状況で必要になるため、日常的には使わなくても、保管しておく価値があります。

イベント時期が来たときにすぐに使えるよう、整理しておきましょう。

ただし、長期間使用していないものや、目的が曖昧なものは、定期的に再評価して、使用頻度が低ければ処分することもできます。

ごく稀にしか使わないものは、思い切って手放すのも良いでしょう。

日常生活で使っているもの

日常生活で使っているものは、断捨離で手放すべきではありません。

食器、家電、衣類、寝具など、毎日の生活に欠かせない物は、快適な暮らしを維持するために必要不可欠だからです。

日常生活で頻繁に使うものだけを残そう


これらの物を断捨離する際は、使用頻度と必要性を見極めましょう。

毎日使うものや、代替品がないものは残し、使用頻度が低いものや、同じ機能を持つ他のアイテムで代用できるものは、手放すことを検討します。

ただし、壊れていたり、不衛生な状態であれば、安全面から処分を考えるべきです。

日常的に使う物は、定期的にメンテナンスを行い、良好な状態を保ちましょう。

薬・衛生用品・医療品

薬には使用期限がありますので、定期的に期限を確認し、期限切れの薬、衛生用品、医療品は、断捨離で安易に手放してはいけません。

健康維持や緊急時の対応に不可欠であり、いざというときに必要になることが多いからです。

処方薬や常備薬は、定期的に使用状況を確認し、期限切れのものは適切に処分しましょう。

衛生用品や医療品も、使用期限や在庫状況を定期的にチェックし、必要な分だけを保管するようにします。

ただし、大量に在庫を抱えすぎるのは避けましょう。災害時に備えて準備する場合も、適量を保管し、定期的にものは適切に処分する必要があります。

また、衛生用品は未開封であれば長期保持が可能ですが、開封後は品質の劣化が進むため、使用開始から一定期間内に使用するようにしましょう。

災害・緊急時の備品

災害や緊急時に備えた物品は、断捨離の過程で絶対に手放してはいけない重要な物です。

災害・緊急時の備品には、以下のようなものが含まれます。

  • 非常食や飲料水
  • 懐中電灯や予備の電池
  • ラジオ
  • 救急箱や常備薬
  • 衣類や毛布などの防寒具
  • 携帯用トイレや衛生用品

これらの備品は、定期的にチェックし、使用期限や状態を確認することが大切です。

食料や飲料水は、賞味期限を守り、古くなったものから順に使用・交換します。電池や医薬品も、定期的に在庫を確認し、切れているものは補充しておきましょう。

災害・緊急時の備品は、日常的には使用しないからこそ、断捨離の際に注意を払うことを忘れがちです。

いざというときに備えることが、自分や家族の安全を守ることにつながります。

契約書や証券・権利書等

契約書、証券、権利書などの重要な法的文書は、断捨離の過程で安易に処分してはいけない書類です。

財産権や法的権利を証明する文書は、将来にわたって必要になる可能性が高いため、適切に保管・管理しましょう。

保管すべき重要な文書の例

  • 不動産の登記簿謄本や権利証
  • 株券や債券などの有価証券
  • 保険証書
  • 契約書(雇用契約、賃貸借契約など)
  • 許可証や免許証
  • 税務関連書類

紛失や盗難、災害などのリスクから守るため、耐火性や耐水性のある書類ケースやセーフティボックスに保管することをおすすめします。

また、大切な書類のデジタルデータをクラウドストレージなどに保存しておくことで、万が一の際にもデータを復元できる可能性が高まるでしょう。

定期的な見直しと更新を心がけ、必要な書類を確実に手元に置いておくようにしてください。

再取得に時間と費用がかかる書類等

再取得に時間と費用がかかる書類は、断捨離の過程で慎重に扱いましょう。

紛失・破損してしまうと、再発行に多大な手間とコストがかかるため、大切に保管しておく必要があります。

再取得に時間と費用がかかる書類の例

  • パスポートや運転免許証などの身分証明書
  • 出生証明書や婚姻証明書などの戸籍関連書類
  • 学位証明書や資格証明書
  • 年金手帳や健康保険証
  • 納税証明書や源泉徴収票などの税務関連書類

再取得に時間と費用がかかる書類を断捨離する際は、その必要性を十分に吟味することが重要です。

書類が失効していないか、将来的に必要になる可能性があるかを確認し、不要であると判断された場合のみ処分を検討しましょう。

処分する際は、個人情報の保護に細心の注意を払い、シュレッダーで裁断するなど、適切な方法で廃棄してください。

稀少性が高いもの

稀少性の高い物品は、処分する前に慎重に検討が必要です。

時間の経過とともに価値が上昇する可能性があり、一度手放すと再入手が困難になるケースもあります。

稀少性の高いアイテムの例

  • アンティーク家具や美術品
  • 限定版のコレクターズアイテム
  • 希少な古書や記念切手
  • ビンテージの衣類やアクセサリー
  • 有名アーティストのサイン入りグッズ

専門家に鑑定を依頼したり、オークションサイトで相場を確認したりすることで、希少性が高い物品の価値を把握できます。

一方、稀少性が高くても、自分にとって特別な意味がない物であれば手放すことを検討しても良いでしょう。

専門の買取業者やオークションを利用すれば適正な価格で売却できる可能性が高くなります。

廃盤の本・漫画

廃盤となった本や漫画も断捨離で捨ててはならない物です。

出版が終了し、市場で入手が困難になったプレミア書籍は、希少価値が高まる可能性があります。

廃盤本や漫画の価値は、作品の人気度、作者の知名度、出版部数などによって価値が異なります。

プレミアがつく廃盤の本や漫画の例

  • 著名な作家や漫画家の初期作品や代表作
  • 限定版や特別版として発売された書籍
  • 出版部数が少なく、入手困難な作品
  • 映画化や海外翻訳された人気シリーズ
  • 文学賞や漫画賞を受賞した作品

古書店やオークションサイトで価値を確認してみましょう。

予想以上に高値で取引されている可能性があります。

また、専門の古書店に相談することで、適正な価格や売却方法についてアドバイスを得られます。

将来的に売却する可能性がある場合は、直射日光や湿気、ホコリから守るために、本棚やブックケースに収納し、定期的に手入れを行いましょう。

コレクション

コレクションは、個人的な思い入れや情熱が込められているため、慎重に断捨離するほうが良いでしょう。

金銭的価値だけでなく、感情的な価値も関係するため、一律に処分するのではなくコレクションの「意味」を考慮する必要があります。

コレクションを断捨離する際の判断基準

  • 情熱や愛着が継続しているか
  • 喜びや満足感はどれほどか
  • 管理に要する時間やスペース
  • 将来的な価値や希少性があるか

コレクションの全てを手放すのではなく、本当に大切にしたいアイテムを選別することが賢明です。

収集の過程で、興味や情熱が薄れたアイテムは手放しても良いでしょう。

一方、特別な思い入れがあり、将来にわたって大切にしたいアイテムは残すことを優先します。

本当に大切にしたいものを見極め、適切な管理と保管を行うことで、価値あるコレクションを保てます。

形見や先祖代々のもの

形見や先祖代々から受け継がれてきた物品も簡単に処分すべきではありません。

感情的・文化的価値が含まれる遺品は、一朝一夕に判断できません。

家族で話し合いを行い、物品の取り扱いについて合意することが大切です。

それぞれの思いを尊重しつつ、現実的な保管の可能性を検討しましょう。

歴史や思い出を記録し、次の世代へ引き継ぐことも大切


やむを得ず形見を手放す場合は、価値を適正に評価してくれる専門家を探しましょう。

美術品や工芸品などの場合は、専門の鑑定士や美術商に相談し、適正な価格で売却するという選択肢もあります。また、博物館や資料館への寄贈を検討するのも良い方法です。

形見や先祖代々から受け継がれてきた物は、家族の歴史や文化を象徴するものなので、断捨離の際には特に注意して扱うべきです。

思い出のもの

思い出の詰まった物は慎重に断捨離すべきです。

写真、手紙、旅の記念品など、形は様々ですが、それぞれが大切な思い出と結びついています。

思い出が関係している物は一律に処分するのではなく、価値の再吟味が必要です。

思い出の物品を形を変えて残すという方法もあります。

写真をデジタル化してデータとして保存したり、思い出の品を写真に収めてアルバムにまとめたりすることで、物理的なスペースを取ることなく、大切な思い出を残せます。

手放すことを決めた思い出の物は、最後にもう一度思い出に浸る時間を作りましょう。

写真を眺め、手紙を読み返し、それぞれ込められた思いを胸に刻んでから、手放すならスッキリとした気持ちで新しいスタートを切ることができるはずです。

家族のもの

家族のものは、共有の思い出や家族の絆が込められた特別な物なので、簡単に断捨離すべきではありません。

家族と相談しながら、それぞれの物の意味や価値を共有することが大切です。

手放すことを決めた場合は、写真に収めるなどして記録に残し、処分する前に家族に譲る機会を設けましょう。

注意すべき点として、配偶者の家族のものは、自分とは異なる価値観を持つ家族の歴史が関係しています。

配偶者の意見を尊重し、お互いの理解を深めながら整理を進めましょう。

配偶者にとって特別な思い入れのある物は、たとえ自分にとって必要性が低くても、処分せずに残すことを優先的に検討すべきです。

家族のものは、一人ひとりにとって特別な意味を持つ大切な存在であることを忘れないようにしましょう。

断捨離で出たものを捨てるなら片付け侍へ

捨てるべきものの基準を決めれば、断捨離がどんどん進むはずです。

不要になったものを処分するのは、意外と大変なことです。

そんな時には、不用品回収や遺品整理などに特化したプロの専門家の助けを得ると良いでしょう。

全国対応の「不用品回収の片付け侍」は、家庭から排出される様々な物品の処分を専門に扱う業者です。

家具、家電、衣類、本など、多岐にわたるアイテムを取り扱っており、リサイクル可能なものは適切にリサイクルし、そうでないものは適切に処分してくれます。

片付け侍を利用することで、自宅から出た大量の不用品を、簡単かつ効率的に処理することができます。

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matsuoさん

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