本記事では、ウォーターサーバーの寿命年数や、寿命が近づいたときに生じる症状などについて詳しく解説します。
ウォーターサーバーは寿命を迎えると、常温の水しか出なくなったり、浄水機能が効かなくなったりと、さまざまな不具合を引き起こすようになります。
安心しておいしい水を飲み続けるためにも、寿命を迎える大まかな時期を把握し、適切なタイミングで買い換えられるようにしましょう。
寿命を延ばすコツや、寿命を迎えたウォーターサーバーを処分する方法など、知って損はない有益情報も多数掲載しているので、ぜひ最後までご一読ください。
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ウォーターサーバーの寿命は5年が目安
ウォーターサーバーの寿命は、5年が目安となります。
本体の耐久性はそれなりに高く、メンテナンスを徹底すれば、6年〜10年程度は問題なく動作するでしょう。
しかし、飲み水を扱うという性質上、10年近く使い続けるのは、衛生面的に少々考えものです。
メンテナンスを徹底したとしても、内部の供給経路まで徹底洗浄するのは難しく、長年使い続ければ、多少なりとも雑菌は繁殖するはず。
レンタルウォーターサーバーを提供するほとんどのメーカーは、長くても5年以内での交換を推奨しており、6年以上の長期にわたる使用を勧めていないと窺えます。
長持ちはするものの、ウォーターサーバーは5年程度で実質寿命を迎えるととらえ、買い換えを検討すべきといえるでしょう。
法定耐用年数は5年
製品の寿命を把握する際は、法定耐用年数を参考にする方法もあります。
法定耐用年数とは、ウォーターサーバーのような固定資産にあたるものに関して、「〇〇年間は問題なく使えるだろう」と国が推定した数値のことです。
本来は、企業が税務処理などをするために用いられる数値ですが、国税庁が調査して提供しているデータということもあり、大まかな寿命年数を把握するうえで参考になります。
国税庁が公開している「主な減価償却資産の耐用年数表」を参考にすると、「工具器具備品」に該当すると考えられるウォーターサーバーの耐用年数は5年となっています。
5年以上使い続けると、寿命を迎える可能性が高いといえるでしょう。
ウォーターサーバーの寿命の症状
ウォーターサーバーは、寿命が近づいてくると、以下のような不具合を引き起こすようになります。
- 冷水・温水が機能しない
- 水漏れしている
- 異音がする
- 水の出が悪くなる
- 機能が使えない
これらの症状があらわれたら、ウォーターサーバーの交換時期です。
それぞれの症状について解説します。
冷水・温水が機能しない
冷水もしくは温水のいずれかが機能しなくなったら、ウォーターサーバーの寿命を疑いましょう。
ウォーターサーバー内部のヒーターやコンプレッサーが、経年劣化によって故障していると考えられます。
そのまま放置しても改善する可能性はほとんどなく、自力での修理も困難です。
メーカーに相談して修理・交換を依頼するか、新たな製品を購入すべきタイミングです。
水漏れしている
ウォーターサーバー本体から水漏れが発生している場合は、寿命を迎えている可能性が高いです。
水漏れの原因とみられる主な箇所は以下です。
- サーバーとボトルの接続部の破損
- 内部配管の腐食
- 給水コックのゆるみ
いずれも、長期の使用で部品が劣化したことで起こります。
水漏れの修理は難易度が高く、自力で直そうとすると、症状がさらに悪化する可能性が高いです。
部品が劣化してきていると捉えて、本体の交換を検討すべきでしょう。
異音がする
ウォーターサーバーから普段と違う音がしたり、稼働音が極端に大きくなったりしている場合は、内部部品が故障している可能性大です。
ウォーターサーバー本体に過度な負担がかかっていると考えられるため、そのまま使用を続けるのはおすすめできません。
さまざまな原因が考えられますが、往々にして、排熱ファンやモーター、コンプレッサーといった重要部品が不具合を起こしているケースが多いです。
早急に、ウォーターサーバーの修理・交換を検討しましょう。
水の出が悪くなる
普段より水の出が悪くなるのも、ウォーターサーバーの寿命が来た際に生じる不具合の一つです。
原因としては、以下が考えられます。
- 内部の配管が腐食して水漏れしている
- 内部ポンプ・弁が故障している
- 内部ホースに異物が詰まっている
- 給水レバー・ボタンの接触が悪くなっている
改善するには、基本的に分解修理が必要になります。
水の供給経路に異物が詰まっている恐れもあるため、衛生面を考慮して使用中止し、メーカーへ相談しましょう。
機能が動作しない
温度調整、チャイルドロック、浄水など、ウォーターサーバーに備わっている機能が動作しなくなったら、交換を検討しましょう。
本体内部に備わっている操作基盤が、経年劣化や衝撃などによって破損していると考えられます。
電子部品の破損が原因の場合がほとんどで、素人が修理するのは困難です。
ウォーターサーバーの寿命を延ばすコツ
ウォーターサーバーは、比較的長寿命な電化製品です。
しかし、普段のメンテナンスや使用方法によっては、寿命が著しく短くなる場合もあります。
以下に注意すれば、ウォーターサーバーをより長く使い続けられるようになるため、ぜひ実践してみてください。
- 壁との距離をあけて設置する
- 蛇口や受け皿を毎日洗浄する
- ボトル差し込み口(ウォーターガード)部分を交換時に掃除する
- 背面のホコリを定期的に取り除く
- 直射日光の当たる場所の設置を避ける
壁との距離をあけて設置する
大抵のウォーターサーバーには、背面に内部の熱を放出するための排気口が備わっています。
壁にピッタリつけた状態で設置すると、熱放出をうまく行えなくなってしまい、内部に熱がこもって故障するリスクが高くなります。
寿命が短くなる要因となるため、壁と最低でも10㎝~15㎝ほど離れた場所に本体を設置して使用しましょう
蛇口・受け皿を毎日洗浄する
蛇口・受け皿部分は、できる限り毎日洗浄しましょう。
外気にさらされているうえ、人の手が当たる箇所でもある蛇口や受け皿は、カビや雑菌が特に繁殖しやすい箇所です。
洗浄せずに放置すると、カビや雑菌が供給ホースや貯水タンクの中にまで繁殖する恐れがあります。
内部までカビや雑菌が繁殖すれば、本体を分解しなければ改善できない状態に陥る可能性があり、寿命を著しく短くする要因となります。
少々面倒かもしれませんが、安全できれいな水を飲み続けるためにも、蛇口・受け皿は毎日洗浄するようにしましょう。
ボトル差し込み口(ウォーターガード)部分を交換時に掃除する
ボトルを交換するたびに、ボトル差し込み口(ウォーターガード)部分を掃除しましょう。
外気に触れることの多いウォーターガード部分は、カビ・雑菌の繁殖しやすい箇所です。
掃除を怠れば、本体内部までカビ・雑菌が繁殖する恐れがあります。
キッチンペーパーなどを使用して、軽く拭き掃除するだけでも十分効果的です。ボトル交換時に清掃する習慣を作りましょう。
背面のホコリを定期的に取り除く
ウォーターサーバーの背面部分は、特にホコリがたまりやすい箇所です。
背面部分には放熱口が備わっている場合が多く、ホコリがたまると放熱がうまく行えなくなり、冷却機能が著しく低下してしまいます。
サーバー本体に過度な負荷がかかる状態になり、そのまま使用を続けると、致命的な故障を起こす恐れがあります。
作動中の負担を最小限にするために、1ヶ月に1回程度は、背面を掃除機できれいにする習慣をつけましょう。
直射日光の当たる場所の設置を避ける
ウォーターサーバーに直射日光が当たり続けると、本体が常時高温の状態になってしまい、故障するリスクが高くなってしまいます。
また、ボトル内の水温も上昇するため、冷却機能も余計に働くようになり、電気代が高くなる恐れもあります。
基本的にデメリットしかないため、窓際や屋外といった直射日光の当たる場所に設置するのは避けた方が賢明です。
寿命が来たウォーターサーバーの処分方法
ここからは、寿命が来て不要になったウォーターサーバーを処分する方法について解説します。
ごみとして捨てたり、業者に依頼したりと、さまざまな処分方法を紹介するので、自身にとって都合が良いと思える方法で処分を検討してみてください。
ウォーターサーバーの処分方法は種類別までこちらの記事で詳しく解説しています。
ウォーターサーバーのペットボトルの処分方法はこちらの記事をご覧ください。
フロンを使用するウォーターサーバーは資格を持つ業者に依頼する
ウォーターサーバーを適切に処分するために、処分予定のサーバーが「フロン」を使用するタイプか否かを把握しておきましょう。
フロンガスを使用するウォーターサーバーは、「フロン排出抑制法」という法律により、一般ごみとして処分できないためです。
フロンの有無を確認するには、ウォーターサーバーの本体に貼り付けてある「銘板シール」を確認してみてください。
- 冷媒ガス
- フロンガス
- R‐〇〇
- CFC‐〇〇
- HFC‐〇〇
- HCFC‐〇〇
※〇〇には、11、509Aなどの数字・アルファベットが入ります。
これらのいずれかの表記があった場合は、フロンガスを使用する製品です。
フロンガスを使用する製品は、「第一種フロン類充填回収業者」の登録をしている業者に依頼すれば、有料(5,000~10,000円ほど)で回収してもらえます。
第一種フロン類充填回収業者は、各自治体のホームページにて公開されているため、チェックしてみてください。
フロン以外なら粗大ゴミで捨てられる
フロンを使用しないタイプのウォーターサーバーなら、自治体の粗大ごみとして処分可能です。
収集手数料がかかりますが、おおむね800円~1,200円ほどと、比較的安価にウォーターサーバーを処分できます。
なお、基本的に事前予約が必要となっており、実際に処分されるまでは少々時間がかかります。
申し込みをしてから回収されるまで1週間~2週間ほどを要するケースも多く、指定日まで自宅でウォーターサーバーを保管しなければなりません。
すぐにでも処分したいのであれば、別の方法を検討した方がよいでしょう。
予備ボトルは家庭ごみとして出せる
ウォーターサーバー本体は粗大ごみとして処分可能ですが、予備ボトルに関しては、基本的に分別して処分するようになります。
予備ボトルは、資源ごみやプラスチックごみなど、ペットボトルと同様に家庭ごみとして処分可能です。
何ごみに分類されるかは各自治体の分別ルールによって異なるため、事前に自治体のホームページや電話で確認してみましょう。
ごみ処理施設へ直接持ち込む
処分予定のウォーターサーバーのサイズがそう大きくないなら、地域のごみ処理施設へ直接持ち込んで処分する方法が有効です。
地域によっては手数料をとられる場合もありますが、基本的に粗大ごみ収集に依頼するよりも安く、数百円程度で済むケースがほとんどです。
とにかく安くウォーターサーバーを処分したいなら、うってつけの処分方法といえるでしょう。
なお、大抵のごみ処理施設は郊外に設置されているため、車をお持ちでない場合は利用が難しくなります。
不用品回収業者なら訪問回収処分してくれる
大型で持ち運びが難しかったり、ウォーターサーバー以外にも処分したいものがたくさんあったりした際におすすめなのが、不用品回収業者です。
依頼すれば、自宅まで業者が訪問回収してくれるため、重たいウォーターサーバーを無理に運ぶ必要がありません。
業者によっては、一律料金の「積み放題プラン」が用意されているところもあり、たくさんの不用品もリーズナブルな価格で処分可能です。
料金は業者によって異なりますが、ウォーターサーバー1台の回収を依頼した場合、おおむね3,000円~6,000円ほどはかかります。
出張見積もりを無料でしてくれる業者も多いため、気になった方は試しに見積もりだけでも相談してみるとよいでしょう。
不用品回収業者に依頼した場合のメリット・デメリットを詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。
寿命が来たウォーターサーバーの処分なら片付け侍へ
ウォーターサーバーは寿命を迎えると、異音や水漏れなど、さまざまな不具合を引き起こすようになります。
使用感が悪くなってストレスになるほか、衛生面にも悪影響を及ぼす恐れがあるため、早めのタイミングで買い換えることをおすすめします。
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