「携帯電話の動作が重い…これってもう寿命…?」
「携帯電話って、何年くらい使ったら買い換えるべきなの…?」
本記事では、このような疑問を抱えている方に向けて、携帯電話の寿命に関する以下の情報をご紹介します。
- 寿命が来る年数の目安
- 寿命が来た時のサイン
- 寿命を縮める原因となる使用方法
- 寿命が来た時の対処法
- 寿命が来た携帯電話の適切な処分方法
寿命を迎えた携帯電話は、操作性が著しく低下し、充電もすぐになくなってしまうなど、パフォーマンスが大きく低下します。
日常生活に不可欠となっている携帯電話は、常に快適に使える状態にしておきたいところ。
この記事を参考に、携帯電話が寿命を迎える目安を知り、適切なタイミングで買い換えられるようにしましょう。
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目次
携帯電話の寿命は4年が目安
携帯電話の寿命は、4年ほどで迎える傾向にあります。
内閣府が2023年12月に公開した「消費動向調査」によると、2人以上の世帯が携帯電話を買い換える平均年数は、4.4年となっています。
買い換え理由としてもっとも多くあげられているのは「故障(38.7%)」となっており、4年程度使うと、故障する可能性が高いのだと窺えるでしょう。
参考:内閣府 消費動向調査(令和5 (2023)年 12 月実施分)
携帯電話のバッテリーの寿命は2年
携帯電話に内蔵されているバッテリーの平均寿命は、約2年です。
2年ほど使用すると、バッテリーの総容量が20〜40%ほど低下する傾向にあり、充電がすぐになくなる状態になります。
携帯電話が完全に使えなくなるわけではありませんが、一日に何度も充電しなければならず、使い勝手は格段に悪くなります。
バッテリーの交換費用は数万円を超えるケースも多く、バッテリーの寿命=買い換え時期と考える方も少なくありません。
2年ほど使っているのであれば、そろそろ買い替えを検討すべきタイミングに来ているといえるでしょう。
寿命が来ているモバイルバッテリーは正しい処分方法で廃棄しましょう。捨て方を間違えると火災になるので、詳しくはモバイルバッテリーの処分方法の記事をご覧ください。
携帯電話が寿命を迎えたときに生じるサイン
携帯電話が寿命を迎えると、以下のような症状があらわれます。
- 動作が頻繁に重くなる
- ゴーストタッチが起こる
- 勝手に再起動・電源が切れる
- バッテリーが膨張する
- 充電がすぐに切れる
ほとんどの場合、放置しても改善せず、症状はさらに悪化すると思われます。
寿命ととらえ、修理・買い換えなどをすべきタイミングです。
それぞれの症状について、より詳しく解説します。
動作が頻繁に重くなる
画面の切り替えが遅くなったり、ボタンの反応が遅くなったりなど、携帯電話の動作が頻繁に重くなるようであれば、寿命を疑いましょう。
経年劣化によって、内部のCPUが不具合を起こし、情報処理能力が著しく低下している可能性があります。
自力で改善するのは難しく、専門店での修理や本体の買い換えを検討すべき状況です。
なお、寿命ではなく、内部ストレージがいっぱいになっているのが原因の可能性も考えられるため、携帯電話の容量も念のためチェックしてみましょう。
電池残量のなくなるスピードが早くなる
携帯電話の電池残量のなくなるスピードが、明らかに早くなっている場合、内部のバッテリーが寿命を迎えている可能性が高いです。
バッテリーは消耗品であり、使えば使うほど、充電容量の上限が下がっていきます。
携帯電話の種類によっては、設定画面でバッテリーの総容量が確認できる場合があるため、明らかに減りが早いようであればチェックしてみるとよいでしょう。
携帯電話が膨らむ
携帯電話が膨らんでいるように見えたら、寿命を迎えている可能性大です。
膨らみの原因は、内部に搭載されたバッテリーです。
バッテリーは、劣化するとガスを発生する性質があり、このガスが外に漏れないようにするためのシートが内部に搭載されています。
劣化が進んでガスの排出が多くなり、ガス漏れを防ぐシートがパンパンの状態になっているため、バッテリーが膨らむのです。
バッテリーが明らかに劣化しており、携帯電話本体にも負担がかかり続けている状態と考えられるため、早急に交換しましょう。
ゴーストタッチが起こる
操作していないのに、勝手に文字が打ち込まれたり、画面がスクロールしたりする、通称「ゴーストタッチ」が起こるようになったら、携帯電話が寿命の可能性があります。
ゴーストタッチが発生する主な原因は、以下です。
- タッチパネル上部・ボタン裏にホコリがたまっている
- 過度な使用によって熱暴走している
- タッチパネル・ボタンが故障している
1と2に関しては、携帯電話をクリーニングしたり、電源を落として1時間ほど休ませたりすれば、改善する場合があります。
それでも改善しない場合は、タッチパネルやボタンが故障している可能性が高いと考えられます。
タッチパネルやボタン裏側の基盤に不具合が起きている可能性が高く、分解修理が必要のため、専門の修理店に依頼しなければ改善は難しいでしょう。
勝手に再起動・電源が切れる
携帯電話が勝手に再起動したり、突然電源が切れたりするのも、寿命をあらわす症状のひとつです。
内部の基盤が、経年劣化によって処理能力が低下し、負荷に耐えられなくなって電源が落ちていると考えられます。
携帯電話の寿命を縮める原因になる6つの使用方法
ここからは、携帯電話の寿命を縮める原因となる使用方法を、7つ紹介します。
- 海水・ジュースなどで濡らす
- 保護ケースをつけずに使用する
- 夏場の車内に放置する
- 満充電で充電を続ける
- 充電がない状態で放置する
- メーカー非推奨の充電器を使用する
これらに注意すれば、携帯電話をより長く使える可能性が高くなるため、ぜひ目を通してみてください。
海水・ジュースなどで濡らす
近年販売されている携帯電話は、防水機能を搭載したモデルも多数販売されています。
しかし、防水機能の大半は、雨水や水道水などで濡れた場合を想定して作られており、海水やジュースといった塩分・糖分のある液体に触れることは推奨されていません。
塩分や糖分は、接続端子を劣化させる恐れがあり、携帯電話本体の寿命が短くなる要因となります。
海辺や、ジュースをこぼす恐れのあるイベント会場などでは、携帯電話が濡れないよう、防水用ポーチに入れるなどして保護することをおすすめします。
保護ケースをつけずに使用する
携帯電話は精密機械であり、高いところから落とすなどして強い衝撃が加わると、かんたんに壊れてしまいます。
見た目が損なわれるからと、ケースをつけないまま使用する方も多いですが、故障リスクが各段に高くなる点を考慮すると、おすすめはできません。
破損したら元も子もないため、多少見た目が損なわれたとしても、保護ケースは付けておいた方が賢明でしょう。
夏場の車内に放置する
車の中に放置するのも、携帯電話の寿命を縮める要因のひとつです。
エンジンのついていない車の中は、夏場だと50度以上になるといわれています。
携帯電話に内蔵されているバッテリーは高温に弱く、50度を超えるような場所に放置すると、急激に劣化して膨張を引き起こす恐れがあります。
充電器に繋げたまま使用する
充電器に繋げたままの使用は、内部バッテリーの寿命を短くする恐れがあるため、なるべく控えたほうが賢明です。
「電力を使う」「充電する」という2つの負荷を、バッテリーへ同時に与え続ける状態になり、熱暴走する恐れがあります。
充電がない状態で放置する
充電がまったくない状態で放置すると、携帯電話の内部バッテリーの寿命が短くなる恐れがあります。
携帯電話のバッテリーは、充電がゼロになったらピタッと止まるわけではありません。
バッテリーは、使っていなくても自然放電する性質があり、充電がまったくない状態で放置すると、過度な放電をして劣化が早まる場合があります。
メーカー非推奨の充電器を使用する
メーカー非推奨の充電器を使用するのは、なるべく控えましょう。
メーカー非推奨の充電器は、電圧が不安定な粗悪品も多いです。
携帯電話に適した電圧で充電を行なわないと、バッテリーに余計な負荷がかかり、寿命を縮める要因となりえます。
携帯電話の寿命サインが出たときに試したい対処法
動作が頻繁に重くなる、バッテリーがすぐなくなるなど、携帯電話の寿命サインが出たときは、以下を試してみてください。
- OSのアップデートをしてみる
- 不要なアプリを削除してみる
場合によっては、本体の修理やバッテリー交換をせずに対処できる可能性があります。
OSのアップデートをしてみる
OSのバージョンが古いせいで、携帯電話が不具合を起こしている可能性もあります。
OSの最新アップデート通知が無いかチェックし、アップデートを実行してみてください。
不要なアプリを削除してみる
アプリが多すぎるのが原因で、携帯電話のメモリが埋まり、動作不良やバッテリー消耗を早めている可能性もあります。
不要なアプリを削除すれば改善する場合があるので、試してみてください。
寿命が来た携帯電話の処分方法6つ
寿命が来た携帯電話は、主に以下6つの方法で処分ができます。
- 自治体の回収ボックスに入れる
- 不用品回収業者に処分を依頼
- 携帯ショップに持ちこむ
- 家電量販店の回収サービスを利用
- フリマアプリ・オークションサイトで販売する
- スマホ・PC買取専門ショップに買取してもらう
携帯電話のような内部にバッテリーを内蔵する機器は、発火する危険性があるため、多くの自治体でごみとしての回収を不可としています。
ここで紹介する方法を活用し、適切に処分しましょう。
携帯電話の処分方法はこちらの記事でも紹介しています。スマホ・ガラケーのデータ削除から買取情報も網羅しているので、より詳しく処分方法を知りたい方は参考にしてみてください。
自治体の回収ボックスに入れる
各自治体に設置されている「小型家電回収BOX」を活用すれば、携帯電話を処分できます。
事前予約も必要なく、回収ボックスの投入口に携帯電話を入れるだけでOKで、費用もかかりません。
自治体が提供しているため信用性が高く、個人情報の漏洩リスクが比較的少ないというのもポイントです。
小型家電回収ボックスの設置場所は、各自治体のホームページにて記載されているので、最寄りに無いかチェックしてみてください。
不用品回収業者に処分を依頼
不用品回収業者に依頼して、不要な携帯電話を処分する方法もあります。
自宅まで訪問回収してくれるうえ、早ければ連絡したその日に来てくれるため、処分を思いついたすぐのタイミングで、手間なく携帯電話を処分できます。
携帯電話だけでなく、充電器やケーブル、パソコンなど、種類を問わず基本的になんでも回収してもらえるので、断捨離をする際にもうってつけです。
費用はかかりますが、業者によっては買取サービスを提供しているところもあり、場合によっては、不要な携帯電話でちょっとした収入が得られる可能性も。
出張見積もりを無料で行なっている業者も多いため、試しに料金だけでも確認してみるとよいでしょう。
不用品回収業者に依頼するメリット・デメリットはこちらの記事でも紹介しています。
携帯ショップに持ちこむ
ドコモ・SOFTBANK・auといった各キャリアでは、携帯電話の回収サービスを提供しています。
ブランド・メーカーを問わず、充電器などの付属品も回収してくれるうえ、費用もかかりません。
専用の粉砕機によって、携帯電話を復元できない状態にしてくれるなど、個人情報保護も徹底しています。
なお、訪問回収には対応しておらず、ショップに持ち込んだ携帯電話が対象となります。最寄りに携帯電話ショップがあるなら、相談してみましょう。
家電量販店の回収サービスを利用
ヤマダデンキやエディオンなどの家電量販店では、携帯電話といった小型家電の回収サービスを提供しています。
持ち込みであれば無料で処分可能で、店舗によっては、有料で宅配による回収に対応するところもあります。
また、有料ではありますが、証明書付きのデータ消去サービスを提供する量販店もあるので、安心して処分したいなら利用してみるとよいでしょう。
フリマアプリ・オークションサイトで販売する
フリマアプリ・オークションサイトにて、寿命が来た携帯電話をジャンク品として出品する手段もあります。
壊れた携帯電話は、意外と需要があり、部品取りや修理を前提として「安ければ買いたい」と求める方も多いです。
出品手続きや梱包作業が面倒などがネックですが、まったく動かない携帯電話が売れるケースもあるので、お小遣い稼ぎとして、試しに出品してみる価値はあるでしょう。
ただし、基本的に個人間のやり取りとなるため、個人情報漏洩のリスクを加味し、データの削除を確実に行なったうえで出品してください。
携帯電話・PC買取専門ショップに買取してもらう
携帯電話・PC買取専門ショップにて、不要な携帯電話を買い取ってもらうのもひとつの手です。
一般的なリサイクルショップだと、故障した携帯電話は買取を断られる場合がほとんどですが、専門店なら、買い取ってくれる可能性があります。
画面が割れている、ヘコミがあるといった状態の携帯電話でも、場合によっては数千円の値段がつくケースもあるため、相談してみる価値はあるでしょう。
寿命が来た携帯電話の処分なら片付け侍へ
携帯電話は、4年ほどで寿命を迎える傾向にあり、動作が重くなったり、ゴーストタッチが発生したりなど、さまざまな不具合を引き起こします。
OSのアップデートや、アプリの削除をしても改善しないようであれば、自力での対処は難しく、修理・買い換えを検討すべきでしょう。
寿命が来た携帯電話の処分にお困りの際は、「片付け侍」にぜひご相談ください。
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