生活の中で、当たり前のように定着しつつある断捨離やミニマリスト。
例えば、「好きなアニメやキャラクターのグッズが大量にあり、部屋が片付かない」
収集したのは良いものの、このような悩みで困っているオタクの方は多いのではないでしょうか？
手放すのは難しいと考えるかもしれませんが、本記事ではオタクグッズの断捨離のコツから、実際にどのようなものを処分するのか詳しく解説していきます。
今すぐにでも始められるので、ぜひ試してみましょう。
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目次
オタクのグッズ断捨離
皆さんは、オタクと聞いてどんな人を思い浮かべ、そのようなイメージを持ちますか？
そもそもオタクとは？
- ある対象についてこだわりを持つ
- その対象に対して時間やお金を集中的に消費する
- 豊かな想像力を持ち、情報発信活動なども行っている
- 物が多くて捨てられない
このような人々を指します。
そのオタクにとって、好きなアニメのグッズや漫画はかけがえのないものでしょう。
しかし、好きが故にグッズが増えすぎて収納場所が無くなったり、そのせいで部屋が狭くなるなどの困り事も出てくるようです。
もし、そのような悩みを持っているならば、今が最も断捨離すべき時と言えます。
大切なものなので断捨離できないと思うかもしれませんが、コツさえ掴めば大丈夫なので、ぜひこの機会に参考にしてください。
そもそも断捨離の効果ややり方をもっと詳しく知りたい方は、断捨離の意味と効果の記事をご覧ください。
オタクグッズを断捨離する時のコツと基準
ではさっそく、皆さんが収集しているグッズを断捨離する際のコツと、実際に処分した方が良いものの基準を解説していきます。
- 好きなアニメの順位を決める
- すべて捨てる必要はないと知っておく
- 推しのグッズ以外は手放す
- 推しでも好きではないグッズは手放す
- ビジュアルの被りは手放す
- 1年以上聴いても開けてもないCDは手放す
- 1年以上読んでない漫画は手放す
- ぬいぐるみとフィギュアは好きなものだけ残す
好きなアニメの順位を決める
まずは好きなアニメを、より大切だと思う順に並べましょう。
その順番を元に断捨離すると、どれから処分しようと迷った時にも決断を下しやすくなります。
すべて捨てる必要はないと知っておく
オタクグッズの断捨離だけではなく断捨離全般に言えることですが、必ずしもすべてのものを無理に捨てる必要はありません。
もし処分することに執着しすぎると、あとで手放したことを後悔する可能性もあります。
分別する際に少しでも迷いがあるものは、一旦保留にして後から再度判断するようにしましょう。
推しのグッズ以外は手放す
例えばグループの場合など、推しメンバー以外のグッズも収集していませんか？
その場合、収納場所も倍以上必要になってくるので、本当に推しているメンバーのグッズさえもきちんと飾れなくなる可能性があります。
そのような事態を回避するためにも、推し以外のメンバーのグッズは手放すようにしましょう。
推しでも好きではないグッズは手放す
例えば、
- くじ引きの景品
- ノベルティ
- ゲームセンター
推しのグッズでも意図せず手に入ったものなど、意外に手放しても大丈夫なことが多いようです。
特に缶バッジやポスターなど、持っていても使わないものは処分しても大丈夫でしょう。
ビジュアルの被りは手放す
皆さんが持っているグッズの中で、
- 缶バッジ
- アクリルスタンド
- クリアファイル
- ポストカード
同じ絵柄だった、という経験はありませんか？
特にこだわりがなければ、そのようにビジュアル被りしているものは1つ残して、あとは処分しましょう。
1年以上聴いても開けてもないCDは手放す
CD以外のものにも言えるのですが、1年以上聴いても開けてもいないCDは処分しましょう。
1年ルールと言って、1年間使用しないものは今後、必ずと言って良いほど使うことはありません。
CDの断捨離する方法はこちらで詳しく紹介しています。
1年以上読んでない漫画は手放す
「こんな漫画持っていた？」
断捨離すると、このように思うものがいくつか出てくるかもしれません。
CDと同じで、大抵このようなものは今後読む見込みも少ないので、必要なものの収納を確保するためにもぜひ処分しましょう。
漫画の断捨離についてはこちらで詳しく紹介しています。
ぬいぐるみとフィギュアは好きなものだけ残す
部屋に置くとかさばるのが、ぬいぐるみやフィギュアです。
ゲームセンターで取ったものが多いようですが飾る以外に用途がないため、あまり思い入れがないのであれば、気に入ったぬいぐるみやフィギュア以外は手放しましょう。
フィギュアの処分を検討されている方は、フィギュアの処分方法をご覧ください。
ぬいぐるみは捨てることに抵抗感がある方も多いようです。かわいそうと思えてしまうことや、呪われるのはないかと考えてしまう方もいます。ぬいぐるみの処分は思い切りが大事ですが、捨てる決断がなかなかできないという方は、ぬいぐるみの断捨離方法を参考にしてみてください。
オタクの断捨離で後悔しないためのポイント
オタクグッズを断捨離する際、捨てなければよかった断捨離なんかしなければよかったと、後悔したくありませんよね？
その際は、ぜひ以下の4つのポイントを参考にしてください。
- 日にちを置いて考えてみる
- 「好きなもの」は残していい
- 作品が好きなものは残す
- 絶版や二度と手に入らないものは保留でも良い
では、それぞれ詳しく解説していきます。
日にちを置いて考えてみる
まず、断捨離するか迷ったものは一旦保留にします。
そして、2〜3日日にちを置いて改めて考えてみてください。
もし、それでも必要と思ったものは大切に保管しておきましょう。
「好きなもの」は残していい
断捨離では、わざわざ好きなものを処分する必要はありません。
むしろ物が多い場合、断捨離して物の数を物理的に減らすことにより、本当に大事なものが見えてくるかもしれないでしょう。
作品が好きなものは残す
キャラクターだけではなく、作品自体が好きなものも大切に残しておいて良いでしょう。
ただ、その場合は専用のボックスに収納するなど、きちんと管理する必要があります。
絶版や二度と手に入らないものは保留でも良い
サインが入ったものや、絶版になってしまったもの、そう言ったものは今後二度と手に入りません。
保留にして2〜3日後に考え直し、それでも不要な場合は販売し、必要な場合はきちんと保管しましょう。
本の場合は放置していると虫が湧くことがあるため、データとして保存し、本は販売するという方法もあります。
オタクの断捨離に成功する方法
では、実際に断捨離する方法を確認していきましょう。
- 明らかなゴミはすぐに捨てる
- グッズを1カ所に纏める
- 必要・保留・処分に仕分ける
- 保留のものは基準に照らし合わせて処分
- 必要なものを収納する
- 売れるものと捨てるものを分ける
- 販売と処分を進める
確実に成功する方法なので、ぜひ参考にして今からでも試してみてください。
明らかなゴミはすぐに捨てる
しばらく保管してあったものなど、ほこりをかぶっている可能性もあるので、まずは断捨離に入る前に以下のものを準備してください。
用意するもの
- ゴミ袋
- ダンボール箱
- 軍手
- 掃除用具
道具が準備できたら、いよいよ断捨離開始です。
例えば明らかに不要な、
- 衝動買いしたグッズ
- 安かったもの
などは、比較的処分するゴミとして分別しやすいでしょう。
グッズを1カ所に纏める
明らかに不要なものを処分したら、次は残ったグッズを一旦1カ所に纏めましょう。
その際、段ボールなどに入れると場所も取らないのでおすすめです。
1カ所に集めると、自分がいかにグッズを集めすぎていたか自覚することもできます。
ただ1つ注意点があり、この作業をしている途中で明らかに不要だと判断できるグッズがあったとしても、処分しないでください。
もし仮に途中で処分してしまうと、意識が分散してしまい集中力が続かなくなり、断捨離全体の効率が悪くなる可能性があるのです。
必要・保留・処分に仕分ける
次は、ひとまとめにしたグッズを「必要」「保留」「処分」に分別していきます。
グッズ中にある、
- タオル
- Tシャツ
などの日用品グッズは、まだ使用できるかを判断材料にすると良いでしょう。
さらに、さまざまな種類のグッズを所有している場合、アニメの種類やグッズの種類ごとに仕分けすると、断捨離もしやすくなります。
では、わかりやすくグッズを分別する目安を記載しているので、以下を参考にしてください。
【必要】
- 頻繁に使用するもの
【保留】
- 思い出がある
- 新品
【捨てる】
- 汚れている
- 壊れている
手に取ってから1分以内に判断できない場合は、一旦「保留」に分類して、分類作業が全て終わった後にもう一度分別するようにしましょう。
保留のものは基準に照らし合わせて処分
保留にしたものを処分するか迷ったら、上記で解説した「断捨離する基準」を元に判断してください。
また断捨離では、いつか使うかもという考えは捨てましょう。
必要なものを収納する
必要だと判断したものはそのまませず、きちんと場所を決めて整理整頓しましょう。
収納する際のポイントは、
- よく使用するグッズは前の方に収納
- 使う頻度ごとに収納
- 収納せずに飾っても良い
- 収納場所を把握しておく
- 部屋全体を収納するのではなく1カ所ずつ進めていく
上記を意識すると、片付けもスムーズに進みます。
早く片付けるという気持ちよりも、地道に一カ所ずつ進める方が達成感も得られるでしょう。
売れるものと捨てるものを分ける
不要と判断したものは、売れるものと処分するものに分別していきます。
例えば売れるものとしては、
- 限定グッズ
- 新品グッズ
- 汚れや劣化の少ないグッズ
などです。
上記に該当しないものは、そのまま処分しても構いません。
販売と処分を進める
販売するものと処分するものを分別したら、できるだけすぐにその後の行動を進めましょう。
販売するものは、以下を考える必要があります。
- どこで販売するのか
- どのような販売方法を選ぶのか
また、処分するものも以下のことを考えておきましょう。
- どのような処分方法を選択するのか
時間が経つとグッズの存在を忘れてしまうので、できるだけ早く、そしていつ販売に行くのか処分するのか事前に決めて断捨離にのぞみましょう。
断捨離で出たオタクな物を処分する方法
不要なオタクグッズは、以下の4つの方法で処分しましょう。
- CD・漫画・グッズの専門買取業者に依頼
- フリマアプリ・オークションサイトで販売する
- 自治体のゴミ回収で分別をして捨てる
- 不用品回収業者に分別無しで引き取りしてもらう
では、それぞれ詳しく解説していきます。
CD・漫画・グッズの専門買取業者に依頼
オタクグッズは専門的なものが多いので、買取も専門の買取業者に出すことで、適正価格で買い取ってもらえるでしょう。
特に、
- 高価なグッズ
- 限定グッズ
- プレミアがついているもの
- コミックやアニメの年賀状
など、より高値で買い取ってもらえることがあります。
さらに、普通の買取店にオタクグッズを持ち込むのは恥ずかしいという方も、気軽に持ち込めるでしょう。
漫画の処分方法や買取業者は漫画の捨て方の記事でも紹介しています。
フリマアプリ・オークションサイトで販売する
- メルカリ
- ラクマ
- Yahoo!フリマ
などのフリマアプリや、オークションサイトで販売するという方法もあります。
この際のメリットとしては、以下の3つです。
- 仲介業者がいないため高く売れる可能性がある
- 販売価格を自分で決められる
- 納得いく価格で販売できる
ただ、デメリットとしては、
- やり取りは自分で行う
- 発送や梱包の手間がかかる
など、これらの負担はありますが、利益もあるのでおすすめの方法と言えるでしょう。
他の方法に比べると、少し高値で売れる傾向にあるようです。
自治体のゴミ回収で分別をして捨てる
最も手軽なのは、自治体のゴミで捨てる方法です。
グッズの素材にもよりますが、きちんと自治体のホームページなどで分別方法を確認しましょう。
ゴミ袋代の数百円程度しかかからないので、費用もかからない方法といえます。
不用品回収業者に分別無しで引き取りしてもらう
最後は、不用品回収業者に引き取ってもらう方法です。
オタクグッズ以外にも断捨離した場合など、不用品が大量に出ることがあります。
その際は、ぜひまとめて不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
不用品回収業者に依頼するメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 梱包や発送する必要がない
- 分別しなくて良い
- 自分で運搬しなくて良い
- 業者によっては当日中に作業を終えてもらえる
ただ、不用品回収業者の中には高額請求する悪徳業者も存在するため注意が必要です。
信頼できる業者を見抜くためには、
- 口コミを調査する
- 実績を調査する
この2つに着目して探してみましょう。
「無料で廃品回収」と街中で宣伝していたり、無料回収と書かれたチラシがポストに投函されているケースもありますが、これらは高額請求や不法投棄のトラブルになるリスクがあります。
詳しくは無料の廃品回収についての記事をご覧ください。
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