不用品回収業者に依頼をしてみたらとんでもない金額を請求された、ということは少なくありません。
請求された金額が適正であったのかどうかを知るには、不用品回収の価格相場を知っておくことが大切。また、依頼した業者が悪徳業者だったという可能性もあります。
この記事では
- 業者の価格相場と比較
- 悪徳業者の特徴
- 適正価格を知るためのポイント
- 信頼できる業者の選び方
を紹介します。
不用品回収を業者に依頼する際の、参考にしてください。
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目次
不用品回収業者は高いのか
不用品回収業者に不用品の回収を依頼したいと思っても、不安でなかなか踏み出せないという方は意外と多いようです。
不安を感じる理由の一つが、料金です。料金の基準が分からないし、ぼったくられるかもしれないという不安も。
不用品回収業者は本当に高いのか、見ていきましょう。
自治体の不用品回収と比較すると高い
自治体にて不用品回収を行った場合、不用品の種類にもよりますが無料~数千円で済むでしょう。ただしルールに従って分別を行い、回収日に集積所まで自分で運ぶ必要があります。
粗大ゴミのように、運ぶのに人手がいるものでも、自分で決められた場所まで運ばなくてはいけません。
不用品回収業者は、トラック1台につきいくら、という定額制が多いようです。分別や運搬をする必要はなく、すべて請け負ってくれます。
料金 | やらなくてはいけないこと | |
自治体 | 無料~数千円 | 分別 運び出し 回収予約(不用品による) など |
不用品回収業者 | トラック1台の定額制 数千円~数万円 | 回収依頼の電話のみ |
ぼったくり業者の見積もりは高い
ぼったくりの被害に遭わないために、ぼったくり業者を見抜く目を持っておくことは大切。悪徳業者に、不当に高い請求をされる場合があるからです。
反対に、破格に安い見積もりを提示してきて、作業が終わってから高額請求される場合も。少しでもおかしいと感じたら、依頼をするのはやめておきましょう。
ぼったくり業者の手口と特徴は類似しています。詳しくは「ぼったくり不用品回収業者に注意!の記事をご覧ください。
不用品回収の料金が高い思ったときのチェックポイント
提示された見積りが高いと感じた場合、本当に高いのかを調べてみるとよいでしょう。そうすれば妥当な金額かどうかが分かり、納得して依頼できます。
不用品回収業者の相場を事細かく知りたい方は「不用品回収業者の相場はどのくらい?」の記事を参考にしてみてください。
人件費相場を調べる
不用品回収に必ずかかる費用の一つに、人件費があります。何人が、何時間対応するかで金額が変わってきます。
たとえば不用品の量が多い場合は対応に時間がかかりますね。あるいは大型の不用品がある場合は人手が必要になるため、その分人件費がかかります。
- 1時間あたりの人件費相場…3,000円~5,000円
1人で1時間対応した場合の人件費は、3,000円~5,000円。重いものを運ぶ、解体が必要な不用品があるなど重労働があると高くなります。
運搬費の相場を調べる
不用品を運搬するために、トラック等の車両が必要ですよね。運搬費は運搬に使用するトラックのタイプによって、料金が設定されています。
車両のタイプ | 費用相場 |
軽トラック | 3,000円~4,000円ほど |
1トントラック | 6,000円ほど |
2トントラック | 8,000円ほど |
表を見ても分かる通り、トラックのサイズが大きくなれば料金もアップします。また、幌付きなどのトラックの場合は料金が高くなるので、確認するとよいでしょう。
処分・廃棄料金の相場を調べる
回収した不用品は、一般的な処分方法を経て処分されます。そのため、処分・廃棄にかかる費用もそれほど高額ではありません。
一般廃棄物の処分相場(家庭ゴミ) | 10kgあたり300円前後 |
産業廃棄物の処分相場(事業ゴミ) | 10kgあたり500円前後 |
不用品の処分は、個人で行う場合も不用品回収業者が行う場合も、基本的には自治体のルールに従って処分します。
そのため多くの場合、処分費用も自治体に沿ったものとなっています。少し高いなと感じる場合は、一時的な保管費用などの可能性があるので、確認してみるとよいでしょう。
オプション費用を請求されていないか確認
人件費、運搬費、処分・廃棄費以外に請求される可能性のある料金が、オプション料金です。一般的なオプション料金には以下のようなものがあります。
家具などの分解 | 0円~3,000円 |
エアコンの取り外し | 0円~5,000円 |
吊り下ろし作業 | 10,000円~ |
深夜・早朝作業 | 5,000円 |
分別・荷造り | 5,000円~ |
パソコンのデータ消去 | 1,000円~3,000円 |
積み放題の定額パックの場合、エアコンの取り外しは1台まで無料などオプション料金の一部が含まれている場合も。
どのようなサービスがあるかは業者によっても違うため、オプションの料金設定も違います。どのようなサービス・オプションがあり、料金設定はいくらなのかを業者に確認しましょう。
不用品回収の価格帯事例
ここで、不用品回収の価格帯事例をご紹介します。不用品回収にかかる費用は、部屋の大きさや状態、不用品の量、種類によっても変わります。
自分の状態と照らし合わせてみると、費用の目安が立てやすいのではないでしょうか。
2~3万円の事例
不用品回収の費用が2万円~3万円の事例をご紹介します。この料金の目安は押し入れの整理を兼ねた不用品回収や1K程度のお部屋。
不用品の量も多くなく、短時間の作業で済みそうな場合はこの事例を参考にするとよいでしょう。
主な回収品(一部)
- マットレス
- 食器棚
- テレビ
部屋の大きさ・部屋数 | 1K |
使用したトラック | 軽トラック |
作業時間 | 30分以内 |
1Kのお部屋で、回収する不用品がまとめられていました。事前に不用品を整理しておくことで、作業時間が短縮できます。
5万円の事例
続いては、費用が5万円程度の作業事例をご紹介します。1DKのお部屋の不用品回収事例です。
主な回収品目(一部)
- ダイニングテーブル
- 冷蔵庫
- 健康器具
部屋の大きさ・部屋数 | 1DK |
使用したトラック | 小型平台トラック |
作業時間 | 1時間以内 |
不用品のなかにはダイニングテーブルや冷蔵庫など大物もありましたが、まとまっていたため短時間で作業を終えています。
大物の不用品があっても、あらかじめ整理し、運び出しやすいようにしておくと作業時間が短縮できます。
30万円の事例
支払う金額としては高額だと感じる30万円の事例です。ゴミや不用品で部屋が埋まってしまうほどの状態になると、費用もグッと高額になります。
業者の料金体系によっては、もっと高額になる可能性もあるでしょう。自分では手に負えない状態であるからこそ、優良な業者の選定が重要になります。
主な回収品目(一部)
- テーブル
- タンス
- エアコン
部屋の大きさ・部屋数 | 1K |
使用したトラック | 2トントラック |
作業時間 | 4時間以上 |
このお宅は一部屋が完全に不用品で埋まっており、足の踏み場もない状態でした。分別や整理もされておらず、大物の不用品も多かったため荷物の積み込みにも時間がかかっています。
悪徳不用品回収業者に高い費用を請求されるケース
悪徳不用品業者に依頼してしまい、高額な費用を請求されるトラブルはあとを絶ちません。なぜそのようなことが起こるのか、いくつかのケースを見てみましょう。
最終金額を決定しないまま作業を依頼
多くの悪徳業者は、きっちりした見積もりを提示しません。料金をはっきり明示しないことで、不用品を回収した後に「想定とは違う作業内容だった」として高額な追加請求をしようとしているのです。
キャンセルをするのも難しいでしょう。もしキャンセルを申し出ても、不用品はすでにトラックに積み終わっているので、作業費用を請求されることも。
不用品回収業者に依頼する際は、見積もり料金以上の請求はないか最終的な金額をしっかり確認しておく必要があります。
電話見積もりだけで依頼をした
悪徳業者は電話のみ、あるいは写真や動画のみで見積もりを出す傾向にあります。そして当日になって「思っていたより量が多い」などの理由をつけて、追加請求をする手口です。
通常、不用品回収業者は現地に足を運んで見積もりを出します。それはどのような不用品があるのか、どのくらいの量があるのかを電話だけで把握するのは難しいからです。
不当な追加請求を避けるためにも、電話での見積もりだけで依頼をするのは避けましょう。
「追加料金が無し」と見積もりに記載がない
不用品回収業者に提示された見積もりに「追加料金なし」の旨が記載されていない場合は注意しましょう。当日になって高額な追加請求をされる可能性があります。
追加請求がないか、提示された見積もりが最終決定かどうかを、口頭でのみ確認するのも避けましょう。
きちんと見積書に記載されていることが大切です。
高い費用を請求してくる不用品業者の特徴
不当とも思える高い費用を請求してきたり、不確かな見積もりで追加請求をしてきたりする業者には、特徴があります。
許認可・資格を保有しているか
高い請求をしてくる不用品回収業者の特徴の一つに「必要な認可や資格を持っていない」ことが挙げられます。
不用品回収業者に必要な認可、資格には、次のようなものがあります。
一般廃棄物収集運搬業 | 一般廃棄物の収集、運搬を行う認可 業務を行う地域の市町村長の許可が必要 |
産業廃棄物収集運搬業 | 産業廃棄物の収集、運搬を行う認可 業務を行う地域の都道府県知事の許可が必要 |
古物商 | 回収した不用品を売買・交換する際に必要 管轄の警察への申請をし、取得する |
一般廃棄物収集運搬業、産業廃棄物収集運搬業の認可に関しては、必要な講習を受け、管轄区域の市町村長、都道府県知事の認可を受けることで取得できます。
しかし、一般廃棄物運搬業については現在新規での取得が難しいため、認可を取得している業者と提携し、運営している不用品回収業者もいます。
不用品を買い取り、リサイクルやリユースしている業者は、古物商の資格が必要。古物商の資格を持たないのに、買取を提案してくる業者には注意しましょう。
見積書の内容が不明確
高い請求をしてくる業者が提示する見積もりは、内訳がしっかり書かれていないなど不明瞭なことがほとんどです。
- ざっくりとした金額しか書かれていない
- 内訳が書かれていない
- 最終金額が明示されていない
- 「追加料金なし」の記載がない
このような見積書を提示されたときは、注意しましょう。また、見積もりを有料としている業者にも要注意です。
見積書を書面で出してこない
費用に関することを書面で提示するのを避ける傾向があり、口頭だけで見積書自体がない場合もあります。
口約束だけの見積もり、依頼は危険です。必ず書面で残すようにしなくてはいけません。万が一、書面での提示を拒否された場合は、すっぱりと断りましょう。
服装や対応などビジネスマナーが悪い
清潔感のある服装や、しっかりした受け答えはビジネスの基本です。いい加減な電話対応や乱暴な口調など、ビジネスマナーがおろそかになっている業者には気を付けてください。
- 口調がいい加減
- 時間にルーズ
- 約束したことを守らない
- だらしない服装
現地見積もりで正当な理由もなく約束の時間に遅れてくる、折り返すと言った電話がかかってこないなど、時間や約束を守らないのは注意が必要です。
またいい加減な口調や乱暴な口調、だらしない服装をしている場合も、気を付けましょう。従業員への教育や運営自体がいい加減な可能性があるため、思わぬトラブルやアクシデントに見舞われるかもしれません。
ネットのクチコミ評判が悪い
インターネットのクチコミには、利用者の正直な感想や体験が書かれています。そのため、具体的にどのようなトラブルがあったのか、どのような対応だったのかが分かることも。
とくに費用面でのトラブルや、対応の不備といったクチコミがある場合は、注意が必要です。
不用品回収が高いと感じたときの対処法
信用できそうな業者に見積もりを依頼してみたけれど、やはり高いように感じるということもあるでしょう。そういったときには、以下のような対応が有効です。
- 別の業者からも見積もりを取り、比較する
- 自分で処分できるものは自分で処分する
- 業者の手が空く閑散期に依頼する
- 買取サービスを利用する
では、これらの対処法について詳しく見ていきましょう。
別の不用品回収業者の見積もりも取る
不用品回収業者から提示された見積もりが高いと感じた場合、費用が妥当かどうかを見極めるために、別の不用品回収業者にも見積もりを依頼してみましょう。
複数の不用品回収業者に見積もりを依頼して、費用を比較することを相見積もりといいます。
優良業者のほとんどは見積もり無料のため、見積もりの段階での費用の心配はありません。
3社を目安に見積もりを依頼し、比較検討するとよいでしょう。
優良不用品回収業者の選び方はこちらの記事で詳しく解説しています。
自分で自治体で捨てられるものは捨てる
費用が妥当な金額であっても、予算を超えていて高いと感じることもありますね。その場合、多少手間はかかりますが、自分で処分できるものは自分で処分することをおすすめします。
自治体で処分できるものは自治体に依頼しましょう。自治体での処分が難しい物、あるいは自身での運搬が難しい物のみを、不用品回収業者に依頼することで、費用をグッと抑えられます。
閑散期に依頼する
不用品回収業にも、繁忙期や閑散期があります。繁忙期には割増料金を設定している業者も。費用を抑えたいなら、繁忙期の依頼は避ける方がよいでしょう。
主な繁忙期の例
- 年末年始
- 3月~4月上旬
大掃除をする家庭が多い年末年始は、不用品回収業者への依頼が増えます。また、ゴールデンウィーク周辺や夏季休暇なども忙しくなる時期といえます。
3月~4月上旬は、新生活を始める方の引っ越しなどが重なる時期。新生活に合わせ、大掃除や不用品の処分をする方が多いため、不用品回収業者は忙しくなります。
繁忙期に依頼をすると費用面での負担だけでなく、なかなか予約が取れず、対応に時間がかかることも。費用の面でも、時間的な面でも、閑散期に依頼する方がお得といえるでしょう。
買取サービスにも対応している業者を選ぶ
不用品回収業者のなかには、不用品の買取サービスを展開している業者もあります。まだ使える不用品を買い取ってもらうことで、回収費用に充てられるのです。
もし、買取金額が回収費用を上回った場合は、費用がかからないばかりかプラスになる可能性も。
まだ使えそう、あるいは高価な不用品がある場合は、買取サービスのある業者に依頼するとよいでしょう。
信頼できる不用品回収業者なら片付け侍へ
不用品回収業者への依頼には、それなりの金額がかかります。不用品の量や種類によっては、想定している予算を超えることもあるでしょう。
だからこそ、信頼でき、安心して任せることができる業者を選ばなくてはいけません。
片付け侍なら、相談・見積もりは無料。見積もり後のキャンセルももちろん無料です。24時間年中無休、最短30分で現地に足を運び、見積もりいたします。
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