重要書類を処分する際に重宝するシュレッダー。最近では電動で紙以外にCDやカード類まで裁断できるものも発売されてきました。
しかしこのシュレッダーですが、不燃ゴミなのか、家電ゴミなのかどのように処分すれば良いかわからない…そんな人も多いのではないでしょうか。
そこで今回の記事ではシュレッダーを処分する際の方法を解説します。
この記事でわかること
・シュレッダー処分方法
・処分時の注意点
・おすすめの処分方法
最後まで確認すればシュレッダーの処分には困らないでしょう。ぜひチェックして、シュレッダーを処分できるようになってくださいね。
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目次
シュレッダーの処分における分類
まずはシュレッダーを処分する前に、シュレッダーがどのようなゴミに分類されるかを解説します。結論から言えば、以下の4つに分類されます。
- 不燃ゴミ
- 粗大ゴミ
- 小型家電
- 産業廃棄物
これらに分類されるにあたって、それぞれ条件が異なります。この条件を知っておかないと、処分方法が大きく異なりますので必ず確認してくださいね。
家庭用30cm以下の手動シュレッダーは不燃ゴミ
主導のシュレッダーで30cm以下の商品は不燃ゴミに分類されます。プラスティックを可燃ゴミとする自治体もあるかもしれませんが、プラスティック製のシュレッダーも不燃ゴミです。
理由としては、裁断するためのカッター(刃)が金属だから。全体が燃えるゴミでも、刃の部分が金属であれば不燃ゴミとして分類されます。
もし分解できて、プラスティックパーツのみに分解できた場合、金属がついていない箇所は可燃ゴミとして捨てられます。ただし、プラスティックを可燃ゴミとしている自治体のみです。
カッターの刃を中心に、金属部分は取り除く必要があるので注意してください。
家庭用30cm以上の手動シュレッダーは粗大ゴミ
手動のシュレッダーで30cm以上あるものは、粗大ゴミとして捨てましょう。多くの自治体では30cmを目処に、それ以上の大きさのものは粗大ゴミだと定めています。
シュレッダーも例外ではないため、粗大ゴミとして捨てるようにしてください。その際に刃などは分別する必要がありません。
自治体指定のシールを貼って捨てるように指示されているところがほとんどであるため、各自治体のシールを貼って捨てましょう。
場合によってはゴミ収集所への連絡が必要なところもあります。各自治体によって対応が違いますので、確認するようにしてくださいね。
電動シュレッダーは小型家電扱い
手動のシュレッダーは不燃ゴミ・粗大ゴミでの処分が可能ですが、電動シュレッダーの場合は小型家電扱いになるため注意しましょう。
小型家電リサイクル法というものがあり、電動シュレッダーはそれに該当するためです。そもそも小型家電リサイクル法では小型家電に含まれる有用な金属(金,銀,銅,貴金属、レアメタルなど)を回収する目的だとあります。
該当する商品としては以下のようなものです。
- 電動シュレッダー
- パソコン
- スマートフォン
- 電子レンジ
- オーディオプレイヤー など
これらの商品は小型家電リサイクル法に基づき、処分しなければいけません。処分方法は大きく分けて以下の3つです。
- 自治体による分別収集
- 民間事業者による回収
- 認定事業者による回収
自治体による回収では回収品目・回収方法ともに各自治体によって異なります。そのため、お住まいの自治体に問い合わせてください。
民間事業者による回収では店頭での回収、もしくは宅配回収があります。こちらも企業にお問合せのうえ、指定の捨て方をするようにしましょう。
認定事業者とは自治体の認可を受けている事業者のことで、この事業者に依頼することでも回収可能です。こちらも回収品目や回収方法は各事業者によって異なりますので、ご注意ください。
なお、事業者は各自治体の公式HPに記載されていることがほとんどなので、併せて確認してみてくださいね。
小型家電の処分方法やルール・料金はこちらの記事でもっと詳しく解説しています。
業務用のシュレッダーは産業廃棄物
家庭用ではない業務用のシュレッダーの場合は産業廃棄物として処分しましょう。産業廃棄物とは事業活動で生じた廃棄物の20種類をさし、業務用シュレッダーはこの20種類のなかに該当するためです。
産業廃棄物として処分する方法は主に2つ。
- 産業廃棄物処理場へ直接持ち込む
- 産業廃棄物を処理できる業者へ依頼する
産業廃棄物処理場へ直接持ち込む場合には、必ず事前の連絡をしましょう。連絡をしたうえで指示に従って処分すれば、間違いなく処分できるはずです。
産業廃棄物指定業者へ依頼する
特に業者へ依頼する場合、処理方法と運搬方法どちらも各自治体の認可を受けていることが必要になります。また、委託するためには委託業者との「委託契約書」の締結が必要。責任の所在を明確にして、明確な契約を求められます。
さらに排出業者はマニフェストどおりに、廃棄物の移動状況管理もしなければなりません。このように厳格な運用が求められるのです。
こういったルールを守らなければ委託基準違反になる恐れも。難しければ各自治体に問い合わせのうえ、指示に従いましょう。
シュレッダーにおける6つの捨て方
ここからはシュレッダーを処分方法を6つご紹介します。処分方法は大きく分けて以下の6つ。
- 自治体の不燃ゴミ・粗大ゴミに出す
- 小型家電の回収ボックスに出す
- 家電量販店の小型家電回収サービスで引取りしてもらう
- フリマアプリやオークションサイトで販売する
- リサイクルショップに買取してもらう
- 不用品回収業者に依頼する
それぞれ確認しましょう。
自治体の不燃ゴミ・粗大ゴミ
もっとも簡単な方法は自治体の不燃ゴミ・粗大ゴミとして処分する方法です。各自治体の処分方法に則れば、簡単に捨てることが可能ですよ。
不燃ゴミ・粗大ゴミを区分する大きさはおよそ30cm。30cm未満であれば不燃ゴミ、それ以上であれば粗大ゴミとなる自治体がほとんどでしょう。
不燃ゴミの場合は袋に入れて出すだけでOKです。粗大ゴミの場合は各自治体ごとのルールに従ってください。
多くの場合は
- 粗大ゴミのシールを貼る
- ゴミ収集所に連絡する
といったことが必要ですので、各自治体で確認してくださいね。
小型家電回収ボックスに出す
次の方法は小型家電回収ボックスに出す方法です。出し方は各ボックスに商品を入れるだけ。この方法であれば持ち運ぶ手間はありますが、それ以外の手間はほぼなく楽ですよ。
ただし小型家電回収ボックスで処分できるシュレッダーは電動シュレッダーに限ります。手動のものは回収してもらえないので注意しましょう。
小型家電回収ボックスが設置されている場所は自治体によりますが、多くは以下の地点に置かれています。
- 役所
- 大型ショッピングセンター
これらの場所に設置されていることが多いです。「市町村名 小型家電回収ボックス」などで検索すればすぐに場所が出てきますので、ご確認ください。
家電量販店の小型家電回収サービスで引き取りしてもらう
家電量販店には小型家電回収サービスをしているお店もあるので、サービス展開している店舗に依頼しても回収してもらえますよ。
注意点としては以下のとおり。
- 回収する家電の大きさ
- 店舗へ持ち運ぶ必要がある
- フランチャイズ店ではおこなっていない
- 料金がかかる
これらの条件は各企業によって異なります。また、商品の配送と同時に回収をしてくれる企業もありますので、お買い物ついでに回収してもらいたいという人におすすめですよ。
フリマアプリやオークションサイトで販売する
少しでもお金に変えたいという人は、フリマアプリやオークションサイトで販売する方法もあります。もしきれいなものであれば、買ってくれる人も現れるでしょう。
特にシュレッダーはきれいに切断できなくても、重要書類を処分できれば良いという人も多い商品。そのため、中古品にも需要があります。
もし本体の状態がきれいで、少しでもお金に変えたい人は検討してみてください。
ただし、商品が売れても配送料・利用手数料がかかる点には注意が必要です。せっかく売れても利益が上がらなければ意味がないので、諸経費も考えて出品してくださいね。
リサイクルショップに買取してもらう
フリマアプリ・オークションサイトへの出品が手間と思っている人はリサイクルショップでの買取を検討してみてください。店舗に持ち込むだけなので、手間が少なく楽に買い取ってもらえますよ。
注意点としてはリサイクルショップでは買い取ってもらえないことがあること、また買取価格が安くなる可能性が高いことです。
特に電動シュレッダーは便利ですが、発売から期間がたっていると買取価格が極端に下がる傾向があります。少しでも高く売りたいという人はフリマアプリ・オークションサイトの方が良いでしょう。
とはいえ手数料などを差し引かれることを考えると、大きな金額の差が出ない可能性もあります。少しでも楽にうって、お金に変えたいという人におすすめです。
不用品回収業者に依頼する
とにかく簡単に処分したいという人には、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。不用品回収業者であればどんな商品もすぐに処分してくれるので、まったく手間がかかりません。
不用品回収業者を利用するメリットは以下のとおり。
- すぐに処分してくれる
- 業者が全てやってくれるので自分では何もしなくて良い
- シュレッダー以外の不用品も処分してくれる
このように、手間が省けて不用品を全て処分してもらえることが魅力的です。また、処分するのに日にちもかからないのですぐに処分したい場合におすすめです。
デメリットとしてはお金がかかること。安くても10,000円弱はかかることが多くシュレッダーのみの処分では割高。そのため、シュレッダー以外に不用品が多い場合には検討してみてください。
利用を検討されている方は、不用品回収業者の依頼するメリット・デメリットも参考にしてみてください。
シュレッダーの処分費用の相場
シュレッダーの処分方法についてはなんとなくわかってもらえたでしょうか。ここからはシュレッダーの処分費用をまとめてみました。ぜひ確認してみてくださいね。
小型家電回収ボックス | 粗大ゴミ | 小型家電回収サービス | 不用品買取業者 | |
費用 | 無料 | 200〜400円 | 500〜1,000円 | 8,000〜10,000円 |
なお、これらは全て電動シュレッダーを回収する場合です。手動のものであれば30cm以上は粗大ゴミですが、それ未満であれば不燃ごみで無料なのでご確認ください。
シュレッダーを捨てるときの注意点
ここからは、シュレッダーを捨てるときの注意点について説明します。注意点は以下2点です。
- 事前に中身は分別して捨てる
- 手動・電動・業務用を正しく分別する
それぞれ解説しますね。
事前に中身は分別して捨てる
シュレッダーを捨てる前に、中身は分別して捨てましょう。なぜなら中身の多くは可燃ゴミになるためです。
例え不燃ゴミでシュレッダーを出しても中身に可燃ゴミが詰まっていれば回収してもらえません。なので、確実に中身をきれいにしてください。
なお、シュレッダーの中身は可燃ゴミとする自治体もあれば、古紙やミックスペーパーとして回収する自治体もあります。そのため、自治体ごとによって回収方法が異なるので注意しましょう。
手動・電動・業務用を正しく分別する
捨てるシュレッダーを手動・電動・業務用と正しく分別するように気をつけてください。この分別を間違えると回収してもらえない可能性が高いです。
例えば手動シュレッダーを小型家電回収ボックスに入れても回収してもらえません。また、業務用シュレッダーは家庭用シュレッダーとは処分方法が異なります。
業務用シュレッダーは産業廃棄物です。
- 産業廃棄物処理場へ直接持ち込む
- 産業廃棄物を処理できる業者へ依頼する
どちらかの方法であれば処分できるので、処分しやすい方を検討しましょう。
不用品回収業者なら全て回収できる
シュレッダーの処分方法について解説しました。処分するために注意すべきは以下のことです。
- 大きさが30cm未満なら不燃ゴミ、それ以上は粗大ゴミ
- 電動シュレッダーは小型家電回収サービスを使用できる
- 中身を分別しないと回収してもらえない
- 業務用シュレッダーは家庭用シュレッダーと別の方法が必要
このようにまとめると、シュレッダーの処分は意外と手間ですね。もし少しでも手間を減らしたいという人は、不用品回収業者の利用を検討してみてください。
不用品回収業者であれば、自分ですることは何もないのでとても楽ですよ。特に「片付け侍」の利用がおすすめです。
片付け侍を利用するメリットは以下のとおり。
- 365日対応可能
- 無料で見積もり可能でキャンセルも無料
- 追加料金なし
- 1点から回収可能
- 人気の商品なら買取の実績もあり
- 最短30分対応で他社でできない時間指定ができる
特に見積もりやキャンセル料が無料なこと、他の業者よりも早い最短30分での対応がとても魅力的。すぐにでも処分したいけど、値段が気になるという人にとてもおすすめですよ。
もしシュレッダーの処分に困っているという人は、ぜひ片付け侍を検討してみてください。
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