カーペット類の寿命は、早いもので数年、遅いものでも10年ほどです。品質の差や使用方法、使用頻度の違いなどによりますが、一つの目安にしてくださいね。
最近は、クリーニング代や収納スペースの確保なども考えるとお手頃なものを購入して、ワンシーズンで使い捨てされるお客様も増えています。
部屋のインテリアとして欠かせないカーペット。季節や気分によって変えたいという人多いのではないでしょうか。
しかし、カーペットは意外と重たく捨てるのも大変。しかもどのように捨てて良いか分からず悩んだことがある人もいるでしょう。
そこで今回の記事ではカーペットの処分方法を解説します。
解説すること
・カーペットの処分方法
・素材ごとの処分方法
・処分時の注意点
これからカーペットを処分する予定がある人、カーペットの処分方法を知りたいという人はぜひ最後まで確認して、知識を蓄えてくださいね。
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目次
カーペットは大きさと素材で処分方法が変わる!
カーペットを捨てる際に気をつけないといけないことは以下の2点。
- カーペットの大きさ
- カーペットに使われている素材
大きさや素材によって、カーペットは捨て方が異なります。ここから、カーペットを処分する際の要点を説明しますので、確認してください。
大きなカーペットは粗大ゴミ
大きなカーペットは粗大ゴミとして処分可能です。具体的には1辺でも30cmを超えたら粗大ゴミと考えて良いでしょう。なぜなら多くの自治体で30cmより大きなゴミは粗大ゴミとして分類しているから。
粗大ゴミの場合は、自治体ごとが発行している粗大ゴミのシールを貼って捨てることになります。場合によってはゴミ収集所への連絡が必要なこともあるのでご注意ください。
とはいえほとんどのカーペットは30cmを超えます。多くの場合、粗大ゴミとして捨てることになるでしょう。
1辺30cm以下にカットすれば家庭ゴミ
多くのカーペットは粗大ゴミですが、自分でカットすれば家庭ゴミとして処分可能。具体的には30cmより小さくカットできれば、燃えるゴミや資源ゴミで捨てられますよ。
燃えるゴミになるか資源ゴミになるかは自治体によって異なります。布が使われていて服を資源ゴミとして回収している自治体ではカーペットも資源ゴミになることが多いでしょう。
判断が難しければ「自治体名 カーペット」などで検索すれば捨て方が出てきます。分からなければ役所に問い合わせてみてください。
素材別でゴミの分別が違う
カーペットには多くの素材が使われています。多くみる素材は以下の通りです。
- ウール
- ナイロン
- アクリル
- ポリエステル
- ウッド
- タイル
このように多くの素材が使われています。このなかでもウールやナイロンは燃えるゴミ、ウッドは燃えるゴミもしくは資源ゴミ、タイルは燃えるゴミもしくは不燃ゴミなど処分方法が異なります。
どのように捨てるかは各自治体次第です。実際に捨てる際には各自治体にしっかりと確認をとり、間違えのないように気をつけてください。
カーペットを処分する6つの方法!
それではさっそく、カーペットを処分する6つの方法をご紹介します。その6つの方法は以下のとおりです。
- 粗大ゴミで捨てる
- 小さいサイズ・切ったものは家庭ゴミ
- フリマアプリやオークションサイトで販売する
- リサイクルショップで買取してもらう
- 不用品回収業者に依頼する
- 引越し業者に引き取ってもらう
それぞれ詳しくみてみましょう。
ペルシャ絨毯など価値の高い絨毯の処分方法や買取のコツはこちらの記事を参考にしてみてください。
粗大ゴミで捨てる
1番単純な方法は粗大ゴミで捨てることです。30cm以上のものであれば粗大ゴミとして扱われる自治体が多いため、シールさえ貼れば簡単に捨てられるでしょう。
上述のとおり粗大ゴミであればシールを貼ってゴミ収集所に持っていくだけでOKです。少しでも運びやすいように、折りたたんだり丸めたりの配慮はしてくださいね。
小さいサイズ・切ったものは家庭ゴミ
30cm未満に切り刻んだものは可燃ゴミや資源ゴミとして出すことが可能。ですがほとんどのカーペットは30cmを超えるため、自分でカットする必要があります。
カーペットをカットする場合、専用のハサミやカッターを使用してください。特にハサミは専用のものでないと切れにくく、ハサミ自体が壊れる可能性もあります。
分厚いものを無理にカットしようとすると怪我の原因にもなりますので、無理はしないようにしましょう。
フリマアプリやオークションサイトで販売する
フリマアプリやオークションサイトで出品する方法もおすすめです。特に織物のカーペットやギャッベのようなものは新品では高額なので、中古で安く買いたいという人に需要があるでしょう。
この方法では品質がよくきれいに使用されているものであれば、不用品がお金に変わる可能性があります。少しでもお金に変えたいという人はぜひ検討してみてください。
注意点としては物が売れても、送料やフリアアプリ・オークションサイトの利用手数料を取られることです。これらの諸経費を考慮して出品しないと、利益が少なくなるので注意してください。
特に送料が高くなりがちです。佐川急便の例で見てみましょう。
佐川急便では荷物の大きさ・重さによって送料が算出されます。
80kg以下のものが対象で、サイズは縦・横・高さの合計で計算されるので注意してください。なお、サイズによる値段は以下のとおり。
サイズ(cm) | 値段(円) |
170~200 | 4,620 |
220~240 | 5,170 |
260~300 | 5,720 |
350 | 7,370 |
400 | 9,570 |
450 | 12,870 |
500 | 15,070 |
550 | 18,370 |
600 | 22,220 |
このとおり、大型になればなるほどかなり高額な送料がかかることがわかります。佐川急便以外の配送業者も値段に差はありますが、似たような制度をとっていることがほとんどです。
この送料を計算に入れて出品しないと利益がかなり少なくなるので、注意してくださいね。
リサイクルショップで買取してもらう
フリマアプリやオークションサイトではなく、リサイクルショップで買取してもらうのもひとつの方法です。自分で出品する手間が省けて、持ち運ぶだけなので便利ですよ。
楽だという利点はありますが、デメリットは買取価格がフリマアプリ・オークションサイトより安くなりやすいこと。特に状態が悪ければ引き取ってもらえないこともあるため、お金にならない可能性があります。
リサイクルショップで買ってもらえる条件として考えられるのはこのとおり。
- 状態がきれいである
- ブランドもの
状態がきれいなものは需要が高く、売れる可能性が高いです。また、有名な家具メーカーなど希少価値があるものも売れるでしょう。
また、買取価格自体は低くても送料や手数料を考慮すれば結果リサイクルショップの方が手間もなくお得だったということも。出張サービスがある店舗などで、見積もりだけでもとっても良いかもしれません。
不用品回収業者に依頼する
持ち運びやカットが面倒だという人は、不用品回収業者の利用を検討してみてください。不用品回収業者なら連絡すれば、早い業者なら即日自宅まで回収に来てくれるでしょう。
不用品回収業者を利用するメリットはこちら。
- 持ち運びやカットなどの手間がいらない
- すぐに処分してくれる
- 自宅まで来てくれる
- カーペット以外の不用品も処分してもらえる
処分する際の手間はすべて業者が請け負ってくれるため、少しでも楽をしたいという人におすすめの方法です。デメリットとしてはお金がかかるくらい。
特に不用品回収業者の値段は使用する車のサイズで決定されることが多いです。そのため、カーペットの処分のみでは少し割高なことも。
1点のみ処分が難しい業者であれば、他の不用品の処分も一緒にお願いしましょう。このようにカーペット含め多くの不用品がある人におすすめの方法です。
高齢者の方にとっては、カーペット類はつまずく要因になることも。
カーペット類は処分し、安全で暮らしやすいお部屋に整えることに重点を置いて、お客様に提案することもあります。
不用品回収業者は業者により引き取り費用が異なりますが、一応、相場は存在します。詳しくは不用品回収業者の相場の記事で紹介をしています。
引っ越し業者に引き取ってもらう
引越し業者を利用した人であれば、有料でカーペットを処分してもらえる可能性があります。注意点としては、業者によっては対象外となること。
例えばサカイ引越センターやアート引越センターは家電リサイクル法で処分できる家電のみ対象としています。逆にアリさんマークの引越し社は家電だけでなく、生活家電も有料で処分可能です。
このように業者によって対応が異なるため注意しましょう。加えて、その引越し業者を利用して引っ越した人だけが対象であり、誰でも処分してもらえるわけではないので知っておいてください。
引っ越しと同時に不用品回収もできるおすすめ業者6選の記事も参考にしてみてください。
ニトリでカーペットは引き取り不可
家具を取り扱っている店舗では家具の引き取りサービスをおこなっていることもありますが、ニトリでは現在おこなっていません。
ニトリには「家具引き取りサービス」という購入した家具と同様のものであれば引き取るサービスがあります。しかし、大型家具に限りカーペットは対象外。そのため、ニトリでは処分できないので注意しましょう。
基本的には処分不可能ですが、期間限定で処分可能な可能性があります。過去にニトリは期間限定・地域限定で「カーペット・敷ふとんのリサイクル回収」というサービスを実施していました。
カーペットを含む家庭用品のリサイクル促進が目的で、年に数回、特定の店舗や地域で限定的に行われました。詳しくは、ニトリのカーペット回収の記事をご覧ください。
このサービス時もニトリでカーペットを購入した人のみ、不要になったカーペットを引き取ってくれるというもの。誰でも処分してもらえるわけではないのです。
そのため、ニトリではカーペットの処分が難しいと考えて良いでしょう。
タイプ別カーペットの捨て方
カーペットを処分する方法はなんとなくわかっていただけたでしょうか。ここからはカーペットのタイプ別処分方法をご紹介します。紹介するタイプは少し特殊な以下の3点です。
- ウッドカーペット
- タイルカーペット
- 電機(ホット)カーペット
それでは解説していきます。
ウッドカーペット
ウッドカーペットとはフローリングのような見た目も、コルクや天然木の素材でできたカーペットのこと。木材を利用したカーペットなので、普通のカーペットとは違った雰囲気を出せるカーペットとして人気です。
とはいえウールなどのカーペットと違い、セルフカットが難しいというデメリットがあります。DIYに慣れていない人は無理にカットしない方が良いでしょう。
そのため、ウッドカーペットは粗大ゴミで出す方法がおすすめです。粗大ゴミであれば、通常カーペットと同様に処分できますよ。
家庭ゴミで出す場合、自治体によって可燃ゴミなのか資源ゴミなのかが異なります。さらに裏側に滑り止めのゴム素材が使われている場合は不燃ゴミに分類されることも。
このように自治体によって対応が異なるため、家庭ゴミとして処分する際には必ず役所に確認しましょう。
タイルカーペット
タイルカーペットは粗大ゴミ、もしくは不燃ゴミとなる可能性が高いです。タイルカーペットには塩化ビニルやゴム素材が使われている可能性があり、そのため多くの自治体で不燃ゴミとして処分されます。
粗大ゴミとして処分する場合はウッドカーペットなどと同じ方法で処分しましょう。不燃ゴミとして処分する場合には、30cmより小さくしないといけません。
また、ゴム素材が自治体によっては可燃ゴミの場合もあります。詳しくは自治体の役所に問い合わせてください。
電機(ホット)カーペット
ホットカーペットを処分する場合、家電に分類されるため粗大ゴミとしては出せません。カーペット部分の処分は可燃ゴミもしくは不燃ゴミに分類されます。
ウールや麻などの天然素材であれば可燃ゴミ、ポリエステルや塩化ビニル・滑り止めゴムがついていれば不燃ゴミと変わるので注意しましょう。もちろん30cm未満にカットしないといけません。
また、コードや電源部分などは不燃ゴミです。このような部分は固く危険を伴うので、カットする場合は十分に注意してください。
そのほかの方法として、家電量販店に回収をお願いする手段もあります。家電に分類される電機(ホット)カーペットなら、家電量販店の回収サービスの利用が可能です。
その場合にはお金はかかりますが、安全に処分できるのでおすすめですよ。
楽に処分したい人は家電量販店・不良品回収業者がおすすめです
知らないと危険!カーペット処分の注意点
ここからはカーペットを処分する際の注意点を2点説明します。知っておかないと危険がある場合もあるので、きちんとチェックしておいてくださいね。
電機カーペットは切るときに感電する恐れ
電機カーペットを切断する際には感電の恐れがあります。内部に電熱線が入っているため、処理を間違えると危険を伴うでしょう。
各電気カーペットの取扱説明書にも、危険性について明記されているものもあります。知識がない場合には無理に切断しない方が良いでしょう。
どうしても自分で切断したい人は電熱線カッターやゴム手袋など感電対策を十分に施してください。感電しないように十分な注意を払いましょう。
ウッドやタイル系カーペットは素材を要確認
おしゃれで人気なウッドカーペットやタイルカーペットですが、素材がさまざまです。素材によって処分方法が異なるため、捨てる前に素材を十分に確認してください。
例えばウッドカーペットであればコルクや天然木で作られています。このような素材が自治体によっては可燃ゴミだったり、資源ゴミとなったりさまざまです。
タイルカーペットでも塩化ビニルやポリエステルなど多くの素材が使われています。そのため、処分方法が異なる可能性があるので注意しましょう。
わからない場合不用品回収業者に依頼すると確実に処分できますよ
カーペットは不用品回収業者に丸投げしよう
今回の記事では、カーペットの処分方法について解説しました。主なポイントは以下のとおりです。
- 基本は粗大ゴミ、カットすれば家庭ゴミ
- 素材によって処分方法が異なる
- 電機カーペットは家電として処分できる
このように、細かい部分で処分が面倒な家具といえます。そのため、カーペットの処分を考えている人は不用品回収業者がおすすめです。
処分方法が分かっても、カーペット類は、サイズや厚みにもよりますが、重さ10〜20kg近くあることも。ご自分でひとまとめにしたり、ゴミ捨て場へ運ぶだけでも重労働です。
また、捨て方が複雑だと処分が面倒で、結局は手元に置き続けてしまうなんてこともありますよね。そのため、賢く業者を利用して、すぐに手放すこともひとつです。
不用品回収業者であれば分別やカットなどの手間がかかりません。自宅まで来てくれて処分してもらえるので、楽に処分できるでしょう。
このような理由から、お金がかかったとしても不良品回収業者がおすすめです。
そのなかでも「片付け侍」が特におすすめ。片付け侍を利用するメリットは、以下のとおり。
- 365日対応可能
- 無料で見積もり可能でキャンセルも無料
- 追加料金なし
- 1点から回収可能
- 人気の商品なら買取の実績もあり
- 最短30分対応で他社でできない時間指定ができる
など、こんなにも多くのメリットがあります。即日対応してもらえて、処分のついでに買い取りまでしてもらえるなど魅力な点がとても多い業者です。
少しでも費用を抑えたい人、とにかく早く処分したいという人はぜひ片付け侍を検討してみてください。
この記事の監修者
インブルーム株式会社
お片付けコンシェルジュ 伊坪 美和さん
- 整理収納アドバイザー
- 企業内整理収納マネージャー
- 生前整理アドバイザー
- ファイリングデザイナー
- パーソナルカウンセラー
10年前に整理収納アドバイザーの資格に出会い、片付け理論を学び、ノーリバウンド収納を取得。
大阪出身でチャキチャキタイプの面倒臭がりや。だからこそ、苦手な方たちの味方です。
片付けで、お客様を幸せにしたい!笑顔にしたい!と心の底から願う日々。
■メディア出演
「ガイアの夜明け」テレビ出演
「この差って何ですか?」テレビ出演
「Mart」「女性セブン」「日経新聞」「読売新聞」掲載
■商品監修
「サンリーブス 水切りマット」監修
「サンリーブス 鍋蓋スタンド」監修
「ケユカ キッチンゴミ箱」監修
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