「キャリーケースが変色してきたけど、もう寿命?」
「キャリーケースを長持ちさせる方法や処分方法を知りたい」
そんな悩みをお持ちではないでしょうか?
キャリーケースを旅行や出張の際のお供として使用する方は多いでしょう。
この記事は以下の点について解説します。
・キャリーケースの買い替えタイミング
・キャリーケースを長持ちさせる方法
・キャリーケースの処分方法
これら全てがわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
キャリーケースは手入れや使い方によって、寿命を延ばすことができますが、劣化した状態で使い続けると、旅行中に不便になることもあるので注意しましょう。
移動中のトラブルを防止するためにキャリーケースの寿命や長持ちさせるための使い方、処分方法に関して学んでいきましょう。
目次
キャリーケースの平均使用年数は5年程度
キャリーケースの使用年数は平均的に5年程度です。
素材や使用頻度など条件によって異なるので、それぞれのキャリーケースの以下の特徴を把握しておきましょう。
- 素材・メーカー・使用頻度により耐用年数は異なる
- ハードスーツケースの樹脂の寿命
- キャスターの寿命の方が早い
順番に解説していきます。
素材・メーカー・使用頻度により耐用年数は異なる
キャリーケースの耐用年数は素材、メーカー、その使用頻度などの影響を受けます。
中でも、布素材などのキャリーケースでは比較的耐久性が低く、頻回な使用や乱雑に取り扱ってしまうことで劣化しやすい傾向にあります。
強化プラスチック素材などは耐久性が高いため、長い期間使用可能です。メーカーによっても耐用年数は異なり、信頼性の高い有名メーカーでは、耐用年数も長くなります。
また、当たり前ですが使用頻度も耐用年数に大きく影響し、頻回に使用する場合は、素材やメーカーの品質に関係なく、通常より早く劣化し、稀にしか使わない場合は耐用年数が長くなる傾向があります。
ハードスーツケースの樹脂の寿命
ハードキャリーケースは樹脂の耐久性によって寿命が決まります。特に、ポリカーボネートやABS樹脂などの素材は長期間の使用や使用時の衝撃に耐える特性を持っています。
使用頻度や荷物の詰め方、保管方法によって樹脂の劣化が早まることがあるため、定期的なメンテナンスや適切な取り扱いが重要です。
樹脂の寿命が近くなってくると、キャリーケース自体の割れや変形などが出てきます。これらの兆候が出てきた場合は、購入店舗での修理や新たに買い替えを検討しましょう。
キャスターの寿命の方が早い
一般的に、キャリーケースのキャスターは頻繁に接地し、路面や荷物の重量によって摩耗しやすいため、他のパーツよりも早く劣化してしまいます。
キャスターの寿命を延ばすためには、定期的なメンテナンスが重要です。キャスターの清掃やグリスアップを定期的に行うことで、滑らかな動きを維持するようにしましょう。
キャリーケースの耐用回数をメーカーは発表してない
耐用回数は、使用頻度や使用状況、保管方法などさまざまな要因によって異なります。そのためメーカーは耐用回数について公式には発表していません。
一般的には、高品質な素材や耐久性のある構造を持つキャリーケースは、適切にメンテナンスを行うことで数年使用できます。
使用をする中で時には修理が必要になってくるケースもありますが、定期的な点検や清掃を行い、適切にケアすることでキャリーケースの寿命を延ばせます。
キャリーケースで壊れやすいパーツ
キャリーケースは、キャスター、バー、取っ手などいくつかのパーツを組み合わせて作られています。
パーツが稼働する回数や時間が異なるため、それぞれのパーツによって耐久性は異なっており、1つのキャリーケースの中でも各パーツの摩耗具合や壊れやすさは異なります。
- キャスター
- バー
- 取っ手
それぞれみていきましょう。
キャスター
移動中は常に地面に設置して回転しているキャスターには特に負担がかかってしまうため、壊れやすいパーツの1つです。
特に、長時間の移動や舗装されていない路面での使用や荷物の詰め方などにより各タイヤに不均等な重さの負荷がかかると、キャスターに大きな負担がかかります。
結果、キャスターがすぐに摩耗してしまい、スムーズに回転できず使用感が損なわれてしまうことに繋がります。
バー
頻繁な移動や荷物の重みによってバーに負荷がかかってしまい、曲がったり折れたりしてしまう場合があります。
また、空港や駅などでの作業員の取り扱いの荒さもバーの耐久性に影響を与えてしまいす。
バーが曲がったり破損したりすると、その後の使用ができなくなるため、丁寧な取り扱いや定期的な点検を心がけましょう。
取っ手
キャリーケースの取っ手は、キャスターと同じく移動の際は常に使用するパーツであるため、壊れやすいパーツです。
特に、上記のバーと同様に、荷物の重さによる負荷や取り扱い時の衝撃などが原因で、取っ手が折れたり外れたりして破損してしまうことがあります。
取っ手の破損は、キャリーケースを使用できるかどうかに直結するため、修理や買い替えの基準になることも多いです。
キャリーケースの買い替えタイミング
キャリーケースの買い替えタイミングは以下の通りです。
- 持ち手・バー・取っ手・キャスターが壊れた
- チャックの締りが悪くなった
- 鍵の紛失
- ボディの塗装や布の劣化
軽微な破損であれば騙し騙し使用することも可能かもしれませんが、快適な旅路を続けるためにも適切なタイミングでの買い替えが重要です。
持ち手・バー・取っ手・キャスターが壊れた
持ち手やバー、取って、キャスターが破損すると、ケースの持ち運びや移動が困難になり、旅行や出張での利便性が損なわれます。
特にキャスターが壊れた場合は、ケースの機動性が大幅に低下してしまい、移動が非常に不便になります。購入店やメーカーの保証がどうなっているかにもよりますが、大きな破損でなければ修理することも可能です。
しかし、場合によっては修理するよりも新しいキャリーケースを購入した方がコスト効率が良いことがあります。破損の状況をしっかりと把握すること、また買い替えを検討する際には、新しいケースの素材や耐久性、保証なども考慮しましょう。
チャックの締りが悪くなった
チャックが正しく閉まらないと、持ち運ぶ際に中の荷物が落ちてしまうことや空港や列車などで荷物を預けた場合などに荷物の盗難や紛失のリスクが高まってしまいます。
旅行中にチャックが壊れると荷物を入れられず、その場で買い替えが必要なケースになりかねません。
また、スムーズに開け締めできないことで想像以上にストレスとなってしまいます。小さなストレスが積み重なり、楽しい旅行を台無しにしてしまう可能性もあるため、不具合を感じたらすぐに点検するようにしましょう。
鍵の紛失
鍵を紛失すると、キャリーケースの安全性が著しく低下してしまいます。鍵がない状態でも使用できないことはないですが、特に海外などでは貴重品に限らず盗難のリスクがあります。
通常使用に問題がないとはいえ、予備の鍵がある場合や別途鍵のみを購入できる場合を除き、早めに新しいキャリーケースの購入を検討することが賢明です。
ボディの塗装や布の劣化
塗装の剥がれや傷、布地の色あせや破れが見られると、外観も損なわれるだけでなく、ケースの耐久性が低下のサインです。
劣化は予期せぬ問題を引き起こすことも考えられ、旅行中にいらぬトラブルを招く恐れがあります。ケースの外観に劣化が見られる場合は、新しいキャリーケースを検討しましょう。
キャリーケースを長持ちさせるコツ
キャリーケースの寿命を延ばし、なるべく長持ちさせるコツは以下の通りです。
- 荷物をに詰め込みすぎない
- キャスターに溜まったゴミを掃除する
- キャスターのみを交換する
- キャリーケースを持ち上げるのは本体の取っ手を持つ
上記の内容と合わせて、説明書に書いていることを守り、適切な使用方法を心がけるようにしましょう。
荷物をに詰め込みすぎない
キャリーケースに荷物を詰める際は、重い荷物は底部に、軽い荷物は上部に配置するようにし、荷物のバランスを保つことでキャリーケースの耐久性を高めます。
また、ケースの耐荷重を超えるような過剰な荷物の詰め込みは避けましょう。必要以上に詰め込んでしまうと、思いもよらぬ場所に負荷がかかってしまい、ケースの破損や変形を招いてしまいます。
パッキングの際には、荷物の配置や無理に詰め込みすぎないことがポイントです。
キャスターに溜まったゴミを掃除する
長期間使用するうちにゴミが溜まってしまうことで、キャスターのスムーズな動きを阻害してしまう場合があります。
ゴミが詰まった状態で無理に動かすと、キャスターの破損に繋がりかねません。そうならないためにも、使用後には必ずキャスターを確認し、ゴミやホコリがあれば取り除きましょう。
掃除する場合は柔らかいブラシなどを用いて、隙間に入り込んだ細かなゴミを丁寧に取り除き、必要に応じて水拭き等を行ってください。
キャスターのみを交換する
移動の際に常に使用することになるキャスターは、取っ手やボディよりも消耗が激しく、ボディはまだ綺麗であるにも関わらずキャスターだけ壊れてしまうような場合もあります。
そのような場合は、キャスターのみを交換することでまた使えるようになり、キャリーケースごと買い替えるよりも経済的です。
キャリーケースを持ち上げるのは本体の取っ手を持つ
キャリーケースを持ち上げる、移動させる際にきちんと取っ手を利用することで予期しない場所への負担を避けられます。
また、荷物の重みが均等になることで、過度にキャスターやハンドルに負荷がかかることもありません。
キャリーケースの捨て方
キャリーケースの劣化が見られ、買い替えを検討する場合もあるでしょう。キャリーケースの処分方法は以下6つがあります。
- 自治体の粗大ゴミで捨てる
- 不用品回収業者に引き取りしてもらう
- Trabelerstore(トラベラーストア)に引き取りしてもらう
- フリマアプリ・オークションサイトで販売する
- 知人やジモティーで譲る
- NPO団体に寄付をする
自分の目的に合わせて処分方法を検討しましょう。順番に解説していきます。
キャリーケースの処分方法だけでなく処分費用も知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
自治体の粗大ゴミで捨てる
一般的に一辺が30cm以上ある場合には、粗大ゴミ扱いになる場合が多く、寿命がきたキャリーケースは粗大ゴミとして処分可能です。多くの自治体では収集日が決められており、処分の際に費用がかかるケースが一般的です。
他の処分方法と比べても処分費用が安く500円〜1,500円程度で処分することができますが、申し込み手続きや運び出しが必要で手間がかかります。手順は以下の通りです。
- サイト上や電話を通して粗大ごみ処分の申し込みを行う
- 指定された手数料の「粗大ごみ処理券」をコンビニやスーパーで購入
- 目立つところに購入した「粗大ごみ処理券」をキャリケースを貼り付ける
- 自治体の指示に従い、指定された日にキャリケースを運び出す
自治体によって処分方法や条件が異なるため、事前に役所に電話をしたり、インターネットなどで調べて処分方法を確認しておきましょう。条件を守られていないとゴミ捨て場に出しても回収されないため、きちんとルールに従って処分してください。
不用品回収業者に引き取りしてもらう
不用品回収業者に依頼すれば、他の方法と比べて料金はかかりますが、即日中に労力かけずにキャリーケースを処分できます。家具や家電などキャリーケース以外の不用品も回収してもらえるので、大掃除や引越しの際にもおすすめです。
不用品回収業者に依頼すると自宅まで回収に来てもらえるため、ゴミ捨て場に持っていく手間や自治体にルールを確認する手間などが無くなります。大まかな手順は以下の通りです。
- 不用品回収業者に電話やネットで問い合わせ
- 電話や出張等で料金見積もりを行う
- 納得したら、引き取りの日時や場所を確定
- 当日、業者が運び出しと処分を請け負う
不用品回収業者の中には24時間年中無休で稼働しているところもあるので、すぐに処分できます。料金は、選択するプランや業者によっても異なるので無料見積もりから検討してみましょう。
不用品回収業者についてメリット・デメリット等も詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
Trabelerstore(ストア)に引き取りしてもらう
Trabelerstoreは旅行グッズを販売しているオンラインストアです。新しいキャリーケースを購入する際には、不要になったキャリーケースを引き取ってもらうことができる場合もあります。
中には、新規購入するキャリーケースを割引してもらえることもあります。
ストアによって条件が設けられている場合もあるので、不要になったキャリーケースを店舗に持ち込む前に確認するようにしましょう。
フリマアプリ・オークションサイトで販売する
不要になったキャリーケースは、有名ブランドや状態が良ければフリマアプリやオークションサイトで販売することもできます。自身で出品手続きや料金設定、発送を行う必要はありますが、売れれば臨時収入を得られます。
売れるまでに時間がかかってしまい保管の手間がかかってしまう場合もあるため、フリマアプリ等で売却するかどうかはキャリーケースの状態をよく見て判断しましょう。以下が手続きの手順です。
- キャリーケースの写真を傷の箇所が映るように複数枚撮影する
- 傷や汚れ箇所なども説明欄に記載して写真と共に出品する
- 購入者が現れたら、梱包して発送する
- 購入者が商品を受け取り、評価されれば料金がアプリ上に反映される
販売前にキャリーケースをきれいに掃除し、トラブルを避けるため、ありのままの状態を説明するようにしましょう。
知人やジモティーで譲る
キャリーケースがまだ使用できる状態であれば、売却するだけでなく友人や知人に譲る方法もあります。フリマアプリやオークションサイトと比べて臨時収入は得られませんが、基本的に無料で処分可能です。
身近に譲る人がいなければ、地域密着型掲示板「ジモティー」を使用すると、貰い手を募集できます。手順は基本的にフリマアプリやオークションサイトと同様です。
引き渡し方法は、現地に来てもらう方法や発送などそれぞれです。チャット等で合意のもと取引を進めるようにしましょう。
発送で送る際には配送料をどちらの負担にするのかも、忘れずに共有しておくとトラブルを防げます。
NPO団体に寄付をする
まだ使用できるキャリーケースで、捨てるのが勿体無いと考えている方は、NPO団体に寄付する方法もあります。キャリーケースを手放せるだけでなく、リユースや地域貢献にも繋がります。
寄付をする際には、寄付先のNPO団体が受け付けている品物や受け入れ条件を確認するようにしましょう。ネットで調べると、条件が確認できます。
寿命が来たキャリーケースの処分は片付け侍へ
キャリーケースの寿命が来てしまい、使用できなくなった場合は不用品回収業者に頼むと、手間や時間をかけずに処分可能です。
不用品回収の業者では素材やパーツを再利用する場合もあり環境にも優しい処分方法です。
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