トースターの寿命はどのくらい?買い替えタイミングと長持ちのコツを紹介

「トースターから変な音がする…もしかしてもう寿命…?」

「まだまだ長く使い続けたいけど、トースターの寿命っていつくるの?」

本記事では、このような疑問を抱えている方に向けて、トースターの平均寿命や、寿命が来たときのサインについて詳しく解説します。

寿命を迎えたトースターに生じる不具合は、放置しても改善しないため、寿命が来たときのサインを見極め、早めの段階で買い替えを検討しましょう。

寿命を伸ばすコツや、寿命が来たトースターの処分方法などについても解説するので、ぜひ最後まで目を通してみてください。

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トースターの寿命は平均5年~6年

トースターの寿命は、平均で5年〜6年ほどです。

ヒーターや電子部品、プラスチック部品などが経年変化によって徐々に劣化していくことを考慮すると、5年〜6年程度で故障する可能性が高いとされています。

あくまで目安の年数で、扱い方によっては平均年数よりも早く故障する場合や、10年以上不具合が生じずに使い続けられるケースもあります。

トースターに関連して電子レンジの寿命についても知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

トースターの種類によって寿命年数も異なる

オーブントースターやポップアップトースターなど、一口にトースターといっても様々な種類があります。

それぞれで構造も異なり、寿命年数にも若干の違いがあります

以下のトースターの寿命年数について解説するので、ご自宅のトースターがどれくらいで寿命を迎える可能性があるのか、確認してみてください。

  • ポップアップトースター
  • オーブントースター
  • 電気式ホットサンドメーカー

ポップアップトースターの寿命

ポップアップトースターは、パンが完成したタイミングで、自動的にパンを上げる仕組みになっているトースターのことです。

シンプルな構造のため、耐久性も比較的高い傾向にあり、平均で6年〜7年は使い続けられるといわれています。

故障したとしても安価で修理できる場合が多いですが、ポップアップトースター自体がそう高い製品でもないため、基本的に買い換えた方が得策といえるでしょう。

オーブントースターの寿命

多くのご家庭で使用されているオーブントースターの寿命は、5年〜6年ほどとなっており、基本的に他の種類のトースターよりも早めに寿命を迎える傾向にあります。

寿命が短い理由は、庫内にファンを搭載していたり、スチーム機能があったりなど、機能性が優れている分、故障しやすい部品が多く使われているからです。

そのため、焼き上げ機能のみを搭載したシンプルな機能性のオーブントースターであれば、比較的長持ちする傾向にあります。

電気式ホットサンドメーカー

電気式ホットサンドメーカーの寿命は、7年ほどといわれています。

ポップアップトースターと同様にシンプルな構造の製品が多いため、比較的壊れにくくなっています。

ホットサンドメーカーの不具合で特に多く見られるのが、取手部分やダイヤル部分の故障、配線の断線といった故障です。

コンパクトで持ち運びが可能なホットサンドメーカーは、キッチンから落としてしまうなどのトラブルが起きやすく、物理的な故障が起きやすい傾向にあります。

トースターの寿命のサイン

トースターに不具合が生じた場合、その症状は寿命を迎えているサインかもしれません。

以下のような不具合が生じた場合は、トースターが寿命を迎えている可能性が高いため、修理・買い替えを検討しましょう。

  • ヒーターが過熱しなくなる
  • 本体から異音・異臭がする
  • 電源が入らなくなる

ヒーターが過熱しなくなる

トースターを使ってもパンが焼けない、ヒーターが赤くならないなど、ヒーター部分に異常が生じたら、寿命の可能性が高いです。

ヒーターを通電するための内部パーツが、経年劣化により破損していると考えられます。

改善のためには分解修理が必要になり、自力での改善はほとんど不可能なため、買い替えを検討すべき症状といえます。

本体から異音・異臭がする

使用時に、本体から普段とは異なる音やニオイがしだしたら、寿命を疑いましょう

異音・異臭の原因としては、以下が考えられます。

  • ヒーターやパンくずトレイに付着したヨゴレが燃焼している
  • トースター内部の部品が破損して誤作動を起こしている

ヨゴレの燃焼が原因の場合、本体の庫内を清掃すれば改善する可能性もあります。

トースター内部の部品に異常が発生している場合、部品を交換しなければ改善は難しいため、メーカーに問い合わせるか買い替えを検討しましょう。

電源が入らなくなる

電源が入らなくなった場合は、トースターが寿命を迎えている可能性大です。

電源コードの断線、もしくはトースター内部の通電部分が接触不良を起こしていると思われます。

いずれにしても、電源コードをそのまま挿したままにするとショートする恐れがあるため、すぐコンセントからプラグを抜いてください。

原因を正確に特定するには、分解が必要となるケースが多いため、メーカーに問い合わせるか、寿命と諦めて買い替えましょう。

サーモスタットでヒーターが消えるのは寿命ではない

「トースターを使い続けると、急にヒーターが消える時がある…これって寿命…?」

この場合、寿命ではなくトースターの「サーモスタット」が働いている可能性も考えられます。

サーモスタットとは、トースター本体が高温になりすぎるのを防ぐために搭載されている温度調節機能のことです。

近年販売されているトースターは、1,000Wを超える高出力モデルも多数販売されており、加熱機能が強力なため、安全装置としてこのサーモスタットが搭載されています。

最近トースターを買い換えたのであれば、サーモスタット機能が搭載されていることに気付いていないだけかもしれません。

故障を疑う前に、サーモスタットの有無を確認してみましょう。

トースターの寿命を長持ちさせる3つコツ

ここでは、トースターの寿命を長落ちさせる3つのコツを紹介します。

  • 掃除をこまめに行う
  • アルミホイルを敷いて使用する
  • 誤使用は絶対にしない

今使っているトースターや、新しく購入する予定のトースターを長く使い続けるために、ぜひ実践してみてください。

掃除をこまめに行う

トースターの庫内にヨゴレがたまると、ヒーター部分の加熱性能が著しく低下する恐れがあり、故障する要因となります。

また、トースターの外側にホコリがたまれば、コンセントがショートする可能性もあります。

トースターが故障するリスクを下げるためにも、こまめに庫内や外装を掃除しましょう。

使うたびに庫内を掃除するのがベストですが、2週間に1回程度掃除するだけでも十分に効果はあるはずです。

ヨゴレがつかないよう配慮する

庫内のヨゴレは故障に繋がる可能性があるため、普段からヨゴレがつかないようにする配慮もしましょう。

ヨゴレがつかないようにする対策としてよくあげられるのが、網の上にアルミホイルを敷く方法です。

トースターを使用する際に、食品の下にアルミホイルを敷いておけば、食品から落ちてくるヨゴレが庫内に付着するのを防げます。

使用後はアルミホイルを丸めて捨てるだけでよく、掃除の回数も減らせるなど、メリットも多いです。

なお、アルミホイルがヒーターに当たった状態で加熱すると、アルミホイルが溶ける恐れがあるため、必ず網のうえに乗っているのを確認してから加熱してください。

誤使用は絶対にしない

取り扱い説明書に書かれていない誤った使い方をすると、トースターの寿命が短くなる恐れがあります。

例を挙げると、以下のような使い方です。

  • プラスチック容器がついたまま加熱する
  • ヒーターに食品を直接当てて加熱する
  • 空だきをする

メーカーが指定する使用方法と異なる使い方をすると、故障したとしても修理保証が受けられなくなる場合もあります。

場合によっては、トースターが故障するだけでなく、火災事故となる恐れもあり、大変危険です。説明書通りの正しい方法で使用しましょう。

寿命が来たトースターの処分方法6つ

寿命が来たトースターは、以下の6つの方法で処分可能です。

  • 不燃ゴミか粗大ゴミで処分
  • 小型家電回収ボックスに持ち込む
  • 不用品回収業者に訪問回収してもらう
  • 家電量販店の小型家電回収サービスを利用
  • フリマアプリかオークションサイトで売却
  • リサイクルショップに買取してもらう

ゴミとして捨てるだけでなく、売却したり、業者に引き取ってもらったりと、さまざまな方法で処分できるため、自分の都合に合う方法で処分を検討してください。

トースターの処分について、処分費用や分別など細かく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

電子レンジの処分方法についてもこちらの記事で解説しています。

不燃ゴミか粗大ゴミで処分

トースターは、自治体の不燃ゴミ、もしくは粗大ゴミとして捨てられます。

不燃ゴミ・粗大ゴミのどちらで捨てられるかは、お住まいの地域の分別ルールによって異なるため、自治体のホームページで分別区分を確認してみましょう。

なお、1辺が30cmを超える大きめのトースターは、多くの自治体で粗大ゴミに分類されている傾向にあります。

粗大ゴミとして出す場合は手数料がかかってしまいますが、概ね300円〜1,000円程度と比較的安価です。

また、自治体のクリーンセンターまで直接持ち込めば、より安く処分できる可能性もあります。

費用を抑えたいのであれば、最寄りのクリーンセンターに問い合わせてみるとよいでしょう。

小型家電回収ボックスに入れて処分する

トースターは、「小型家電リサイクル法」の対象となっているため、小型家電回収ボックスに入れて処分できます。

小型家電回収ボックスとは、トースターのようなリサイクル対象家電を回収するための箱のことで、主に、公共施設や大型スーパーなどに設置されています。

手数料も必要ないため、最寄りに回収ボックスがあるのであれば、積極的に活用したい処分方法といえるでしょう。

なお、小型家電回収ボックスの投入口に入らない大きめのトースターは、回収不可となります。

投入口のサイズは、設置されている回収ボックスの種類にもよりますが、概ね幅30cm×高さ15cmほどです。

投入口に入らないサイズのトースターは、別の方法で処分しましょう。

不用品回収業者に訪問回収してもらう

手間や時間をかけずに確実にトースターを処分したいのであれば、不用品回収業者への依頼も検討してみましょう。

不用品回収業者に依頼すれば、業者が自宅まで訪問回収に来てくれるうえ、回収日の指定もできるため、自分の都合の良いタイミングでトースターを処分できます

トースターだけでなく、オーブンレンジや炊飯器、コード類など、種類を問わずなんでもまとめて回収してくれるため便利です。

トースター単品のみで依頼すると料金が割高になるため、トースターを処分するついでに、家中の不用品を一気に片付けたいと考えている方におすすめの処分方法です。

家電量販店の小型家電回収サービスを利用

家電量販店が提供する小型家電回収サービスを利用するのも、有効な処分方法のひとつです。

店頭への持ち込み回収のほか、宅配による回収に対応する家電量販店もあり、自宅にいながらトースターを処分できるのがうれしいところ。

回収サービスは基本有料となっており、トースターの場合は、概ね1,000円〜4,000円ほどで回収してくれます。

回収料金や回収方法は、各家電量販店によって異なるため、利用の際は、最寄りの店舗に問い合わせてみましょう。

リサイクルショップに買取してもらう

捨てるのはちょっともったいない気がするなら、トースターをリサイクルショップに持ち込んで売却する方法もあります。

少々状態の悪いトースターでも、バルミューダやパナソニックといった人気ブランドの製品なら、買取に対応してくれる可能性があります。

ジャンク品を扱うリサイクルショップであれば、不具合が生じてるトースターでも買い取ってくれるでしょう。

ほとんどのリサイクルショップは、無料で査定対応してくれるうえ、処分手数料なども基本的にかからないため、ダメ元でも試しに相談してみる価値はあります。

フリマアプリかオークションサイトで売却

トースターを、フリマアプリかオークションサイトに出品してみるのも一つの手段です。

壊れていたとしてもジャンク品として出品ができるため、うまくいけば捨てるはずのトースターでお小遣いが稼げる可能性があります。

ただし、出品手続きや梱包作業もすべて自分で行わなければならず、知らないユーザーと取引のやりとりもする必要があるなど、少々手間と時間はかかります。

買い手がすぐあらわれる保証もないため、ある程度時間に余裕がある人におすすめの処分方法です。

寿命が来たトースターの処分なら片付け侍へ

トースターは、平均5年〜6年程度で寿命を迎える傾向にあります。

寿命を迎えると、ヒーターが加熱しなくなるなどの不具合が生じるようになり、放置しても直らないため、早めに買い替えを検討しましょう。

寿命が来て不要になったトースターを処分する際は、「不用品回収の片付け侍」へぜひご相談ください。

お客様のお手を煩わせることなく、壊れて動かなくなったトースターをスピーディーに回収いたします。

また、弊社では、たくさんの不用品をリーズナブルな価格で回収する「積み放題プラン」をご用意しております。

トースター以外にも処分したい不用品があるなら、よりお得にご利用いただけますので、ぜひお申し付けください。

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