電子レンジの寿命の目安と寿命のサインを紹介!寿命を伸ばすコツ・処分方法も解説!

「電子レンジが全然あったまらない…もう寿命なのかな…?」

「結構長いこと使ってるけど、電子レンジって何年くらいで寿命を迎えるの?」

本記事では、このような疑問を抱いている方に向けて、電子レンジが寿命を迎える平均年数や寿命の兆候・サインについて徹底解説します。

寿命を伸ばすコツや、寿命が来た電子レンジを処分する方法など、気になる情報も多数掲載しているので、ぜひご一読ください。

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電子レンジの寿命は約10年~20年

電子レンジが寿命を迎えるのは、平均で10年〜20年ほどといわれています。

10年以上使い続けると、電子レンジを構成する部品が経年劣化によって故障し、温め機能がうまく働かなくなるなどの致命的な不具合が生じやすくなります。

故障するリスクも高く、10年〜20年も経てばより高機能で使いやすい電子レンジも販売されるため、買い替えを検討すべきタイミングといえるでしょう。

電子レンジと関連してトースターの寿命を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

マグネトロンの寿命は約2,000時間

電子レンジは、マイクロ波という電波を照射して、庫内の食品を温める仕組みになっています。

マイクロ波を発生するための装置として「マグネトロン」という部品が搭載されているのですが、その寿命は約2,000時間とされています。

2000時間を分にすると120,000分、毎日15分ほど使った場合は、約20年間は使い続けられる計算になります。

温め機能の要となるマグネトロンの寿命年数が長いことから、電子レンジの寿命は約10年~20年ほどといわれているのです。

使用頻度が多ければ5年で壊れる場合も

寿命年数が10年〜20年ほどといわれている電子レンジですが、使用頻度が多くなれば、その分電子レンジに負担がかかるため、寿命も相応に短くなります。

毎日30分〜40分使ったり、1日に何十回も作動させたりすれば、5年も経たずして寿命を迎えるケースも多いです。

電子レンジの寿命の目安を把握するうえでは、時間の経過よりも、使用頻度の方が重要といえるでしょう。

電子レンジの部品保管期限は8年が目安

電子レンジなどの家電を販売するメーカーは、自社の製品が壊れた際にすぐに修理対応できるよう、修理用の部品を保有しています。

修理用の部品には「保有期間」が設定されており、一定の期間が経つと、メーカーは修理用の部品を製造しなくなります。

電子レンジの部品保有期間は、「本体の生産が終了してから8年」と設定されている場合がほとんどです。

そのため、生産終了から8年が経過した電子レンジに不具合が生じた場合、部品がないため修理不可能となるケースが多くなります。

壊れると修理できなくなるため、生産終了から8年経過した電子レンジは、実質寿命を迎えたと捉えられるでしょう。

電子レンジの寿命の兆候・サイン

電子レンジの寿命が近づいてくると、以下のような症状があらわれます。

  • 料理の温めムラ・温まりにくい
  • 加熱中に突然消える
  • 加熱時のライトが点滅する
  • 火花が発生する
  • 異臭や異音がする
  • スイッチ・ボタンが効かない

これらの症状は、電子レンジの致命的な故障をしている場合が多く、修理費も高額になりがちです。

寿命のサインと捉えて、買い替えを視野に入れましょう

それぞれの症状について詳しく解説します。

料理の温めムラ・温まりにくい

料理の温めムラが生じる、なかなか温まらないといった症状があらわれたら、寿命を迎えている可能性が高いです。

食品を温めるための部品である、「マグネトロン」が故障しているのが原因と考えられます。

マグネトロンを交換修理すれば改善しますが、修理費は数万円以上するケースが多いです。

マグネトロン以外の部品も、経年劣化によって故障しやすくなっている可能性も考えられるため、買い替えを検討した方が無難でしょう。

加熱中に突然消える

料理の加熱中に、電子レンジの電源が突然消えるようになった場合は、寿命を疑ってください。

原因は以下が考えられます。

  • センサー部品が故障している
  • 電源コードが断線しかかっている

いずれにせよ、そのまま使用を続けると電子レンジがほとんど動かなくなる可能性が高いです。

放置しても改善しないため、修理や買い替えを検討しましょう。

内部のライトが点滅する

電子レンジの内部ライトが点滅するようになったら、扉の閉まりを検知するセンサー類に不具合が生じている可能性が考えられます。

センサー類を掃除すれば改善するケースもありますが、改善しない場合は、修理を依頼すべき症状です。

電子レンジは安全性を考慮して、扉が閉まっていないと判断すると、温め機能が起動しないように作られています。

そのまま放置すると、電子レンジが動かなくなってしまう可能性が高いため、メーカーに問い合わせて改善策を仰ぎましょう。

火花が発生する

電子レンジの使用中に火花が発生する症状は、以下が原因と考えられます。

  • アルミホイルや金属食器を入れて加熱した
  • 電子レンジの金属板が壊れている

電子レンジが食品を温める際に放出されるマイクロ波は、金属にあたると火花が発生する性質があります。

電子レンジの扉をあけて、アルミホイルの破片や、電子レンジの底にある金属板が壊れていないかチェックしてみましょう。

金属板が壊れていた場合は、自力での改善は難しく、修理や買い替えが必要となります。

異臭や異音がする

電子レンジからいつもとは違う大きな音がするようになったり、焦げたようなニオイがするようになったら、寿命を迎えている可能性大です。

電子レンジのファンや、内部の電子回路などが故障していると考えられます。

そのまま稼働すると、内部の部品がショートして発火する恐れもあるため、電源コードを抜き、使用を控えるようにしてください。

スイッチ・ボタンが効かない

電子レンジのスイッチやボタンが効かなくなった場合は、内部の操作基盤が経年劣化によって故障し、接触不良を起こしていると考えられます。

電源を入れ直せば一時的に改善する場合もありますが、使い続けると完全に壊れる可能性も高いです。

寿命が来たと判断し、修理や買い替えを検討しましょう。

寿命が来た電子レンジの危険性と注意点

寿命が来た電子レンジは、食品を温められなくなるだけでなく、思わぬ事故や人体に悪影響を及ぼす危険性もあるため、使用を控えましょう。

ここでは、寿命が来た電子レンジの危険性と注意点について解説します。

寿命が来て使い続けると発火する恐れもある

寿命が来た電子レンジは、本体内部の電子回路や配線類が、経年劣化によって故障しやすくなります。

そのまま使用を続けると、内部の部品がショートして発火し、火災事故に繋がる恐れがあるため、非常に危険です。

長く使い続けた電子レンジに何らかの不具合が生じた際は、無理に使用せず、すぐに修理や買い替えをするようにしてください。

30年~40年前の電子レンジは健康に害をなす恐れも

電子レンジは比較的寿命が長い傾向にあり、30年~40年前の電子レンジが、現役で稼働しているケースも少なくありません。

昨今のレトロブームや、安価で手に入ることもあり、古い電子レンジの購入を検討されている方もいるでしょう。

しかし、30年~40年前の電子レンジは、外装はキレイにみえても、内部の基盤がサビついていたり、カビが繁殖していたりする可能性が高いです。

そのまま使うと、食品にカビやサビが付着する可能性もあり、健康に害をなす恐れがあります。

長く使えるのはありがたいところですが、食品を扱う性質上、古い電子レンジは使わない方が賢明です。

電子レンジの寿命を長持ちさせる6つのコツ

買い換えるとなればそれなりに大きな出費となるため、できれば、今使っている電子レンジを長く使い続けたいところです。

ここでは、電子レンジの寿命を長持ちさせるために知っておきたい6つのコツを紹介します

  • こまめに掃除する
  • 何も入ってない状態で加熱をしない
  • アルミホイルや金属食器を使わない
  • 水分量が少ないものの加熱に注意
  • 長時間の使用を避ける
  • 連続で何度も加熱しない

こまめに掃除する

電子レンジは、食品を扱う性質上、油分や食べ物のカスなどヨゴレが付着しやすい家電です。

電子レンジの内部にヨゴレがたまっていくと、センサー類の反応が悪くなり、徐々に劣化して正常に動かなくなる恐れがあります。

また、ヨゴレに熱がたまって発火する危険性もあり、安全性を考慮しても、内部のヨゴレを放置するのはよろしくありません。

長く使い続けるためにも、使うたびに内部を布巾でふきとるなど、こまめに掃除する習慣を作りましょう。

何も入ってない状態で加熱をしない

何も入ってない状態で加熱するのは、電子レンジの寿命を著しく低下させる要因になります。

電子レンジが食品を温めるために放出するマイクロ波は、食品の水分に反応して熱を加える仕組みになっています。

内部に水分がない状態で稼働すると、行き場をなくしたマイクロ波が電子レンジの内部にたまってしまい、マイクロ波を発するマグネトロンが故障する恐れがあるのです。

故障を防ぐためにも、電子レンジを使用する際は、必ず食品を入れて使用するようにしましょう。

アルミホイルや金属食器を使わない

電子レンジの中に、アルミホイルや金属食器を入れるのはNGです。

電子レンジが放出するマイクロ波は、金属に反応する性質があり、アルミホイルや金属食器を入れたまま使用すると、火花が飛び散ります

電子レンジが壊れるだけでなく、火災が発生するリスクもあり大変危険なため、金属の加熱は避けてください。

水分量が少ないものの加熱に注意

干物やサツマイモ、パンなど、水分量が少ない食べ物を電子レンジで温める際は、注意が必要です

電子レンジは、水分に反応して温める仕組みになっており、水分の少ない食べ物をあたため続けると、温めるための部品に大きな負荷がかかり、寿命が短くなる恐れがあります。

水分量が少ないものを加熱したい場合は、水を入れた容器などを一緒に入れるなど、水分が電子レンジの中にある状態にしてから行なってください。

長時間の使用を避ける

電子レンジを稼働しているときは、本体にも多少なりとも負荷がかかっています。

長時間稼働し続けると、本体がずっと高温状態になってしまい、電子レンジの寿命が短くなる要因になります。

長時間の使用は出来る限り避け、電子レンジの説明書に記載されている使用時間を守って稼働させましょう。

連続で何度も加熱しない

なかなか暖まらないからといって、連続で何度も加熱するのはやめましょう。

電子レンジを含む多くの電化製品は、稼働した瞬間に大きなエネルギーを使用します。

連続で何度も加熱すると、電子レンジ本体への負担も相応に大きくなり、寿命を短くする要因となります。

寿命を迎えた電子レンジの処分方法5つ

寿命を迎えた電子レンジは、以下の5つ方法で処分可能です。

  • 自治体の粗大ゴミ・不燃ゴミで処分
  • 家電量販店の小型家電回収サービスを利用
  • フリマアプリかオークションサイトで販売
  • リサイクルショップに買取してもらう
  • 不用品回収業者に引き取りしてもらう

電子レンジの処分方法だけでなく処分費用まで知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

一つずつ解説します。

自治体の粗大ゴミ・不燃ゴミで処分

電子レンジは、自体の粗大ゴミや不燃ゴミとして処分できます。

粗大ゴミと不燃ゴミどちらに分類されるかは、お住まいの地域によって異なるため、自治体のホームページで確認してみてください。

不燃ゴミとして出せる場合は、指定の回収日に、普段利用しているゴミ収集所へ出すだけでいいので、かんたんに処分できるでしょう。

粗大ゴミとして出す場合は、自治体によって異なる場合もありますが、基本的に事前予約と有料の粗大ゴミ処理券が必要となります。

粗大ゴミとして出す場合の大まかな流れは、以下の通りです。

  1. 自治体の粗大ゴミ受付センターにて予約申し込みをする
  2. 近くのコンビニやスーパーなでゴミ処理券を購入する
  3. ゴミ処理券に名前や受付番号を記入して電子レンジに貼る
  4. 予約した収集日の朝に電子レンジを指定場所へ出す

予約は、自治体のホームページにて行える場合もあるため、受付時間までに電話をするのが難しそうであれば、ネットでチェックしてみてください。

家電量販店の小型家電回収サービスを利用

電子レンジを販売する家電量販店では、小型家電の回収サービスを実施しています。

利用する際は手数料がかかり、電子レンジの場合は、概ね600円〜3,000円の費用が必要となります。

また、家電量販店によっては、出張による回収に対応している店舗もあり、これを利用する場合は、別途出張料金も必要となります。

費用がかかるのが難点ですが、基本的に自分の都合のいいタイミングで処分できるため、粗大ゴミとして捨てるよりも負担は少ないといえるでしょう。

家電量販店によって回収にかかる料金や利用条件は異なるため、利用の際は、最寄りの店舗へ問い合わせてみてください。

リサイクルショップに買取してもらう

電子レンジがまだ完全に壊れていない状態ならば、ジャンク品を取り扱うリサイクルショップに買い取ってもらう方法もあります。

手数料なども基本的にかからないため、お金をかけずに処分したい方にはうってつけの方法といえるでしょう。

高額の買取は難しいと思われますが、見た目がキレイな状態だと査定金額が優遇される傾向にあるため、ある程度自力で清掃してから、査定を依頼することをおすすめします。

フリマアプリかオークションサイトで販売

なるべく高値で電子レンジを売却したいのであれば、フリマアプリかオークションサイトで販売する手段も検討してみましょう。

売却額を自分で設定できるため、リサイクルショップで買い取ってもらうよりも高く売れる可能性があります。

ただし、出品手続きや配送などは自分で行う必要があるため、手間と時間はそれなりにかかります。

買い手があらわれるまで、不要な電子レンジをずっと保管する必要もあるので、ある程度時間に余裕がある人におすすめの方法といえるでしょう。

不用品回収業者に引き取りしてもらう

手間や時間がかからず、もっともラクに電子レンジを処分できる方法が、不用品回収業者への依頼です。

自宅まで業者が回収に来てくれるため、大型で運ぶのが大変な電子レンジもラクラク処分できます。

年中無休で営業しているところも多く、回収日も基本的に自分の都合の良い日に指定できるため、仕事が忙しくて処分する時間をなかなか作れないと悩んでいる方にもうってつけです。

なお、不用品回収業者は非常に数が多く、料金やサービスの品質も業者によってバラバラです。

利用の際は、業者のホームページで入念に詳細をチェックし、「ここなら安心!」と思える業者を見つけるようにしてください。

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