木材の捨て方7選!無料で捨てる方法から大量処分まで疑問点を全て解説

DIYや解体作業で発生する木材片や木材のゴミ、その処分方法に悩んでいる方も多いことでしょう。この記事では解決策を分かりやすくご紹介します。

木材の捨て方は様々で、板や角材などのサイズや用途によって処分方法が異なります。記事では注意点や持ち込み方法も解説していますので、木材の処分に悩む方は最後まで読んでくださいね。

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木材の捨て方7選

場所を取ってしまう木材は思い切って処分してしまうのが一番です。ここでは邪魔な木材を簡単に処分する方法を7つ解説します。

伐採木もある場合は、処分方法が若干異なりますので、伐採木の捨て方の記事をご覧ください。

可燃ゴミとして捨てる

自治体に依頼すれば、可燃ゴミとして処分可能です。処分する際には自治体が規定するゴミ袋に入れる必要があります。以下の手順で捨てるようにしましょう。

  1. 自治体指定のゴミ袋を用意する
  2. 木材をゴミ袋に入るサイズにカットする
  3. ゴミ袋に入れ、口を縛る
  4. 可燃ゴミの日に出せば処分完了

自治体で処分できるのは木くずやウッドチップ、カットされた木材、および釘が抜かれた木材です。また、MDFボードなどの特殊な材料も、解体して可燃ゴミとして出せる場合があります。

また自治体によっては、木材チップや剪定枝を資源ゴミとして回収する地域も。予め地域のゴミ分別ルールや木材の扱いに関する情報を確認しましょう。

粗大ゴミとして回収してもらう

自治体によっては粗大ゴミで処分する方法もあります。ただし、自治体ごとにルールや手続きが異なるため、注意が必要です。

例えば東京近郊の場合、一辺が30cm以上もしくは50cm以上を基準にしている自治体がほとんど。

木材の状態によっては、腐っていたり、釘や金属が付いている場合は回収できないこともあります。そのため自治体のルールをチェックしたうえで処分しましょう。

粗大ゴミを出す際には、事前の申込みが必要です。一般的な申込み方法は以下の通りです。

  1. 自治体の粗大ゴミ受付センターに電話やインターネットで申込み
  2. 指定された日に収集場所にゴミを出す

申込み後に金額分の粗大ゴミ処理券を購入し、処理券に必要事項を記載して、ゴミの目立つ位置に貼る必要があります。

粗大ゴミ処理券は市内のスーパーやコンビニで購入可能です。多めに貼ってもお釣りは出ないため、ぴったりの金額を用意しましょう。

処理施設に持ち込みする

ゴミ処理センターは、自治体が運営する一般廃棄物を処理する工場であり、「清掃工場」や「クリーンセンター」とも呼ばれます。

市が管理・運営しているため、費用を抑えつつゴミを処分可能です。個人でも利用可能ですが、自治体によって営業時間や料金設定・持ち込みのルールが異なるため、利用前に確認するとよいでしょう。

特に木の板や端材・DIYで使用した木材・劣化した木材などは、ゴミ処理センターでの処分がオススメです。

木材もゴミ処理センターへの持ち込みが可能ですが、大量の木材やトラックが必要な場合は一人での作業が難しいことも。予め車や手伝ってくれる人の手配をしておくとスムーズです。

180㎝を超えるものについては、解体して持ち込む必要がある場合もあります。ルールや手続きを理解し、確実に木材を処分しましょう。

材木屋など専門の買取業者に買取してもらう

木材の処分において、専門の木材買取業者を活用するのもよいでしょう。建材取扱店や庭園業者、木材販売店などが、個人宅から大型の木や木材板などを買い取ってくれます。

特に伐採から根の掘り起こし、運搬まで対応している業者もあり、大型の木を処分したい場合は便利です。高額買取となる木材もあるため、査定を依頼するとよいでしょう。

専門業者を探すにはインターネットで検索する方法がありますが、業者によって買取条件や対象エリアが異なるため、事前に確認が必要です。ただし業者は再利用可能な木材をメインに買い取っており、以下の状態では買取できない可能性があります。

  • 傷や汚れ、腐食などがひどいもの
  • 曲がり等が見受けられる場合
  • 原木や竹等
  • バラ品

一般的に、規格品の木材であれば買取可能ですが、保管年数が長く再販が難しい場合は買取れないことがあります。

また査定金額は木材の状態によって変動するため、傷や汚れ、曲がりなどがある場合は査定額が低くなるため状態をよく確認しましょう。

また高価買取される可能性のある木材は以下の通りです。

  • 杉(スギ)
  • 赤松(アカマツ)
  • 欅(ケヤキ)
  • 楓(カエデ)
  • 楢(ナラ)
  • ブナ
  • ホワイトウッド

伐採した樹木は、木材として買取されたり、チップ化や堆肥化などのリサイクル処理が行われます。木材を買取業者に売却することで再利用され、環境にも貢献可能です。

伐採業者に引き取りしてもらう

木材を処分する方法として、専門の木片回収業者を利用してもよいでしょう。近隣に業者が

あるかを調べ、自ら持ち込むか引き取りを依頼してください。

ただし、木材の状態によっては買取ってもらえないことがあるため、事前に確認が必要です。

業者による木材の引き取りには、費用がかかる恐れもあるため注意しましょう。処分費用の相場は一般的に以下の通りです。

処分する木材金額(目安)
1kgごとに40〜70円
5mの木12,000円〜15,000万円程度

処分する木材の量や大きさだけでなく、作業内容や手間によっても費用は変わります。事前に自分でできる範囲の作業をしておけば、費用を節約できる場合もあるでしょう。

また、業者によっては木材を再利用し、ウッドチップなどの製品にリサイクルする可能性も。

このような業者に木材を回収してもらえば、エコ活動に貢献できます。予め回収された木材がどのように処分されるのかを聞いておくのもよいでしょう。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者を利用すれば、手早く木材の処分ができます。不用品回収業者に依頼すると、木材の状態に関係なく引き取ってもらえるため、手間をかけずに便利です。

ただし処分料金はゴミ処理センターへの持ち込みよりも高くなることがあります。その理由は、運搬費や人件費が含まれるため。

しかし自分で搬出や運搬をする手間や時間を考えると、かなり楽でしょう。そのため一人暮らしの女性や高齢世帯にもオススメです。

不用品回収業者なら、少量から大量の木材まで幅広く対応しています。量が多くなると料金も上がりますが、すべて業者まかせで安心。業者への依頼手続きは以下の手順で行いましょう。

  1. 電話やメール、オンラインで問い合わせを行う
  2. 見積もりを依頼する
  3. 作業日や金額を確認し、作業をしてもらう

多くの不用品回収業者は即日対応しているため、急いでいる時にも便利です。自治体の処分や持ち込み・売却などでは手間がかかる場合もありますが、業者に依頼するとまとめて回収してもらえますよ。

不用品回収業者は信頼できて安い業者を探し出すことが大切です。不用品回収業者の選び方はこちらで紹介しています。

フリマアプリ・オークションサイトでも売れる場合がある

DIYを趣味とする人向けに、処分したい木材を売るのもよいでしょう。フリマアプリやオークションなどを活用すれば、意外な需要があるかもしれません。

高く売るためには、木材がキレイで再利用可能な状態かどうかを確認しましょう。傷や汚れが少ない未使用品は特に売れやすいです。

また、木材の種類によっては高値で取引されることもありますので、トレンドを調べてみるのもよいでしょう。

フリマアプリなどのSNS上では、使いかけや不揃いの木材でも買い手が見つかる可能性もあります。きれいな状態や種類豊富な木材は需要が高い傾向にあるため、積極的に出品してみることをオススメします。

小さい木材ゴミの捨てる方法

小さい木材ゴミであれば、特別な手続きもなく自治体の可燃ゴミで処分可能です。ただしいくつかの注意点があるので見ていきましょう。

自治体で回収してもらえるサイズとは

自治体の可燃ゴミとして処分する場合、指定のゴミ袋に入るサイズであれば問題ありません。

大きさの目安はおおよそ30センチ程度です。袋から大きくはみ出た状態では回収されないため、注意しましょう。

小さな木材を燃えるゴミとして処分すれば、かかるのはゴミ袋代だけ。ほぼ無料で処分できます。

手間やコストもほとんどかからないため、カット可能な木材は可燃ゴミがオススメ。ただしカットの際にケガをしないよう注意してくださいね。

大量の木材を処分する方法

自治体では一度に処分可能な木材の量が決まっています。そのため大量の木材を処分するなら、以下の方法を検討してみましょう。

  • 自遺体が運営するクリーンセンターへの持ち込み
  • 木材専門業者への依頼
  • 不用品回収業者への依頼

上記でもオススメは不用品回収業者です。自治体や持ち込みでの処分、あるいは売却といった方法では手間がかかる場合、不用品回収業者に依頼すればスムーズに処分できます。

また不用品回収業者は定額パックと呼ばれる料金システムを採用していることが一般的です。定額パックなら一定金額の支払いで、大量の木材の処分が可能。出張費や車両費、運搬費などの諸経費が含まれており、追加費用もかかりません。

粗大ゴミ回収業者の定額パックを利用すれば、お得に木材を処分できます。

木材の処分費用一覧

ここでは処分方法ごとの処分費用を一覧で見ていきましょう。それぞれの特徴も併せて解説します。

処分方法処分費用
自治体の燃えるゴミで捨てるゴミ袋代(数百円程度)
粗大ゴミで捨てる200円〜1,000円程度(大きさによる)
ゴミ処理センターに持ち込み処分無料~1,000円程度(大きさによる)
粗大ゴミ回収業者に回収してもらう数千円~10,000円程度
リサイクルして利用する無料

費用をかけずに木材を処分したいなら、自治体の可燃ゴミやゴミ処理センターへの持ち込みがよいでしょう。自治体が運営しているため、比較的安価で回収・処分可能です。

ただし収集場まで自身で運ぶ必要がある点に注意してくださいね。不用品回収業者に依頼すれば、木材の状態にかかわらず引き取ってもらえます。

処分費用はかかりますが、手間をかけずにすべておまかせできるので便利です。ただし、悪徳業者も存在するため、信頼できる業者を選ぶことが重要です。

他にもエコに貢献したいなら、リサイクルショップへの売却がオススメ。木材によっては当日の内に現金化されるため、お小遣い稼ぎにもなりますよ。

木材を処分するときの5つの注意点

ここでは木材を処分するにあたり、注意したい点について解説します。

木材を燃やして処分してはならない

野焼きや安易な焚き火は、法律で禁止されています。法律違反になるだけでなく、火災や有害ガスのリスクもあります。

木材を燃やして処分することは控え、環境への配慮と安全を考慮しましょう。もちろん自身の庭などの敷地内で燃やすのもNGです。通報される恐れもあるため、避けるのが無難でしょう。

釘などの金属を取り除く

木材の処分の際は、釘や金属を取り除く必要があります。自分で行う場合、ケガに注意しながら慎重に作業してください。

一部の不用品回収業者では、釘や金属が付いていても回収してくれることがあります。相談してみるとよいでしょう。

木材の保存方法

木材を保管する際は、湿気に注意が必要です。完全に密閉された場所に置くと、木材の通気性が損なわれ、カビや腐朽の温床となる恐れがあります。そのため木材を保管する際は、以下の点に注意してください。

  • 風通しの良い場所に置く
  • 通気性のある袋に入れて保存する
  • 表面を清掃し、油分や汚れを取り除く

理想的な木材の保管場所は、使う予定の場所に近い環境です。家具として使用する予定の木材は室内に保管し、野外で使用する場合は、雨風を防げる場所で保管するのが良いでしょう。

さらに湿気が溜まらず空気の循環がよい場所を探してみてください。

不法投棄してはならない

不法投棄は法律で厳しく禁じられているためやめましょう。個人がゴミを指定された場所以外に放置した場合、懲役5年以下または1000万円以下の罰金、またはその両方の刑が科せられます。

木材を不法投棄することは、軽い気持ちで行ってはいけません。小さな木材であっても、法律で禁止されている行為です。

また、自己判断での焼却処分も禁止されています。木材は、必ず正しい方法で処分するようにしましょう。

他にも木材が自然に分解されるだろうと考えて、屋外に放置する人もいるかもしれません。しかし木材は雨風にさらされても自然に分解することはありません。

放置するとカビが発生したり、シロアリの被害に遭う可能性があります。また、木材が朽ちるまでには何十年もかかるため、放置することはやめましょう。

森や林に捨てることも、不法投棄に該当し、重大な罰則が科せられる可能性もあるため決して行ってはいけません。

自治体で捨てれる量は自治体により異なる

自治体によって木材が処分できる量は限られています。粗大ゴミに出す場合も、「○○センチ×○○センチの木材を〇個まで」と決まっている可能性もあるため、処分前によく確認しましょう。

大量の木材を自治体で処分するなら、クリーンセンターへの持ち込みが簡単ですが、重さ制限に注意してください。上限なく大量処分をしたいなら、専門業者へ引き取りを依頼するか、不用品回収業者がオススメです。

ホームセンターは木材回収をしていない

ホームセンターで木材の処分を依頼することは基本的にできません。ホームセンターは新しい商品を購入するための場所であり、不用品回収を行っているところもありますが、それは商品の購入と同時に回収するサービスです。

したがって、単に木材を処分したい場合は他の方法を検討する必要があります。ただし、自治体の燃えるゴミに木材を出す場合、木材を切断するための道具をホームセンターでレンタルできることがあります。

木材の処分は不用品回収業者へ依頼

この記事では、木材ゴミの適切な捨て方を紹介しました。木材ゴミは小さく解体すれば燃えるゴミとして処分できますが、大きなサイズの場合は粗大ゴミとして扱われることもあります。

地域によっては資源として回収してもらえることもあるので、自治体のルールを確認してみましょう。

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matsuoさん

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