ヘルメットはバイクや自転車、作業用など様々な用途で使われる安全用具です。
しかし、使わなくなったり、古くなったりしたヘルメットはどうやって処分すればいいのでしょうか?
ヘルメットの捨て方は自治体によって異なりますし、まだ使えるヘルメットなら買取や寄付などの方法もあります。
この記事では、ヘルメットの捨て方を完全ガイドします。
自治体別のゴミ区分やリサイクル回収などの寿命が来たヘルメットの処分方法や、まだ使用できるヘルメットの捨て方や買取店情報まで紹介します。
自転車や作業用ヘルメットにも触れていますので、ヘルメットの処分方法の知識を余すことなくお伝えします。
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目次
ヘルメットのゴミ区分は自治体により違う
ヘルメットをゴミとして処分する場合、自治体によって分別方法が異なります。一般的には、以下のようなゴミ区分に分けられます。
- 燃えるゴミ
- 燃えないゴミ
- 粗大ごみ
- その他のゴミ
ヘルメットのゴミの分類は自治体によって異なるため、処分の前に必ず種別を確認しましょう。
一辺が30センチメートルを超える場合、フルフェイスのヘルメットの場合は、粗大ゴミとなることがほとんどです。また、ヘルメットは粗大ゴミに分別される場合もあります。ヘルメットの捨て方は自治体によって異なるため、自治体の公式ホームページで確認しましょう
また、燃えるごみや燃えないごみの場合は、指定の曜日にゴミ捨て場に持っていくだけですが、粗大ごみの場合は事前に申し込みが必要です。また、その他ごみというのは、自治体によっては特定の品目に対して設けられたゴミ区分で、ヘルメットが該当する場合もあります。その他ごみは、燃えるごみや燃えないごみとは別に回収されるので、注意が必要です。
ヘルメットのゴミ区分は、自治体の公式ホームページやゴミ分別表で確認できます。わからない場合は、直接電話で問い合わせてみましょう。また、ヘルメットはシールドやインナーパッドなどの部品を取り外して、別々に処分する必要があります。ゴミ袋に入れる場合は、ヘルメットの中に空気が入らないように押しつぶしてから入れましょう。
寿命が過ぎたヘルメットの処分方法
ヘルメットにも耐用年数や寿命があります。
一般的には、使用開始から3年が目安とされています。耐用年数を超えて使い続けると、素材の劣化や衝撃吸収能力の低下が起こり、ヘルメットとしての機能を満たしていない状態になります。
ヘルメットは作業員やライダーの安全を守る大切なアイテムだからこそ、定期的に点検を行い、必要に応じて交換するようにしましょう。
寿命が過ぎたヘルメットの処分方法は、以下の3つがあります。
不燃ゴミとして処分する
不燃ゴミとして処分できる自治体の場合は、最も簡単な方法です。ただし、不燃ゴミの回収日や回収場所を確認しておきましょう。また、不燃ゴミには有料の処分券が必要な場合もありますので、事前に購入しておきましょう。
不用品回収業者に引き取りしてもらう
不用品回収業者に依頼すると、自宅までヘルメットを引き取りに来てくれます。
この方法は、すぐにヘルメットを処分したい場合や、ゴミとして出すのが面倒な場合に便利です。ただし、不用品回収業者によっては、ヘルメットの引き取りを行っていない場合や、有料である場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
不用品回収業者をもっと詳しく知りたい方は不用品回収業者のメリット・デメリットの記事を参考にしてみてください。
日本ヘルメット工業会のリサイクルに出す
日本ヘルメット工業会は、バイク用ヘルメットのリサイクル事業を行っています³。
この事業では、寿命が過ぎたヘルメットを回収し、素材の再利用や破砕処理を行っています。この方法は、環境にやさしいヘルメットの処分方法です。
ただし、回収には送料がかかりますので、注意が必要です。また、自転車用や作業用のヘルメットは対象外ですので、事前に確認しておきましょう。
寿命が過ぎてないヘルメットの処分方法
寿命が過ぎていないヘルメットは、まだ使用できる可能性があります。
その場合は、ゴミとして捨てるのではなく、買取や販売、寄付などの方法で処分することができます。
このようにすることで、ヘルメットの価値を無駄にしないだけでなく、お金に変えたり、他の人の役に立たせたりすることができます。
寿命が過ぎていないヘルメットの処分方法は、以下の4つがあります。
バイク用品専門店で買取・処分
バイク用品専門店では、ヘルメットの買取や処分を行っているところがあります。買取の場合は、ヘルメットの状態や人気によって査定額が決まります。処分の場合は、無料で引き取ってくれるところもあります。バイク用品専門店では、ヘルメットの専門知識があるので、安心して任せることができます。
バイク用品専門店でヘルメットの買取・処分を行っている代表的な店舗は、以下のとおりです。
2輪管
2輪管は、バイク用品の買取・販売を行っているチェーン店です。ヘルメットの買取は、店頭や宅配、出張などの方法で行っています。ヘルメットの処分は、無料で引き取ってくれるサービスがあります。ただし、ヘルメットの状態によっては、引き取りを断られる場合もありますので、事前に問い合わせておきましょう。
ライコランド
ライコランドは、バイク用品の買取・販売・修理を行っているチェーン店です。ヘルメットの買取は、店頭や宅配で行っています。ヘルメットの処分は、有料で引き取ってくれるサービスがあります。料金は、ヘルメットの種類やサイズによって異なりますので、詳細は公式ホームページで確認してください。
ナップス
ナップスは、バイク用品の買取・販売・レンタルを行っているチェーン店です。ヘルメットの買取は、店頭や宅配で行っています。ヘルメットの処分は、無料で引き取ってくれるサービスがあります。ただし、ヘルメットの状態やブランドによっては、引き取りを断られる場合もありますので、事前に問い合わせておきましょう。
南海部品
南海部品は、バイク用品の買取・販売・修理を行っているチェーン店です。ヘルメットの買取は、店頭や宅配で行っています。ヘルメットの処分は、有料で引き取ってくれるサービスがあります。料金は、ヘルメットの種類やサイズによって異なりますので、詳細は公式ホームページで確認してください。
レッドバロン
レッドバロンは、バイク用品の買取・販売・修理を行っているチェーン店です。ヘルメットの買取は、店頭や宅配で行っています。ヘルメットの処分は、無料で引き取ってくれるサービスがあります。ただし、ヘルメットの状態やブランドによっては、引き取りを断られる場合もありますので、事前に問い合わせておきましょう。
フリマアプリ・オークションサイトで販売する
フリマアプリやオークションサイトでは、自分でヘルメットの価格や出品条件を設定して、販売することができます。
この方法は、ヘルメットの価値を最大限に引き出したい場合や、自分のペースで売りたい場合におすすめです。
ただし、フリマアプリやオークションサイトには、手数料や送料がかかる場合がありますので、注意が必要です。また、ヘルメットの状態や使用歴を正確に記載し、写真も多く掲載することで、購入者の信頼を得ることができます。
フリマアプリやオークションサイトでヘルメットを販売する代表的なサービスは、以下のとおりです。
メルカリ
メルカリは、日本最大のフリマアプリです。ヘルメットの販売は、スマホやPCから簡単に行えます。手数料は、販売価格の10%です。
送料は、自分で設定することも、メルカリの配送サービスを利用することもできます。メルカリの配送サービスを利用する場合は、送料は販売価格に含まれます。メルカリでは、ヘルメットの販売に関するガイドラインがありますので、事前に確認しておきましょう。
ヤフオク
ヤフオクは、日本最大のオークションサイトです。ヘルメットの販売は、スマホやPCから行えます。手数料は、販売価格の8.64%です。
送料は、自分で設定することも、ヤフオクの配送サービスを利用することもできます。ヤフオクの配送サービスを利用する場合は、送料は販売価格に含まれます。ヤフオクでは、ヘルメットの販売に関するガイドラインがありますので、事前に確認しておきましょう。
ラクマ
ラクマは、フリルというフリマアプリの姉妹サービスです。ヘルメットの販売は、スマホから行えます。手数料は、販売価格の10%です。
送料は、自分で設定することも、ラクマの配送サービスを利用することもできます。ラクマの配送サービスを利用する場合は、送料は販売価格に含まれます。ラクマでは、ヘルメットの販売に関するガイドラインがありますので、事前に確認しておきましょう。
ヘルメットを寄付する
ヘルメットを寄付するという方法もあります。
この方法は、ヘルメットを必要としている人や団体に届けることができます。また、寄付したヘルメットが再利用されることで、環境にも貢献できます。
ただし、寄付するヘルメットは、使用できる状態であることが必要です。また、寄付先によっては、送料や手数料がかかる場合もありますので、注意が必要です。
ヘルメットを寄付できる代表的な団体は、以下のとおりです。
ヘルメットプロジェクト
ヘルメットプロジェクトは、日本のヘルメットメーカーが主催する、ヘルメットの寄付活動です。
この活動では、寿命が過ぎていないヘルメットを回収し、ベトナムやカンボジアなどの発展途上国の子どもたちに届けています。
この活動に参加するには、ヘルメットプロジェクトの公式ホームページから申し込みを行い、指定の住所にヘルメットを送るだけです。送料は、自己負担となります。
ヘルメットドネーション
ヘルメットドネーションとは、日本のヘルメットメーカーやバイク用品店が主催する、カンボジアの子どもたちにヘルメットを寄付する活動です。
寿命が過ぎていないヘルメットを無料で回収し、カンボジアの政府やNGOと協力して、交通事故の防止に役立てます。
ヘルメットドネーションに参加するには、ヘルメットプロジェクトやヘルメットドネーションの公式ホームページから申し込みを行い、指定の住所にヘルメットを送るだけです。
送料は、自己負担となります。ヘルメットドネーションは、ヘルメットを必要としている人や団体に届けることができます。
また、寄付したヘルメットが再利用されることで、環境にも貢献できます。ただし、寄付するヘルメットは、使用できる状態であることが必要です。また、寄付先によっては、送料や手数料がかかる場合もありますので、注意が必要です。
リサイクルショップで買取してもらう
リサイクルショップでは、ヘルメットの買取を行っているところが多くあります。
リサイクルショップでは、ヘルメットの他にも、バイク用品や自転車用品などの買取も行っていますので、一緒に売ることもできます。
リサイクルショップの利点は、店頭で即日現金化できることや、近くにあることです。ただし、リサイクルショップによっては、ヘルメットの買取を行っていない場合や、買取価格が安い場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
リサイクルショップでヘルメットの買取を行っている代表的な店舗は、以下のとおりです。
ハードオフ
ハードオフは、家電や家具、本やCDなどの買取・販売を行っているチェーン店です。
ハードオフでは、ヘルメットの買取も行っています。ヘルメットの買取は、店頭や出張で行っています。
ヘルメットの買取価格は、状態や人気によって決まります。ハードオフでは、ヘルメットの買取に関するガイドラインがありますので、事前に確認しておきましょう。
セカンドストリート
セカンドストリートは、衣類やバッグ、アクセサリーなどの買取・販売を行っているチェーン店です。
セカンドストリートでは、ヘルメットの買取も行っています。ヘルメットの買取は、店頭や宅配で行っています。
ヘルメットの買取価格は、状態や人気によって決まります。セカンドストリートでは、ヘルメットの買取に関するガイドラインがありますので、事前に確認しておきましょう。
トイズキング
トイズキングは、玩具やフィギュア、ホビー用品などの買取・販売を行っているチェーン店です。トイズキングでは、ヘルメットの買取も行っています。
ヘルメットの買取は、店頭や宅配で行っています。ヘルメットの買取価格は、状態や人気によって決まります。トイズキングでは、ヘルメットの買取に関するガイドラインがありますので、事前に確認しておきましょう。
ヘルメットの寿命
ヘルメットの処分方法を考える前に、ヘルメットの寿命について知っておく必要があります。
ヘルメットは、使用開始から3年が目安とされています。この期間を超えると、ヘルメットの素材が劣化したり、衝撃吸収能力が低下したりすることがあります。
そのため、ヘルメットの寿命を過ぎたものは、安全性が保証されないと考えられます。ヘルメットの寿命は、使用頻度や保管状態によっても変わりますので、定期的に点検を行い、必要に応じて交換しましょう。
ヘルメットの寿命を判断する方法は、以下のとおりです。
- ヘルメットの製造年月日を確認する
- ヘルメットの外側と内側を見て、ひび割れや色あせ、変形などがないか確認する
- ヘルメットのシールドやインナーパッドを取り外して、傷や汚れ、臭いなどがないか確認する
- ヘルメットのバックルやストラップをチェックして、緩みや破損がないか確認する
- ヘルメットをかぶって、フィット感や快適性が変わっていないか確認する
ヘルメットの寿命と寿命サインはこちらの記事でもっと詳しく解説しています。
自転車用・作業用ヘルメットの処分方法
ここまで、バイク用ヘルメットの処分方法について紹介しましたが、自転車用や作業用のヘルメットの処分方法についても触れておきましょう。
自転車用や作業用のヘルメットは、バイク用ヘルメットと同様に、寿命があります。一般的には、使用開始から5年が目安とされています 。
自転車用や作業用のヘルメットも、寿命を過ぎたものは、安全性が保証されないと考えられますので、定期的に点検を行い、必要に応じて交換しましょう。
自転車用や作業用のヘルメットの処分方法は、バイク用ヘルメットと同様に、以下のような方法があります。
- 不燃ゴミとして処分する
- 不用品回収業者に引き取りしてもらう
- 日本ヘルメット工業会のリサイクルに出す
- バイク用品専門店で買取・処分
- フリマアプリ・オークションサイトで販売する
- ヘルメットを寄付する
- リサイクルショップに買取してもらう
ただし、自転車用や作業用のヘルメットは、バイク用ヘルメットに比べて、買取価格が低い場合が多いです。また、日本ヘルメット工業会のリサイクルは、バイク用ヘルメットのみ対象となっていますので、注意が必要です。
古いヘルメットは不用品回収業者に依頼
ヘルメットの処分方法について、いろいろと紹介しましたが、最後にもう一つの方法をお伝えします。
それは、不用品回収業者に依頼する方法です。不用品回収業者に依頼すると、自宅までヘルメットを引き取りに来てくれます。
この方法は、すぐにヘルメットを処分したい場合や、ゴミとして出すのが面倒な場合に便利です。ただし、不用品回収業者によっては、ヘルメットの引き取りを行っていない場合や、有料である場合もありますので、事前に確認しておきましょう。
おわりに
ヘルメットは、使用開始から3年(自転車用や作業用は5年)が寿命とされています。
寿命が過ぎたヘルメットは、安全性が保証されないので、処分する必要があります。処分方法は、自治体によって異なりますが、不燃ゴミや粗大ゴミとして出す方法や、不用品回収業者に依頼する方法や、日本ヘルメット工業会のリサイクルに出す方法などがあります。
寿命が過ぎていないヘルメットは、まだ使用できる可能性があります。その場合は、買取や販売や寄付などの方法で処分することができます。
買取や販売は、バイク用品専門店やフリマアプリやオークションサイトやリサイクルショップなどで行えます。寄付は、ヘルメットプロジェクトやヘルメットドネーションなどの団体に送ることができます。
ヘルメットは、作業員やライダーの安全を守る大切なアイテムです。
ヘルメットの寿命や処分方法を知っておくことで、ヘルメットの価値を無駄にしないだけでなく、環境にも貢献できます。ヘルメットの処分方法は、自分の都合や目的に合わせて選ぶことができますが、安全性や法令を守ることを忘れないようにしましょう。
ヘルメットの処分方法に関する詳細は、各自治体や団体の公式ホームページで確認できますので、参考にしてください。
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