「蛍光灯の寿命ってどのくらい?」「寿命が来た蛍光灯の捨て方は?」などと悩んでいませんか?
蛍光灯の寿命は毎日約8時間使用した場合、約2年〜4年程度が寿命とされています。ただし、使用環境や種類によって異なるため、正しい知識で交換や廃棄を行うことが重要です。
本記事では蛍光灯の種類別寿命や寿命のサイン、さらには適切な廃棄方法まで詳しく解説します。
この記事を読めば
・蛍光灯の寿命
・寿命のサイン
・蛍光灯の捨て方
これらが全てわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
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蛍光灯の種類別の寿命
蛍光灯や器具の寿命は、種類によって大きく変わります。ここでは、種類別の寿命を詳しく解説します。
蛍光灯の寿命
一般的な蛍光灯はおよそ6,000時間〜12,000時間の使用が可能で、毎日約8時間使用した場合に約2年〜4年程度が寿命です。蛍光灯は使用時間が経過すると、徐々に発光効率が低下し、明るさが薄れていきます。
そのため、実際には寿命に達する前に、光の質の低下を感じることも少なくありません。また、使用環境によっても寿命は大きく変わり、高温多湿の場所では寿命が短くなる傾向にあります。
インバーター蛍光灯の寿命
インバーター蛍光灯は、従来の蛍光灯と比較して高効率で長寿命が特徴です。インバーター式の場合、約15,000時間〜20,000時間の使用が見込まれ、一般的な蛍光灯よりも約30%〜50%長持ちする計算になります。
インバーター蛍光灯は電流の流れを制御し安定させることで、光のちらつきを減少させ、ランプの劣化を遅らせるので寿命が延びます。
LED蛍光灯の寿命
LED蛍光灯は、さらに長い寿命を誇り、約30,000時間〜50,000時間の使用が可能とされています。1日8時間使用した場合、約10年〜17年以上の長さで使用できる計算になります。
LEDは発光ダイオードを利用しており、発熱が少なく光の劣化も非常にゆっくりと進むため、長期間にわたって安定した光を提供します。加えて、LED蛍光灯はエネルギー効率も良く、消費電力を抑えながら長時間の使用が可能です。
そのため、初期投資は高くなりますが、長期的に見ると経済的な選択と言えるでしょう。
丸形LED蛍光灯の寿命
丸形LED蛍光灯は省エネ性と長寿命で知られ、従来の蛍光灯と比較し、平均して40,000時間〜50,000時間の寿命が期待できます。毎日8時間使用した場合、約13年〜17年間使用可能という計算になります。
一般的な家庭やオフィスでの使用では、交換の手間を大幅に減らせ、長期間にわたって安定した照明を提供するでしょう。加えて、LED技術の進化により、寿命がさらに延びる可能性もあります。
40wの蛍光灯の寿命
40wの蛍光灯は、オフィスや商業施設、教育機関などで広く使用されている照明器具です。平均寿命は、約7,000時間〜10,000時間程度とされていて、毎日8時間使用すると約2年〜3年間持つ計算になります。
ただし、使用環境によっては寿命が短くなるでしょう。たとえば、頻繁にオンオフする使用状況や高温多湿な場所での使用は、寿命を縮める要因となり得ます。
蛍光灯の器具は10~15年
蛍光灯自体の寿命だけでなく、照明器具自体の寿命も重要な考慮事項です。一般的に、蛍光灯の照明器具は約10年〜15年の寿命が見込まれています。
15年を期間を過ぎると、内部の配線や安定器の劣化により、照明器具の性能が低下する可能性が高いです。特に安定器は蛍光灯の正常な点灯に直接関わる部品であり、劣化すると蛍光灯が点灯しなくなります。
器具の寿命が近づいたら、安全性や効率性を考慮して、交換を検討しましょう。
蛍光灯の寿命のサイン
蛍光灯の寿命が近づいた際、以下のサインが見られます。
- 蛍光灯が点滅・ちらつく
- 黒ずみ・黒い斑点ができる
- 暗くなる
- 点灯に時間がかかる
- 照明器具から異臭がする
それぞれ詳しく解説します。
蛍光灯が点滅・ちらつく
蛍光灯が点滅やちらつきを始めたら、寿命が近づいている明確な兆候です。蛍光灯内のガスが適切な圧力を維持できなくなったり、電極の劣化が進んだ結果として起こります。
一度点滅が始まると、徐々に頻度が増してきます。点滅は使用者にとって不快感を与えるだけでなく、蛍光灯の消費電力も増加させるため、速やかに交換を検討すべきです。
放置することで、照明器具自体にも損傷を与えかねないため、早めの対応が求められます。
黒ずみ・黒い斑点ができる
蛍光灯の端に黒ずみや黒い斑点が現れるのも、寿命の重要なサインの1つです。蛍光灯内の蒸発した電極材料が管壁に付着することで起こり、特に蛍光灯の寿命終盤に見られる現象です。
黒ずみが顕著になると、蛍光灯の明るさが著しく低下し、最終的には点灯しなくなる可能性があります。黒ずみや斑点は、蛍光灯が長期間使用された証拠であり、性能の低下を意味しています。
もし蛍光灯に黒ずみや斑点が見られたら、新しい蛍光灯への交換がおすすめです。
暗くなる
蛍光灯が徐々に暗くなるのは、寿命が近づいている1つの明確な兆候です。蛍光灯の明るさは時間が経過するにつれて自然と減少しますが、暗くなった場合は蛍光灯内のガスや蛍光物質が徐々に消耗している可能性があります。
特に使用開始から数年が経過し、毎日長時間使用している蛍光灯では、より顕著になることが一般的です。暗くなった蛍光灯をそのまま使用し続けると、さらに照明効率が低下して最終的には完全に点灯しなくなる可能性もあるため、早めの交換を検討しましょう。
点灯に時間がかかる
蛍光灯を点灯する際に時間がかかるようになったら、蛍光灯自体やその他の照明器具の部品が老朽化しているサインかもしれません。特に冷え込んだ環境下での起動に時間がかかる場合、蛍光灯の劣化が一因となっている可能性があります。
さらに、安定器やスターターといった蛍光灯の点灯を助ける部品が消耗していることも、点灯遅延の原因となり得ます。
点灯に時間がかかるようになったら、単に蛍光灯を交換するだけでなく、照明器具全体のメンテナンスや部品の交換が必要になりますよ。
照明器具から異臭がする
照明器具から異臭が発生するのは、緊急に注意を要するサインです。照明器具内部で何らかの異常が発生している可能性が高く、最悪の場合は火災のリスクも伴います。
異臭の原因として考えられるのは、内部の配線が焼損している、または他の電気的な部品が過熱している点です。異臭に気づいたら、ただちに照明器具の使用を停止し、専門家による点検を受けることが重要です。
定期的なメンテナンスと点検は、火災のリスクを未然に防ぐためにも欠かせません。
蛍光灯の寿命が短いと感じるときに確認すること
蛍光灯の寿命が短いと感じた際に、確認することを以下にまとめました。
- 照明器具が劣化している可能性
- 高温多湿などの環境が悪い
- オン・オフを短期間で繰り返さない
それぞれ詳しく解説します。
照明器具が劣化している可能性
蛍光灯の寿命が短く感じる場合、蛍光灯自体だけでなく、照明器具の劣化も原因の1つとして考慮する必要があります。照明器具内部にある安定器や配線が老朽化していると、蛍光灯の性能に直接影響を及ぼし、結果的に寿命を短縮させてしまうため注意が必要です。
使用年数が10年を超える照明器具では、部品の劣化が顕著にでます。定期的なメンテナンスや必要に応じた部品の交換が蛍光灯の性能を最適化し、長寿命を保つためには欠かせません。
高温多湿などの環境が悪い
蛍光灯の寿命に大きく影響するのが、使用環境の温湿度です。特に高温多湿の環境下では、蛍光灯内のガス圧が影響を受け、効率的な発光が妨げられることがあります。
悪い環境で使用され続けると、蛍光灯の寿命は大幅に短縮されることが一般的です。また、寒冷地での使用では、蛍光灯が適切な温度に達するまでに時間がかかり、寿命に悪影響を与える可能性があります。
適切な温湿度管理は、蛍光灯の寿命を延ばすための重要な要素ですよ。
オン・オフを短期間で繰り返さない
蛍光灯の寿命にとって、点灯と消灯を繰り返す頻度は重要な要因の一つです。特に短い間隔でのオンオフは、蛍光灯にとって大きなストレスとなり、寿命を著しく縮める原因になります。
オンオフを繰り返す状況は、特に商業施設やオフィスなど、人の出入りが頻繁にある場所で見られることが多いです。理想的には、蛍光灯は数時間の使用後にオフにし、再点灯する際には十分な休息時間を設けることが推奨されます。
適切な使用法を実践することで、蛍光灯の寿命を最大限に延ばすことが可能です。
蛍光灯を交換してもつかない原因
蛍光灯を交換してもつかない原因をまとめると以下の通りです。
- 安定器の劣化
- 修理の必要性
- 古い蛍光灯の危険性
それぞれ詳しく解説します。
安定器の劣化
蛍光灯が新しいものに交換しても点灯しない場合、安定器の劣化が一因となっている可能性が高いです。安定器は蛍光灯に適切な電流を供給し、点灯を安定させる重要な役割を担っています。
時間の経過とともに内部のコンポーネントが劣化し、正常に機能しなくなります。特に、使用開始から10年以上経過した照明器具では、起こりやすい問題です。
安定器の交換は専門的な知識と技術を要するため、電気工事士などの専門家に依頼することが推奨されます。安定器の交換には、部品のコストと労働費用がかかりますが、交換することで蛍光灯は正常に機能するようになるでしょう。
修理の必要性
蛍光灯を交換しても点灯しない場合は、蛍光灯そのものだけでなく、照明器具全体の修理が必要なサインです。照明器具の配線が老朽化して断線している、または接続部分に問題があるなど、蛍光灯以外の部分に原因があることが考えられます。
また、電源自体の問題や配電盤との接続に不具合がある場合もあります。照明器具全体または電気設備を点検し、必要に応じて修理を行う必要があるでしょう。
修理には専門的な知識と技術が必要なため、専門家への依頼が最善の選択です。
適切な修理を行うことで、照明器具は再び正常に機能し、快適な照明環境を提供できますね。
古い蛍光灯の危険性
古い蛍光灯を使い続けることは、多くのリスクを伴います。古くなった蛍光灯は内部の蛍光物質が劣化したり、ガスの圧力が不安定になれば点灯時に爆発する危険性があるため注意が必要です。
また、古い蛍光灯からは紫外線が漏れ出し、目や皮膚に悪影響を及ぼす可能性もあります。さらに、蛍光灯内部の水銀が漏れ出し、使用している空間の空気汚染も懸念点です。
危険を避けるためには、蛍光灯が古くなったら早めに交換することが重要です。
寿命が来た蛍光灯の捨て方
蛍光灯を適切に処分するためには、状況に応じて最適な方法を選ぶことが重要です。以下に処分方法をまとめました。
- 不燃ゴミとして捨てる
- 粗大ゴミとして捨てる
- クリーンセンターに持ち込み処分
- 回収ボックスに持ち込む
- 家電量販店の回収サービスを利用する
- ホームセンターの回収サービスを利用する
- 町の電気屋さんに依頼する
- 不用品回収業者に回収を依頼する
- 産業廃棄物業者に依頼する
それぞれ詳しく解説します。
不燃ゴミとして捨てる
寿命を迎えた蛍光灯を不燃ゴミとして廃棄する際は、地域の廃棄物処理規定を確認することが不可欠です。多くの自治体では、蛍光灯を特殊な扱いの不燃ゴミとみなし、定められた日に回収しています。
蛍光灯は特に破損しやすいため、適切な包装で出すことが重要です。また、回収場所や日時は自治体によって異なるため、詳細を事前に確認しましょう。
粗大ゴミとして捨てる
一部の自治体では、蛍光灯を粗大ゴミとして扱い、事前申請や有料での回収を行っています。ただし、蛍光灯の廃棄には手数料がかかることが多く、事前に自治体のルールを確認し指定された手続きに従って処分する必要があります。
粗大ゴミとしての処分は、蛍光灯のサイズや自治体の規定によって異なるため、事前の確認が欠かせません。
クリーンセンターに持ち込み処分
寿命が来た蛍光灯を自治体が運営するクリーンセンターやリサイクル施設に直接持ち込む方法もあります。事前に施設の受け入れ条件や持ち込み可能な日時を確認し、適切な方法で蛍光灯を搬入することが求められるでしょう。
直接持ち込むことで、蛍光灯を専門の施設で適切にリサイクル処理してもらえますが、持ち込みの際の注意点や条件を事前に確認することが重要です。
回収ボックスに持ち込む
多くの自治体では、使用済みの蛍光灯を回収する専用のボックスがあります。回収ボックスは公共の場所や一部の商業施設に設置されており、無償で利用することが可能です。
持ち込む際は蛍光灯が割れないように注意し、適切な方法で回収ボックスに入れましょう。手軽で環境に優しい選択肢として人気がありますが、設置場所や受け入れる蛍光灯の種類には制限がある場合が多いので、事前に確認が必要です。
家電量販店の回収サービスを利用する
一部の家電量販店では、使用済みの蛍光灯を回収するサービスを提供しています。回収サービスは多くの場合無料であり、店頭で新しい蛍光灯を購入する際に古いものを持ち込めます。
家電量販店の回収サービスを利用する利点は、買い替えと同時に適切な処分が可能である点です。ただし、すべての店舗でサービスが提供されているわけではないので、利用前に店舗に確認することが推奨されます。
ホームセンターの回収サービスを利用する
ホームセンターの中には、使用済みの蛍光灯やその他の家庭用電球を回収するサービスを実施しているところがあります。照明器具や家庭用品を購入する際に便利で、多くの場合無料で利用できます。
ホームセンターの回収サービスは、廃棄物の適切な処理を促進し、環境保護にもなるため安心です。利用可能な回収サービスの有無や条件はホームセンターによって異なるため、訪問前にオンラインで情報を確認するか、直接店舗に問い合わせましょう。
町の電気屋さんに依頼する
地元の電気店に古い蛍光灯の処分を依頼すると、個人では難しい適切な廃棄処理を行ってもらえる場合があります。小規模の店舗であれば、顧客サービスの一環としてサポートを提供していて、蛍光灯の適切な処理方法を知っている専門家によるサービスを受けられるため安心です。
ただし、サービスは有料である場合が多く、料金は店舗や処理する蛍光灯の数によって異なります。そのため、事前に料金やサービスの詳細を確認することが重要です。
不用品回収業者に回収を依頼する
不用品回収業者に蛍光灯の回収を依頼することで、家庭から不要になった蛍光灯を手軽に処分できます。不用品回収業者への依頼は、大量の蛍光灯やその他の不用品を一度に処分したい場合に特に便利です。
業者によっては、蛍光灯1本あたりの料金設定や、一定量以上での回収なら無料といったサービスを提供しています。業者ごとにサービス内容は異なるため、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
不適切な処理を行う業者に依頼すると、環境汚染の原因になる可能性があるため、事前の確認と慎重な選定が必要ですね。
信頼できる業者を選ぶにはコツがあります。優良業者を見極めたいという方は、不用品回収業者の選び方の記事を参考にしてみてください。
産業廃棄物業者に依頼する
大量の蛍光灯を処分する必要がある企業や施設では、産業廃棄物業者への依頼が適切な選択となります。産業廃棄物業者は大量の廃棄物を、合法的かつ効率的に処理するための許可と専門知識を持っているため安心です。
産業廃棄物として蛍光灯を処理する場合は処理費用が発生しますが、量に応じた費用で安全な処理が保証されます。依頼する前に、業者の資格や処理方法、費用の見積もりを確認することが重要です。
不用品回収業者なら纏めて処分が可能
蛍光灯の寿命は毎日約8時間使用した場合、約2年〜4年程度が寿命とされています。使用環境や種類によって寿命は変化するため、正しい知識で交換や廃棄を行うことが重要です。
不用品回収業者を利用すると、蛍光灯だけでなく、その他の不用品もまとめて処分することが可能です。家庭内で不要になったアイテムを一括して回収するため、処分にかかる手間と時間を大幅に削減できます。
ぜひ本記事を通して、寿命が過ぎた傾向を正しく処分する方法を理解し、不用品回収業者への利用をご検討ください。
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