引っ越しが決まったら、やることリストを作成し、計画的に準備を進めることが大切です。
引っ越しが決まった直後、1か月前、2週間前、引っ越し直前、引っ越し後などやるべきことはたくさんあります。
引っ越しのやることリストを作成する際は、役所での手続きや住所変更など、チェックすべき項目を順番に整理しましょう。
新居が同じ市内なのか、県外への引っ越しなのかによっても、準備すべきことは変わってきます。
この記事で紹介するリストを参考にして、一つ一つ着実にこなしていけば、スムーズに引っ越しを終えることができるでしょう。
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目次
引っ越し先が決まったらやること
新しい住まいに引っ越すのはワクワクするものです。
しかし、同時に、引っ越し準備の大変さを考えると気持ちが沈んでしまうこともあるかもしれません。
事前に準備をしっかり行えば、スムーズに引っ越しを済ませられます。
ここでは、引っ越し先が決まったらやるべきことを、いくつかのステップに分けて解説します。
賃貸物件・駐車場解約
賃貸物件や駐車場を解約する際は、最初に契約書を確認してください。
解約予告期間や必要書類を把握しましょう。
解約予告は書面で行います。解約届や身分証明書などの必要書類を揃えましょう。
退去立会いでは、部屋の状態を確認し、修繕費の支払いについて話し合います。できれば、部屋の現状を写真で記録しておくとよいでしょう。
解約予告期間を過ぎると、違約金が発生する可能性があるので注意しよう
解約手続きは早めに始めることをおすすめします。
もし疑問点があれば、賃貸人や管理会社、駐車場の管理者に確認することが大切です。
退去日を決定する
退去日を決定する際は、賃貸物件の解約予告期間と引っ越し業者のスケジュールを考慮することが重要です。
多くの場合、賃貸借契約書に解約予告期間が記載されているので、よく確認しましょう。
引っ越しシーズンは業者の予約が取りにくくなるため、早めに日程調整を行うのがおすすめです。
退去日の決定には、新居の入居日や転校手続きなど、その他の要因も考慮する必要があります。
カレンダーを使って候補日を挙げ、家族や同居人と相談しながら、全員が納得できる日を選ぶとよいでしょう。
退去日は早めに決定し、解約予告期間を過ぎないように注意してください。
引っ越し業者探し・見積もり
引っ越し業者を選ぶ際は、料金やサービス内容、スタッフの対応、口コミなどを比較します。
複数の業者に見積もり依頼を出し、引っ越し日や荷物の量、移動距離、オプションサービスなどの情報を伝えましょう。
県外への引っ越しや大型家具の移動が必要な場合は、業者選びに慎重になる必要があります。
悪徳業者に注意し、見積もり内容をよく確認してから契約を交わすようにしましょう。
引っ越し業者の手配は早めに行うことをおすすめします。
繁忙期は予約が取りにくくなるため、余裕を持って業者探しを始めましょう。
引っ越しに伴い処分する不用品がある場合、引っ越し業者により不用品回収処分をセットで依頼できる場合があります。不用品回収をセットで依頼できる業者6選をこちらの記事で紹介しています。
引っ越しに伴う処分品を決める
引っ越しを機に不要なものを処分することで、荷物を減らし、新生活をスッキリと始められます。
処分する際の判断基準の例
- 使用頻度:過去1年間に使用していないものは処分を検討
- 状態:壊れているもの、汚れているものは処分
- サイズ・重量:引っ越しに費用がかかるため、大型・重量物は処分を検討
- 思い出:思い出の品は、写真撮影後に処分を検討
引っ越しに伴うアイテムの処分方法には、リサイクルショップでの売却、粗大ごみとしての処分、フリマアプリでの販売、寄付などがあります。
処分する際は、個人情報を含む書類はシュレッダーで裁断し、家電リサイクル法対象品は適切に処分しましょう。
早めに処分を始め、家族と相談しながら進めることをおすすめします。
思い出の品は慎重に判断し、処分に迷うものは一時的に保管するのも一つの方法です。
引っ越し日の決定
引っ越し日の決定は、スムーズな引っ越し準備と実行に欠かせません。
- 賃貸物件の退去日:契約書を確認し、退去日の候補日を把握
- 引っ越し業者のスケジュール:繁忙期は予約が埋まりやすいので、早めに業者に確認
- 荷造りのスケジュール:荷物の量や作業効率を考慮して、余裕を持ったスケジュールを設定
- 個人的な都合:仕事や学校、イベント等、個人的な都合を考慮
引っ越し業者から候補日ごとの見積もりを取得し、料金やサービス内容を比較します。
併せて、繁忙期や閑散期の情報、天気予報なども確認しておくとよいでしょう。
引っ越し日が決定したら、早めに業者に予約を入れて確約を得ておくことが重要です。
また、転居届・転出届や各種ライフラインの手続きは、引っ越し日を考慮して余裕を持って準備しましょう。
転入・転居届けのタイミングなどはルールがあるので「転入・転居届は引っ越し前に申請できる?」の記事を参考にしてみてください。
幼稚園・保育園・学校の転校手続き
子供が幼稚園、保育園、学校に通っている場合、引っ越しに伴う転校手続きが必要です。
手続きは引っ越しの1ヶ月前までに済ませるのが理想的です。
まずは転入先の教育委員会に相談し、必要な書類や手続きの流れを確認しましょう。
その後、在籍校に転校届を提出します。転校届は在籍校の窓口で入手できます。
転入先の学校が決まったら、入学手続きを行いましょう。
転校手続きの必要書類
- 転校届
- 在学証明書
- 成績証明書
- 転入届
- 住民票
- 印鑑など
手続きは保護者が行う必要があり、転校届は原本を提出しなければなりません。
転入先の学校への入学手続きは早めに済ませることが大切。不明な点があれば、転入先の教育委員会や在籍校に問い合わせましょう。
引っ越し2週間~1カ月前にやること
引っ越し準備は、早めに始めることが大切です。
2週間~1カ月前には以下の項目を済ませておくと、スムーズに引っ越し当日を迎えられます。
このステップで不用品は処分をしていきましょう。新居を心機一転すがすがしく過ごすためには引っ越し前の断捨離が大切です。引っ越しを機にミニマリストになる方も多いようです。
引っ越し前の断捨離なら「引っ越しを機にミニマリストになろう」の記事を参考にしてみてください。
粗大ゴミの収集依頼
引っ越しを機に不要になった家具や家電は、粗大ゴミとして処分しましょう。
まずは、自治体の収集方法や料金、申し込み方法などを確認します。
家電や家具、金属類など、種類ごとに分別が必要な場合もあるので注意しましょう。
収集日までに指定場所に粗大ゴミを出し、処理券を貼ろう
粗大ゴミはできるだけ小さく解体することで費用を抑えられる場合があります。
また、粗大ゴミの処理券は忘れずに購入してください。
自治体の粗大ゴミ収集以外にも、民間業者への依頼やリサイクルショップへの持ち込み、自身での処分など、複数の選択肢があります。
いずれの方法を選ぶ場合も、早めに手続きを済ませることが大切です。
不明な点は、自治体や収集業者に問い合わせるようにしましょう。
引っ越し前の粗大ゴミの処分はこちらの記事で詳しく解説しています。自治体の粗大ゴミ回収で間に合わないときの対処法まで紹介していますので、ご確認ください。
梱包資材の準備
引っ越しに必要な梱包資材は、早めに準備しておきましょう。段ボール箱やガムテープ、緩衝材などの種類と必要量を見積もりましょう。
荷物の量や種類、梱包方法を考慮し、十分な量を用意します。
梱包資材は、引っ越し業者から無料で提供してもらえる場合もありますが、自分で購入することもできます。
スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで購入するか、インターネットで注文します。
段ボール箱は無料で手に入ることもあるので、リサーチしてみると良いでしょう。
緩衝材は新聞紙や古着、タオルなどで代用することもできます。
梱包資材は種類ごとにまとめて、荷造りをスムーズに進められるように準備しておきましょう。
引っ越しの2週間前~1週間前までには、揃えておくことをおすすめします。
役所の届け出
引っ越し後は、転出届と転居届の提出が必要です。
転出届は引っ越し前の住所地の役所に、転居届は新住所地の役所に、それぞれ14日以内に提出します。
届出には、申請書や住民票、本人確認書類などが必要となります。
他にも役所で住所変更手続きが必要な書類が多くありますので忘れないようにしましょう。
- 国民健康保険
- 国民年金
- 児童手当
- マイナンバーカード
- 運転免許証
住所変更の手続きを早めに完了させておくことで、郵便物の転送がスムーズになるなどのメリットもあります。
手続きは平日の日中に行う必要があり、必要書類を事前に確認しておくことが大切です。
本人確認書類は原本が必要なので注意しましょう。
引っ越しシーズンは役所が混雑しがちなので、早めに手続きを済ませることをおすすめします。
勤務先への住所変更
引っ越し後は、勤務先にも新しい住所を伝える必要があります。
引っ越しの1週間前から3日前までには伝えるのが理想的。社内の就業規則を確認し、早めに手続きを済ませておくことをおすすめします。
人事部に直接伝えるか、郵送やメールで連絡するのが一般的
転居届など、住所が変更されたことを証明する書類を添付しましょう。新しい住所だけでなく、旧住所も併せて伝えます。
電話番号やメールアドレスも変更になった場合は、忘れずに連絡しましょう。
勤務先に住所変更を伝えるのは義務ではありませんが、給与明細などの郵送物が新しい住所に届くようになったり、緊急連絡先が更新されたりするメリットがあります。
転勤手当などの手続きもスムーズになります。
全体スケジュールを決める
引っ越しは、さまざまな作業を同時並行で進める必要があるため、全体スケジュールを決めておくことが重要です。
引っ越しの日を決定し、それを基準に各作業の締め切りを設定しましょう。
荷造りや不用品の処分、各種手続きなど目標を明確にすることで、準備の進捗状況を管理しやすくなります。
スケジュールを立てる際は、突発的な出来事にも対応できるように多少の余裕を設けておくと良いでしょう。
話し合って作成したスケジュールは、家族や関係者と共有します。引っ越し準備を進める中で、状況に合わせてスケジュールを修正することも大切です。
定期的に進捗状況を確認し、必要に応じて調整を行いましょう。
全体スケジュールは、引っ越しの1ヶ月前までには決定しておくのが理想的です。
引っ越し1週間前までにやること
引っ越しまであと1週間。 いよいよ準備も大詰めです。
ここでは、引っ越し1週間前までに済ませておきたいことをまとめました。
荷造り(先に荷造りしてもいいものから)
引っ越しが1週間後に迫ったら、本格的な荷造りを始めましょう。
まずは、季節家電や普段使わない食器、趣味の道具など、先に梱包しても生活に支障のないものから着手します。
衣替えで着なくなった服や読まない本、観ないDVDなども、この機会に思い切って整理し、処分を検討してください。
荷造りのコツ
- ダンボールは部屋ごとに色分けする
- 壊れやすいものは、緩衝材を使って丁寧に梱包する
- 重いものは、底に詰める
引っ越し業者の予約や粗大ゴミの処分、転居届の提出など、荷造りと並行して進めるタスクもあるので、計画的に準備を進めましょう。
事前の下準備が整っていれば、引っ越し当日は効率的に荷造りを完了できるはずです。
新居で快適に暮らすためにも、入念な荷造りが大切ですね。
電気・ガス・水道
引っ越しに伴うライフラインの手続きは、電気・ガス・水道の3点が重要です。
- 電気:旧居の使用停止と新居の使用開始を申し込む
- ガス:都市ガスは立ち会いが必要、プロパンガスは開栓のみ立ち会いが必要
- 水道:引っ越しの1週間前までに旧居の使用停止と新居の使用開始を申し込み
電力会社は自由に選べるので、料金プランを比較検討してみましょう。
手続きは電話やインターネットで可能ですが、立ち会いが必要なケースもあるので要注意。
手続きは、期日を守って進めましょう。
また、料金の精算や検針など、トラブル防止のためにも事前の確認を怠らないでください。
ライフラインの手続きは引っ越しの成功に直結する重要なタスク。早めの手続きを心がけ、円滑な引っ越しを目指しましょう。
郵便物の転送手配
引っ越し後も郵便物を滞りなく受け取るために、転送手続きは欠かせません。
手続きは郵便局の窓口、インターネット、電話で行うことができ、費用は基本的に無料です。
転送期間は通常1年間で、1ヶ月単位で延長も可能
郵便物によっては転送されないものもあります。
手続きに必要な転居届は、引っ越し日の14日前までに旧住所の郵便局に提出します。
用紙は郵便局の窓口で入手でき、必要事項を記入して提出。記入例は日本郵便のホームページで確認できます。
転送期間が終了すると、郵便物の転送も終了するので、期限切れにも注意しましょう。
住所変更が必要なその他の手続
引っ越しに伴って様々な住所変更が必要になることが多いので、やることをリストにしておくと良いでしょう。
- 住民票
- マイナンバーカード
- 印鑑登録
- 国民健康保険
- 国民年金
- 運転免許証
- 車検証
- パスポート
- 銀行口座
- クレジットカード
- 証券口座
- 投資信託
- 携帯電話
- 固定電話
- インターネット
- 各種会員サービス
- 保険
- 賃貸借契約
- 各種ローン
- クレジットカード
- 新聞・雑誌の購読
- 各種サービスの利用登録
引っ越し手続きは複雑で時間がかかるものですが、計画的に準備を進めることが大切です。
わからないことがあれば、各手続き窓口に問い合わせるなどして、円滑な引っ越しを目指しましょう。
マイナンバーカードの手続きはこちらの記事で詳しく解説しています。
引っ越し前日までにやること
引っ越し当日をスムーズに迎え、慌てずに済むように、前日までにできることはしっかり準備しておきましょう。
ここでは、引っ越し前日にやっておくべきことをまとめました。
不用品・ゴミの処分
引っ越しを機に不要なものを整理し、処分することは、スムーズな引っ越しと新生活のスタートに欠かせません。
まずは、不用品を分別しましょう。
- リサイクルショップやフリマアプリで売却できるもの
- 粗大ゴミや家電リサイクル法対象品として自治体の回収に出すもの
- 燃えるゴミ・燃えないゴミ
それぞれの処分方法を選ぶ際は、自治体の規則に従い、必要な手続きを行います。
粗大ゴミの回収は、事前の予約が必要な場合が多いため、早めに計画を立てることが大切です。
不用品の処分には費用がかかります。
リサイクルショップでの売却や無料の回収サービスを利用することで、処分費用を抑えられる可能性があるので、調査してみましょう。
旧居の掃除
引っ越し前に旧居の掃除を徹底的に行うことは、新居での生活をスッキリとスタートさせるだけでなく、トラブルを避けるためにも重要です。
掃き掃除と拭き掃除を念入りに行い、隅々まで埃や汚れを取り除きます。
キッチンの換気扇や浴室など、汚れが溜まりやすい場所は重点的に掃除が必要。換気扇のフィルターは取り外して洗浄し、浴室の壁や床はカビや石鹸カスを丁寧に落とします。
窓ガラスや網戸も忘れずに拭き掃除をしましょう。汚れが残っていると、トラブルの原因になることがあります。
水回りや排水口の掃除も欠かせません。排水口のゴミを取り除き、水をしっかり流して清潔な状態にします。
最後に、部屋全体を水拭きして、清潔感を高めましょう。
旧居の掃除は退去前に必ず行うべきものですが、早めに取り掛かることで、引っ越し当日の負担を減らせます。
引っ越し業者に処分を依頼するものがあれば分別しておく
引っ越し業者に不用品の処分を依頼する場合、事前の分別が重要です。
自分で処分できるものがあれば、回収・処分費用を大幅に軽減できます。
- 粗大ごみ
- 家電リサイクル法対象品(テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)
- その他(通常のゴミ)
粗大ゴミは、一辺が30cmを超える大型のものや、重量が30kgを超えるもの、壊れていて通常のゴミとして処分できないものが対象です。
分別の際は、それぞれのカテゴリーの定義を確認し、適切に分けることが大切です。
また、個人情報が含まれる書類などは、シュレッダーで裁断してから処分しましょう。
引っ越し業者によっては、大量の不用品の場合、別途料金が発生することもあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
荷造りを完了させる
引っ越し前日までに荷造りが終わっていれば、当日は搬出と搬入に集中でき、時間と労力を大幅に削減できます。
家具や家電など重量物の梱包は時間がかかるため、前日までに済ませておくことで当日の負担を軽減できるでしょう。
荷造りを前もって行うことで、大切なものや必要なものを忘れたり、紛失したりするリスクを防げる
計画的に荷造りを進めるためには、早めに必要な梱包材を準備し、一部屋ずつ、カテゴリーごとに荷造りをするのが効果的です。
壊れやすいものは丁寧に梱包し、ダンボール箱には中身がわかるようにラベルを貼ります。
貴重品は手元に置いて管理しましょう。
荷造りが完了していれば、新居に到着後すぐに荷ほどきを始められ、新生活をスムーズにスタートできるでしょう。
さらに、引っ越し業者の作業効率も上がり、トラブルを避けられます。
前日までに荷造りを終えることで、引っ越し当日は心に余裕を持って臨むことができます。
食品の整理
引っ越しを機に食品を整理することは重要。
食品の整理方法
- 賞味期限を確認し、近いものから消費する
- 食べきれないものは、冷凍保存したり、人に譲ったりする
- 調味料や乾物は、種類ごとにまとめて梱包する
- 冷蔵・冷凍庫内の食品は、事前に使い切るか、保冷バッグなどに入れて持ち運ぶ
引っ越し当日に運ぶ食品は、保冷バッグやクーラーボックスを用意し、適切な温度管理を行います。
生鮮食品は、傷みやすいため、できるだけ新しいものを購入し、引っ越し後すぐに使い切れる量だけ準備するのがおすすめです。
これらの作業を計画的に行うことで、食品を無駄なく活用でき、引っ越し後の生活をスムーズに始められます。
挨拶用の手土産(必要であれば)
引っ越し先の近隣住民とのスムーズな関係構築のために、挨拶の品を準備しておくことは大切です。
手土産は、これからご近所付き合いをしていきたいという心遣いを表す良い方法の一つです。
ただし、地域によって習慣が異なるため、事前にリサーチしておくことをおすすめします。
手土産を用意する場合は、相手に負担をかけないよう、500円から1,000円程度の品物を選ぶのが無難でしょう。
お菓子や紅茶、コーヒーなど、日持ちするものを選ぶと喜ばれます。
個包装されたものであれば、配りやすく、持ち運びにも便利
手土産を渡すタイミングは、引っ越しの前日や当日の午前中から夕方までの間で、相手が在宅していそうな時間帯を選びましょう。
直接会って挨拶できない場合は、手紙を添えて玄関先に置いておくのも一つの方法です。
引っ越しの挨拶は、新生活をスタートする上で大切なステップです。
冷蔵庫と洗濯機の水抜き
引っ越しの前日までに、冷蔵庫と洗濯機の水抜きを行いましょう。
これは、家電の安全な運搬のために欠かせないステップです。
水抜きを怠ると、移動中の水漏れによって荷物や床が濡れたり、カビや故障の原因になったりする可能性があります。
冷蔵庫の水抜き方法
- 電源を抜いて数時間放置する
- ドレンパンの水を捨てる
- 自動製氷機の水を抜く
洗濯機の水抜き
- 洗濯槽の排水ホースを外す
- 排水栓を開けて水を捨てる
- 洗濯槽の掃除をする
水抜きの方法は機種によって異なるため、取扱説明書を確認して正しく行いましょう。作業では水や汚れに触れるため、手袋を着用するなど、衛生面にも配慮してください。
万が一、水抜きが難しい場合は、引っ越し業者に依頼することも可能です。
念入りな水抜きを行うことで、引っ越し当日の作業をスムーズに進め、新居での家電の使用をトラブルなく開始できます。
引っ越し当日の段取り
引っ越し当日は、事前の段取り次第で作業の効率が大きく変わります。
前日までに当日の流れを確認し、必要な準備を整えておきましょう。
具体的な段取りの例
- 荷物の最終確認
- 貴重品の管理
- 冷蔵庫・洗濯機の準備
- ライフラインの手続き
- 駐車場所の確保
- 当日のスケジュール確認
- 家族や引っ越し業者との連絡方法
当日のスケジュールは、家族や引っ越し業者と共有し、作業の流れを確認しておきます。
予定外の事態に備え、余裕を持ったタイムラインを設定するのも良いでしょう。
引っ越し業者とは、連絡方法を決めておき、作業の進捗状況を随時確認できるようにしておくと安心です。
これらの準備を怠りなく行うことで、引っ越し当日のストレスを最小限に抑え、新居でのスタートを円滑に切ることができるはずです。
手荷物・貴重品・現金は準備しておく
手荷物、貴重品、現金を事前に準備しておくことも重要です。
まず、手荷物には当日必要になる衣類、タオル、歯ブラシなどの生活必需品、常備薬、充電器など、すぐに使うものをまとめて用意します。
貴重品や重要書類は手荷物に含めておこう
リュックやキャリーバッグなどの持ち運びしやすい鞄に入れ、常に身に付けておくようにしましょう。
貴重品(現金、通帳、印鑑、クレジットカード、パスポート、宝石類など)は、紛失や盗難のリスクを避けるために、分かりやすく区分けし、できれば施錠できるケースに入れて管理します。
現金は、引っ越し当日の支払いや、新生活で必要になる買い物に備えて、十分な額を用意しておきます。
ただし、多額の現金を持ち歩くことは避け、必要に応じて小分けにしておくと安全です。
引っ越し当日に旧居でやること
引っ越し当日は、事前の準備や段取りが成功を左右します。
ここでは、引っ越し当日に旧居でやるべき重要なタスクを紹介します。
最後に荷物があれば梱包する
引っ越し前日までには大半の荷物の梱包が終わっていることが理想ですが、生活必需品や日常的に使用しているアイテムは最終日まで使うことが多いため、当日まで梱包できないことがあります。
また、見落としがちな小物や、最後の瞬間まで使う電子機器など、当日になってから「これもまだだった!」と気づくことが少なくありません。
効率的な梱包のコツ
- 最後に使うものを先に梱包: 引っ越しの朝に使うもの(朝食の食器、化粧品、着替えなど)は、先に梱包して別の場所に置いておくと、最後の荷物梱包がスムーズになる。
- 梱包リストを作成:どの箱に何を入れたかを簡単にメモしておくと、解梱作業が格段に楽になる。
当日梱包する荷物については、「開封優先度」と合わせてリストアップしておくと役立ちます。
引っ越し当日に慌てないためにも、事前にこれらのポイントを踏まえた準備をしておくことが大切です。
余裕を持って行動することで、移動日をスムーズかつ効率的に過ごすことができます。
電気・ガス・水道の閉栓
引っ越し当日には、電気、ガス、水道の閉栓が必要。
閉栓手続きは、電気は電力会社に、ガスは専門業者に、水道は水道局または管理会社にそれぞれ事前に依頼します。
ガスの閉栓は、安全チェックが伴うため、プロの技術者による作業が求められます。閉栓手続きは、できるだけ早めに行うことが大切です。
ガスの場合は、予約が混み合っていることもありますので、余裕を持って手配しましょう。
閉栓作業が完了したら、各サービスが正しく停止されているかを自分でも確認してください。
閉栓に伴う最終的な料金精算についても忘れずに行いましょう。
オンラインでの精算や口座振替が可能な場合もあるので確認しよう
引っ越しは忙しい時期ですが、電気・ガス・水道の閉栓は安全上非常に重要な手続きです。
事前の準備と、当日のしっかりとした対応で、安心して新生活をスタートさせましょう。
忘れ物がないか確認
引っ越しの当日は慌ただしく、やることがたくさんあり、ついつい忘れ物をしてしまいがちです。
忘れ物チェックをすることで、引っ越し後に必要なものがなくて困るという事態を防げます。
遠方への引っ越しの場合、忘れ物を取りに戻るのは時間と労力の無駄になります。
また、高価な家電や衣類などを忘れてしまうと、経済的な損失になります。特に、写真やアルバムなどの思い出の品を忘れてしまうと、二度と取り返せません。
忘れ物チェックを効率的に行うために、事前に荷物の整理整頓をしておきましょう。
最終的に、各部屋ごとに確認し、チェックリストを活用するのもおすすめです。
旧居の明け渡しと鍵返却
引っ越しの最終ステップである旧居の明け渡しと鍵返却を適切に行うことで、将来的なトラブルを避け、敷金の返還などの手続きもスムーズに進められます。
旧居を清掃し、使用中に生じた小さな損傷を修繕することは、次の住人が快適に過ごせるようにするため、また敷金を全額返還してもらうためにも必要です。
後から「鍵が返されていない」というトラブルを避けるために、全ての鍵を返却し、返却時には受領書をもらいましょう。
家主や管理会社との最終確認では、立ち会いのもとで部屋の状態をチェックし、必要に応じて修繕や清掃の費用について話し合います。
このとき、敷金の精算についても合意できるでしょう。
この段階を丁寧に進めることで、旧居との縁をきちんと結び、新たなスタートを切る準備が整います。
引っ越し業者へ指示・作業
引っ越し業者との連携は、スムーズでトラブルのない引っ越しに欠かせません。
事前に見積もりと詳細打ち合わせを行い、特殊な荷物や注意が必要な物品について事前に業者に伝えておきます。
破損しやすい物や貴重品には特別な注意を払いましょう。自身で運ぶべき貴重品や重要書類は別にしておくことが大切です。
進捗の確認と必要に応じた追加指示が重要。不明点があれば、業者と積極的にコミュニケーションを取りましょう。
引っ越し作業中に予期せぬ状況が発生した場合は、業者と相談しながら柔軟に対応してください。
引っ越し当日に新居でやること
引っ越し当日は慌ただしく、忘れ物やトラブルが発生しやすいので注意が必要です。
ここでは、引っ越し当日に新居でやるべきことをまとめました。
搬入した荷物の確認
引っ越し後の新居での荷物の確認は、スムーズな生活の開始に欠かせません。
事前に作成しておいた荷造りリストと照らし合わせて、すべての荷物がきちんと搬入されていることを確認しましょう。
搬入時に荷物が破損していないか確認しましょう。
荷物の確認をスムーズに進めるためのポイント
- 荷造りリストは、わかりやすく作成
- 荷物は、部屋ごとにまとめておく
- 重要度の高い荷物から確認
- 家族や友人など、複数人で確認
荷物不足や破損など、トラブルが発生した場合は、すぐに引っ越し業者に連絡しましょう。
写真撮影や証拠を残しておくことも重要です。
引っ越し料金の精算
引っ越し料金の精算は、引っ越し当日か翌日に行うのが一般的です。
引っ越し業者に連絡して、精算方法を確認しましょう。
一般的には、現金、クレジットカード、銀行振込などから選べます。
現金で支払う場合は、事前に必要な金額を用意しておきましょう。
- 見積もり金額と実際の料金が異なっていないか
- オプション料金が発生していないか
- 領収書を必ずもらっておく
銀行振込やクレジットカードで支払う場合は、引っ越し業者の指定するカード会社や支払い方法を確認しておきましょう。
引っ越し料金の精算を忘れると、後々トラブルになる可能性もあるので注意しましょう。
ものの配置・整理整頓
引っ越し後の新居でのものの配置と整理整頓は、新しい生活を快適にスタートさせるために重要です。
まず、事前に間取り図を用いて家具や家電の配置計画を立て、ダンボールは部屋ごとに分類しておくと、荷解きがスムーズに進みます。
日常生活でよく使うアイテムは手の届きやすい場所に収納し、収納用品を活用して空間を有効に使いましょう。
また、この機会に不要な物は思い切って処分することが大切です。
リビング、キッチン、寝室、子供部屋、洗面所それぞれの空間に合わせた収納計画を立て、快適な居住空間を作ってください。
配置や整理整頓作業は家族や友人と協力し、無理なく少しずつ進めると良いでしょう。
新居の電気・ガス・水道の開栓・開通
引っ越し当日から快適に生活をスタートするために、新居での電気、ガス、水道の開栓・開通手続きを完了させておくことが重要です。
電気は選んだ電力会社に契約申込をし、使用開始日を伝えます。
ガスは契約とともに開栓のための立ち会いが必要な場合が多く、水道は水道局への使用開始申し込みが必要です。
各種手続きの際は、使用開始日を引っ越し日の前日までに設定し、必要書類や立ち会いの有無を事前に確認しておこう
電気・ガス・水道会社によって、手続き方法や必要書類が異なるので、事前に確認しておきましょう。
手続きを早めに行うことで、引っ越し後すぐに生活を始められます。
ネット・テレビなどの配線をつなぐ]
引っ越し後にインターネットやテレビを利用するには、配線をつなぐ必要があります。
自分でつなぐ場合は、事前に取扱説明書をよく読んでから作業しましょう。
光回線では、ONU(光回線終端装置)とルーターを接続し、ルーターからはパソコンやスマートフォンへと繋ぎます。
Wi-Fi利用時はルーター設定後、SSIDとパスワードで接続します。
テレビの場合、地上デジタル、BS/CS放送、またはケーブルテレビに応じたアンテナケーブルをテレビに接続します。
配線時は電源をオフにし、正しく接続されているか確認してください。
不安な場合は専門業者に依頼するのも一つの方法です。
これらの作業を事前に計画し、取扱説明書を参照しながら慎重に行うことで、引っ越し後の生活をスムーズにスタートできます。
近隣への挨拶
引っ越し後の近隣への挨拶の適切なタイミングは、引っ越し当日または前日が最適。
挨拶の範囲は、両隣、向かい、可能であれば裏の家も含めましょう。
服装は、清潔感のあるものを心がけ、軽装は避けます。
自己紹介と引っ越してきたことを伝え、ささやかな挨拶の品を渡すことが一般的です。
近隣への挨拶は、引っ越し後の生活を円滑にするために重要なマナー
挨拶は早朝や夜遅くを避け、不在時には不在表に挨拶文を残すのも良い方法です。
事前にしっかりと準備をして、気持ちよく挨拶をしましょう。
引っ越し直後にやること
引っ越し直後は慌ただしく、必要な手続きを忘れてしまわないように注意が必要です。
そこでここでは、引っ越し直後にやるべきことをまとめました。
転入届・転居届の提出
引っ越しに伴う転入届や転居届の提出は非常に重要。届出は、転入日や転居日から14日以内に行う必要があります。
転入届は、市区町村をまたいで引っ越す場合に提出する手続き、転居届は、同じ市区町村内で引っ越す場合に提出する手続きです。
転入届・転居届を提出しないと、5万円以下の過料を科せられる場合があるので注意しましょう。
提出は平日日中が一般的ですが、自治体によっては土日祝日の受付やオンライン提出も可能なので、事前に確認すると良いでしょう。
身分証・パスポートの手続き
引っ越しに伴う住所変更は、運転免許証やパスポートなどの身分証明書の更新も必要になります。
運転免許証の住所変更は、管轄の警察署にて行い、パスポートの場合は発行元の都道府県庁で申請します。
手続きに必要な書類
- 運転免許証・パスポート
- 住民票
- 印鑑
- その他必要書類
身分証、新住所が記載された住民票、印鑑が必要です。
引っ越し後14日以内に完了させる必要があり、代理人による手続きも可能ですが、手数料が発生することがあります。
運転免許証・パスポートの住所変更手続きは、混雑する可能性があります。時間に余裕を持って手続きに行きましょう。
転入先の学校・幼稚園・保育園の手続き
引っ越しに伴い、お子さんが新しい学校、幼稚園、保育園に通う場合、適切な手続きが必要です。
小学校や中学校への転入では、在学証明書の提出が必要となり、幼稚園や保育園では入園・入所申請書が必要です。
転入手続きには、転入届、最新の住民票、印鑑、そして場合によってはその他の必要書類が必要です。
入学時期によっては、学用品の準備や制服の採寸などが必要になる場合があります。
幼稚園や保育園の場合は、入園時期によっては、面接や抽選があったり、待機時間が発生したりする可能性もあります。
転入先の学校・幼稚園・保育園に早めに連絡し、必要な書類を確認しましょう。
飼い犬の登録変更手続き
引っ越しで住所が変わると、飼い犬の登録変更も必要になります。
この手続きは、狂犬病予防法に基づくもので、転入後30日以内に新しい市区町村役場で行います。
飼い犬の登録変更手続きの必要書類
- 飼い犬登録証
- 住民票
- 印鑑
- 狂犬病予防注射済票
手数料は地域によって異なりますが、大体500円から1,000円程です。
新しい住所での登録変更後は、新しい登録証が発行されます。
飼い犬登録証は携帯する義務があるため、常に持ち歩くようにしましょう。
また、飼い犬が亡くなった場合は、速やかに市区町村役場に届け出る必要があります。
この手続きを怠ると罰金が科されることがあるため、引っ越し後は早めに対応することが大切です。
引っ越しで出たゴミの処分
引っ越し時に出たゴミの処分は、自治体の規定に沿った適切な方法で行う必要があります。
ゴミは適切に分別しましょう。
- 可燃ゴミ:生ゴミなど燃やすことができるゴミ
- 不燃ゴミ: 燃やすことができないゴミ
- 資源ゴミ:新聞紙、雑誌、段ボール、古紙、ペットボトル、ビン、カン
- 粗大ゴミ:一辺が30cm以上の大きさのゴミ
- 家電リサイクル品:テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機
粗大ゴミの処分には手数料がかかることが多く、家電リサイクル品はリサイクル料金の支払いが必要です。
引っ越しで出たゴミをスムーズに処分するためには、引っ越し前にゴミの分別を始め、必要な手続きや料金について事前に確認しておくと良いでしょう。
旧居敷金の精算
旧居からの退去時、敷金の精算は重要な手続きの一つです。
一般的な精算の流れ
- 退去前に原状回復を行う
- 退去日当日に大家さんと立ち会いのもとで現状確認を行う
- 大家さんが敷金精算書を作成する
- 敷金精算書に基づき、敷金が返還される
敷金精算書に納得できない場合は大家さんに相談し、内容を説明してもらいましょう。
それでも納得できない場合は、賃貸住宅トラブル相談などの専門機関に相談することをおすすめします。
敷金精算をスムーズに進めるために退去前に原状回復をしっかり行い、立ち会い時には疑問点があればすぐに質問しましょう。
引っ越しに伴う処分なら片付け侍へ
引っ越しは、ただ荷物を移動させるだけの作業ではありません。
引っ越し1カ月前から準備を開始し、賃貸契約の解約や退去日の決定、引っ越し業者の選定、必要な手続きなど、計画的に進めることが大切です。
荷造りはもちろん、不用品の処理や新旧住所での手続き、最終的な掃除や挨拶まで、引っ越しには様々な「やること」があります。
不用品の処理には、信頼できる業者を選ぶことが重要です。
不用品回収業者の片付け侍は、引っ越し時に強い味方となります。
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