様々な理由から、ゴミ屋敷が社会問題化しています。片付けたいと思っても、どこから手をつければ良いのか分からないという人もいるのではないでしょうか。今回はそんな方々のために、ゴミ屋敷の片付ける順番や手順について紹介します。
ゴミ屋敷はテレビの世界だけのものではありません。自身の家や実家のゴミ屋敷を片付けたいと思っている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。ゴミ屋敷の片付け方を知っておくことは、いざという時に役立つことでしょう。
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ゴミ屋敷の片付けるための準備
どのようにしてゴミ屋敷を片付ければいいのでしょうか?ゴミ屋敷の片付けを始める際に大切なのは、計画と準備です。
一度に全てを片付けようとせず、小さなステップで進めていくことがポイントです。ここでは、効率的な片付けの進め方について解説します。
ゴミ出しのルールとスケジュールを知る
ゴミを出す前に、自身の市区町村のゴミ出しのルールを把握しましょう。収集日や分別方法を知っておくことで、ゴミの管理がスムーズになります。
地域によってゴミの出し方や収集ルールが異なるため、自治体のホームページなどで情報を確認しましょう。
ゴミの日から逆算し、スケジュールを組んでみてくださいね。
ゴミの日を意識した作業を行わないと、ゴミを自宅で保管しなければなりません。ゴミを放置すると、新たなゴミ屋敷問題を起こしかねません。必ず、すぐに捨てられる状態で始めてください。
掃除で必要な道具を揃える
ゴミ屋敷清掃には、清掃道具が必要不可欠です。作業をスムーズに進めるためにも、あらかじめ用意しておくとよいでしょう。最低限必要なものは以下の通りです。
- ゴミ袋…ゴミを収集するためには必須です。サイズや強度に注意して選びましょう。可燃用・不燃用と用意しておくとよいです。
- ゴム手袋…ゴミや汚れとの接触を避けるために重要です。手を保護しケガを防ぐ効果もあります。
- マスク:…作業中に発生する埃や異臭から保護するために必要です。ゴミ屋敷は悪臭が発生するケースも多いため、しっかりとしたフィルターが付いたマスクが好ましいでしょう。
- 掃除用具…ブラシやほうき、集塵機などの掃除用具が必要です。何種類か準備しておくと、使い分けができて便利ですよ。
- 消臭スプレー…強烈な臭いがする場合に備えて、消臭スプレーが役立ちます。効果の高い消臭剤を選んで使用しましょう。
- 除菌剤…ゴミ屋敷の清掃後は除菌がオススメです。清潔な状態を保つために使用します。
- 作業用エプロン…作業中に衣服を汚れや損傷から保護するために、作業用エプロンをつけましょう。もちろん、汚れてもよい服装で作業してください。
- スニーカー…床が汚れていたり、危険物が落ちている可能性があるため、足元を保護するためスニーカーがよいでしょう。あれば安全靴を用意すれば、より安全に作業できます。
- 洗剤とスポンジ…汚れた表面を洗うために洗剤とスポンジが必要です。汚れをしっかりと落とし、清潔な状態に戻しましょう。
ゴミ屋敷清掃は想像よりも大変な作業である場合が多いです。道具をしっかりと揃え、万全の態勢で挑みましょう。
片付ける順番を決める
ゴミ屋敷の片付け作業は一見難しそうなものですが、どこから手をつけるべきかを決めると、作業がスムーズに進みます。特に、初めての方や途方に暮れている方にとっては、片付ける順番を決めることがポイントです。順番を決めたら、紙で貼りだすなどし、作業に関わる人全員が把握しやすいようにしましょう。
スケジュールを上手く共有できれば、作業もはかどります。
断捨離する基準を決める
ゴミ屋敷にしてしまう人の多くは、物を捨てるのが苦手です。捨てるか捨てないかで迷うのなら、物を捨てる際の基準を明確にしておくのがよいでしょう。
ここでは、捨てる基準となる主なもののチェックリストをご紹介します。物を捨てるときに迷ったときは、ぜひ以下のリストを参考にしてみてください。
ここにあるものは捨てる基準の代表的な例です。より詳しく知りたい方は「断捨離で捨てるべきものの基準と物リスト24選」をご覧ください。
壊れているもの
壊れたものは潔く捨ててしまいましょう。欠けた食器や家電、パーツが取れたアクセサリーなどが挙げられます。本当に必要なら買いなおしているはずです。放置されたままの壊れたものは捨てましょう。
サイズアウトしたもの
身につけるものでも、サイズアウトしてしまったものは必要ありません。自分や家族の服、特に子どもの服などは、サイズが合わなくなったらすぐに処分しましょう。高価なものだからといって、使わないものを取っておいても意味がありません。
デジタル化できるもの
紙類や書類などは、デジタル化することでスッキリと片付けることができます。スマホのカメラを使って撮影して保存するか、専用のスキャンアプリを利用するなどして、デジタル化を検討してみましょう。
1年以上使っていないもの
物を処分するときの基準として、1年以上使っていないものを挙げることもできます。一度も使わずに放置されたものは、今後も使用頻度が高くなることはほぼありません。だからこそ、1年以上使っていないものは捨てる勇気を持ちましょう。
用途を即答できないもの
使い道がはっきりしないものは、保管する必要がありません。一度使い道が分からないものは、捨てることを考えてみましょう。
使い道が分からないものがたくさんある場合は、半分ほどを処分してみるのも一つの方法です。
ゴミ屋敷の片付けの順番
ゴミ屋敷を片付けるには、順番があります。
- 出入り口や通路から片付ける
- 溜まっているゴミを捨てる
- 大きな物を処分する
- 不要な物を捨てる
- 物を選別する
以上の順番で処分することで、手際よく片付けることができます。それでは、細かく見ていきましょう。
出入り口と通路から片付けをする
特にこだわりがなければ、玄関から片付けることをおすすめします。なぜなら、玄関や廊下がゴミで埋まっていると、室内のゴミを搬出できなくなってしまうからです。
出入口となる場所にスペースを確保することで、効率的に作業を進めることができます。
溜め込んだゴミ袋を捨てる
ゴミ屋敷では、ごみ袋に詰められたゴミがそのまま室内に放置されているケースがあります。まずはごみ袋を優先的に捨てていきましょう。
それだけで部屋にスペースが生まれ、作業がしやすくなります。ただしごみ袋は一旦開封し、中身を確認してくださいね。必要に応じて分別をしたうえで捨てましょう。
大きな物から処分する
家の中には使っていない家具をはじめ、大きな不用品がたくさんあります。
- 古いベッド
- 使っていないソファ
- 挫折したトレーニングマシン
など
大きなゴミは、圧迫感を感じさせます。そのため、最初に片付けてしまいましょう。
大きな不用品を片付けることで、家の印象は一変します。家の中がスッキリとし、やる気も湧いてくるでしょう。
運搬や搬出が難しい場合は、一旦別の場所に移動させるか、回収業者に引き取ってもらうとよいです。
明らかに不要なものをどんどん捨てる
ゴミが多すぎて悩んだら、消費期限が過ぎた食品やペットボトル・空き缶など、一目でゴミと判断できる物から片付けましょう。
一気に室内のゴミを減らすことができます。室内の物が少しでも減れば、作業のモチベーションも上がり、次に片付けるべき物が見えやすくなります。
物の選別を行う
ある程度ゴミが片付いたら、さらに細かく分別していきましょう。この際、「必要・使うもの」、「捨てるもの」、「保留するもの」の3つの段ボールを用意し、物を分類していきます。
まずは衣類や本、小物など、判断しやすいジャンルから手をつけましょう。必要かどうかを判断するのは、以下を基準にしてください。
- 現在使用しているか
- 過去1年以内に使用したことがあるか
捨てるものは着られない服や履かない靴、ここ1~2年使用していない物、壊れている物などです。現在使用していないものは、今後も使う可能性が低いため、思い切って捨てていきましょう。
次に不用品と貴重品を仕分けし、不用品を搬出します。この作業は時間がかかるかもしれませんが、少しずつでも進めていきましょう。
捨てるか捨てないかで悩むことがストレスになるかもしれませんが、時間をかけて少しずつ片付けるのもよいでしょう。
ゴミ屋敷片付け後の掃除も重要
ゴミ屋敷は片付けて終了ではありません。片付け後に清掃をすると、もっと気持ちよく過ごせるようになりますよ。ここではゴミ屋敷を片付けた後の清掃方法について、コツをまとめていきます。
まずは生活する部屋をキレイにする
不用品の搬出後、部屋はキレイになりますが、細かいゴミやチリ・ホコリが残っていることがよくあります。こうした汚れは、丁寧な掃除が必要です。
ホウキを使って床を掃除するだけでなく、消臭や除菌も念入りに行いましょう。状況によっては、壁紙や床材の張替えなども検討するのもよいです。
部屋全体がキレイになれば、汚部屋から快適な空間への一歩を踏み出すことができるでしょう。
ゴミ屋敷の清掃は通常の掃除とは異なります。悪臭や害虫の駆除、頑固な汚れの除去も重要です。こうした作業は専門知識と経験が必要であり、プロの清掃業者への依頼も検討してみましょう。
ゴミ屋敷を清潔で快適な空間に変えたい場合は、ゴミ屋敷清掃業者に頼むことがおすすめです。
彼らは適切な装備と技術を持ち、迅速かつ効果的な清掃を行うことができます。自分では手に負えないような状況でも、プロの手で問題を解決することができます。
上から掃除をする
部屋のお掃除をするとき、まずは上から始めましょう。なぜなら、ホコリやゴミは上から下へと落ちてくるものだからです。
上のほうから掃除をしておかないと、後で下の部分を掃除してもまた汚れてしまう可能性があります。
床にモップや掃除機をかけるときも、部屋の奥から出入り口に向かって掃除すると、二度手間を省けますよ。
出入り口を先に掃除してしまうと、後でまた汚れてしまうことがあるので、気を付けましょう。
「上から下へ」の手順は、お掃除において基本です。まずは目線よりも上の場所から始め、最後に床に落ちたホコリやゴミを集めます。この順序を守ることで、ムダなく効率的にお掃除を行えるでしょう。
トイレやお風呂場など1つずつ終わらせる
ゴミ屋敷がやっと片付いたものの、キレイな部屋をキープできるか?と不安を覚える人も多いかもしれませんね。そんな時は、1つずつ終わらせる方法でキレイな状態をキープしましょう。
毎日の生活の中で、片付けやお掃除を行うことは大切です。しかし大掛かりな作業をする必要はありません。
1日1か所を片付けるだけでOK。どれだけ狭い範囲でも構いません。その場所に集中し、徹底的に片付けてみてください。
決めた場所の片付けが終わると、気持ちもスッキリし、やり遂げた達成感を得ることができます。
1日1か所ずつの片付けを継続することで、挫折することなく目標を達成することができるでしょう。
この習慣を続けることで、家中がキレイにキープされ、快適な暮らしが続きますよ。
ゴミ屋敷を片付けるときのコツ
ここではゴミ屋敷を片付ける際に押さえておきたいコツを解説します。
できるだけ短時間でやる
ゴミ屋敷の片付けは大変な作業ですが、必要以上に時間をかけてしまうとモチベーションはどんどん下がっていきます。そのため、できるだけ短時間で行うことが大切です。ダラダラと長い時間をかけるのはやめましょう。
短時間で集中して作業を行い、できれば一日、むずかしくても一週間程度で作業を終えましょう。スケジュールを組めば、効率的に片付けることができます。
もったいないという気持ちを捨てる
ゴミ屋敷の片付けでは、捨てるべきものと残すべきものを見極めることが重要です。過去の思い出や価値のあるものに固執して、捨てることをためらってしまうこともあるかもしれません。
しかし、もったいないという気持ちを捨てることが必要です。捨てることで部屋のスペースも生まれ、元の生活を取り戻すきっかけになります。必要のない物は思い切って処分しましょう。
ゴミ出しの日に合わせて片付けする
ゴミ屋敷の片付けを効率的に進めるためには、ゴミ出しの日に合わせて作業を進めるとよいでしょう。
ゴミ出しの日に合わせることで、捨てるものをまとめやすくなり、片付けた後の処分もスムーズに行うことができます。
またゴミ出しの日を目標にして作業を進めることで、集中力もアップ!タイムリミットをしっかりと設定し、長引かせないようにしましょう。
片付けは1日1か所はやりきる
ゴミ屋敷の片付けは一度にすべてを片付けようとすると、精神的な負担が大きくなります。そのため、片付けは1日1か所をやりきるという目標を持って取り組みましょう。
1か所を完全に片付けることで、達成感を得ることができ、次の作業にも前向きな気持ちで取り組むことができます。
片付けた後の物を置く位置を決める
片付けた後の物を置く位置を事前に決めておくことで、整理整頓がしやすくなります。
物の置き場所を決めておくことで、物の移動や再度の整理作業を減らし、今後の生活もスムーズになります。特に日々探し物に時間を取られている人は、以下の点に注意してみてください。
- 収納場所に何が入っているのか分かりやすく明記する
- 透明のケースに入れて中身を把握できるようにする
- 引き出しは仕切りを使う
探し物が多い人は、物の位置を把握していないのが原因です。そのため、まずは物を片付ける場所を決めましょう。
引き出しは透明のものを使い、中身が見えるようにしておくと、探す手間が省けます。さらに中に入っているものを書いておくとよいでしょう。
他にも、引き出しにそのまま小物を入れると、ごちゃごちゃとして何が入っているのが分からなくなります。仕切りを使用し、一目で入っているものが分かるようにするとよいでしょう。
自力が大変なら不用品回収業者・片付け業者を活用する
ゴミ屋敷の片付けは、自力で行うのが難しい場合があります。そのような場合は、不用品回収業者や片付け業者を活用することを検討しましょう。
専門家の力を借りることで、効率的に片付けを行うことができます。特に以下の人は不用品回収業者への依頼がおすすめです。
- まとまった時間が取れない人
- 体力や気力に自信がない人
- 何度も挫折している人
- とにかく早く片付けてほしい人
- 事故やケガのリスクを避けたい人
不用品回収業者業者や片付け業者に依頼すれば、おおよそ数時間程度でゴミ屋敷の片付けが完了します。
そのため、ふだん忙しい人やまとまった作業時間が取れない人にもぴったりでしょう。またゴミの搬出や回収は全て業者が行うため、体力に自信がない人やケガをしたくない人にもおすすめ。
ゴミ屋敷は放っておくと事故やケガ、火災の危険があります。早めに片付けて、スッキリした生活を手に入れましょう。
不用品回収業者は稀に悪徳業者が紛れています。特にチラシや拡声器で無料を謳っている業者は、後から高額請求してくる可能性があります。詳しくは「無料の廃品回収は危険!」の記事をご覧ください。
自力でやるか業者に依頼するかの判断基準
ゴミ屋敷を片付ける際、自分でできる範囲とプロに頼むべき場合を見極めることが重要です。
以下のポイントを満たしていれば、自分での片付けに挑戦することができますが、限界を感じたら迷わず業者に頼りましょう。
- 家や部屋の広さが3DK以内…広すぎない範囲であれば、自分の力での片付けが可能です。部屋の広さを把握し、作業の計画を立てましょう。
- ゴミの量が膝上まで到達していない… 部屋がゴミで溢れかえっていない場合、自分での片付けが適しています。膝上までゴミが積み重なって、歩くこともままならない場合は、プロの力を借りることを検討しましょう。
- キッチン、浴室、洗面所などの水回りは使える状態にある…水回りが使える場合は、自分で掃除してもよいでしょう。
- ゴミの分別とゴミ出しが自分でできる…: ゴミの種類や分別が自分ででき、大きなごみが少ない場合、自力での片付けが可能です。
- 部屋の中で身動きは取れる状態… 部屋の中で自由に動き回れる状態なら、自力での片付けが可能です。しかし身動きが取れないほど散らかっているなら、事故のリスクも。専門業者への依頼が安心です。
これらの条件を満たしている場合、自力での片付けに取り組むことができます。しかし作業範囲が広く、ゴミの量が多い場合や、自力ではできない状態であれば、迷わず業者に依頼しましょう。
業者の選び方
業者に依頼する際は、以下のポイントに注意しましょう。
- ゴミの仕分けや清掃まで行ってくれるか
- 評判のよい業者であるか
- はっきりとした見積書を出してくれるか
依頼する作業の範囲: 片付けだけでなく清掃やゴミの処分までを依頼するかどうか、また作業の範囲や料金について事前に相談しましょう。
ゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃のおすすめ業者を下記の記事で紹介しているので、参考にしてみてください。
ゴミ屋敷の片付けは、自力で行える範囲とプロに頼むべき範囲を見極めることがポインです。
自分の力だけでは難しい場合は、安全で効率的な作業を提供してくれる業者に頼ることで、スムーズに片付けを進めることができます。
ゴミ屋敷の片付けを業者に依頼するなら片付け侍へ
ゴミ屋敷を片付ける際には、効率的な方法を考えることが大切です。まずは家の中で物を移動できる動線を確保し、少しずつ順を追って片付けていきましょう。
もし大規模な片付け作業を行うなら、不用品回収サービスの利用も検討してみてください。
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