断捨離をすることで鬱病になってしまうということを聞いたことがありますか?家にものがあることへの不安や捨てなくてはいけないという強迫観念など、鬱病をはじめ精神的な症状が問題となる可能性があります。
とはいえすべての人が断捨離で精神症状が出るわけではありません。鬱病などになる原因がきちんとあり、予防方法もあるのです。
そこでこの記事では、断捨離によって鬱病になる理由やその予防方法について解説します。
読んでわかること
・断捨離で鬱になる理由
・断捨離する心理
・鬱病の予防方法
・断捨離の方法
この記事を読めば、断捨離による鬱病を回避できる可能性が上がるでしょう。心配な人は、ぜひ最後までチェックしてください。
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断捨離して鬱病になる理由
それではさっそく、断捨離で鬱病になる理由について解説します。ここで取り上げるのは3つの理由です。
- 捨てるべきではないものを捨てた後悔
- 思い入れがあった物が無くなった事による喪失感
- 物を過剰に捨てることによる罪悪感
これらの理由のように、鬱病になる大きな原因は後ろ向きな思考。それぞれの理由をしっかりと理解していれば、断捨離による鬱病を予防できるはずです。
そのため、断捨離を進めたい人は必ずチェックしておきましょう。
物を捨てたいと考える心理を理解しておくことも大切です。物を捨てたい心理の記事をご覧ください。
捨てるべきではないものを捨てた後悔
まず大きな理由としては、捨てるべきではないものを捨てた後悔が挙げられます。思い出の品や仕事で必要だったものなど、捨ててしまった後悔が負の感情を大きくさせてしまうためです。
後悔が強すぎると前を向くことができず、後めたい気持ちがつきまといます。鬱病に対しては前向きな気持ちを持つことがとても重要。
しかし、後悔が強すぎると前を向くことができず、次第に気力がなくなってきます。その結果、鬱病につながるのです。
そのため、断捨離をするときには後悔しないことが大事。無闇に物を捨てるのではなく、捨てる前に必要なものか不要なものか、しっかりと吟味して捨てましょう。
思い入れがあった物が無くなった事による喪失感
思い入れがあった物が急になくなったことでの喪失感も、鬱病を発症させます。なぜなら喪失感によって感情が上向かず、前向きな気持ちを持てないからです。
このパターンの場合は自分がした断捨離ではなく、同居人が断捨離したパターンが多いでしょう。同居人が持ち主に確認を取らず、勝手に断捨離して思い入れのある物を捨ててしまったパターンです。
過去にも旦那の趣味であるフィギュアを煩わしく思っていた妻が旦那に無断で捨ててしまったために、旦那が鬱病を発症したというケースもあります。
断捨離をする人にとっては不要な物でも、持ち主にとっては大切なものかもしれません。そのため、断捨離で捨てる前に必ず持ち主に確認を取りましょう。
例え家族であっても、勝手に物を捨ててはいけません
物を過剰に捨てることによる罪悪感
物を捨てすぎたときに感じる罪悪感も鬱病の原因になりえます。罪悪感も後悔に近い後ろ向きな感情のため、鬱病の原因となるでしょう。
このような状態は特に真面目な人に起こりやすいとされています。真面目な人ほど責任を感じやすいため、物を過剰に捨てることで罪悪感を感じやすいです。
対処方法としては一気に断捨離をするのではなく、こまめに掃除して断捨離してみてください。日々の掃除で断捨離の量を減らせれば、罪悪感も感じにくいはずです。
断捨離依存症になる人もいる
後悔など後ろ向きな理由によって鬱病になる可能性があるのはわかっていただけたでしょうか。しかし、断捨離で問題になる精神状態はうつ病だけではありません。
なかには断捨離を続けすぎた結果、断捨離に依存してしまう断捨離依存症という問題も。この疾患は断捨離をしないといけないという強迫観念に囚われてしまい、断捨離によって必要なものまで捨ててしまう症状です。
断捨離依存症になると、良くないとわかっていても物を捨ててしまいます。必要な物がなくなるので、日常生活もままならない可能性が出るのです。
生活を良くするためにする断捨離が、いつのまにか断捨離自体が目的となってしまう状態なため危険な状態といえます。
断捨離依存症の可能性がある人は、必ず心療内科へ受診しましょう。
断捨離したくなる心理
過度な断捨離による危険性についてはご理解いただけたでしょうか。とはいえキレイな生活を維持するためには、断捨離も必要な場合があり断捨離したくなる人もいるでしょう。
ここからは、断捨離したくなる5つの心理についてご紹介します。今回取り上げるのはこちらの5つの心理です。
- 整理整頓されていないと落ち着かない
- ミニマニストへの憧れ
- ストレスを軽減したいと思う気持ち
- 人生を変えたいと考えてる
- 過去を忘れたいと思う気持ちから
これらの心理状態はどのような人でもみられること。きちんと理解していれば過剰な断捨離を予防できるので、最後までチェックしてください。
整理整頓されていないと落ち着かない
潔癖症とまではいかなくても、整理整頓されていないと落ち着かないという人は一定数います。このような人は物が溢れるとイライラするため、断捨離をしがちです。
断捨離をすることで物が少なくなり、整理整頓しやすくなるというメリットはあります。とはいえ過剰な断捨離は精神衛生上良くない可能性が高まるでしょう。
整理整頓できるレベルに落ち着いたら、一旦断捨離をやめるのがコツです。物の置き場所を決めておき、溢れたら捨てるなどルールを設定すると良いでしょう。
ミニマニストへの憧れ
芸能人やインフルエンサーなどにいるミニマニストへの憧れから断捨離をする人もいます。憧れの人と同様の生活をしたいから断捨離を進めていくというパターンです。
とはいえこの断捨離心理は少し危険な可能性があります。なぜなら憧れの人と自分のライフスタイルは違うからです。
憧れの人に合わせた結果、仕事の道具なども捨ててしまうと大変危険。必要なものまで捨ててしまうと、日常生活に支障をきたします。
憧れるのは悪いことではありませんが、ほどほどにすべきでしょう。
自分のライフスタイルを最優先にしてあげてください
ストレスを軽減したいと思う気持ち
仕事や人間関係のストレスから、少しでも発散したいという気持ちで断捨離を人も。ゴミを捨てることで、達成感からストレスの軽減を得られるからです。
断捨離をしてスッキリすることで、脳では快楽物質であるドーパミンなどが分泌されます。このような快楽物質はストレスを軽減する効果もあるため、スッキリしたい人は断捨離がおすすめです。
とはいえ過剰な断捨離は禁物。スッキリしたいという気持ちだけで断捨離を続けていると、断捨離依存症になる可能性もあります。
適度な断捨離でスッキリしつつ、断捨離以外にもストレス発散方法を持つと良いでしょう。
人生を変えたいと考えてる
人生を変えたいと考えている人も、断捨離をしがちです。なぜなら、断捨離をすることで運気が変わるとされているから。
風水の世界では、断捨離によって運気が好転すると考えられています。どの運気が上がるかは、以下の表を参考にしてください。
捨てるもの | 変化する運気 |
---|---|
対人運 | いらない服など身にまとう物 |
恋愛運 | バッグ・アクセサリー・プレゼント類 |
仕事運 | 書類や名刺・レシートなど使ってない紙類 |
金運 | 財布・靴・使ってないインテリア |
発展運 | 家具・家電 |
このように、捨てるものによって上がる運気は変わります。人生を変えたいと考えている人は、思い切って断捨離してみてはいかがでしょうか。
過去を忘れたいと思う気持ちから
過去の辛いことを忘れたいという気持ちも断捨離したくなる心理です。物を見ることで思い出す過去もあり、断捨離することで忘れたいという気持ちから断捨離したくなります。
このような心理の代表例では、恋人からもらったプレゼントや写真が代表的なもの。見るだけで思い出してしまうため、捨てることで気分を一新したいと考える人は断捨離に走ります。
この心理状態は悪い物ではなく、むしろ未来のことを見据えての行動なので前向きな状態。後ろ向きな心理状態から脱したいという気持ちの表れです。
そのため、心理状態としては上向いています。気持ちがスッキリするのであれば、断捨離してみてください。
断捨離したい心理と関連する症状
断捨離したい心理状態について、ご理解いただけたでしょうか。前向きに捉えられる心理もあれば、なかには病気のリスクがある危険な心理状態もあります。
ここからは断捨離したい心理と関連する症状について解説します。今回取り上げるのは以下の3つ。
- 買い物依存症
- ためこみ症
- 抑うつ状態
それぞれきちんとした治療が必要になる可能性が高い症状です。1つ1つ確認しましょう。
買い物依存症
買い物依存症とは、文字どおり買い物することに依存してしまう病気。買い物することに快感を覚え、必要ないものまで買い込んでしまう疾患です。
買い物依存症の人は不要なものにまでお金を注ぎ込んでしまうために、生活がままならない状態になります。そのため、買い物依存症を治すために断捨離したいと考える人も少なくありません。
とはいえなかなか断捨離に踏み込めない人が多いのも事実です。1人で断捨離できて改善した事例も過去にはありますが、難しいケースがほとんど。
そのため、買い物依存症の場合には心療内科での治療が必要な場合が多いです。断捨離が難しいようであれば、無理せず通院しましょう。
ためこみ症
ためこみ症とは、生活している場所に物を溜め込んでしまう心の病気です。物が溢れていることに安心感を感じ、物がなくなることに対して不安を強く感じます。
しかし、物が溢れることでゴミ屋敷になるケースが多く、他人に迷惑をかけたり生活に支障が出るケースが多くみられます。
断捨離したいと感じても、物がなくなる不安からなかなか行動に移せません。そのため、支えてもらいながら後押ししてもらう必要があります。
買い物依存症と同様に、可能であれば通院すること望ましいでしょう。心の問題が大きいので、心理的なサポートが必要です。
心療内科への通院をおすすめします
抑うつ状態
抑うつ状態とは、気分が落ち込んでしまって何もする気が起きない状態を指します。このような心の状態が強くなり、精神的にも肉体的にも多くの問題が生じる状態です。
抑うつ状態は鬱病や躁鬱病にみられる状態で、精神疾患と関わりの深い状態といえます。無気力状態になることで部屋の掃除もできず、ゴミ部屋を作りやすいのが特徴です。
もし抑うつ状態の人が断捨離をしたいと考えるのであれば、状態が上向いているとも考えられます。無気力状態から行動したいという心理状態になっているので、無気力から脱しているともいえるでしょう。
そのため、抑うつ状態の人が断捨離したいというのであればぜひ後押しすべきです。少しずつでも良いので、応援しましょう。
断捨離で鬱病にならないコツ
ここまで断捨離したい人の心理状態について解説してきました。断捨離をすることでうつ病になるリスクもありますが、必ずしもみんなが鬱病になるわけではありません。
そこで、ここからは断捨離で鬱病にならないコツを5つご紹介します。今回はこちらのコツを取り上げました。
- 断捨離する基準をしっかり設ける
- 捨てることを目的にしない
- 悩んだときは保留をする
- 思い出の物は捨てない
- 断捨離する物の一部を寄付する
鬱病にならないためにとても大事なことです。それぞれ最後までチェックしましょう。
断捨離する基準をしっかり設ける
断捨離する際には、断捨離する基準をしっかり設けるのが鬱病にならないコツです。基準を設けずに捨ててしまうと、後からなんで捨ててしまったんだろうと後悔してしまう可能性があります。
後悔しないためにも、断捨離する基準をしっかりと決めてください。基準をあらかじめ決めることで、後から後悔しにくいでしょう。
何でもかんでも捨てるのは危険です
断捨離で捨てるべきものと残すべきものはこちらの記事で詳しく解説しています。
捨てることを目的にしない
断捨離をするときにはなんのために断捨離するのかを考え、捨てることを目的にしないようにしましょう。捨てることを目的にしてしまうと、断捨離の本来の目的を失ってしまいます。
本来の目的から離れた断捨離を繰り返すと、断捨離依存症にかかる可能性が高まるでしょう。断捨離依存症によって必要なものまで捨ててしまうと、その後悔から鬱病を発症するリスクに変わります。
そのため、断捨離には部屋をキレイにするためなどきちんと目的を考えるべきです。捨てることを目的にしないように気をつけてください。
悩んだときは保留をする
捨てるかどうかで悩んだ場合には、保留するようにしましょう。やっぱり捨てなければよかったと後悔すると、ネガティブな感情になり鬱病を誘発します。
おすすめなのは保留ボックスを作ること。捨てるラインを設けたとしても、微妙なラインの持ち物も必ず出てきます。
そんな時は一旦保留ボックスに保管しておき、ある程度断捨離が終わった後に考えてみてください。置き場所がなければ捨てる、使い道があれば残すなど改めて考え直す時間があれば、後悔も少なくて済みます。
思い出の物は捨てない
思い出の物は捨てないようにしてください。思い出のあるものほど捨てた際に後悔しやすいので、鬱病の危険が高まります。
もちろん納得したうえで捨てるのであれば問題ないでしょう。しかし、思い出はもう取り戻せないことがほとんどです。
悩みながらも捨ててしまった場合、取り返しがつきません。納得できず悩むくらいであれば、捨てないほうが無難でしょう。
思い出の物を断捨離するならこちらの記事でコツを紹介しています。
断捨離する物の一部を寄付する
捨ててしまうことでの後悔や罪悪感を感じやすいのであれば、断捨離する物の一部を寄付するのもおすすめ。なぜなら寄付であればどこかで役立つ可能性が高いので、ネガティブな感情を持ちにくいためです。
そのため、置き場所がなく保管が難しいけど捨てると後悔しそうなものなどは、寄付してみてはいかがでしょうか。どこかで役に立っていると考えれば、心も晴れやすいです。
物を捨てることに罪悪感を覚えやすい人ほどおすすめします
断捨離した物を処分する方法
ここまで断捨離によって鬱病になるのかどうかなどを解説してきました。しっかりと予防すると大丈夫であることはわかっていただけたと思います。
しかし、そもそも断捨離するときに物を処分する方法をご存知ですか?ここからは断捨離したものを処分する方法を解説します。
今回ご紹介するのは以下の3つ。
- 自治体のゴミ回収で処分する
- 不用品回収業者に依頼する
- フリマアプリやオークションサイトで販売する
それぞれ確認してみましょう。
自治体のゴミ回収で処分する
1番簡単なのは、自治体のゴミ回収で処分する方法です。この方法であれば、ゴミ袋に入れて指定日に出すだけなので誰でもできるでしょう。
注意点としては以下のとおり。
- 分別をきちんとしないと回収してくれない
- 一度に大量のゴミを出すことはできない
当たり前の話ですが、分別をきちんとしていないゴミは回収してもらえません。そのため、自治体が定めたルールを守り分別しましょう。
また、可燃ゴミや不燃ゴミは一度に出せる量が決まっています。各自治体によって違いますが、目安は45Lの袋が2〜4個分ほど。
断捨離で一気に捨てたくなる場合もあるかもしれませんが、一度に出せる量は決まっているので注意しましょう。
不用品回収業者に依頼する
続いての方法は不用品回収業者に依頼する方法。この方法であればゴミ出しの量の制限もなく、大型の粗大ゴミも楽に処分可能です。
なぜならプロの業者が家まで処分に来てくれるから。処分費用はかかりますが、基本的にどんなゴミでも処分してもらえます。
そのため、自分では処分しにくいものを断捨離したいという人におすすめの方法です。素人では運べない粗大ゴミや、特殊な捨て方が必要な家電が多い人はぜひ検討してみてください。
家まで来てくれるので楽したい人にもおすすめです
断捨離を業者に依頼する場合はこちらの記事で業者の選び方や注意点を詳しく解説しています。
フリマアプリやオークションサイトで販売する
処分するものに未使用品が多く、お小遣いを稼ぎたい人はぜひフリマアプリやオークションサイトでの販売を検討してみてください。
フリマアプリやオークションサイトで販売して売れれば、ゴミがお金に変わります。断捨離してお金も稼げるので、一石二鳥といえるでしょう。
注意点としては送料や使用手数料がかかること。小物を売ったは良いものの、諸経費で赤字になってしまうと意味がありません。
そのため、利用する場合は諸経費も考慮して値段設定してください。適切な値段設定で黒字になるようにしましょう。
断捨離した物の処分するなら片付け侍へ
ここまで断捨離して鬱になるのかどうかを解説してきました。ポイントは以下のとおり。
- 断捨離して後悔するなど後向きの感情が強いと鬱病になる可能性がある
- 断捨離しても鬱病にならないよう予防はできる
- 鬱病以外にも注意すべき精神疾患がある
断捨離=鬱病ではないものの、きちんと予防や対策をしておかないと少し危険です。後悔しないためにも断捨離するラインを徹底して捨てるようにしましょう。
また、時間をかけると後悔の念が強くなる可能性があります。時間がかかることで断捨離の意思が揺らぎやすいためです。
そのため、断捨離をするのであれば時間をかけずに一気に済ますのがおすすめ。後悔する時間を作らないようにしましょう。
もし時間をかけずに一気に処分したい場合には、ぜひ不用品回収業者へ依頼してみてください。不用品回収業者であればプロが回収しにきてくれるので、ゴミ回収日を待たずに処分できますよ。
また、数ある業者のなかでも不用品回収の片付け侍が特におすすめです。おすすめする理由はこちら。
- 365日対応可能
- 無料で見積もり可能でキャンセルも無料
- 追加料金なし
- 1点から回収可能
- 人気の商品なら買取の実績もあり
- 最短30分対応で他社でできない時間指定ができる
片付け侍であれば365日いつでも対応できるので、断捨離したいと思ったらすぐに断捨離ができます。さらに、見積もりやキャンセル・追加料金はかかりません。
買取実績も豊富にあるので、断捨離でお小遣い稼ぎができるかもしれません。カバンや靴で未使用品が多い人に特におすすめといえます。
このように断捨離で片付け侍を利用するメリットは多くあります。断捨離をしたいと思ったときには、ぜひ片付け侍への依頼を検討してみてください。
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