「気づいたら大量の靴で玄関が散らかっているけど、どこから片付けたらいいかわからない」
そんな悩みをお持ちではありませんか？
家族が増えればそれに伴い増える靴ですが、靴を断捨離することで物理的にスペースが空くだけでなく、運気を良くする効果もあるのです。
本記事では、断捨離する靴の基準から簡単な方法まで詳しく解説していきます。
ぜひ、気軽に挑戦してみましょう。
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靴を断捨離すべき理由と効果
まず、靴を断捨離するにあたってみなさんが知りたいのは、その具体的な効果と理由ではないでしょうか？
以下の6つが理由と効果になるので、それぞれ詳しくわかりやすく解説していきます。
- 靴箱に余裕を持たせる
- 自分に合い大切な靴に気づく
- 古くて劣化した靴は運気を下げる
- 新しい運気を呼び込むため
- 靴を選ぶ無駄な時間が減る
- 不要な靴を買わなくなる
靴箱に余裕を持たせる
みなさんの自宅の靴箱を思い出してください。
例えば、
- 家族が多く靴がぐちゃぐちゃ
- 趣味でヒールやサンダルを集めている
- 小さい子供がいるのでおもちゃなどで玄関がぐちゃぐちゃ
という方は多いのではないでしょうか？
まず、靴が片付くということは物理的にスペースが空くことになるので、靴を綺麗に収納できます。
さらに、靴箱には靴だけではなく傘やおもちゃなどもあるので、それらを綺麗に収納することも可能になるでしょう。
自分に合い大切な靴に気づく
断捨離すると、自ずと靴の数は減ります。
靴の数が減ると、残った靴をきちんと管理できるようになるので、本当に大切な靴に気づけるでしょう。
靴の数が減ると掃除する靴の負担も減るので、残った靴をより大事にすることにも繋がります。
古くて劣化した靴は運気を下げる
履いてもいない汚れた靴や劣化した靴が、靴箱の中に眠っていませんか？
そのような靴は、靴箱のスペースをとるだけではなく運気を下げることにも繋がります。
そもそも運というのは人についてくるものなのですが、ものを大事にしていない人には良い運気も入ってきません。
運気を上げるためにも不要な靴は断捨離して、残った靴を大切にお手入れしてあげましょう。
新しい運気を呼び込むため
断捨離は、風水とも関係があるのです。
地面を踏みしめる際、足に履いている靴はエネルギーが通り過ぎるものなので、その靴が汚れたり劣化していると運気を下げてしまいます。
長く履いている靴は思い入れもあるかもしれませんが、その分修繕することも不可能になるので、そのような靴はぜひ断捨離してください。
綺麗な靴を履くことで大地のエネルギーを吸収しやすくなり、さらに金運までも取り込めるでしょう。
また、ごちゃごちゃした空間は人の頭も混乱させてしまいます。
良い運は自分が安心して落ち着く空間にやってくるので、靴を断捨離して靴箱を片付け、気持ち的にも落ち着けるでしょう。
靴を選ぶ無駄な時間が減る
毎日靴を選ぶのが大変、特に女性はそのような悩みでお困りではないでしょうか？
断捨離で靴の数を減らすことで選ぶ選択肢を絞り込み、毎日靴を選ぶ時間を節約することにも繋がります。
時間を節約できると、その分無駄なエネルギーを使わなくて済むので、快適な生活が送れるかもしれません。
不要な靴を買わなくなる
履いていない靴があるのにもかかわらず、気に入ったものを見つけるとついつい靴を買ってしまう、という経験はないでしょうか？
そのような循環で、段々と靴箱の中に履かない靴が溜まっていき、靴箱も手のつけようがない状態になってしまいます。
ただ、一度靴を断捨離すると生活から不要なものが取り除かれるので、本当に自分が好きなものがわかることもあるでしょう。
具体的には、以下のようなものがわかってきます。
- よく履く色
- 種類
- 形
- 素材
- 履きやすいタイプ
そうすることで、不要な靴を買わなくなり、無駄遣いを減らすことにも繋がるでしょう。
そもそも靴・スニーカーの寿命とは
あまり考えたことがないと思いますが、自分の靴の寿命をご存知ですか？
一般的な靴は1〜2年ほどと言われています。
具体的には、履く頻度や素材によっても異なるので、それぞれ詳しく解説していきましょう。
- 一般的な寿命は1～2年
- 履く頻度と靴の形状や素材により違う
一般的な寿命は1～2年
上記でも説明したように、一般的な靴の寿命は1〜2年、全く履かない靴でも3〜4年と言われています。
特に、ランニングシューズは無理して長く履くと怪我の危険性もありとても危ないので、もったいないというより、きちんと寿命を把握して履くようにしましょう。
靴を長持ちさせるおすすめの方法は、
- 靴の中の湿気を取ると劣化を防げるので1日履いたら3日ほど休ませる
- 毎日同じ靴を履くのではなく交互に履くなどローテーションする
- かかととを踏まない
- 無理やり足を突っ込んで履かない
以上の点に注意して、お気に入りの靴を大切にしてください。
スニーカーの寿命や長持ちのコツについてはこちらの記事でも詳しく解説しますので、参考にしてみてください。
履く頻度と靴の形状や素材により違う
一般的な靴の寿命は分かりましたが、それは履く頻度や素材によってもまた少し異なってきます。
履く頻度
例えば、上記でも説明した靴の寿命は1〜2年ですが、毎日同じスニーカーを履いた場合だと、その寿命は半年〜1年とさらに短くなるのです。
逆に、靴などを収集している方が保存しておいたスニーカーを久しぶりに出したら、ソールの部分が崩れて履けなくなっていたというパターンもあります。
履いても履かなくても靴には寿命があるので、怪我などしないようしっかり寿命を見極めて履くようにしましょう。
靴の形状や素材
履く頻度だけでなく、靴の形状や素材によっても寿命は異なるようです。
処分する段階は人それぞれですが、なかなか捨てられないという方はぜひ参考にしてください。
それでは、靴の素材別に寿命の判断基準を説明します。
| 種類 | 寿命 |
|---|---|
| スニーカー | ・洗っても汚れが取れない ・白いスニーカーであれば黄ばんできた ・色が薄いスニーカーは色の濃いものより寿命が短い |
| 革靴 | 製法によっても寿命が異なるが長いものだと10年 |
| パンプス | ・手入れをしっかり行うと2〜3年 ・全く行わないと半年 |
| ブーツ | ・大体のものが2〜3年ほど ・本革のものだと長くて10〜20年 |
どの種類でも、かかとに穴が空いたり見た目がボロボロになったら、確実に断捨離しましょう。
断捨離する靴の2つの基準
ここまで、靴の基本的な知識を解説しました。
では、いよいよ靴を断捨離する2つの基準について解説していきます。
- 古い・劣化・壊れがある靴
- 履いてない靴
古い・劣化・壊れがある靴
そもそも、見た目に劣化があったり古くて汚れている靴は、迷わず断捨離しましょう。
具体的には、以下の7つを基準にしてください。
- ソールのすり減りが酷い
- 靴底に剥がれがある
- 装飾・飾りが取れかかっている
- 穴が開いている
- 汚れが落ちず色が変色
- ヨレヨレの靴
- 臭いや湿り気が取れない靴
では、それぞれより詳しく解説していきます。
ソールのすり減りが酷い
靴を長年使用していると、必ずと言っていいほどソールの部分がすり減ってきます。
あまり重要な部分ではなさそうですが、ソールの部分がすり減った服を履き続けると、
- 体のバランスが悪くなる
- 疲れやすくなる
- 転倒する危険がある
など、たくさんの負担を与えることになります。
あまり見ないソールの部分、1ヶ月に1回など定期的に確認する習慣をつけると良いでしょう。
靴底に剥がれがある
上記でも解説した靴底の部分ですが、減り方は人によってもさまざまです。
一般的には、ヒール部分や前側にすり減りや剥がれが見られますが、稀に靴底全体が剥がれる場合もありとても危険だと言えます。
少しの剥がれだと思って油断していると、一気に全体が剥がれるというパターンもあるので、気づいた時点で履くのは控えましょう。
ボンドなどで一時的に修理することは可能ですが、修理に出すとかなり費用がかかることもあるので、基本的にはソールが減っていると感じた時点で断捨離してもよいと言えます。
装飾・飾りが取れかかっている
靴の中には、
- リボン
- ビジュー
- スパンコール
など、さまざまな装飾品や飾りがついているものもあります。
ただ、そういったものは取れやすいので、自分で修理できる範囲であれば取り付けしても良いですが、装飾品が見つからない場合は思い切って断捨離の対象にしてみましょう。
穴が開いている
親指の部分など、力が入りやすく穴が空いていることがあります。
そのような場合は、砂が入る原因にもなるのですぐに断捨離してください。
汚れが落ちず色が変色
特に色が薄い靴など、外で履くものなので汚れは避けられません。
汚れをそのままにするとガビが生える原因になったり、また定期的に洗っていても年数とともに汚れも取れなくなります。
もし、汚れが取れにくくなったと思うのであれば、それも断捨離の時期だと判断しましょう。
ヨレヨレの靴
人間の全体重が乗るので靴には思ったより負担がかかりますし、どんなに手入れをしていても、だんだんと形が崩れるのは避けられません。
さらに、そのまま履いていると
- 履き心地が悪い
- 疲れを感じやすくなる
など、見栄えだけではなく不調として出ることもあるので、こちらも断捨離の時期と言えます。
臭いや湿り気が取れない靴
自分では気づいていなくても、周囲が靴の臭いを感じている場合があります。
一般的に臭いの原因は、
- 梅雨の時期
- 汗
- 雨で濡れた
などで、放置しているとカビが生えることもあります。
洗って解決する程度ならば良いのですが、カビは見た目だけではなく衛生的にも良くないので、すぐに断捨離しましょう。
履いてない靴
そもそも、購入してから1度も履いていない靴はありませんか？
例えば、以下のような理由です。
- 似合わない・気に入っていない靴
- サイズが変わって履けない靴
- コーディネートが合わない
- 流行遅れの靴
- 1年以上履いてない靴
- 足が痛くなるから履いてない靴
では、それぞれさらに詳しく解説していきます。
似合わない・気に入っていない靴
気に入らない靴を買うわけないと思うかもしれませんが、
- ネットショップで購入し届いてみるとイメージと違った
- プレゼントされた靴が自分の趣味ではなかった
- 子供の靴をお下がりでいただいたけど好みではなかった
などのパターンがあります。
勿体無いからと残しておくと結局邪魔になるので、この際全て処分してしまいましょう。
サイズが変わって履けない靴
家にあるサイズアウトした靴は、すぐに断捨離することをおすすめします。
そもそも、靴選びで最も大事なのはデザインではなくそのサイズ感です。
サイズが合わないと、
- 足に痛みが生じる
- むくみの原因になる
- 爪が変形することもある
など、健康状態にもさまざまな症状を引き起こすこともあります。
さらに、サイズが合わない靴は不快感を伴うので、1日中靴を履く方などは特にサイズ感を大事にしましょう。
コーディネートが合わない
自分の好みの服と合わない靴は、履く機会も少ないでしょう。
こちらも勿体無いと思うかもしれませんが、断捨離してスペースが空いた分さらにときめく靴に出会えるかもしれないので、思い切って断捨離の候補に入れます。
流行遅れの靴
流行は何年も巡ってやってきますが、その頃には靴も劣化して履けない可能性が高くなります。
おしゃれは足元からと言うほど靴は大事なファッションアイテムなので、流行遅れで履きたくない靴をいやいや履くよりは、断捨離して気分もすっきりさせましょう。
1年以上履いてない靴
靴や洋服など1年以上履かない着ないなら処分する、というルールをけめている方は意外に多いのではないでしょうか？
他のものにも言えるのですが、1年も使用しないものは今後使用することはほぼないと言えます。
思い出してまた履こうと思っても、状態が悪くそもそも履けなくなっているということが多いので、断捨離してもあまり後悔することはないでしょう。
足が痛くなるから履いてない靴
歩いていると足が痛くなる、このような靴はサイズが合っていない可能性が高いようです。
一度でもこのような思いをすると、次から履く機会は減るか無くなってしまうので、こちらも断捨離の対象となります。
特に女性のヒールは、痛みを感じる方が多いのですが、その場合は以下の注意点を参考にしてください。
- ヒールの高さは6cmまでにする
- ヒールが無くぺたんこの靴も歩く際に負担がかかる
- おすすめは体重が足裏の前後にバランスよく分散される3〜5cm
- 7cm以上のヒールを常用すると骨盤が前傾するので腰痛の原因になることも
健康の観点から見ても、このような靴（ヒール）は選ばない方が良いでしょう。
ヒールの高い靴や素材が固い革靴は足の痛みを感じやすいので、購入する際も試し履きして注意しましょう。
靴の断捨離方法と手順
どのような靴を断捨離したら良いかわかったところで、次は具体的な断捨離の手順と方法です。
- 一カ所に靴を集める
- 必要、不要、保留で分けていく
- 断捨離する基準と照らし合わせて分別する
- 必要な靴を収納する
- 不要な靴を処分する
では、詳しく解説していきましょう。
一カ所に靴を集める
当たり前ですが、まずは持っている靴を全て一カ所に集めましょう。
そうすると、こんなにも靴を持っていたのかと把握し、ちゃんと断捨離しなくてはいけないと自覚できます。
必要、不要、保留で分けていく
すべて一カ所に集めたところで、次は靴を必要、不要、保留に分けていきましょう。
その際、以下を参考にしてください。
【必要】
- 頻繁に使用する
【保留】
- 思い出がある
- 新品
【捨てる】
- 汚れている
- 壊れている
手に取ってから1分以内に判断できない場合は、一旦「保留」に分類して、分類作業が全て終わった後にもう一度分別するようにしましょう。
断捨離する基準と照らし合わせて分別する
上記で解説した「靴を断捨離する2つの基準」に合わせて、分別していきます。
もし、購入したばかりの靴がある場合は、残しておいても良いでしょう。
ただし、あまりにも靴の数が多い場合は、使用頻度が低いものを断捨離する必要があります。
生活環境を整えるためにも断捨離は大切な作業なので、いつか履くかもという考えは捨てましょう。
必要な靴を収納する
必要だと判断した靴はそのままにせず、必ず整理整頓してください。
ここでしっかりと片付けないと、また玄関が汚くなる原因になります。
一般的には、10足ほど持っているとごちゃごちゃせず、履き回しもできてちょうど良いと言われているので、この数を参考に断捨離してみましょう。
不要な靴を処分する
断捨離で不要と判断した靴は、一カ所に集めてきちんと袋に入れておきましょう。
こちらも、そのまま玄関に放置しておくと、いつの間にか処分することさえ忘れる場合もあります。
まずは、断捨離する前に処分するか方法を考えておき、自治体で処分する場合はゴミを捨てる日に合わせて断捨離すると、すぐに捨てられるのでおすすめです。
靴の捨て方はさまざまあるので、次の「断捨離した靴の捨て方」を参考にしてください。
断捨離した靴の捨て方
断捨離が終わったら、最後は不要な靴を処分しましょう。
具体的に処分する方法は、以下の5つです。
- 自治体のゴミ回収で処分する
- フリマアプリ・オークションサイトで販売する
- リサイクルショップ・買取店に買取してもらう
- NPO法人・支援団体に寄付をする
- 不用品回収業者に引き取りしてもらう
では、詳しく解説していきます。
靴の処分方法はこちらの記事でもっと詳しく解説しています。
自治体のゴミ回収で処分する
一番身近で手軽なのは、自治体の可燃ゴミで処分する方法です。
ただし、靴に金属が含まれている場合は外して分別するようにしましょう。
フリマアプリ・オークションサイトで販売する
状態が良い靴は、フリマアプリやオークションサイトで販売すると、少しでも利益が得られるでしょう。
特にブランド品は売却される可能性が高く、ブランド品でなくても状態が良ければ売却されることがあります。
人気のカテゴリーであれば多少使用した靴でも売却される可能性があるでしょう。
特に人気のあるサイズは以下のようになっているので、対象のサイズを持っているのであれば一度販売してみるという手もあります。
- 男性 26cm
- 女性 23cm
ただ、フリマアプリやオークションサイトのデメリットとしては、
- 売れるまでに時間がかかることがある
- 送料や手数料がかかる
- 梱包や発送など自分でしなければならないので手間がかかる
など、時間や手間がかかってもいいという方は、ぜひこれらの方法を試してみてください。
リサイクルショップ・買取店に買取してもらう
すぐに販売したいという方は、フリマアプリではなくリサイクルショップや買取店を利用しましょう。
特に人気のスニーカーは、以下の3つです。
- ナイキ
- アディダス
- ニューバランス
革靴で人気のメーカーは以下の3つで、使用感がなければさらに高値で買取される可能性があります。
- フェラガモ
- チャーチ
- リーガル
リサイクルショップなどの場合は、時期によっても買取価格が変動するため、事前に調べておくと良いでしょう。
NPO法人・支援団体に寄付をする
履かなくなった靴を、NPO法人支援団体に寄付するという方法もあります。
利益はありませんが、必要としている人たちに届けられ、実際に感想なども聞けるので、お金では買えない気持ちを得られるでしょう。
ただ、以下の2つには注意が必要です。
- 汚れがひどい場合はしっかりと洗浄しておく
- 送料は自己負担（着払いだと受け取ってもらえない）
不用品回収業者に引き取りしてもらう
靴だけではなく他のものも断捨離した場合など、不用品が大量に出ることがあります。
その際は、ぜひまとめて不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
不用品回収業者に依頼するメリットとしては、以下の点が挙げられます。
- 梱包や発送する必要がない
- 分別しなくて良い
- 自分で運搬しなくて良い
- 業者によっては当日中に作業を終えてもらえる
他に比べて費用はかかるので、事前に調べておきましょう。
不用品回収業者はとても便利ですが、費用がかかる事や稀に悪徳業者が潜んでいるなどのデメリットもあります。不用品回収業者に依頼するメリット・デメリットをこちらの記事で紹介しますので、参考にしてみてください。
断捨離した靴の処分なら片付け侍へ
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