「ピアノは何ゴミで処分するべきなの?処分方法がわからない」
「使っていないピアノを放置してしまっているんだけど、どれくらいの費用がかかるんだろう?」
そんな悩みをお持ちではないでしょうか?
この記事は以下の点について解説します。
・ピアノの処分方法7つ
・ピアノを処分する際の費用
・ピアノを処分する際の注意点
これら全てがわかるので、ぜひ最後までご覧ください。
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種類によって異なる処分方法
ピアノは、種類によって処分方法が異なります。まずは、ピアノ処分における基礎知識をつけていきましょう。
- 電子ピアノは小型家電の対象
- アップライトピアノ・グランドピアノは粗大ゴミ対象外?
順番にみていきましょう。
電子ピアノは小型家電の対象
電子ピアノは一般的な小型家電として扱われ、粗大ゴミの対象となることがあります。
一部の自治体では電子ピアノを粗大ゴミとして受け付けており、比較的安価な費用で処分可能です。
電子ピアノは重量が10~50kg程度であり、通常は大人2人で持ち運ぶことが可能ですが、床や壁を傷つけないよう配慮する必要があります。
万が一、重さやサイズに不安がある場合は、他の処分方法を検討することが賢明です。
自治体によっては重量制限が設けられていることがあり、重すぎる電子ピアノは回収を受け付けていないこともあります。事前に、住んでいる自治体のルールを確認しておくようにしましょう。
小型家電の処分方法やルールについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
電子ピアノはエレクトーンと処分方法が同じです。エレクトーンの処分方法はこちらの記事で解説しています。
アップライトピアノ・グランドピアノは粗大ゴミ対象外?
グランドピアノやアップライトピアノのようなアコースティックピアノは、電子ピアノとは異なり、粗大ゴミとして処分することは一般的には認められていません。
そのため、アコースティックピアノの処分を検討している場合は、自治体以外の処分方法を検討する必要があります。
グランドピアノは奥行きが3メートル以上、重量は250~400kg程度になることが一般的です。
アップライトピアノはグランドピアノに比べれば小さいですが、運搬には大人3~4人が必要となります。処分だけでなく搬出を含めたサービスを選ぶようにしましょう。
ピアノの7つの処分方法
ピアノの処分方法は、以下の7つあります。それぞれにメリット、デメリットがあるので、自分に適した処分方法を選択しましょう。
- 粗大ゴミで捨てる(電子ピアノ限定)
- 家電量販店の小型家電回収サービスで引き取り(電子ピアノ限定)
- ピアノ専門の買取業者に買取してもらう
- 不用品回収業者に廃棄を依頼する
- フリマアプリやオークションサイトで販売する
- NPO団体などに寄付をする
- ジモティや知人に譲る
順番にみていきましょう。
粗大ゴミで捨てる(電子ピアノ限定)
電子ピアノはサイズが小さく、多くの自治体によって粗大ゴミとしての処分が可能です。
一方で、アップライトピアノやグランドピアノのような大型のピアノは、粗大ゴミとして処分できないことが一般的です。粗大ゴミで処分しようと、自分でピアノを解体することは非常に危険です。
特にアップライトピアノやグランドピアノは、金属フレームやピアノ線など複雑な構造をしているため、専門の業者に依頼することをおすすめします。
粗大ゴミとして処分する場合の方法は以下の通りです。
- 粗大ゴミ回収の予約をする(電話またはインターネット)
- スーパーやコンビニで粗大ゴミ回収券を購入
- 購入した粗大ゴミ回収券をピアノに貼り付ける
- 指定日に指定の場所にピアノを運び出す
処分費用は自治体によって異なり、500円〜2,00円程度が一般的です。他の処分方法と比べて比較的安価に捨てることができますが、ピアノの運搬は自身で行わなければなりません。
階段などの搬出は危険を伴うリスクもあり、運搬の際に壁や床に傷を作る恐れもあります。
また、自治体によってピアノは回収対象外の場合もあるため、事前に確認しておくようにしましょう。
家電量販店の小型家電回収サービスで引き取り(電子ピアノ限定)
電子ピアノに限り、家電量販店で回収サービスをしている場合もあります。
店舗によって回収サービスを行っていないところもあれば、条件がある場合もあるので事前に確認しておくようにしましょう。
出張サービスを行っている場合もあるので、利用すると運搬作業を業者の方に行ってもらえます。
出張依頼を行う場合は、別途料金が発生する可能性もあるので、合わせて確認しておきましょう。
ピアノ専門の買取業者に買取してもらう
処分する際には、ピアノ買取業者に買取してもらう方法もあります。特に、ブランドのあるピアノの場合、買取されやすいです。
例えば、ヤマハやカワイのピアノは、30年以上前のものであっても買取価格がつくことがあります。ピアノ買取業者の買取相場は以下の通りです。
- アップライトピアノ: 10,000~500,000円
- グランドピアノ: 50,000~1,000,000円
- 電子ピアノ: 5,000円〜20,000円(専門業者による買取は少ない)
買取可能であれば、不要になったピアノを処分できるだけでなく臨時収入を得られます。一方で、破損や音の不具合がある場合は、買い取りを断られる可能性もあります。
買取までの流れは、以下の通りです。
- メーカー、型番、ピアノの状態などを伝えて査定を依頼
- ピアノのブランド、年式、状態などに基づいて査定が行われる
- 査定額に納得がいけば、業者がピアノを引き取る
買取条件は、業者によって異なります。業者によっても査定額が異なる場合があるので、複数の買取業者に見積もりを取ってもらうと良いでしょう。
不用品回収業者に廃棄を依頼する
手間や労力をかけずに確実にピアノを処分したい場合には、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
不用品回収業者は、ピアノの解体から運搬、処分まで全て請け負ってくれます。処分相場は以下のようになります。
- グランドピアノ: 約40,000~50,000円
- アップライトピアノ: 約20,000~30,000円
- 電子ピアノ: 約10,000円
不用品回収業者では、「単品回収」のほか、一定金額でトラックに載せられるだけの不用品を処分できる「積み放題プラン」など料金体系も豊富です。
クレーンを用いた吊り下ろしなどの運搬方法に対応している業者もありますが、追加料金が発生することがあります。
不用品回収業者に依頼する場合の大まかな手順は、以下の通りです。
- 不用品回収業者に処分依頼(電話・SNSや問い合わせフォーム)
- 見積もりを取る
- 合意が取れれば業者がピアノなどの不用品を運び出し処分
業者によって料金体系やサービス内容が異なるため、複数の業者に見積もりを取るようにしましょう。
不用品業者の選び方についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
フリマアプリやオークションサイトで販売する
まだ使用できる状態のピアノや少しでも収益を得たい方には、フリマアプリやオークションサイトでの販売がおすすめです。
自分で価格設定できるため、業者の買取よりも高値で売れる可能性があります。
一方で、配送の手配やトラブル対応が自己責任となることや売れるまで時間がかかり、そのまま売れない場合も考えられます。
手順は以下の通りです。
- 複数枚写真撮影を行う
- 商品の詳細説明(ブランドやモデル名のほか傷や汚れなど)を記載して出品
- 購入者が現れたら、梱包して配送
ピアノのサイズや重量により、配送料が15,000円~30,000円程度かかる場合もあるため、事前に考慮した価格で販売しましょう。
NPO団体などに寄付をする
思い出深く処分するのが勿体無いと考えている方やピアノを有効活用してほしいと考える方には、児童養護施設、学校、老人ホーム、コミュニティセンターなどに寄付する方法もあります。
ピアノの運搬には専門の配送業者が必要で、通常運送費用は寄付者の負担となります。また、すべての施設がピアノを必要としているわけではないため、事前確認が必要です。
流れをみていきましょう。
- 寄付先を探す
- 寄付先と連絡を取り、寄付の可否や今後の流れについて打ち合わせ
- ピアノのサイズや重量に応じて、専門の運送業者から配送費用の見積もりを取る
- 見積もりに基づき料金を支払い、運送業者にピアノの運搬を依頼
不要になったピアノをただ処分するのではなく、「寄付」することで、他者の喜びにつなげることができます。一方で、寄付は手間や時間がかかるため、処分を急いでいる場合には別の処分方法を検討しましょう。
ジモティや知人に譲る
ずっと使ってきたピアノを処分するのに気が引ける場合や手軽にピアノを引き渡したいと考えている方には、ジモティや知人に譲る方法があります。
親族、友人、知人の中でピアノを必要としている人を探し、それでも見つからない場合には、地域密着型の掲示板アプリ「ジモティー」で譲渡先を探してみましょう。
大型のピアノの運送は専門の業者に依頼する必要があります。たとえ知人であっても、トラブルを避けるためにピアノの状態を正確に伝え、運送費用の負担についても事前に話し合うことが大切です。
ピアノの運送には高額な費用がかかる場合があり、距離やピアノの種類によって変わります。後ほど運送などにかかる費用目安を紹介させていただきますね。
ピアノ譲渡の場合、費用や手間、受け手との調整が必要であることを念頭に置き、計画的に進めるようにしましょう。
ピアノの処分料金の相場と内訳
ピアノは大きさやタイプによって、処分料金が異なります。それぞれの大きさ・タイプ別に料金相場を紹介していきます。
- 解体費用・組み立て費用(大きさ・タイプにより発生)
- 搬出費用(大きさ・タイプにより発生)
- 配送費用
順番にみていきましょう。
解体費用・組み立て費用(大きさ・タイプにより発生)
グランドピアノやアップライトピアノのように大型で重量のある楽器は、単に運び出すだけではなく、解体してから目的地に運び、到着後に再び組み立てる場合があります。
以下がピアノのタイプ別に解体・組み立て費用の相場です。
ピアノのタイプ | 解体・組み立て費用相場 |
---|---|
グランドピアノ | 30,000円~ |
アップライトピアノ | 20,000円~ |
費用を抑えるためには、複数の専門業者から見積もりを取り、比較検討するのがおすすめです。
搬出費用(大きさ・タイプにより発生)
搬出費用とは、ピアノを現在の場所から別の場所へ移動させる際に発生する費用のことです。
ピアノタイプ別の搬出費用の相場は以下の通りです。
ピアノのタイプ | 人件費相場 | 階段(1階ごとに) | クレーン車の利用 | 手吊り |
---|---|---|---|---|
グランドピアノ | 20,000円〜 | 5,000円~9,000円 | 10,000円~25,000円 | 10,000円~25,000円 |
アップライトピアノ | 10,000円〜 | 5,000円~8,000円 | 10,000円~ | 10,000円~30,000円 |
電子ピアノ(エレクトーン) | 10,000円〜 | 2,500円~8,000円 | 10,000円~ | 10,000円~30,000円 |
搬出費用は、作業の複雑さや運搬距離によって大きく変動します。ピアノの運搬は専門知識と技術を要するため、経験豊富な専門業者に依頼するのが重要です。
ピアノの処分を検討する際には、総合的なコストを考慮に入れ、処分計画を立てましょう。
配送費用
配送費用とは、ピアノを1か所から別の場所へ運ぶ際に発生する費用のことです。ピアノの配送にかかる費用は、その大きさやタイプ、運送距離によって変動します。
以下が各ピアノタイプにおける料金相場です。
運送距離 | グランドピアノ | アップライトピアノ | 電子ピアノ(エレクトーン) |
---|---|---|---|
〜10km | 31,417円 | 18,200円 | 13,000円 |
〜20km | 33,800円 | 20,150円 | 14,300円 |
〜30km | 39,260円 | 22,100円 | 17,333円 |
〜40km | 39,867円 | 23,400円 | 17,550円 |
50km〜79km | 49,400円 | 27,950円 | 22,100円 |
80km〜99km | 61,100円 | 34,450円 | 27,300円 |
100km〜120km | 67,340円 | 37,700円 | 31,525円 |
長距離の運送では、燃料費や運転手の宿泊費なども請求される場合があります。ピアノの状態や運送条件によって変動するため、事前に見積もりを取っておきましょう。
ピアノを買取してもらうときのポイント
ピアノを買取してもらう時のポイントは以下、4つです。
- 調律を何十年もしてない場合は難しい可能性も
- 傷、くもり、塗装の剥がれがないこと
- メーカー名、モデル名・型番を確認しておく
- 鍵盤の汚れや指紋をキレイにしておく
順番に説明していきます。
調律を何十年もしてない場合は難しい可能性も
ピアノの価値を決める重要な要素の1つが、その音質です。長期間調律をしていないピアノは、音がずれてしまい、音質が悪化してしまう恐れがあります。
また長期間調律されていないピアノは単に音がずれているだけでなく、内部の機構にも影響を及ぼしている可能性があり、買取価格が低くなる可能性があります。
条件によっては買取可能な場合もあるため、複数の業者に相談することが重要です。
調律には費用がかかるため、買取価格とのバランスを考慮しつつ、買取前に調律を検討するのもひとつの手です。
傷、くもり、塗装の剥がれがないこと
ピアノを買取してもらう際、外観の状態は価値を左右する重要な要素です。
ピアノの使用状況や保管状態を意味する傷、くもり、塗装の剥がれがないことは、高い査定額を得るための重要なポイントとなります。
大きな傷やへこみは修理が難しく、ピアノの塗装が剥がれている場合は木材が直接空気に触れることで内部の劣化を早める可能性があります。
査定前に、柔らかい乾いた布やピアノ用の特別なクリーナーなどで定期的にピアノを拭き、なるべく綺麗な状態にしておきましょう。
メーカー名、モデル名・型番を確認しておく
メーカーによってピアノの品質や需要が異なります。日本ではヤマハやカワイが特に人気があり、高価買取の可能性が高いです。
また、特定のモデルや型番のピアノは、市場に出回る数が少ないため希少価値があります。多くのピアノでは、メーカー名や型番が本体の内側や背面に記載されています。
買取業者にメーカー名、モデル名、型番を正確に伝えるようにしましょう。特定の部品の入手が困難な古いモデルの場合でも、事前に情報を共有することでスムーズな買取が期待できます。
鍵盤の汚れや指紋をキレイにしておく
見た目の清潔さは、買取査定の際の第一印象を左右します。
ピアノの買取価格を少しでも高くするためには、鍵盤をきれいにしておくことが重要です。汚れがひどいと、メンテナンス不足や隠れた機能的な問題があると判断されかねません。
鍵盤についた指紋や軽い汚れは、乾いた柔らかい布で優しく拭き取り、水分を含ませる場合は、固く絞ってから使用して水分がピアノ内部に侵入しないように注意しましょう。
アルコールや強力な洗剤は、ピアノの材質を傷める可能性があるため石鹸水や水で掃除するようにしましょう。
ピアノを処分するときの注意点
ピアノを処分するときの注意点は以下の3つです。
- 処分するときの費用が高額
- 作業できる業者が限られている
- フリマアプリ・オークションサイトで販売しても配送が大変
順番にみていきましょう。
処分するときの費用が高額
ピアノは重量があり、運搬には専門の技術と機材が必要です。ピアノのサイズや種類、処分方法によっては、高額な費用が発生します。
またグランドピアノなど大型のピアノは、そのままの状態で運搬・処分することが難しいため、解体が必要になることもあります。
処分先までの距離や運搬方法によっても費用は変動します。遠方への運搬や、階段やクレーンを使用した特殊な搬出作業が必要な場合は、さらに費用がかかります。
処分費用を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが重要です。サービス内容と費用を比較し、最も合理的な業者を選びましょう。
作業できる業者が限られている
グランドピアノやアップライトピアノの場合、重量が250~400kgにも及ぶことがあり、安全な搬出や運搬には複数の専門スタッフや特殊な機材が必要です。
また、ピアノは精密な楽器であり、運搬中の衝撃や温度変化がダメージにつながる可能性があるため、再利用する場合には、より専門の知識と技術、機材が必要です。
ピアノ処分を依頼する業者を選ぶ際には、実績や評判を事前に確認しましょう。処分費用が明確に提示されているかどうかもチェックポイントです。
業者に依頼前に、見積もりを取っておくと安心です。
フリマアプリ・オークションサイトで販売しても配送が大変
フリマアプリやオークションサイトでのピアノ販売は、自分で販売価格を設定できるメリットがありますが、配送の手配が大変であることを念頭に置く必要があります。
ピアノは、通常の宅配サービスでは対応外となることがほとんどです。例えば、クロネコヤマトでは、距離とピアノなどの楽器の種類・重量、作業内容などを考慮して料金が決まります。
また配送費用が高額になる可能性があるため、販売前には配送方法と費用について十分に検討し、買い手との間でしっかりと合意形成を図ることが大切です。
販売時には、配送費用の負担について事前に明確にしておくようにしましょう。
いらないピアノは不用品回収業者に任せよう
ピアノは、自治体によって粗大ゴミとして処分してもらえないことがほとんどです。
他の処分として、寄付やオークションサイトもありますが、配送が大掛かりになります。売れないで処分できずに、放置してしまう状態になる場合もあるため注意が必要です。
不用品回収業者に依頼すれば、即日中に処分でき、業者の方が現地に赴いて運び出しまで行ってくれるので便利です。
>>不用品回収の片付け侍
無料見積もりを行っているところも多いので、まずは見積もりから検討してみましょう。
この記事の参考サイト:ピアノ買取ピアノワン
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