「空気清浄機はどう捨てるのが正しいの？」「空気清浄機の処分方法って何があるの？」こんなお悩みを抱えていませんか。
空気洗浄機の捨て方は、空気洗浄機の状態や大きさによって異なります。正しい処分方法を知ることで、法律を遵守し、環境にも優しい選択が可能になります。
この記事を読めば
・空気洗浄機の処分における基礎知識
・空気清浄器を捨てる7つの方法
・空気洗浄機の処分にかかる費用
これらが全てわかります。後半では、空気洗浄機を売るためのポイントも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
空気清浄機は何ゴミ？
空気洗浄機の処分を検討する前に、基本的な捨て方の理解を深めましょう。ここでは、空気洗浄機は何ごみに該当するのか捨て方の以下の基本をまとめます。
- 粗大ゴミで捨てるのが一般的
- 空気清浄機は小型家電リサイクル法の対象
順番に見ていきましょう。
粗大ゴミで捨てるのが一般的
空気清浄機の大きさが30cm以下の場合は、不燃ゴミとして処分できる可能性もありますが、一般的に、「粗大ゴミ」として処分できることが多いです。
自治体によって扱いが異なる可能性があるので、問い合わせしてみましょう。
自治体のルールに沿った方法で処分することで、法令を遵守し、環境保護にも寄与できます。
空気清浄機は小型家電リサイクル法の対象
空気清浄機は「小型家電リサイクル法」の対象品目になっており、規定に従った処分が必要です。
「小型家電リサイクル法」は2013年4月1日に施行され、廃棄物を減らすために制定されました。小型家電製品の部品を分解し、金属などの原材料を再利用することを目的としています。
冷蔵庫、洗濯機（乾燥機）、エアコン、テレビは「家電リサイクル法」に該当し、リサイクル料金や収集運搬料金が必要になりますが、小型家電リサイクル法の対象品目は、収集運搬料金が発生しません。
多くの自治体では、特定の収集ボックスやリサイクルショップでの引き取りが可能です。
小型家電の処分方法・ルールはこちらの記事で詳しく解説しています。
空気清浄機の捨て方7選
空気洗浄機の処分方法は、以下7つの方法があります。
- 粗大ゴミで捨てる
- 自治体により小型家電回収ボックスへ
- 行政の処分場に持ち込みで捨てる
- 不用品回収業者に引き取りしてもらう
- 家電量販店の小型家電回収サービスを利用
- フリマアプリかオークションサイトで売却
- リサイクルショップに買取してもらう
順番に解説していきます。
粗大ゴミで捨てる
先ほども触れたように、空気清浄機の処分は、自治体の粗大ゴミとして処分可能です。
粗大ゴミの申し込みは予約制であることが多いため、特に大掃除や引っ越しシーズンには予約が混み合うことがあります。
粗大ゴミと捨てる場合の手順は以下の通りです。
- 自治体の粗大ゴミ受付センターにネットや電話で申し込み
- コンビニやスーパーで指定された金額の粗大ゴミ処理券を購入
- 空気清浄機に粗大ゴミ処理券を貼り付ける
- 指定された収集日、回収場所に、空気清浄機を運び出す
粗大ゴミとして空気洗浄機を処分すると、他の方法と比べて比較的安く処分できます。
一方で、搬出や手続きに手間がかかり、自由に日時を選ぶことはできません。急ぎの処分には不向きな処分方法です。
お急ぎの際は、処分日時を指定できる不用品回収業者がおすすめです。
空気清浄機のサイズによっては、不燃ゴミとして処分できることもあるので、各自治体の規定を確認してみましょう。
自治体により小型家電回収ボックスへ
自治体の小型家電回収ボックスに入れるのが、空気清浄機の処分方法のひとつです。
回収ボックスは、市役所や家電量販店やスーパーなどと提携して設置されていることが多いです。
一般的に、回収ボックスの投入口の大きさは縦15センチ、横30センチ程度であり、室内用の卓上タイプ、ハンディタイプなどの小型空気清浄機に適しています。
回収ボックスには空気清浄機以外にも、携帯電話、デジタルカメラリモコンなどの小型家電を投入できます。手軽で処分できるほか、環境にも優しく、適切にリサイクルに貢献できます。
処分を検討している方は、最寄りの回収ボックスの場所や規定を自治体のサイトで確認しましょう。
行政の処分場に持ち込みで捨てる
行政が運営する処分場に持ち込めば、粗大ゴミとして出すよりも費用を抑えられる場合があります。
行政が運営する処分場は各地域にあり、一般的に「クリーンセンター」と呼ばれています。
処分の流れは以下の通りです。
- クリーンセンターに問い合わせ
- 持ち込む日程を決める
- 現金もしくは、粗大ゴミ処理券の購入
- 指定日に指定場所に持ち込む
指定場所に持ち込めば即日処分が可能な場合が多く、自分で運ぶ手間がある分、処分料が安い点がメリットです。
待ち時間が長くなることもあるので、可能であれば平日の持ち込みがおすすめです。
一方で、クリーンセンターで処分する際、自治体によっては予約が必要な場合があり、持ち込みには車が必要です。持ち込み自体を受け付けていないこともあるので、必ず確認しましょう。
不用品回収業者に引き取りしてもらう
複数の不用品を一度に処分したい場合や、手間をかけずに処分したい場合は、不用品回収業者に依頼するのが良いでしょう。
>>不用品回収・粗大ゴミの片付け侍
また、空気清浄機以外の不用品も一緒に回収してもらうことができるので、まとめて処分したい場合には特に便利です。
デメリットとしては費用が他の処分方法よりも高い傾向がある点です。また不用品回収業者はプランや業者によっても料金が変わります。
多くの不用品回収業者では、無料見積もり承っているので、見積もりをとって費用対効果を確認してみましょう。
家電量販店の小型家電回収サービスを利用
新しいモデルへの買い替えを考えている場合や近くに家電量販店がある場合には、家電量販店の小型家電回収サービスがおすすめです。
家電量販店で処分する場合は、以下の2つの方法があります。
- 不要になった空気清浄器のみを引き取ってもらう方
- 新しい空気清浄機を購入する場合に、購入した店舗で古いモデルを引き取ってもらう
店舗によっては引き取りサービスを行っていない場合があるので、購入前に確認しましょう。また、引き取りのみで訪問回収を希望する場合は追加料金がかかる可能性があります。
ここでは、以下の大手家電量販店の空気清浄器に関してまとめていきます。
- ヤマダ電機
- ケーズデンキ
- エディオン
- ビッグカメラ
- ヨドバシ
順番にみていきましょう。
ヤマダ電機
ヤマダ電機では、小型家電の回収を行っており、1,000円から2,000円程度で空気清浄機を回収してもらえます。店頭で直接処分が可能なため、処分までの手間が省けます。
自宅まで回収に来てもらうことも可能ですが、この場合は別途出張費用が発生するので注意しましょう。
沖縄県の店舗では受付がない場合があるので、他の処分方法を検討する必要があります。
参考：ヤマダ電機
ケーズデンキ
ケーズデンキでは1,100円から2,200円で空気清浄機の処分が可能です。料金は中型・大型の家電製品に該当する空気清浄機の場合を想定しています。
サイズによっては、料金が異なる場合があるため、処分前に店舗へ確認すると安心です。
店頭に持ち込むことで空気清浄機を処分できますが、運び出しが困難な場合は、別途出張費用を払えば回収してもらえます。
参照：ケーズデンキ
エディオン
エディオンでは、小型から大型までの家電製品の回収を行っており、空気清浄機は550円（税込）で処分可能です。
550円（税込）で回収してもらう場合、縦・横・高さの合計が120cm以下、重量が10kg以下の家電製品に限られています。
これを超える場合は処分費用が高くなる可能性があるので、事前にサイズを確認しましょう。
家電量販店の中でも比較的低価格で処分できますが、フランチャイズ店舗などでは回収サービスに対応していない場合があるので注意が必要です。
参考：エディオン
ビッグカメラ
ビックカメラでは、購入と同時に古い製品を無料で下取りしています。
下取りサービスは、ビックカメラの実店舗で新しい空気清浄機を購入した際に限られています。ネットショップでの購入ではこのサービスは利用できないので注意しましょう。
商品の買い替えでない場合は、梱包した状態で3辺合計160センチ、重量30キロ以内の指定段ボール1箱につき1,958円の回収費用がかかります。
参考：ビッグカメラ
ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラでは、3辺合計160cm・30kg以内の箱に詰められるだけ詰めて1,950円で家電製品を回収してくれます。
空気清浄機単品の場合は、3辺合計が240cm以下で30kg以内であれば1,100円で引き取り可能です。
回収のみで訪問依頼する場合は、別途出張費用2,200円かかります。配送と同時に回収する場合は出張費用がかかりません。
一部店舗では対応していないこともあるので、依頼する場合には事前に店舗に問い合わせておきましょう。
参考：ヨドバシカメラ
フリマアプリかオークションサイトで売却
時間をかけてでも高く売りたい場合や、リサイクルショップでの買取が難しい古いモデルを売却して処分したい場合にはフリマアプリやオークションがおすすめです。
フリマアプリやオークションサイトでは、自分で設定した価格で商品を販売できるメリットがあります。一方で、売却までに時間がかかり、売れるまでの間、商品を自宅で保管し続ける必要があります。
売れないまま放置になる可能性もあるので、すぐに荷物を片付けたい方には不向きです。
また送料や手数料は自己負担の場合が多く、自分で出品から梱包、発送までの手続きが必要なので時間と労力がかかります。
トラブルが発生した場合は、自分で対応する必要があるので注意しましょう。
リサイクルショップに買取してもらう
リサイクルショップでの空気清浄機の買取は、状態が良く、比較的新しい製品を売却して処分したい場合に最適です。
リサイクルショップで空気洗浄機を売るには、正常に動作することはもちろんのこと、目立った傷や汚れがないと査定額が上がります。
一方で、古い場合や汚れや傷など買取価値のない空気清浄機は買い取ってもらえない可能性があり、お店に持ち込んでも持って帰るハメになるリスクもあります。
リサイクルショップによっては出張買取サービスを行っている場合もありますが、場合によっては出張料がかかることがあるので注意しましょう。
空気清浄機は季節家電のため、特に花粉が多くなるシーズン前（12月〜3月頃）に売却すると、高価買取につながる可能性が高まります。
空気清浄機の処分料金比較
空気清浄機を処分する際にかかる費用は、以下のように処分方法によって異なります。
| 処分方法 | 料金相場 |
|---|---|
| 粗大ゴミ | 500円〜1,000円 |
| 自治体の小型家電回収ボックス | 無料（地域差あり） |
| クリーンセンターへ持ち込み | 300円〜700円 |
| 不用品回収業者 | 3,000円〜5,000円 |
| 家電量販店の小型家電回収サービス | 550円〜2,000円 （別途で出張費用がかかる場合あり） |
| フリマアプリかオークションサイトで売却 | 送料・梱包代金のみ |
| リサイクルショップで売却 | なし （出張料金がかかる場合あり） |
時間や労力ををかければ、安く処分でき、特に売却の場合は臨時収入を得られる可能性があります。
とはいえ、引き取りを断られる場合や処分にも時間がかかるため、不用品回収業者で労力かけず即日に処分する方法を選択するのもひとつの手です。引越しや大掃除などで空気清浄機の他にも処分したいものがある場合には、特におすすめです。
費用対効果を考慮し、自分に合った空気清浄機の処分方法を選びましょう。
空気清浄機を売却処分するときのポイント
状態が良いので、売却して処分したい方もいるでしょう。
空気清浄機を売却する際のポイントは以下の通りです。
- 製造から5年以内のもの
- 人気メーカーのもの
- 箱や説明書などの付属品が揃っている
順番に説明していきます。
製造から5年以内のもの
製造から5年以内の空気清浄機は、市場価値が比較的高く、売却しやすいです。
空気清浄機の耐用年数は約6年とされていますが、製造から5年以内の製品は、最新の機能を備えていることが多く、中古市場でも需要が高いです。
また、新しいモデルや最新の機能を求める消費者傾向が強いため、製造から日のたたない製品の方が好まれます。
一方で製造から時間が経過すると、技術的な陳腐化や機能の劣化が進むため、買取金額は下がりがちです。
売却する前にフィルターの掃除をして、新品の状態に近づけておくと高く売却できる可能性があります。
空気清浄機の寿命と買い替えのサインはこちらの記事で更に詳しく紹介しています。
人気のメーカーのもの
空気清浄機の売却可否を判断する基準の1つが、人気メーカーの製品かどうかという点です。
以下の人気メーカー製空気清浄機であれば、比較的高値がつきやすい傾向にあります。
- シャープ
- アムウェイ
- ダイソン
それぞれみていきましょう。
シャープ
シャープ製品は、以下のような価格で買い取られています。
- SHARP KC-J50-H 2021年製 加湿空気清浄機：500円
- SHARP KC-N50 加湿空気清浄機 2021年製：6,000円
- SHARP シャープ 空気清浄機 KI-NS40-W ホワイト：15,000円
- SHARP KI-LP100 プラズマクラスター 加湿空気清浄機：12,500円
状態やモデルによって差があれど、高額で売れる可能性もあります。
アムウェイ
アムウェイの空気洗浄機は、以下のような金額で買い取られています。
- アムウェイ アトモスフィア空気清浄機S：6,000円
- アムウェイ アトモスフィア ドライブ 車用空気清浄機：8,000円
- アトモスフィア空気清浄機 フィルターセットS：7,000円
アムウェイは、フィルターだけでも値打ちがあります。
ダイソン
ダイソンの空気洗浄機は以下のような買取価格が多いです。
- Dyson Pure Cool TP04 扇風機 空気清浄機能 タワーファン：6,000円
- Dyson hygienic mist AM10WS ホワイト/シルバー：8,500円
- ダイソン 空気清浄機 加湿機・ 送風機能付Dyson Pure Humidify + Cool PH01 WS：49,800円
モデルが新しい場合や状態が良ければ、かなりの高額での売却が期待できます。
箱や説明書などの付属品が揃ってる
箱や説明書などの付属品が揃っている空気清浄機は、売却しやすいです。付属品は、製品が丁寧に扱われていたことを示す証拠となります。
操作方法やメンテナンス情報が記載されており、購入者にとって有益な情報源となります。
リモコンや付属フィルターも、製品の全機能を利用するために必要となるので忘れずに売却しましょう。
イオン発生ユニットは不燃ゴミ？
イオン発生ユニットは通常、空気清浄機から取り外して「燃えないゴミ」として分別することが多いです。
自治体によっては、空気清浄機のイオン発生ユニットを「粗大ゴミ」として扱い、分解せずにそのままゴミ出しできる場合もあります。
また、「燃えるゴミ」や「燃えないゴミ」としての分別方法が異なる場合があるため、ご自身の自治体のルールを確認するようにしましょう。
要らない空気清浄機は不用品回収業者に任せよう
空気洗浄機を処分する際には、不用品回収業者の利用を検討してみましょう。
空気洗浄機は、安く処分する方法もありますが大型なものは運び出しにも苦労します。売却の場合は、高額で売れる場合もありますが、状態やモデルによって買取拒否されることもあります。
不用品回収業者に依頼すれば、即日中に現場に赴き、運び出しから回収まで行います。時間や労力かけずに確実に空気洗浄機を処分したいん場合には不用品回収業者がおすすめです。
また、不用品回収業者なら空気洗浄機以外の不用品がある場合もまとめて回収してくれるので、まずは無料見積もりから検討してみましょう。
また、空気清浄機のレンタルを行っている会社もあります。買い替えを考えている方は検討されてみてはいかがでしょうか。
モノカリ｜空気清浄機のレンタル
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