【遺品整理の流れ】依頼から契約、作業当日の流れから完了まで詳しく解説

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遺品整理を依頼する際、業者との円滑なコミュニケーションや作業の進行をスムーズにするために、全体の流れを把握しておくことが重要です。

特に初めての遺品整理では、業者とのやり取りや作業の流れがわからないことが多いでしょう。

そこで今回は、初めて業者に依頼する場合の流れを分かりやすく解説します。これを読めば、初めての遺品整理でも安心して作業を進めることができますので、ぜひ最後までご覧ください。

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遺品整理を業者に失敗せず依頼する流れ

遺品整理を業者に失敗せず依頼する流れ

遺品整理のおおまかな流れは以下の通りです。

  1. ネット上で業者を比較検討
  2. 3社に絞り問合せをする
  3. 現地調査と見積もりに来てもらう
  4. 内容確認と条件交渉もしてみる
  5. 契約と作業日の決定
  6. 残すものと処分品を整理する作業
  7. 必要に応じて清掃を行う
  8. 料金を支払いする

それぞれの手順をくわしく見ていきましょう。

ネット上で業者を比較検討

遺品整理業者を選ぶ際には、何を基準に選べばいいのか迷うことがあります。ただ単に料金やスピードだけで判断するのは危険です。ここでは、遺品整理業者を選ぶ際の重要なポイントを考えてみましょう。

  • 業者の対応エリアを確認する
  • 許可を持った業者を選ぶ
  • 明確な料金システムの提示
  • 業者の連絡先が明確になっている
  • 作業を丁寧に行ってくれる

まず業者のエリアを確認しましょう。できるだけ近いエリアの業者を選ぶことで、出張費を節約できます。業者のサービスエリア外になってしまうと、出張費がかさむ可能性もあるので注意が必要です。

次に、業者が適切な許可や届け出をしているかを確認しましょう。不用品の処分には許可が必要です。無許可の業者に不用品の処分を依頼した場合、不法投棄される恐れがあり危険です。

また料金面も重要ですが、安いからといって安易に選ぶのは避けましょう。オプションサービスや追加料金についても十分に確認してください。

他にも業者の連絡先が明確に記載されているかもチェックしましょう。信頼できる業者はいつでも連絡が取れるようにしています。

また、Googleマップで事業所の確認も重要です。会社として遺品整理業を行っている場合は、Googleマップで事業所が確認できるはずです。

最後に、業者の対応の丁寧さも重視しましょう。問い合わせや相談に対して親身になってくれるか、丁寧な対応が期待できるかを見極めることも大切です。

以上のポイントを踏まえて、遺品整理業者を選ぶ際にはじっくりと比較検討しましょう。

安心して依頼できる業者を選ぶことで、スムーズな遺品整理が行えます。

全国対応しているおすすめ優良遺品整理業者はこちらの記事で紹介しています。

Googleクチコミの平均点を見る

口コミも重要な情報源です。業者の公式サイトや口コミサイト、Googleレビューなどから、その業者の評判を確認しましょう。丁寧な対応や実績の豊富さなど、信頼性の指標となります。

ただし口コミサイトには古い情報が掲載されていることも珍しくありません。5年以上前の情報がそのまま残っている場合もあります。そのため口コミサイトで得られる情報は最新かどうかを確認することが重要です。

ネガティブなクチコミもしっかり見て置く

評判の悪い口コミだけを参考にするのは避けましょう。客観性の観点から、さまざまな角度から情報収集を行い、自分自身で客観的な判断ができるようにすることが大切です。

その企業に関する情報は、単一の視点だけではなく、幅広い情報源から収集することで、より正確な判断ができるでしょう。

3社に絞り問合せをする

業者の候補を挙げたら、3社まで絞り込みましょう。あまりに多いと決めきれない可能性があるため、3社くらいがオススメです。絞り込んだら、以下の手順で問い合わせや見積もりを依頼します。この際、

  1. 電話やメール・ネットから問い合わせを行う
  2. 希望を伝えた上で、見積書を作ってもらう
  3. 見積書を見比べて検討する

この際、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」をするのがオススメです。

相見積もりを取ることのメリットには、大きくつあります。

  • 引越し料金を安く抑えることができること
  • 複数の業者を比較できること
  • 費用の相場を確認できる
  • 業者との交渉が有利になる

業者が他社との競争にさらされることで、より良い条件での提案を得られる可能性が高まります。また料金やサービス内容だけでなく、信頼性や対応の良さなども検討することができるでしょう。

他にも相見積もりを取ると、おおよその費用相場が分かります。もし想定よりも高い見積もりが出された場合、適正な価格であるのかどうか判断する材料になるでしょう。

他にも相見積もりを取ることで、引越し業者との交渉が有利になることもあります。価格交渉もしやすくなりますよ。

ただし相見積もりを取る際には安易な割引を要求するのは避け、業者の信頼性やサービス内容をしっかりと確認しましょう。相見積もりで提示された合計金額だけでなく、作業内容や内訳も見ておきましょう。

引越しを検討する際には、相見積もりを取ることをおすすめします。適正な価格で安心して引越しを依頼するために、複数の業者を比較検討しましょう。

現地調査と見積もりに来てもらう

見積もりは可能な限り、訪問したうえで行ってもらいましょう。訪問見積もりの最大のメリットは、依頼者と業者の双方が現地を確認できることです。

荷物の状態や部屋の広さを確認することで、より正確で細かい見積もりを行うことができます。

このため、両者が納得のいく詳細な調査が可能になるでしょう。電話やメールのみで見積もりを行った場合、以下のようなトラブルが発生する恐れがあります。

  • 作業当日に追加料金を提示された
  • 見積もりに来た人と作業員が異なり、「この金額ではできない」と断わられた
  • 満足のいく作業を行ってもらえなかった

特に多いのが、見積もりに来た人と当日作業に来た人が異なるために起こるトラブルです。遺品整理業者の中には、作業は協力会社に行わせるケースも少なくありません。

実際の作業内容や金額のすり合わせが上手くいっておらず、当日作業を断わられてしまうケースです。トラブルを防ぐためにも、見積もりに来た人に作業員との情報共有を行ってもらえるよう、伝えるとよいでしょう。

遺品整理の費用相場はこちらの記事で紹介しています。相場から安くするも抑えておきましょう。

内容確認と条件交渉もしてみる

遺品整理業者へ依頼する場合「少しでも費用を安くしたい」と考えるのが、本音ではないでしょうか。もちろん、業者への条件交渉は可能です。ここでは費用を抑えるための交渉術を解説します。

主な手順は以下の通りです。

  1. まずは「相談」から入る
  2. 契約の意思を示す
  3. 他業者の見積書を提示する
  4. 切り札を使う

交渉が下手な人は、いきなり安くしてと要求しますが、上手な人はまず「相談したい」と丁寧に前置きします。

相手とのコミュニケーションを大切にすることで、交渉はスムーズに進みます。いきなり「安くして」と要求から入らず「実は予算オーバーで…」など相談から入ったほうが受け入れられやすくなりますよ。

その後、会話の中で条件が良ければ契約の意思があることを示しましょう。交渉上手な人は、ここで他店の見積り書を提示します。これにより、値引きの必要性が強調され、業者も値引きしやすい状況が生まれます。

交渉が上手な人は、業者側もメリットを感じられる切り札を出します。例えば、以下のようなものです。

  • 価値のあるものをたくさん買い取ってほしい
  • 口コミやアンケートに協力したい
  • 他の仕事も頼みたい(実際に依頼する予定がある場合のみ)
  • 自分も作業を手伝うから値引いてほしい

もし業者が顧客に向けたアンケートや感想などを募集する場合、積極的に協力することで値引きに繋がる可能性があります。ホームページに作業の様子を掲載するなど、写真を提供すると喜ばれます。相手にメリットがある状態での交渉は、上手くいく可能性が非常に高いです。業者側に提案できるものがあれば、積極的に高所しておきましょう。

値引き交渉は、テクニックと準備が成功の鍵です。これらのテクニックをマスターして、効果的な交渉を行いましょう。

契約と作業日の決定

不用品回収を依頼する際は、作業前に料金や作業内容を確認しましょう。提案された変更に納得できない場合は、きっぱりと断りましょう。これにより不必要なトラブルを回避することができます。

また、立ち会いが可能な日に予約を取ることが重要です。立ち会いを行ったほうが作業がスムーズに進むうえ、必要な連絡も迅速に行えます。業者とよく話し合って決めましょう。

残すものと処分品を整理する作業

作業当日になったら、いよいよ遺品整理を始めます。遺品整理は、亡くなった方の思い出や遺された家族の気持ちにとって重要な作業です。

しかし、その過程は複雑であり、慎重な計画と処理が必要です。作業は以下の流れで進んでいきます。

  1. 遺品の分類と整理
  2. 不用品の仕分け
  3. 形見品の整理
  4. 不用品の処分

遺品整理で捨ててはいけないものはこちらの記事で紹介ししています。

遺品の分類と整理

遺品を処分する前に、処分するものと残すものを明確に分けましょう。家族との協議を行うことで、不要なトラブルを避けることができます。また、重要書類や身分証明書、金銭などの貴重品は特に注意して整理しましょう。

不用品の仕分け

不用品を適切に処分するためには、仕分けが必要です。自治体の規定に従って可燃ごみ、不燃ごみ、リサイクル可能なものなどに分けましょう。

形見品の整理

形見品は特別な思い出を残すものです。必要なものは残しておき、不要なものは処分しましょう。特に、法的手続きが必要な貴重品は遺族間で慎重に話し合い、整理することが重要です。

不用品の処分

不要と判断したものは思い切って処分しましょう。どうしても捨てにくい場合、専門業者によっては、供養を行ってくれるケースもあります。またリサイクルショップやネットオークション・フリマなどで売却してもよいでしょう。

必要に応じて清掃を行う

遺品整理業者によっては、部屋の掃除機がけや埃取りなど、簡易な清掃がプランに含まれていることも。ただしハウスクリーニングを希望する場合は、別途業者にお見積もりを依頼する必要があります。

仕上げに室内清掃が行われる際には、水道と電気の契約を切らないように注意しましょう。水回りの清掃や機材を使用した清掃には、水と電気が必要ですので、契約したままにしておくことが重要です。清掃作業をスムーズに進みますよ。

料金を支払いする

作業が完了したら、作業費用を支払います。作業完了後に状態を最終確認し、費用を支払いましょう。

一般的には、作業完了後の一括払いが主流ですが、中には分割払いが可能な業者もあります。見積もりの段階で支払いのタイミングや金額をしっかり確認しましょう。

契約から作業当日までの細かい流れ

契約から作業当日までの細かい流れ

ここでは遺品整理当日を迎えるまでの、さらに細かな流れについて知っておきましょう。

主な流れは以下の通りです。

  1. 捜索・残す物・触れてはならない物を伝える
  2. 電気と水道を使えるようにしておく
  3. 支払いの現金・カードを用意しておく
  4. 近所・近隣に作業することを伝えておく
  5. 作業開始
  6. 作業完了後に部屋を確認をする
  7. 回収漏れがないかチェック
  8. 清掃状態を確認する
  9. 庭、家の上、物置、ベランダなども細かく確認する
  10. 支払いを完了させる

捜索・残す物・触れてはならない物を伝える

遺品整理を依頼する前に、まずは部屋の捜索を行い、残す物や触れてはならない物をしっかりと伝えましょう。

大切な思い出の品や貴重品などを作業者が誤って回収・処分してしまうのを防げます。また捜索してほしいものがあれば、前もってリスト化しておくと当日も伝わりやすいでしょう。

電気と水道を使えるようにしておく

作業当日、スムーズな作業のためには電気と水道が必要です。事前に解約されていないことを確認しておきましょう。

支払いの現金・カードを用意しておく

作業完了後に費用の支払いが必要です。支払いの方法については事前に確認し、現金やカードを用意してください。

金額は見積金額+aくらいがよいでしょう。電子マネーやQRコード決済をするなら、前もってチャージしておくと慌てません。

近所・近隣に作業することを伝えておく

作業当日、騒音や駐車場の使用に関する配慮が必要な場合があります。近所や近隣に作業が行われることを事前に伝え、周囲とのトラブルを避けましょう。

作業開始

作業当日、作業者が依頼内容に基づいて作業を開始します。捨てる物や整理する範囲など、事前に確認した内容に基づいて進めていきます。変更がある場合は、早めに伝えるようにしてくださいね。

作業完了後に部屋を確認をする

作業が終了したら、部屋をしっかりと確認しましょう。残された遺品や不要な物がないか、確認します。もしやり残しや疑問点があれば、その場で言いましょう。後日になると責任の所在が曖昧になり、うまく解決できない恐れがあります。

回収漏れがないかチェック

遺品整理が完了したかどうかを確認する際に、回収漏れがないかをチェックしましょう。大切な物を誤って処分してしまう事態を防ぐためにも、細心の注意が必要です。

清掃状態を確認する

作業完了後、部屋の清掃状態も確認しておきましょう。清潔で整頓された状態になっているかどうかをチェックし、必要に応じて追加の清掃を行います。

庭、家の上、物置、ベランダなども細かく確認する

部屋だけでなく、庭や家の周り、物置やベランダなども忘れずに確認しましょう。遺品整理の対象となる場所は全て確認することがポイントです。

支払いを完了させる

作業完了後、依頼者が作業内容を最終確認した上で所定の費用を支払います。支払いが完了したら、遺品整理の作業はすべて終了です。

遺品整理の作業当日の立ち合いはできるならやると良い

遺品整理の作業当日の立ち合いはできるならやると良い

不用品回収の際、立会いが必要かどうかは回収業者によって異なります。特に立ち会いが不要な場合、作業中の様子を見る必要もありません。

しかし遺品整理の場合、できるだけ立ち会ったほうがよい可能性があります。理由は以下の通りです。

  • 遺品を確実に仕分けできる
  • 懐かしい思い出に浸れる

理由についてそれぞれ見ていきましょう。

依頼した内容と相違が出ないために

立ち合いをすればその場で作業指示や要望が伝えられるため、依頼した内容との相違を防げます。

「こんなはずじゃなかった」と後悔したくない人は、なるべく立ち合いをするとよいでしょう。

また実家での遺品整理では、懐かしい思い出が蘇ることもあります。依頼者の中には、実家の部屋の様子を記念に写真に撮り、思い出を大切にしている方も。家族やご近所との交流もあり、故人の昔話をすることで悲しみが和らぐこともあります。

残すべき物の判断をするために

遺品整理では、ひとつひとつの品物をその場で確認して仕分けることが重要です。これにより、自分の意に沿った整理が可能。「捨ててほしくない物を捨てられてしまった!」という心配もなくなります。

遺品整理は片付け

遺品整理は片付け

大切な家族が亡くなると、遺品整理が必要になります。賃貸物件を引き払ったり、不動産を売却したりする際には、急いで遺品整理を行わなければならないこともあります。

遺品整理は気持ちが落ち込んでいる中での作業であり、多くの人にとって重荷となるかもしれません。そんなときは、遺産整理業者に依頼することも一つの選択肢です。

初めて依頼する場合は不安もあるかもしれませんが、遺品整理業者はプロの集まりです。柔軟な対応をしてくれるところも多いので、自身のスケジュールや立ち会いについて相談してみましょう。

何も分からない状態でも、遺品整理業者に問い合わせてみることが大切です。丁寧な対応で安心感を与えてくれるはずですので、お気軽に相談してみてください。

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