洗濯物を干す際に、物干し竿を使用している人は多いでしょう。この物干し竿も消耗品のため、いつかは買い替えないといけません。
しかし、この物干し竿の捨て方をご存知な人はどのくらいいるでしょうか?なかなか買い替える物ではないため、いざ捨てるときに困るという人も多いはず。
そこでこの記事では、物干し竿の捨て方や注意点をまとめました。
読めばわかること
・物干し竿の捨て方
・処分時の注意点
最後まで読んで、物干し竿を捨てるときに困らないように備えてくださいね。
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目次
物干し竿は粗大ゴミで捨てることが多い
結論からいえば、物干し竿は粗大ゴミとして処分することが多いでしょう。理由としては多くの自治体では30cmを超えるゴミは粗大ゴミに分類されるから。
物干し竿も例外なく30cmを超え、長い物では2mを超えるものもあります。そのため、大きさとしては粗大ゴミです。
ですがもしご自身でカットでき、30cm未満にできるのであれば可燃ゴミ・不燃ゴミとして出すことも可能。可燃か不燃かは素材によって異なります。
いずれにしても自分でカットしないといけません。カットしない場合は粗大ゴミと考えて間違いないでしょう。
物干し竿の捨て方4選
それではここから、物干し竿の捨て方をご紹介します。捨て方は、大きく分けて4つです。
- 粗大ゴミで捨てる
- 分解して不燃ごみで捨てる
- 不用品回収業者に引き取りに来てもらう
- 買い替え時に引き取りしてもらう
それぞれ詳しく確認してみましょう。
粗大ゴミで捨てる
まず1番単純な方法は前述のとおり、粗大ゴミで出す方法です。粗大ゴミとして出すのであれば、ゴミ収集所に持っていくだけで回収してもらえるでしょう。
多くの自治体では粗大ゴミ専用のシールをゴミに貼って出せばOKです。場合によってはゴミ収集所に連絡を入れないといけないこともありますが、各自治体によって異なります。
もし複数本ある場合は、必ず束ねるようにしましょう。束ないと、1本1本にシールを貼らないと回収してもらえません。
無駄な出費を抑えるためにも、複数本ある場合には束ねるようにしましょう。
また、物干し竿は長さ調整ができて、短くできるものがあります。もし物干し竿を捨てるときは、可能な限り短くして出しましょう。
理由としては、自治体によっては2mを超える粗大ゴミが「適正処理困難物」となる可能性があるためです。これは各自治体によって変わりますので、物干し竿を出す前に役所などに確認をとってみてください。
とはいえ短くして2mに収まるようにすれば、問題ありません。短くできるものは出来る限り短くして出しましょう。
処分前に自治体に確認してください
分解して不燃ごみで捨てる
30cmを超えれば粗大ゴミですが、30cm未満にカットできたら不燃ゴミとして出せます。その場合、家庭ゴミとして出せば問題なく回収してもらえますよ。
ほとんどの物干し竿はスチール・アルミ・ステンレスといった素材が使われています。これらのゴミは一般的に不燃ゴミに分類されるので、カットした物干し竿は不燃ゴミとして出しましょう。
カットする際には怪我に十分注意してください。特に切り口は鋭利なため、少し危険を伴いますよ。
竹やプラスティックなら可燃ごみ
もし竹やプラスティックでできた物干し竿であれば、不燃ゴミではなく可燃ゴミとして処分可能。多くの自治体ではこれらのゴミは可燃ゴミとして処分しているためです。
そのほかにも可燃ゴミの素材であれば可燃ゴミになると注意してください。物干し竿=不燃ゴミではないので、必ず素材を確認しましょう。
不用品回収業者に引き取りに来てもらう
素材の確認やカットが面倒だという人は、不用品回収業者に引き取ってもらうのが手っ取り早いですよ。不用品回収業者であれば、大きさや素材に関係してもらえるでしょう。
そのため、適正処理困難物だとしても関係ありません。自分でカットするなどの手間もなく、すぐに回収してもらえるので面倒くさい人におすすめです。
とはいえ物干し竿だけで不用品回収業者を使うと、少し割高。そのため、もし利用する際には他のゴミも一緒に処分したいという人におすすめですよ。
ゴミが多く一気に処分したいという人はぜひ検討してみてください。
お金はかかりますが楽できます
不用品回収業者に依頼するメリット・デメリットはこちらの記事で詳しく解説しています。
買い替え時に引き取りしてもらう
カインズやコーナンなどのホームセンターであれば、買い替え時に物干し竿を引き取ってもらえる可能性があります。多くの場合の条件は以下のとおり。
- 物干し竿を買った際に引き取り可能
- 引き取り時に購入レシートが必要
- コンクリート支柱付きは引き取り不可
- 1点につき同数のみ引き取り可能
このような条件がある場合がほとんどです。新しい物干し竿を買ったときに、古い物干し竿を買った同数引き取ってもらえると考えてください。
引き取りは購入店舗への持ち込みが主流。そのため、購入時のレシートなど購入を証明するものが必要です。また、コンクリート支柱付きのものは引き取ってもらえないことが多いので注意しましょう。
物干し竿の付属品や種類別の捨て方
物干し竿自体の捨て方はなんとなくわかっていただけたでしょうか。ここからは物干し竿の付属品や種類別の捨て方をご紹介します。
特に付属品は知らないといけないことがあるので、必ずチェックしましょう。
物干し台・スタンドの捨て方
物干し台・スタンドには大きく分けて2種類あります。
- プラスティック製
- コンクリート製
プラスティック製の物干し台は中に水や砂を入れて使うタイプ。その場合は中身を捨てて、燃えるゴミとして出せますよ。ただしプラスティックが不燃ゴミの自治体では不燃ゴミとなるので注意しましょう。
なお、万が一30cmを超える場合は粗大ゴミなのでサイズは確認してくださいね。
一方で、コンクリート製の物干し台は捨てることができません。コンクリートのものは適正処理困難物として対処され、家庭ゴミ扱いではないためです。
この場合、処分方法は以下の2つ。
- 物干し竿を新しく買った店舗に引き取ってもらう
- 不用品回収業者に依頼する
このうち、店舗では引き取ってもらえない可能性があります。店舗でも適正処理困難物を対処できないかもしれないからです。
対処できる店舗であれば、引き取ってもらえるでしょう。確実に処分したい場合には、不用品回収業者へ依頼するのが確実です。
不用品回収業者であれば、資格・許可を得ているため適正処理困難物の対応も可能。物干し竿自体も引き取ってくれるため、確実に処分したい場合には検討してください。
室内用物干しの捨て方
室内用物干しも基本的には通常の物干し竿と捨て方は変わりません。30cmを超えるものは粗大ゴミ、そうでないものは不燃ゴミとして捨てられます。
なお、ワイヤーを伸ばして干すタイプの商品の場合も不燃ゴミです。本体はプラスティックのため、燃えるゴミに分類される自治体も多いでしょう。
しかし、ワイヤーは金属に分類されます。そのため、本体がプラスティックだとしてもワイヤー部分を考慮して不燃ゴミとしての対応となりますのでご注意ください。
物干しラックの捨て方
物干しラックの場合、可能な限り解体して捨てましょう。多くの場合アルミやスチールなどが使われていますが、解体することで不燃ゴミサイズになる場合があります。
粗大ゴミとなるとお金が必要です。しかし、不燃込みであれば無料で処分可能。
そのため、物干しラックを処分するときは可能な限り解体し、小さくして捨てましょう。
物干し竿を解体する方法と注意点
物干し竿の捨て方を解説してきました。ここからは、捨てる際に解体する方法をご紹介します。
少し危険なので、無理しないようにしましょう
パイプカッターで解体できる
物干し竿はパイプカッターで解体可能です。不慣れな人は電動のパイプカッターを選びましょう。
電動パイプカッターがおすすめな人は以下のとおりです。
- 力に自信のない人
- DIYに慣れていない人
- どんなものを買えば良いかわからない人
電動のパイプカッターなら、普通のカッターでは切りにくい素材のものも簡単に切断可能。力に自信がなくても、慣れていなくても大丈夫です。
とりあえずどんなものが良いかわからない人も、電動パイプカッターを選びましょう。扱いやすく、木製の物干し竿でも切れるため便利ですよ。
30cm未満になるように切断する
物干し竿を切るときは、必ず30cm未満になるようにカットしましょう。30cm未満でないと不燃ゴミとして回収してもらえないので、切断する意味がなくなります。
30cm未満でないのであれば、粗大ゴミで出さないといけません。カットする場合は、必ずサイズを測って30cm未満になるようにしてください。
切り口が危険なので注意
パイプカッターで切った後は切り口が鋭利です。さらに、スチールやアルミは硬いため切り口には十分注意しましょう。
不注意で触ってしまうと、皮膚を切る恐れもあります。電動のパイプ亜kったーであれば切ること自体は簡単ですが、不慣れな人は切った後の扱いに注意してくださいね。
物干し竿は不用品回収業者が引き取りしてくれる
物干し竿の処分方法について解説しました。注意点は以下のとおりです。
- 30cmを超えるものは粗大ゴミ
- カットして30cm未満にすれば不燃ゴミ
- コンクリート製の物干し台は適正処理困難物で処分が難しい
これらの注意点があり、物干し竿を自分で処分するとなると少し面倒。忙しい時など、少しでも手間を省きたいという人はぜひ不用品回収業者に依頼してください。
不用品回収業者であればカットする手間も要らず、コンクリート製の適正処理困難物でも処分可能。処分の手間が面倒な人ほどおすすめですよ。
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