「日本人形を捨てたいけれど、罪悪感があって捨てにくい…」と悩んでいませんか。人の形をしているため、捨てにくい日本人形ですが、しっかりとした手順を踏めば処分は難しくありません。
この記事でわかること
・日本人形の処分方法
・日本人形の供養方法
・日本人形の処分費用相場
今回は日本人形の処分や供養する方法について解説。最後まで読めば、自分に合った方法で納得して処分することができます。
長い間共に過ごしてきた日本人形に感謝の気持ちを込めて、丁寧に処分することが大切です。
日本人形の処分方法がわからずに困っている方も、この記事を読めば安心して手放せるようになるでしょう。
すぐに処分するなら下記から!
- 大阪で不用品回収はこちら
- 東京で不用品回収はこちら
- 静岡で不用品回収はこちら
- 福岡で不用品回収はこちら
- 愛知で不用品回収はこちら
- 埼玉で不用品回収はこちら
- 神奈川で不用品回収はこちら
- その他のエリアはこちら
日本人形は供養して処分するかは人それぞれ
日本人形は日本の伝統文化を象徴する工芸品であり、美しい造形と細やかなディテールが特徴
です。
多くの家庭で長年にわたり大切に保管されてきたものですが、家族構成の変化や住環境の変化に伴い、日本人形を処分することを検討する時が来ることもあります。
その際に多くの人が「供養してから処分すべきか、それとも単に捨てるだけでよいのか」と悩むのではないでしょうか。もちろん日本人形の捨て方に明確なルールはありません。
しかし日本人形には「魂が宿る」とされる信仰があるため、供養をしてから処分することが一般的です。
特に長年大切にされてきた人形に対しては、感謝の気持ちを込めて供養するとなおよいでしょう。
しかし供養を行わずに処分することも間違いではありません。供養の有無は個々の価値観や信仰に委ねられるケースが多いためです。
宗教的な背景や個人の信条によって、供養の必要性を感じるかどうかは異なります。そのため供養を行うかどうかは最終的には自分自身の判断で問題ありません。
重要なのは自分の気持ちに正直になり、納得できる形で日本人形を処分することです。人形への思い入れを考慮しながら、処分方法を検討していきましょう。
日本人形の7つの処分方法
日本人形を処分する方法は主に7つあります。以下に処分方法とポイントを簡単にまとめました。
処分方法 | 簡単な説明 |
自治体の一般ゴミ・粗大ゴミで出す | 日本人形のサイズや材質に応じて、一般ゴミまたは粗大ゴミとして処分。自治体の指示に従うことが必要。 |
不用品回収業者に依頼する | 不用品回収業者に依頼して、日本人形を手軽に処分。大型や大量の人形も一括して引き取ってもらえる。業者選びが重要。 |
神社・仏閣で供養してもらう | 神社や仏閣で供養を依頼し、日本人形を手放す方法。供養の費用は数千円から数万円程度。事前に詳細を確認することが大切。 |
フリマアプリやオークションサイトで売る | 状態が良く価値のある日本人形はフリマアプリやオークションサイトで販売。詳細な情報と写真を掲載し、丁寧に梱包して発送。 |
施設やNPO団体などに寄付する | 不要な日本人形を施設やNPO団体に寄付。寄付先の受け入れ確認と、清潔な状態で送ることがマナー。 |
骨董品や美術品の専門店に買取を依頼する | 骨董品や美術品として価値のある日本人形を専門店で査定。複数店舗での査定比較が推奨される。 |
リサイクルショップに買取してもらう | 状態が良い日本人形をリサイクルショップで買取。店頭または出張買取で査定し、複数店舗で見積もりを取ると良い。 |
日本人形は処分方法によってかかる時間や料金も異なります。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
自治体の一般ゴミ・粗大ゴミで出す
日本人形を処分する最もシンプルな方法の一つは、自治体のゴミ収集サービスを利用することです。
ただし処分方法は日本人形のサイズや材質によって異なるため、自治体のルールを確認したうえで行いましょう。
分別・解体して一般ゴミ
日本人形が指定のごみ袋に入るサイズであり、自治体のルールで問題ない場合は、一般ゴミとして処分できます。
人形を分解したうえでプラスチックや布・金属といった素材ごとに分別してゴミ袋に入れ、指定された収集日に出しましょう。分別をしっかりと行えば、一般ごみとして処分も可能です。
一片30cm以上なら粗大ゴミ
日本人形が一片30cm以上の大きさである場合、多くの自治体では粗大ゴミとして扱われます。自治体に事前に申請し、粗大ゴミシールを購入してから、指定された収集日に出しましょう。
粗大ゴミの手数料は自治体によって異なるため、事前に確認しておきます。また粗大ごみシーツは多めに貼ってもお釣りは出ません。ぴったりの金額を用意しましょう。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼すれば、日本人形を手軽に処分できます。業者なら自宅まで来てくれるうえ、大型の人形や大量の人形を一括で引き取り可能です。
大きな人形を自分で運ぶ必要はなく、手間をかけずに処分できます。また買取可能なものがあれば、その場で査定してもらいましょう。
不用品回収業者を利用する際には、業者選びに注意が必要です。悪徳業者による高額請求や、不法投棄のリスクがあるため、信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
口コミや評判を調べ、複数の業者から見積もりを取っておくとトラブルになりません。
神社・仏閣で供養してもらう
「人形をそのまま捨てるのは罪悪感がある…」と悩んでいるなら、信者やお寺で供養をしてもらいましょう。
多くの神社やお寺では、人形供養の儀式を行っており、特定の日時に供養祭が開かれることもあります。
供養を依頼する際は、事前に神社やお寺に連絡し、供養の詳細や費用について確認することが大切です。
供養の費用は場所によって異なりますが、一般的には数千円から数万円程度が相場です。供養の際には、感謝の気持ちを込めて人形をきれいにしてから持参すると良いでしょう。
供養を経て日本人形を手放すことで、気持ちの区切りをつけることができます。
フリマアプリやオークションサイトで売る
状態が良く、価値のある日本人形であれば、フリマアプリやオークションサイトで販売してもよいでしょう。特に以下のような人気作家が作った日本人形は、思わぬ高値で売れることがあります。
- 原田勝正(はらだ かつまさ)
- 田中義人(たなか よしひと)
- 西村文彦(にしむら ふみひこ)
- 柴田利則(しばた としのり)
- 石井良二(いしい りょうじ)
売却を行う際には、人形の状態を詳細に記載し、写真は5枚以上掲載して分かりやすくしましょう。また売れた後の発送作業には特に注意が必要です。
日本人形は繊細な作りのため、丁寧に梱包し、破損しないよう注意してください。特にガラスケース付きの人形の場合、ケースが割れないように十分な量の緩衝材を使用しましょう。
施設やNPO団体などに寄付する
不要になった日本人形を、施設やNPO団体に寄付する方法もおすすめです。例えば児童養護施設や高齢者施設では、日本人形が飾りとして喜ばれる可能性も。
またNPO団体の中には、寄付された人形を必要とする場所に届けたり、再利用する活動を行っています。
寄付を検討する際は、事前に寄付先の施設や団体に連絡し、受け入れが可能かどうかを確認してからにしましょう。また寄付する人形は清潔にしてから送るのがマナーです。
骨董品や美術品の専門店に買取を依頼する
日本人形の中には、骨董品や美術品としての価値が高いものがあります。高価な人形を持っている場合は、専門の骨董品店や美術品店で査定を依頼すると良いでしょう。
特に著名な作家が作った人形や、歴史的価値がある日本人形は高額で取引されることが少なくありません。
査定を依頼する際には、事前に人形の来歴や購入時の情報をまとめておくとスムーズです。また複数の店舗で査定を依頼し、買取価格を比較するのもおすすめ。
専門店での買取は混み具合によっては時間がかかるため、急いでいる時は注意しましょう。
リサイクルショップに買取してもらう
状態が良い日本人形であれば、リサイクルショップに持ち込んで買取してもらってもよいでしょう。
リサイクルショップでは家具や家電製品だけでなく、インテリア雑貨や趣味として日本人形を取り扱っているケースがあります。特に市松人形や雛人形など、デザイン性の高い人形は人気があり、高価買取が期待できます。
リサイクルショップでの買取は、店頭で査定を受けるか、出張買取を依頼しましょう。また買取価格に納得がいかない場合は、交渉も可能です。リサイクルショップを利用すれば、不要な人形を手軽に処分できるうえ、現金化もできます。
日本人形の供養の方法
「人形はどうしても捨てにくい…」と感じるなら、供養したうえで手放すのがおすすめです。供養の方法はいくつかありますが、主に以下の方法がよいでしょう。
- 自分で供養する
- 神社・お寺で供養する
- 遺品整理業者に供養と処分を依頼する
- 不用品回収業者や便利屋は供養も代行できる
供養は人形を処分すると同時に、感謝の気持ちも伝えられます。くわしく見ていきましょう。
自分で供養する
日本人形は自宅でも簡単に供養が可能です。以下の手順に沿って行いましょう。
- 清潔な場所を用意する
- 人形を綺麗にする
- 心を込めてお祈りする
- 感謝の気持ちを持ちつつ捨てる
自宅で供養を行う場合、まずは清潔な場所を用意し、感謝の気持ちを込めて日本人形をきれいにします。
次に心を込めてお祈りをし、人形を丁寧に扱いましょう。供養は手を合わせて静かに祈るだけでも十分です。感謝の気持を持って行いましょう。
神社・お寺で供養する
より本格的に供養するなら、神社やお寺に依頼しましょう。多くの神社やお寺では、人形供養のための特別な儀式や祭りを行っています。
供養の際には、清潔な状態で日本人形を持参し、感謝の気持ちを込めて引き渡しましょう。供養の費用は、場所や儀式の内容によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。
遺品整理業者に供養と処分を依頼する
遺品整理業者を利用して、日本人形の供養と処分を一括で依頼する方法もあります。業者によっては、供養のサービスを提供しているところもあり、処分と供養を同時に行えます。
サービス内容や費用については、事前に業者と詳細を確認し、自分の希望に合ったプランを選びましょう。遺品整理業者を利用すれば、手間を省きつつ、簡単に供養と処分が行える点がメリットです。
不用品回収業者や便利屋は供養も代行できる
不用品回収業者や便利屋の中には、供養の代行サービスを提供しているところもあります。日本人形の供養を専門に扱う業者もあるため、処分と合わせて供養もお願いすることができます。
業者に依頼する際には、供養の方法や費用、対応可能な地域などを確認し、信頼できる業者を選ぶことが大切です。
供養を含むサービスを利用することで、手間をかけずに適切な処分や供養が可能です。
日本人形の処分法別費用相場
日本人形の処分方法には、様々な方法があり、それぞれ費用相場が異なります。ここでは処分方法ごとの費用について見ていきましょう。
処分方法 | 費用相場 |
一般ゴミ・粗大ゴミとしての処分 | 一般ゴミは無料~数百円程度。粗大ゴミは数百円から数千円程度。 |
不用品回収業者による処分 | 数千円から数万円程度。業者によっては供養サービスが含まれる場合もあり。 |
神社・お寺での供養 | 数千円から数万円程度。供養の内容や場所によって変動。 |
リサイクルショップや買取店 | 買取価格は数百円から数万円の範囲。状態や価値によって異なる。 |
一般ゴミ・粗大ゴミとしての処分
自治体によって異なりますが、一般ゴミは無料またはごく少額、粗大ゴミは数百円から数千円程度の手数料がかかることがあります。
不用品回収業者による処分
回収の種類や量によりますが、一般的には数千円から数万円程度。業者によっては供養サービスが含まれる場合もあります。
神社・お寺での供養
供養の費用は、一般的には数千円から数万円程度。供養の内容や場所によって変動します。
リサイクルショップや買取店
状態や価値によりますが、買取価格が設定されることが多いです。数百円から数万円の範囲にに収まるケースがほとんどです。
日本人形の処分や供養の注意点
日本人形は処分や供養に関する注意点を守ると、さらに気持ちよく手放せます。以下の点に注意しながら処分しましょう。
ガラスケースは分別するルールを守る
日本人形を処分する際には、ガラスケースなどの付属品を分別しましょう。自治体によっては、ガラスやプラスチックの処分方法が異なるため、分別ルールを守って適切に処理しなければなりません。
ガラスケースは別途、資源ごみや不燃ごみに出すなどのルールに従うことが求められます。
寄付・買取で手放す場合は人形をキレイにする
寄付や買取を検討する際には、日本人形を清潔にしてから手放すのがマナーです。汚れや傷がない状態にしておくことで、受け入れ先や買取価格によい印象を持ってもらえるでしょう。
特に寄付をする場合、清潔なものほど喜ばれます。丁寧に手入れをしましょう。
供養するなら事前に問い合わせをする
供養を希望する場合は、事前に神社やお寺、業者に問い合わせを行い、供養の方法や費用、必要な準備について確認するとよいでしょう。特に供養の儀式や日程、必要な手続きについて詳しく把握しておくことで、スムーズに供養を行えます。
悪徳不用品回収業者に騙されないようにする
不用品回収業者を利用する際には、悪徳業者による高額請求や不法投棄に注意が必要です。信頼できる業者を選ぶためにも、口コミや評判を確認しておきましょう。
また契約内容や料金についても十分に確認し、納得した上で依頼するとトラブルになりません。
日本人形を処分するなら片付け侍へ
日本人形の処分や供養にお悩みなら、専門の「片付け侍」にご相談ください。片付け侍では、経験豊富なスタッフが日本人形の適切な処分と供養をお手伝いします。
丁寧で迅速な対応で、あなたの大切な日本人形を心を込めて処分します。安心してご依頼いただけるよう、細かなサービス内容や料金についても事前にご説明いたします。お困りの際は、ぜひご連絡ください。
すぐに処分するなら下記から