一斗缶・ドラム缶の捨て方!自治体の処分は可能?処分費用や塗料の処分まで解説!

一斗缶・ドラム缶の処分にお困りではありませんか?どうやって捨てたらいいのか分からず、放置してしまってはいませんか?

なかには一斗缶・ドラム缶にペンキなどが残っていて、なおさら捨てられない場合もあるでしょう。ここでは、一斗缶・ドラム缶の処分方法や余ってしまったペンキの廃棄方法をご紹介します。

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一斗缶・ドラム缶は何ゴミ?自治体回収の現状

一斗缶・ドラム缶は何ゴミ?自治体回収の現状

一斗缶・ドラム缶が自治体で回収してもらえるかどうかは、自治体によって違います。また、回収方法にも違いがあります。一斗缶・ドラム缶、それぞれの自治体での回収方法を見てみましょう。

一斗缶は缶として自治体回収が可能

一斗缶はJIS規格によってサイズが決まっています。

一斗缶のサイズ

  • 天板・地板の一辺の長さ…238.0±2.0mm
  • 高さ…349.0±2.0mm
  • 質量…1140±60g
  • 容量…19.25±0.45リットル

一斗缶は缶もしくはフライパンや鍋と同様、金物として回収しています。ですが、一斗缶のサイズが粗大ゴミに該当する自治体もあります。

缶、もしくは金物として回収している場合は、中身を洗い流し回収日に集積所へ持っていきましょう。

粗大ゴミとして回収している場合は、自治体のルールに基づき回収依頼をしてください。

ドラム缶は自治体の回収ができない場合もある

自治体によっては、粗大ゴミとしてドラム缶の回収を行っています。粗大ゴミとして回収している場合は、自治体のルールに基づき回収を依頼してください。

しかしドラム缶の場合、一斗缶とは違って回収そのものを行っていない自治体もあるため、注意が必要です。ドラム缶の回収ができるかどうかは、お住いの自治体に確認してみましょう。

一斗缶・ドラム缶の4つの処分方法

一斗缶・ドラム缶の4つの処分方法

一斗缶やドラム缶の処分方法は大きく分けて4つあります。処分したい一斗缶・ドラム缶の数や状態、中身の有無によって、自分に合った処分方法を選びましょう。

自治体の不燃ゴミ・粗大ゴミで処分

一斗缶を自治体で処分する場合、缶・金物などの不燃ごみとして処分するか、粗大ゴミとして処分します。どちらの場合も中身は空にして、軽くすすぐなどきれいにしておくことが必要です。

一斗缶が粗大ゴミに該当する自治体であっても、解体して小さくすれば缶・金物として処分できるので、工具などを持ってる場合は解体してもよいでしょう。

一斗缶の解体方法

  1. 一斗缶の天板の3辺に切り込みを入れる
  2. 金づちなどで叩いて内側へ折り込む
  3. 一斗缶をひっくり返して、1と2の作業を繰り返す
  4. 一斗缶を横にして板状になるよう踏みつぶす

ドラム缶は粗大ゴミに該当しますが、自治体によっては回収を行っていない場合があるので、お住まいの自治体に確認しましょう。

不用品回収業者に回収してもらう

一斗缶が大量にある、自治体がドラム缶を回収していないなどで処分に困っている方は、不用品回収業者への依頼を検討してはいかがでしょうか。

不用品回収業者への依頼がおすすめな場合

  • 一斗缶・ドラム缶が大量にある
  • ドラム缶の処分方法が分からない
  • 中身が残っている一斗缶がある
  • 一斗缶・ドラム缶以外にも処分したいものがある

中身が残っている一斗缶・ドラム缶の処分は、業者によっては対応していませんので依頼の前に確認してください。

不用品回収業者なら自宅まで回収に来てくれるので、かさばる一斗缶や重たいドラム缶を集積所まで運ぶ必要はなく、早ければ即日処分してくれます。

ただし回収費用はトラック一台分で算出される場合が多いため、一斗缶ひとつでは料金が割高になることがあります。

数が多い、一斗缶やドラム缶以外にも処分したいものがあるなどの場合に依頼するとよいでしょう。

不用品回収業者の相場はこちらの記事で紹介しています。

塗装業者に回収してもらう

一斗缶・ドラム缶にペンキなどの塗料が残っている場合、塗装業者に引き取ってもらう方法があります。

ペンキは固まってしまえば自治体の燃えるゴミに出せることがほとんどですが、液体のままではどうすることもできません。

その点、塗装業者であれば一斗缶・ドラム缶ごとペンキなどの塗料を回収してくれます。ただし回収業者の数は多くないため、近くに回収可能な塗装業者がある場合に限られます。

再生リユース・リサイクル業者に回収・買取依頼

再生リユース・リサイクル業者でも、一斗缶やドラム缶を回収しています。なかには、改修費が無料だったり買取してくれたりする業者も。

一斗缶・ドラム缶は貴重な資源です。再生リユース・リサイクル業者であれば、回収した一斗缶・ドラム缶を再生してくれるため、環境に配慮した処分ができます。

中身が空であれば回収・買取してくれる業者もありますが、なかには解体・プレスされている場合に限るなど、条件がある場合があります。事前に回収条件を業者に確認しましょう。

一斗缶・ドラム缶の処分費用

一斗缶・ドラム缶の処分費用

一斗缶・ドラム缶の処分にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか?処分費用の目安を見てみましょう。

一斗缶の処分費用の目安一覧

一斗缶の処分費用は、処分方法によって異なります。おおまかな目安は以下の通りです。

処分方法費用
自治体(不燃ごみの場合)無料
自治体(粗大ゴミの場合)500円~1000円ほど
不用品回収業者4,000円~
塗装業者・リサイクル業者無料~3,000円ほど

自治体に処分を依頼する場合の料金は自治体によって違います。また回収か持ち込みかによっても変わります。缶・金物などの不燃ゴミに該当する場合は無料です。

リサイクル業者なら、無料で引き取りをしてくれる可能性があります。加えて一斗缶の状態によっては買い取ってもらえることもあるため、業者に問い合わせてみるとよいでしょう。

ドラム缶の処分費用の目安一覧

ドラム缶の処分費用も一斗缶同様、処分方法によって異なります。おおまかな目安は以下の通りです。

処分方法費用
自治体(粗大ゴミの場合)500円~1,000円ほど
不用品回収業者6,000円~
塗装業者・リサイクル業者無料~30,000円ほど

自治体によってはドラム缶の回収を行っていない場合があります。事前に回収を行っているか確認しましょう。自治体で回収している場合、粗大ゴミとなる場合がほとんどです。

リサイクル業者に回収を依頼する場合、再生可能なドラム缶については買取をしてもらえる可能性があります。買取を希望する場合は、お近くのリサイクル業者に問い合わせましょう。

一斗缶・ドラム缶を廃棄する時の注意点

一斗缶・ドラム缶を廃棄する時の注意点

一斗缶・ドラム缶を廃棄する場合は、いくつか注意点があります。怠ると回収に応じてもらえなかったり、思わぬトラブルに巻き込まれたりするかもしれません。

注意点をよく確認し、正しく処分しましょう。

中身を捨ててから処分する

一斗缶・ドラム缶を処分する際は、必ず中身を空にしてからにしましょう。中身を空にしたうえで、軽くすすいできれいにしておくとよいですね。

一斗缶やドラム缶はペンキや灯油などそのまま廃棄できない中身の場合も多いため、環境のためにも適切に処理しておくのがおすすめです。

もし中身が大量に余っている場合は別容器に移し替えるか、中身がペンキなどの塗料なら塗料業者、その他なら不用品回収業者に相談してみましょう。

業務用は産業廃棄物になる

業務用の一斗缶やドラム缶は通常の回収はできません。産業廃棄物として処分しましょう。お近くの産業廃棄物処理業者に依頼してください。

都道府県の知事から認可を受けた産業廃棄物処理業者を選びましょう。

回収業者が有資格業者か確認する

残念な話ですが、回収業者のなかには自治体から許可を得ていない悪質な業者も存在します。よく調べないまま悪質な業者に依頼してはいけません。

あとになって高額請求をされたり、処分を依頼した一斗缶・ドラム缶を不法投棄されたりするトラブルが起こる可能性も。

不用品回収業者やリサイクル業者、産業廃棄物処理業者が有資格業者かどうかは必ず確認しましょう。

一斗缶に余ったペンキ・塗料を処分する方法

一斗缶に余ったペンキ・塗料を処分する方法

ペンキなどの塗料が残ったままの一斗缶は、回収してもらえない場合があるため、残っている場合は処分しなくてはいけません。

ペンキが大量にある場合や費用などより詳しい処分方法については、ペンキの処分方法の記事をご覧ください。

新聞紙や布にしみ込ませて捨てる

一斗缶に余ったペンキが少量の場合は、新聞紙や布を使って処分するとよいでしょう。気分が悪くなったり引火したりする事故を防ぐために、風通しの良いところで作業しましょう。

新聞紙の場合新聞紙を広げ、ペンキを塗り広げてから乾かす
布の場合ペンキをしみこませてから乾かす

ペンキが乾いた後は、一般ゴミ(燃えるゴミ)として処分できます。指定ゴミ袋に入れて集積所に持っていきましょう。

固化剤で固めて捨てる

ペンキの残量が多い場合、新聞紙に塗り広げていては時間も手間もかかります。その場合は、高吸水性樹脂でペンキを固める「塗料固化材」を使用しましょう。

塗料固化材には、水性ペンキ用と水性・油性ペンキ両方に使えるものなど種類があるため、購入の際はよく確認してください。

固化剤を使った処分方法

  1. ペンキに固化剤を入れてよくかき混ぜる
  2. ペンキが固まり始める
  3. 新聞紙の上などに取り出してよく乾かす
  4. 乾いたら新聞紙ごと指定ゴミ袋に入れ集積所へ持っていく

固形剤を使って固めたペンキは、一般ゴミ(燃えるゴミ)として処分できることもありますが、自治体では回収していない地域もあります。集積所に持って行く前に、お住いの自治体に確認してください。

水性なら排水溝に流して捨てれる

ペンキが水性で、少量であれば排水溝に流して捨てられます。処分する際はペンキを水で薄め、水を流しながら捨ててください。

ですが、排水溝が詰まるトラブルが起こらないとは言えないので、できるだけ流さず別の方法で捨てる方がよいですね。

油性の場合は、絶対に排水溝に捨てないでください。ペンキが排水溝内で固まり、トラブルが起こったり水質・環境など汚染させてしまったりする恐れがあります。

一斗缶・ドラム缶の処分なら片付け侍へ

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