「不要になったエアコンの処分方法は?」「処分にかかる費用を抑えるにはどうすればいい?」などと悩んでいませんか?
エアコンの処分には、家電リサイクル法に従った方法が必要です。適切な手順を踏めば意外と簡単に、かつ費用を抑えて処分できます。
本記事では、エアコンを処分するための具体的な方法やリサイクル料金の支払い方法、費用を節約するためのアドバイスまで詳しく解説します。
この記事を読めば
・処分の基礎知識
・処分方法
・処分にかかる費用
・処分時の注意点
これらが全てわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
エアコン捨てるには家電リサイクル法に注意
エアコンの処分を考える際、家電リサイクル法を無視してはいけません。家電リサイクル法は、使用済みの家電製品を環境に優しく、かつ効率的にリサイクルすることを目的としています。
エアコンは家電リサイクル法によって特別な取り扱いが必要な家電の1つに指定されており、通常のゴミとして処分してはいけません。エアコンを処分する際には、法律に従った正しい手順を踏む必要があります。
解体して粗大ごみでは捨てられない
エアコンは粗大ごみとして捨てることはできません。家電リサイクル法により、エアコンを含む特定の家電製品は、専門の処理施設で適切に分解・処理する必要があります。
分解することでエアコン内部の有害物質が適切に処理され、再利用可能な資源が回収されます。エアコンを処分する際には、指定された回収業者や施設に持ち込むなど、法律に則った方法で処分することが大切です。
処分にはリサイクル費用がかかる
エアコンを処分する際には、リサイクル費用が発生します。エアコンを適切に分解し、再利用可能な部品や材料を回収するためのコストをカバーするものです。
リサイクル費用は、エアコンのメーカーやモデルによって異なり、処分する際には費用を計画に含める必要があります。リサイクル費用を支払えばエアコンは専門の施設で適切に処理され、資源の再利用が可能になります。
エアコン処分の際は、費用を考慮し、予算を適切に管理することが重要ですよ。
エアコンを処分する8つの方法
エアコンを捨てる際には、以下の方法で処分しましょう。
- 指定引取場所への持ち込み
- 不用品回収業者に引き取り処分を依頼
- 購入店に引き取りしてもらう
- ヤマダ電機などの家電量販店で引き取り
- 買い替え時ならお店に引き取ってもらう
- 引っ越し業者に引き取ってもらう
- フリマアプリ・オークションサイトで売る
- リサイクルショップの買取
それぞれ詳しく解説します。
指定引取場所への持ち込み
多くの自治体では家電リサイクル法に基づき、エアコンなどの家電製品を引き取るための指定場所を設けています。自分でエアコンを運び出して処分場まで持ち込む必要がありますが、比較的低コストで処分できることが最大のメリットです。
ただし、エアコンのサイズや重量、運搬手段の確保など、事前に準備が必要です。そのため、計画的に行動しましょう。
不用品回収業者に引き取り処分を依頼
不用品回収業者はエアコンの取り外しから運搬、処分までを一手に引き受けてもらえます。そのため、手間をかけずに処分したい場合に最適です。
専門の業者に依頼することで、安全かつ適切に処分してもらえる安心感もあります。事前に複数の業者から見積もりを取り、サービス内容と費用を比較検討することが大切です。
>>不用品回収・粗大ゴミ回収の片付け侍
購入店に引き取りしてもらう
エアコンを購入した店舗に引き取りを依頼すれば、新しいエアコンの購入と同時に古いエアコンの処分を行えます。店舗によっては引き取りサービスを提供しており、場合によっては費用が無料になることも多いです。
全ての店舗でサービスが提供されているわけではないため、購入前にサービスの有無や条件の確認が重要です。
ヤマダ電機などの家電量販店で引き取り
家電量販店でのエアコン引き取りサービスは、処分に困っている多くの人にとって便利な選択肢です。ヤマダ電機をはじめとする大手家電量販店では、不要になったエアコンの引き取りサービスを提供しています。
サービスを利用することで、エアコンの適切なリサイクル処理が保証され、環境への影響も最小限に抑えられます。ただし、引き取りには一定の費用がかかる場合があるため、事前に確認しておくことが大切です。
買い替え時ならお店に引き取ってもらう
新しいエアコンを購入する際には、古いエアコンの引き取りを同時に依頼できます。多くの家電量販店やエアコン専門店では、新品購入時に限り、古いエアコンの引き取りサービスを低価格または無料で提供しています。
サービスを利用することで、エアコンの処分に関する手間や費用を大幅に削減することが可能です。また、専門業者による適切な処理が行われるため、環境保護にも貢献できます。
購入予定の店舗で引き取りサービスが提供されているか事前に確認し、利用条件や手続きの詳細を把握しておきましょう。
引っ越し業者に引き取ってもらう
引っ越しを機にエアコンを処分したい場合、引っ越し業者に引き取りを依頼することも1つの方法です。引き取りサービスを利用することで、エアコンの運搬と処分の両方を一度に解決できるため、非常に効率的です。
ただし、サービスの内容や費用は業者によって異なるため、複数の業者を比較して見積もりを取りましょう。引き取りに際してはエアコンの取り外し作業が必要になることが多いので、考慮する必要があります。
フリマアプリ・オークションサイトで売る
不要になったエアコンを新しい持ち主に引き継ぐ方法として、フリマアプリやオークションサイトの利用があります。エアコンがまだ使用可能な状態であれば特に有効です。
全国の様々な人々にエアコンを露出させることができ、適正な価格で売却するチャンスが広がります。ただし、売却にはエアコンの状態を正確に記載し、購入希望者とのコミュニケーションが必要です。
リサイクルショップの買取
リサイクルショップを利用したエアコンの買取は、直接的かつ迅速に不要なエアコンを現金化できる方法です。リサイクルショップでは、エアコンの状態や需要に応じて買取価格が決定されます。
店舗によっては、エアコンの取り外しから運搬までをサポートしてくれる場合もあり、手間をかけずに処分ます。しかし、買取価格は新品価格に比べて低くなることが多いです。
売却を検討する際には複数のリサイクルショップから見積もりを取り、最も条件の良い店舗を選びましょう。
古いエアコンの買取条件・状態
エアコンの買取を行う際にはエアコンが正常に機能していること、外観に大きな損傷がないことが求められます。使用年数も買取価格に影響を与える要素の1つであり、新しいモデルほど高価買取の可能性が高いです。
リモコンや取り付け用の部品が揃っている完全な状態であれば、さらに買取価格がアップすることが期待できます。事前にエアコンの状態を詳細にチェックし、可能な限り清掃してから買取店に持ち込みましょう。
エアコンの処分の費用|安く済ませる方法は?
エアコンを処分する際には、いくつかの費用が発生します。主な費用はリサイクル料金や運搬費用、場合によっては取り外し費用です。
ここでは、エアコンの処分にかかる費用や安く抑える方法をまとめます。
処分・廃棄にかかる費用
エアコンの処分にかかる費用を処分方法別でまとめると、以下のとおりです。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
指定引取場所への持ち込み | 2,000円~3,000円 |
不用品回収業者 | 10,000円~20,000円 |
購入店 | 5,000円~10,000円 |
ヤマダ電機などの家電量販店 | 5,000円~10,000円 |
買い替え時ならお店 | 0円~5,000円 |
引っ越し業者 | 5,000円~10,000円 |
フリマアプリ・オークションサイト | 5,000円~20,000円 |
リサイクルショップ | 0円~5,000円 |
処分方法によって費用は大きく変わり、中には無料または費用を抑えて処分できる方法があります。
ただし、無料で処分する場合、手間や時間がかかることも多いため注意しましょう。
費用を正確に把握するためには、事前に複数のオプションを検討し、見積もりを取ることが重要です
費用を節約するためのアドバイス
エアコン処分の費用を節約するためには、自治体の回収サービスやリサイクルセンターの利用を検討しましょう。可能な限り、低コストまたは無料のオプションを選ぶことが望ましいです。
また、新しいエアコンを購入する際には、古いエアコンの引き取りサービスを提供している店舗を選ぶと良いでしょう。不用品回収業者を利用する場合は、事前に複数の業者から見積もりを取り、最もコストパフォーマンスの高い業者を選択することが重要です。
アドバイスを参考に、エアコンの処分を計画的に行い、費用を抑えましょう。
ヤマダ電機による家電リサイクル回収
ヤマダ電機は、家電リサイクル法に基づいた家電製品の回収サービスを提供しています。環境保護と資源の有効活用を目的としており、使用済みの家電製品を適切に処理することで、リサイクル可能な資源を回収してくれます。
リサイクル法対象家電を買い替え
リサイクル法対象の家電製品を買い替える際、ヤマダ電機では古い家電の引き取りサービスを行っています。サービスを利用することで、新しい家電を購入すると同時に、古い家電を適切にリサイクル処理が可能です。
リサイクル法に基づいた正規の処理を保証し、消費者が安心して家電製品を処分できるようサポートしているのが特徴といえます。
ヤマダウェブコムで購入した場合
ヤマダ電機のオンラインストア、ヤマダウェブコムで家電製品を購入した場合も、サービスを利用できます。オンラインで購入した家電製品の配送時に、同時に古い家電製品の回収を依頼することが可能です。
そのため、家から一歩も出ることなく家電製品のリサイクル処理を行えます。購入と回収の手続きを簡単に行えるため、忙しい方や運搬手段がない方にとっても便利なオプションです。
リサイクル法対象家電の回収依頼(訪問・持ち込み)
ヤマダ電機では、リサイクル法対象家電の回収依頼を訪問回収または店舗への持ち込みによって受け付けています。専門スタッフが自宅にて家電製品を回収してくれるため、運搬が困難な家電製品の処分に非常に便利です。
一方、店舗への持ち込みを選択すれば、自分の都合に合わせて家電製品を直接店舗に持ち込めます。どちらの方法も、ヤマダ電機がリサイクル法に基づいた適切な処理を行ってくれるため、利用を検討しましょう。
エアコンを自分で取り外しできる?
エアコンの取り外しは、専門的な知識と適切なツールがあれば自分で行うことが可能です。しかし、専門的な作業も含まれているため、安全性を最優先に考える必要があります。
エアコンの取り外し方法
エアコンの取り外しには、まず電源を切り、プラグを抜くことから始めます。その後、室内機と室外機をつなぐ配管やケーブルを外し、室内機を壁掛けブラケットから外しましょう。
作業には、ドライバーやレンチなどの基本的な工具が必要になります。また、エアコンによっては、専用の取り外しツールが必要な場合もあるため、事前に取扱説明書を確認することが大切です。
取り外し作業は、落下や怪我のリスクがあるため、安全に十分注意しながら行ってくださいね。
室外機も撤去する場合
室外機の撤去は、室内機の取り外しよりも複雑で重量もあるため、より慎重な作業が必要です。室外機は通常、高所に設置されていることが多いため、脚立や足場を用意し落下や怪我に注意しながら作業を行います。
室外機を取り外す際には、冷媒ガスの処理が必要になることがあるため、専門的な知識と技術が求められます。安全性に不安がある場合や適切なツールがない場合は、プロに依頼することがお勧めです。
取り外しをするときの注意点
エアコンの取り外しを自分で行う場合、作業を始める前に必ず電源を切り、プラグを抜いてください。冷媒ガスの取り扱いには特別な注意が必要で、誤った処理を行うと環境への悪影響や健康被害を引き起こす可能性があります。
さらに、重量のある室外機の取り外しや高所での作業は転落や落下の危険が伴います。必ず安全措置を講じるか、専門の業者に依頼を検討してください。
自分でエアコンを処分・業者に処分してもらうのはどちらがいい?
エアコンの処分方法を選択する際には、自分で行うか、専門の回収業者に依頼するかを検討する必要があります。どちらの方法を選択するかは状況によって異なりますが、安全性と環境への影響を考慮して慎重に選択することが重要です。
エアコンは取り外しが難しく危険も伴う
エアコンの取り外し作業は専門的な知識と技術が必要なため、様々なリスクが伴います。電気配線の取り扱いや冷媒ガスの処理は専門的な技術が必要で、誤った取り扱いは事故や環境汚染につながるかもしれません。
また、室外機は重量があり高所に設置されている場合が多いため、転落や落下のリスクも考慮する必要があります。リスクを避けるためにも、エアコンの取り外しは専門の業者に依頼しましょう。
エアコンは回収業者に任せるのが無難
エアコンの処分を専門の回収業者に任せることが、最も安全で確実な方法です。エアコンの取り外しから運搬、適切な処分方法までを一貫して行ってくれるため、手間やリスクを最小限に抑えられます。
また、専門業者は環境規制に準拠した処分方法を採用しているため、環境への影響も配慮されています。安全性と環境保護の観点から、エアコンの処分は専門の回収業者に依頼することが望ましいと言えるでしょう。
エアコンを業者に処分してもらう際の注意点
エアコンの処分を専門業者に依頼する際は、以下の点に注意しましょう。
- 高額な請求に気を付ける
- 口コミや評判をチェックしてから依頼する
- 複数業者から見積もりをとる
- 許可を受けている業者か確認する
- サービス内容が充実してるか確認する
それぞれ詳しく解説します。
高額な請求に気を付ける
エアコン処分の際には、業者から不当に高額な請求をされないよう特に注意が必要です。市場相場を事前に調査し、異常に高い見積もりを提示する業者には警戒しましょう。
見積もりの際には、処分費用の内訳を明確にしてもらい、追加料金が発生しないよう事前に確認が大切です。契約前に全ての費用が明記された見積書を入手し、後から予期せぬ費用が請求されないようにしましょう。
口コミや評判をチェックしてから依頼する
業者を選ぶ際には、インターネット上の口コミや評判をチェックすることが有効です。過去にサービスを利用した人の意見や体験談は、業者選びの貴重な参考情報となります。
特に、対応の速さや費用の透明性、サービスの質などについての評価を重視し実際のサービス内容が期待に応えるものかどうかを確認しましょう。
複数業者から見積もりをとる
一つの業者だけでなく、複数の業者から見積もりを取ることで、サービス内容と費用を比較できます。複数の業者から最もコストパフォーマンスの高い業者を選ぶことが可能になります。
見積もりを取る際には、同じサービス内容で比較するように注意し、各業者の提供するサービスの詳細や条件をしっかりと確認しましょう。
許可を受けている業者か確認する
エアコン処分を行う業者が、適切な許可を受けて運営されているかを確認することが重要です。特に、廃棄物処理法に基づく許可や資格を持っているかどうかをチェックし、違法な処分を行っていないかを確認しましょう。
許可を受けている業者であれば、法律に基づいた適切な処分が保証され、安心してサービスを利用できます。
サービス内容が充実してるか確認する
処分費用だけでなく、サービス内容も業者選びの重要なポイントです。エアコンの取り外しから運搬、処分までの一連の流れをサポートしてくれるか、迅速かつ丁寧な対応をしてくれるかなどサービスの質にも注目しましょう。
また、環境に配慮した処分方法を取り入れているかどうかも、業者選びの重要な基準となります。充実したサービス内容を提供している業者を選ぶことで、エアコンの処分を安心して任せることができます。
エアコン処分は不用品回収業者に任せた方が安心
エアコンの処分は自分で進めることも可能ですが、不用品回収業者に依頼することで多くのメリットが得られます。エアコンの適切な取り外しから、環境に配慮した処理、運搬までを安全かつ効率的に行ってもらえるでしょう。
特にエアコンは重量があり取り扱いが難しいため、専門業者に依頼することで、事故や怪我のリスクを避けられます。
エアコンの処分を考えている場合は、信頼できる不用品回収業者に依頼することを検討してみてくださいね。
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